JPS6146526Y2 - - Google Patents
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- JPS6146526Y2 JPS6146526Y2 JP1984134521U JP13452184U JPS6146526Y2 JP S6146526 Y2 JPS6146526 Y2 JP S6146526Y2 JP 1984134521 U JP1984134521 U JP 1984134521U JP 13452184 U JP13452184 U JP 13452184U JP S6146526 Y2 JPS6146526 Y2 JP S6146526Y2
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- display
- voltage
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- input terminal
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカメラにおけるデジタル表示装置に係
り、特にアナログ入力情報に応じてデジタル表示
するようにしたカメラにおけるデジタル表示装置
に関するものである。
り、特にアナログ入力情報に応じてデジタル表示
するようにしたカメラにおけるデジタル表示装置
に関するものである。
最近のカメラは誰れでも簡単に取扱いができる
ようにするために露出値を自動的に設定できる機
構を備えている。たとえば、光電素子を介して得
られた情報にもとづいてシヤツタスピードあるい
は絞りの値を定めるとともにフアインダ内にこれ
らの値を表示する構造になつている。
ようにするために露出値を自動的に設定できる機
構を備えている。たとえば、光電素子を介して得
られた情報にもとづいてシヤツタスピードあるい
は絞りの値を定めるとともにフアインダ内にこれ
らの値を表示する構造になつている。
しかしながら、このような構造の表示装置は一
般に可動コイル形メータを用いているため、振動
に弱く、しかも経時変化を生じ、精度、安定性の
うえでも問題であつた。
般に可動コイル形メータを用いているため、振動
に弱く、しかも経時変化を生じ、精度、安定性の
うえでも問題であつた。
このような問題を解決するために公知の発光ダ
イオード、液晶などの表示素子を、フアインダ内
に組込んで表示させることも考えられるが、これ
らの素子は従来のように可動部分がないため振
動、精度、安定性などの問題は解決することがで
きる反面、デジタル素子機能しか有さないため、
デジタル表示値が多くなると、フアインダ内に収
納することがスペース上困難となる。たとえば、
カメラのシヤツタスピードを表示する場合には、
通常1/1000,1/500,1/250,1/100,1/60,1/3
0,1/15,1/8,1/4,1/2,1程度の値を用い
る。これだけのシヤツタスピードを表示するため
には各シヤツタスピードに対して一個づつ表示素
子を割り当てる必要があるが、これだけの表示素
子をフアインダ内に組込むことは困難である。ま
た、表示素子数が増加すると、駆動回路の数も必
然的に増加するため、カメラの価格の上昇の主因
となる。
イオード、液晶などの表示素子を、フアインダ内
に組込んで表示させることも考えられるが、これ
らの素子は従来のように可動部分がないため振
動、精度、安定性などの問題は解決することがで
きる反面、デジタル素子機能しか有さないため、
デジタル表示値が多くなると、フアインダ内に収
納することがスペース上困難となる。たとえば、
カメラのシヤツタスピードを表示する場合には、
通常1/1000,1/500,1/250,1/100,1/60,1/3
0,1/15,1/8,1/4,1/2,1程度の値を用い
る。これだけのシヤツタスピードを表示するため
には各シヤツタスピードに対して一個づつ表示素
子を割り当てる必要があるが、これだけの表示素
子をフアインダ内に組込むことは困難である。ま
た、表示素子数が増加すると、駆動回路の数も必
然的に増加するため、カメラの価格の上昇の主因
となる。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は簡単な構成によつて、表示値よ
りも少ない表示素子を用いてデジタル表示を行な
うことができ、また、表示面積を小さくすること
ができるカメラにおけるデジタル表示装置を提供
することにある。
決すると共にかかる欠点を除去すべくなされたも
ので、その目的は簡単な構成によつて、表示値よ
りも少ない表示素子を用いてデジタル表示を行な
うことができ、また、表示面積を小さくすること
ができるカメラにおけるデジタル表示装置を提供
することにある。
このような目的を達成するために本考案は、入
力信号が連動レベル域外にあるとき消灯し上記入
力信号が連動レベル域内にあるとき選択的に点灯
される複数の表示素子と、上記入力信号が基準表
示レベルの一つに達すると上記表示素子を点灯せ
しめる点灯手段と、この点灯手段を作動せしめる
レベルに対応する上記基準表示レベルの中間レベ
ルにおいて隣接する下位レベルの上記表示素子を
消灯せしめる消灯手段とを備え、増加する上記入
力信号のレベルに対応して上記表示素子のうち1
個の表示素子が点灯しているとき次の上位レベル
で上記1個の表示素子と隣接する上位レベルの表
示素子が点灯し、この上位レベルの表示素子とと
もに上記1個の表示素子との計2個が点灯してい
るとき次の上位の中間レベルで上記1個の表示素
子を消灯せしめるごとく上記入力信号のレベルが
増加するにつれて1個、2個、1個、2個と選択
的に表示素子を点灯せしめるよう構成し、従来の
装置に較べて表示素子の数を1/2に減らすことに
より表示部分の面積を小にすると共に製作費用の
低減化を図つたものである。たとえば、上記のシ
ヤツタスピードを表示する場合に1/1000,1/25
0,1/60,1/15,1/4,1のみを表示素子により
表示し、1/500を表示する時は1/1000と1/250の表
示素子を同時に点灯させるようにして表示素子の
数を従来方式に較べて1/2に減らすようにしたも
のである。
力信号が連動レベル域外にあるとき消灯し上記入
力信号が連動レベル域内にあるとき選択的に点灯
される複数の表示素子と、上記入力信号が基準表
示レベルの一つに達すると上記表示素子を点灯せ
しめる点灯手段と、この点灯手段を作動せしめる
レベルに対応する上記基準表示レベルの中間レベ
ルにおいて隣接する下位レベルの上記表示素子を
消灯せしめる消灯手段とを備え、増加する上記入
力信号のレベルに対応して上記表示素子のうち1
個の表示素子が点灯しているとき次の上位レベル
で上記1個の表示素子と隣接する上位レベルの表
示素子が点灯し、この上位レベルの表示素子とと
もに上記1個の表示素子との計2個が点灯してい
るとき次の上位の中間レベルで上記1個の表示素
子を消灯せしめるごとく上記入力信号のレベルが
増加するにつれて1個、2個、1個、2個と選択
的に表示素子を点灯せしめるよう構成し、従来の
装置に較べて表示素子の数を1/2に減らすことに
より表示部分の面積を小にすると共に製作費用の
低減化を図つたものである。たとえば、上記のシ
ヤツタスピードを表示する場合に1/1000,1/25
0,1/60,1/15,1/4,1のみを表示素子により
表示し、1/500を表示する時は1/1000と1/250の表
示素子を同時に点灯させるようにして表示素子の
数を従来方式に較べて1/2に減らすようにしたも
のである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説
明する。
明する。
まず、実施例を説明する前に本考案の理解を容
易にするため、本考案の原理について説明する。
易にするため、本考案の原理について説明する。
第1図a,bは本考案によるカメラにおけるデ
ジタル表示装置の原理を説明するための結線図で
ある。図において、S1o(n=1〜6)は常時は
オフであつて入力信号が所定値に達した時にオン
となるスイツチ、S2o(n=1〜6)は常時はオ
ンであつて入力信号が所定値に達した時にオフと
なるスイツチである。またDn(n=1〜6)は
それぞれシヤツタスピード1/100,1/250,1/60,
1/15,1/4,1を表示する機能を有する発光ダイ
オード、Eは直流電源である。
ジタル表示装置の原理を説明するための結線図で
ある。図において、S1o(n=1〜6)は常時は
オフであつて入力信号が所定値に達した時にオン
となるスイツチ、S2o(n=1〜6)は常時はオ
ンであつて入力信号が所定値に達した時にオフと
なるスイツチである。またDn(n=1〜6)は
それぞれシヤツタスピード1/100,1/250,1/60,
1/15,1/4,1を表示する機能を有する発光ダイ
オード、Eは直流電源である。
そして、この第1図aにおいては、発光ダイオ
ードDnはそれぞれスイツチS1oおよびスイツチ
S2oと直列に接続され、これらの各直列回路が電
源Eと並列に接続されている。また、第1図bに
おいては、発光ダイオードDnがそれぞれスイツ
チS2oと並列に接続され、これらの各並列回路が
直列接続されて電源Eに接続されている。
ードDnはそれぞれスイツチS1oおよびスイツチ
S2oと直列に接続され、これらの各直列回路が電
源Eと並列に接続されている。また、第1図bに
おいては、発光ダイオードDnがそれぞれスイツ
チS2oと並列に接続され、これらの各並列回路が
直列接続されて電源Eに接続されている。
まず、第1図aの回路について説明すれば、被
写体の明るさ、絞り値ASA値等に応じた入力信
号電圧によつて、スイツチ群S11〜S16およびS21
〜S26が第1図の表示動作の説明図である第2図
に示すように切換えられると、発光ダイオード
D1〜D6はその表に示すような前記と同様の表示
動作を行なうことになる。
写体の明るさ、絞り値ASA値等に応じた入力信
号電圧によつて、スイツチ群S11〜S16およびS21
〜S26が第1図の表示動作の説明図である第2図
に示すように切換えられると、発光ダイオード
D1〜D6はその表に示すような前記と同様の表示
動作を行なうことになる。
たとえば、入力信号電圧がシヤツタスピードの
1/1000を表示する情報であるときには、スイツチ
S11とスイツチS21〜S26が閉成し、スイツチS12〜
S16が開く。したがつて、直流電源E−発光ダイ
オードD1−スイツチS11−スイツチS21−直流電源
Eのループのみが形成され、発光ダイオードD1
のみが発光し、シヤツタスピード「1/1000」を表
示する。同様なことは入力信号電圧がシヤツタス
ピード1/250を表示する情報であるときにも行な
われ、発光ダイオードD2が発光する。これに対
して入力信号電圧がシヤツタスピード1/500を表
示する情報であるときには、スイツチS11,S12,
S21〜S26が閉成し、スイツチS13〜S16が開く、し
たがつて、前述した発光ダイオードD1を発光さ
せるループと発光ダイオードD2を発光させるル
ープが同時に形成され、1/1000のヤツタスピード
を表示する発光ダイオードD1と1/125のシヤツタ
スピードを表示するD2が発光する。
1/1000を表示する情報であるときには、スイツチ
S11とスイツチS21〜S26が閉成し、スイツチS12〜
S16が開く。したがつて、直流電源E−発光ダイ
オードD1−スイツチS11−スイツチS21−直流電源
Eのループのみが形成され、発光ダイオードD1
のみが発光し、シヤツタスピード「1/1000」を表
示する。同様なことは入力信号電圧がシヤツタス
ピード1/250を表示する情報であるときにも行な
われ、発光ダイオードD2が発光する。これに対
して入力信号電圧がシヤツタスピード1/500を表
示する情報であるときには、スイツチS11,S12,
S21〜S26が閉成し、スイツチS13〜S16が開く、し
たがつて、前述した発光ダイオードD1を発光さ
せるループと発光ダイオードD2を発光させるル
ープが同時に形成され、1/1000のヤツタスピード
を表示する発光ダイオードD1と1/125のシヤツタ
スピードを表示するD2が発光する。
このように、2つのシヤツタスピードを表示す
る発光ダイオードD1,D2が発光するため、表示
されたシヤツタスピードはこれらの中間、つまり
「1/500」であることがわかる。また第1図bの回
路の場合には第1図の表示動作の説明図である第
3図のようにスイツチS1o,S2oを開成すれば第
1図aの回路と同様に発光ダイオードD1〜D6を
発光させることができる。たとえば、入力信号電
圧がシヤツタスピード1/60の表示をする情報であ
るときにはスイツチS11,S12,S24〜S26を閉じ、
スイツチS13〜S16,S21〜S23を開く。このように
すれば、直流電源E−スイツチS26,S25,S24−
発光ダイオードD3−スイツチS12,S11−直流電源
Eのみのループが形成され、発光ダイオードD3
のみが発光し、シヤツタスピード「1/60」を表示
する。また、入力信号電圧がシヤツタスピード1/
30を表示する情報であるときには、スイツチ
S11,S12,S25,S26を閉じたスイツチS13〜S16,
S21〜S24を開く。このようにすれば1/60のシヤツ
タスピードを表示する発光ダイオードD3と1/15
のシヤツタスピードを表示する発光ダイオード
D4が発光し、このときのシヤツタスピードの表
示値「1/30」であることがわかる。
る発光ダイオードD1,D2が発光するため、表示
されたシヤツタスピードはこれらの中間、つまり
「1/500」であることがわかる。また第1図bの回
路の場合には第1図の表示動作の説明図である第
3図のようにスイツチS1o,S2oを開成すれば第
1図aの回路と同様に発光ダイオードD1〜D6を
発光させることができる。たとえば、入力信号電
圧がシヤツタスピード1/60の表示をする情報であ
るときにはスイツチS11,S12,S24〜S26を閉じ、
スイツチS13〜S16,S21〜S23を開く。このように
すれば、直流電源E−スイツチS26,S25,S24−
発光ダイオードD3−スイツチS12,S11−直流電源
Eのみのループが形成され、発光ダイオードD3
のみが発光し、シヤツタスピード「1/60」を表示
する。また、入力信号電圧がシヤツタスピード1/
30を表示する情報であるときには、スイツチ
S11,S12,S25,S26を閉じたスイツチS13〜S16,
S21〜S24を開く。このようにすれば1/60のシヤツ
タスピードを表示する発光ダイオードD3と1/15
のシヤツタスピードを表示する発光ダイオード
D4が発光し、このときのシヤツタスピードの表
示値「1/30」であることがわかる。
さて、本考案は次のようにして実施される。
第4図は本考案の一実施例を示す接続図であ
る。図において、INは表示信号電圧Viが供給さ
れる入力端子、A1,A2−k,A3−k,A4(ただ
しk=2〜(n−1)は増幅器、E1は電源、
LED1〜LEDnは発光ダイオード、R〜は抵抗、
D〜はダイオード、Q〜はトランジスタである。
る。図において、INは表示信号電圧Viが供給さ
れる入力端子、A1,A2−k,A3−k,A4(ただ
しk=2〜(n−1)は増幅器、E1は電源、
LED1〜LEDnは発光ダイオード、R〜は抵抗、
D〜はダイオード、Q〜はトランジスタである。
つぎにこの第4図に示す実施例の動作を説明す
る。
る。
まず、電源E1の電圧は定電流用のトランジス
タQ0、分圧抵抗Rn,Rn−1,R(n−1)−
1,……R′1−1,R1−1および温度補償用のダ
イオードDthの直列回路に加えられて分圧され、
基準電圧V2,V′2〜Voを発生している。そして、
これらの基準電圧は各シヤツタスピードの各段に
対応した電圧となるように各分圧抵抗の値が設定
されている。たとえば、シヤツタ回路において光
の強さが対数圧縮されていれば、シヤツタスピー
ドの各段の電圧は等しい電圧差となるため各分圧
抵抗も等間隔の電圧を発生するようにその抵抗値
が設定される。
タQ0、分圧抵抗Rn,Rn−1,R(n−1)−
1,……R′1−1,R1−1および温度補償用のダ
イオードDthの直列回路に加えられて分圧され、
基準電圧V2,V′2〜Voを発生している。そして、
これらの基準電圧は各シヤツタスピードの各段に
対応した電圧となるように各分圧抵抗の値が設定
されている。たとえば、シヤツタ回路において光
の強さが対数圧縮されていれば、シヤツタスピー
ドの各段の電圧は等しい電圧差となるため各分圧
抵抗も等間隔の電圧を発生するようにその抵抗値
が設定される。
また、増幅器はA1、差動増幅器(以下、増幅
器と略称する)A2,A3,A4の4種類のタイプが
あり、増幅器A2−k,A3−k,A4はそれぞれの
前段に差動増幅器を構成するトランジスタQk−
1,Qk−2を有し、その一方の入力端子に前述
した基準電圧の一つが印加され、他方の入力端子
には入力端子INの表示信号電圧が印加されてい
る。また、増幅器A1は入力信号レベルが最低基
準レベル以下であるときに発光ダイオードLED1
を点灯させる。増幅器A4は入力信号レベルが基
準電圧Vnよりも高いときに発光ダイオードLEDn
を点灯させる。増幅器A2とA3はこの中間動作を
行なう。たとえば、増幅器A3について説明する
と、トランジスタQ′k−1,Q′k−2,Q′k−3
で構成される差動増幅器にオフセツト電圧がない
場合にはその基準電圧V′kよりも大きな信号電圧
が入力端子INに印加された時にトランジスタQ′k
−1がオンとなる。
器と略称する)A2,A3,A4の4種類のタイプが
あり、増幅器A2−k,A3−k,A4はそれぞれの
前段に差動増幅器を構成するトランジスタQk−
1,Qk−2を有し、その一方の入力端子に前述
した基準電圧の一つが印加され、他方の入力端子
には入力端子INの表示信号電圧が印加されてい
る。また、増幅器A1は入力信号レベルが最低基
準レベル以下であるときに発光ダイオードLED1
を点灯させる。増幅器A4は入力信号レベルが基
準電圧Vnよりも高いときに発光ダイオードLEDn
を点灯させる。増幅器A2とA3はこの中間動作を
行なう。たとえば、増幅器A3について説明する
と、トランジスタQ′k−1,Q′k−2,Q′k−3
で構成される差動増幅器にオフセツト電圧がない
場合にはその基準電圧V′kよりも大きな信号電圧
が入力端子INに印加された時にトランジスタQ′k
−1がオンとなる。
また、信号電圧のレベルが基準電圧V′kよりも
低い場合には、トランジスタQ′k−2がオンであ
るため、トランジスタQ′k−1はオフとなつてい
る。このため、トランジスタQ′k−5はオフ、ト
ランジスタQ′k−6はオン、トランジスタQ′k−
7もオンとなつている。ここで、抵抗R′k−5は
トランジスタQ′k−7のコレクタ電流を制限する
ためのものである。また、ダイオードDkはトラ
ンジスタQ(k−1)−7のベース電位を制御す
るためのものである。
低い場合には、トランジスタQ′k−2がオンであ
るため、トランジスタQ′k−1はオフとなつてい
る。このため、トランジスタQ′k−5はオフ、ト
ランジスタQ′k−6はオン、トランジスタQ′k−
7もオンとなつている。ここで、抵抗R′k−5は
トランジスタQ′k−7のコレクタ電流を制限する
ためのものである。また、ダイオードDkはトラ
ンジスタQ(k−1)−7のベース電位を制御す
るためのものである。
これらによりトランジスタQ(k−1)−8の
コレクタ電流を一定に制御する。このような動作
によりトランジスタQ(k−1)−8はオンとな
る。つぎに信号電圧のレベルが基準電圧V′kより
も大きくなると、トランジスタQ′k−1はオンと
なりこれにより最終的にトランジスタQ′k−7は
オフとなるのでトランジスタQ(k−1)−7も
オフとなる。
コレクタ電流を一定に制御する。このような動作
によりトランジスタQ(k−1)−8はオンとな
る。つぎに信号電圧のレベルが基準電圧V′kより
も大きくなると、トランジスタQ′k−1はオンと
なりこれにより最終的にトランジスタQ′k−7は
オフとなるのでトランジスタQ(k−1)−7も
オフとなる。
また、増幅器A2について説明すると、信号電
圧のレベルが、基準電圧Vkよりも低い場合に
は、前述した増幅器A3の場合と同様にトランジ
スタQk−1はオフで、これによりトランジスタ
Qk−5がオフ、トランジスタQk−6がオフ、ト
ランジスタQk−8がオフとなり発光ダイオード
LEDkは点灯しない。つぎに信号電圧のレベルが
基準電圧Vkよりも大となると、トランジスタQk
−1がオンとなり最終的にはトランジスタQk−
8がオンとなる。そして、トランジスタQk−7
がオンであれば発光ダイオードLEDkは点灯す
る。また信号電圧が基準電圧V′k+1よりも大き
くなるとトランジスタQk−7はオフとなるので
発光ダイオードLEDkは消灯する。また増幅器A4
は信号電圧が基準電圧Vn以上になると発光ダイ
オードLEDnが点灯し、さらにダイオードD′nに
より発光ダイオードLEDn−1′を消灯する信号を
発生するように構成されている。増幅器A1〜A4
は上記のように動作をするので発光ダイオード
LED1〜LEDoは信号入力電圧Viの値に応じてつぎ
のように動作する。
圧のレベルが、基準電圧Vkよりも低い場合に
は、前述した増幅器A3の場合と同様にトランジ
スタQk−1はオフで、これによりトランジスタ
Qk−5がオフ、トランジスタQk−6がオフ、ト
ランジスタQk−8がオフとなり発光ダイオード
LEDkは点灯しない。つぎに信号電圧のレベルが
基準電圧Vkよりも大となると、トランジスタQk
−1がオンとなり最終的にはトランジスタQk−
8がオンとなる。そして、トランジスタQk−7
がオンであれば発光ダイオードLEDkは点灯す
る。また信号電圧が基準電圧V′k+1よりも大き
くなるとトランジスタQk−7はオフとなるので
発光ダイオードLEDkは消灯する。また増幅器A4
は信号電圧が基準電圧Vn以上になると発光ダイ
オードLEDnが点灯し、さらにダイオードD′nに
より発光ダイオードLEDn−1′を消灯する信号を
発生するように構成されている。増幅器A1〜A4
は上記のように動作をするので発光ダイオード
LED1〜LEDoは信号入力電圧Viの値に応じてつぎ
のように動作する。
まず、信号電圧Viが基準電圧V2よりも小さい
Vi<V2の場合には発光ダイオードLED1のみが点
灯する。これはシヤツタの表示に使用する場合に
は、たとえば、EEの連動範囲外であることを示
したり、ロングシヤツタの表示等に使用される。
つぎに信号電圧Viが変化し、V2<Vi<V′2となる
と、発光ダイオードLED1とLED2が点灯する。更
に信号電圧Viが変化し、V′2<Vi<V3となると、
トランジスタQ′2−7がオフとなるので発光ダイ
オードLED1は消灯し、発光ダイオードLED2のみ
の点灯となる。このようにして信号電圧Viの値
が順次変化するにつれて発光ダイオードLED2と
LED3とが点灯し、LED3のみ点灯、LED3とLED4
が点灯、LED4のみ点灯……というように発光ダ
イオードの点灯状態が変化して行く。このように
して信号電圧ViがVi>Vnとなると信号電圧がこ
れ以上いくら大となつても発光ダイオードLEDo
だけが点灯する。これはEEカメラの連動範囲外
であることを示したり、または高速シヤツタであ
ることを示す場合等に使用される。
Vi<V2の場合には発光ダイオードLED1のみが点
灯する。これはシヤツタの表示に使用する場合に
は、たとえば、EEの連動範囲外であることを示
したり、ロングシヤツタの表示等に使用される。
つぎに信号電圧Viが変化し、V2<Vi<V′2となる
と、発光ダイオードLED1とLED2が点灯する。更
に信号電圧Viが変化し、V′2<Vi<V3となると、
トランジスタQ′2−7がオフとなるので発光ダイ
オードLED1は消灯し、発光ダイオードLED2のみ
の点灯となる。このようにして信号電圧Viの値
が順次変化するにつれて発光ダイオードLED2と
LED3とが点灯し、LED3のみ点灯、LED3とLED4
が点灯、LED4のみ点灯……というように発光ダ
イオードの点灯状態が変化して行く。このように
して信号電圧ViがVi>Vnとなると信号電圧がこ
れ以上いくら大となつても発光ダイオードLEDo
だけが点灯する。これはEEカメラの連動範囲外
であることを示したり、または高速シヤツタであ
ることを示す場合等に使用される。
以上の信号電圧Viの変化に対する発光ダイオ
ードLED1〜LEDoの点灯動作をまとめると第4図
の実施例の表示動作の説明図である第5図の表の
ようになる。
ードLED1〜LEDoの点灯動作をまとめると第4図
の実施例の表示動作の説明図である第5図の表の
ようになる。
前述したところから明らかなように、この第4
図に示す実施例は、増幅器A2および増幅器A3と
を組合せた1組の増幅器ないしは増幅器A4のご
とく隣接増幅器に禁止出力を送出する差動増幅器
の一端にアナログ入力信号を、他端にアナログ入
力信号の基準表示レベルに対応する基準電圧を印
加し、出力端にはそれぞれ上記基準電圧の中間レ
ベルに対応する入力信号において点灯する複数の
表示素子を備え、基準表示レベルに対応して隣り
合う上記差動増幅器の対をアナログ入力信号と上
記基準電圧のレベルと協働して上位レベル増幅器
の出力によつて下位レベル増幅器の出力を規制す
ることにより上記基準電圧のレベルに対応する入
力信号においては隣接する下位レベルの表示素子
を消灯させ、隣接する上位レベルの表示素子の点
灯の持続を許容し、上記基準電圧の中間レベルに
対応する入力信号においては隣接する上位レベル
の上記表示素子とともに隣接する下位レベルの上
記表子素示を点灯するごとく接続し、入力信号の
基準表示レベルに対応させて1個づつ点灯し、中
間レベルについては隣接した基準表示レベルに対
応する2個の表示素子を同時に点灯するようにし
たので、すくない表示素子で多くの表示を行うこ
とができる。
図に示す実施例は、増幅器A2および増幅器A3と
を組合せた1組の増幅器ないしは増幅器A4のご
とく隣接増幅器に禁止出力を送出する差動増幅器
の一端にアナログ入力信号を、他端にアナログ入
力信号の基準表示レベルに対応する基準電圧を印
加し、出力端にはそれぞれ上記基準電圧の中間レ
ベルに対応する入力信号において点灯する複数の
表示素子を備え、基準表示レベルに対応して隣り
合う上記差動増幅器の対をアナログ入力信号と上
記基準電圧のレベルと協働して上位レベル増幅器
の出力によつて下位レベル増幅器の出力を規制す
ることにより上記基準電圧のレベルに対応する入
力信号においては隣接する下位レベルの表示素子
を消灯させ、隣接する上位レベルの表示素子の点
灯の持続を許容し、上記基準電圧の中間レベルに
対応する入力信号においては隣接する上位レベル
の上記表示素子とともに隣接する下位レベルの上
記表子素示を点灯するごとく接続し、入力信号の
基準表示レベルに対応させて1個づつ点灯し、中
間レベルについては隣接した基準表示レベルに対
応する2個の表示素子を同時に点灯するようにし
たので、すくない表示素子で多くの表示を行うこ
とができる。
また本実施例のように入力信号に対して増幅器
を並列的に接続すれば、発光ダイオードLED1〜
LEDoの輝度が相互に影響しあうことはない。
を並列的に接続すれば、発光ダイオードLED1〜
LEDoの輝度が相互に影響しあうことはない。
本考案は前述した実施例に限定されず種々の応
用変形が考えられることはもちろんである。
用変形が考えられることはもちろんである。
たとえば、本実施例においては表示素子として
発光ダイオードを用いたけれども、ランプ、液晶
などを用いてもよい。
発光ダイオードを用いたけれども、ランプ、液晶
などを用いてもよい。
また本実施例においては基準表示レベルの中間
の領域のレベルを固定したけれども任意であつて
もよい。
の領域のレベルを固定したけれども任意であつて
もよい。
また本実施例においては、カメラに適用した場
合について説明したけれどもアナログ入力情報に
応じてデジタル表示するようにしたすべての装置
に適用できることはもちろんである。
合について説明したけれどもアナログ入力情報に
応じてデジタル表示するようにしたすべての装置
に適用できることはもちろんである。
以上の説明より明らかなように、本考案は複数
の表示回路および制御回路に共通の測光入力信号
を供給し、各回路は入力信号がそれらの回路にあ
らかじめ供給されているそれぞれ異なる比較レベ
ルを越えたとき動作し、制御回路はその回路にあ
らかじめ供給されている比較レベルを越えたと
き、そのレベルより低電位側に隣接する比較レベ
ルが供給されている表示回路よりも1段階低位の
比較レベルが供給されている表示回路の表示を禁
止するものであるから、入力信号値を従来装置に
較べて1/2の数の表示素子を使用して表示するこ
とができ、表示面積を小さくすることができる。
また、入力信号の変化に自動的に追従して表示す
ることができる。このため本考案は従来のカメラ
のようにメータ等を使用した機械の表示装置に較
べて故障が少く精度の高い装置を簡単な構成によ
り実現でき、特にカメラのシヤツタスピード、絞
り等の値の表示等に使用するのに好適である。
の表示回路および制御回路に共通の測光入力信号
を供給し、各回路は入力信号がそれらの回路にあ
らかじめ供給されているそれぞれ異なる比較レベ
ルを越えたとき動作し、制御回路はその回路にあ
らかじめ供給されている比較レベルを越えたと
き、そのレベルより低電位側に隣接する比較レベ
ルが供給されている表示回路よりも1段階低位の
比較レベルが供給されている表示回路の表示を禁
止するものであるから、入力信号値を従来装置に
較べて1/2の数の表示素子を使用して表示するこ
とができ、表示面積を小さくすることができる。
また、入力信号の変化に自動的に追従して表示す
ることができる。このため本考案は従来のカメラ
のようにメータ等を使用した機械の表示装置に較
べて故障が少く精度の高い装置を簡単な構成によ
り実現でき、特にカメラのシヤツタスピード、絞
り等の値の表示等に使用するのに好適である。
第1図a,bは本考案によるカメラにおけるデ
ジタル表示装置の原理を説明するための結線図、
第2図および第3図は第1図の表示動作の説明
図、第4図は本考案の一実施例を示す接続図、第
5図は第4図の実施例の表示動作の説明図であ
る。 LED1…LEDo……発光ダイオード、A2,A3,
A4,A12……差動増幅器。
ジタル表示装置の原理を説明するための結線図、
第2図および第3図は第1図の表示動作の説明
図、第4図は本考案の一実施例を示す接続図、第
5図は第4図の実施例の表示動作の説明図であ
る。 LED1…LEDo……発光ダイオード、A2,A3,
A4,A12……差動増幅器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電源間に9個以上の抵抗を直列に接続して一つ
おきの接続点から順次大きくなる基準電圧を発生
させ残りの接続点から中間電圧を発生させる電圧
発生回路と、 第1のスイツチング素子と第2のスイツチング
素子を直列に接続したスイツチング回路、そのス
イツチング回路と直列接続した表示素子、一方の
入力端子に基準電圧の一つが供給され他方の入力
端子に測光入力電圧が供給され測光入力電圧が基
準電圧よりも大きいとき第1のスイツチング素子
をオンさせる構成の差動増幅器から成る複数の表
示回路と、 一方の入力端子に中間電圧の一つが供給され他
方の入力端子に測光入力電圧が供給され測光入力
電圧が中間電圧よりも大きいとき出力信号を発生
する差動増幅器から成る複数の制御回路とから構
成され、 上記複数の表示回路は一方の入力端子がそれぞ
れ基準電圧発生点に接続され、上記複数の制御回
路は一方の入力端子がそれぞれ中間電圧発生点に
接続され、測光入力信号は各表示回路と各制御回
路の差動増幅器の他方の入力端子に共通に供給さ
れ、制御回路の出力信号はその制御回路に供給さ
れている中間電圧より低電位側に隣接する基準電
圧より1段階低位の基準電圧が供給されている表
示回路の第2のスイツチング素子をオフさせる構
成であることを特徴とするカメラにおけるデジタ
ル表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13452184U JPS6065735U (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | カメラにおけるデジタル表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13452184U JPS6065735U (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | カメラにおけるデジタル表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6065735U JPS6065735U (ja) | 1985-05-10 |
JPS6146526Y2 true JPS6146526Y2 (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=30303085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13452184U Granted JPS6065735U (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | カメラにおけるデジタル表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6065735U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3599202A (en) * | 1969-01-21 | 1971-08-10 | Tektronix Inc | Analog-to-digital converter |
-
1984
- 1984-09-06 JP JP13452184U patent/JPS6065735U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3599202A (en) * | 1969-01-21 | 1971-08-10 | Tektronix Inc | Analog-to-digital converter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6065735U (ja) | 1985-05-10 |
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