JPS6146342Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6146342Y2
JPS6146342Y2 JP1981086417U JP8641781U JPS6146342Y2 JP S6146342 Y2 JPS6146342 Y2 JP S6146342Y2 JP 1981086417 U JP1981086417 U JP 1981086417U JP 8641781 U JP8641781 U JP 8641781U JP S6146342 Y2 JPS6146342 Y2 JP S6146342Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
trap
air conditioner
discharge pipe
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981086417U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57196921U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981086417U priority Critical patent/JPS6146342Y2/ja
Publication of JPS57196921U publication Critical patent/JPS57196921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6146342Y2 publication Critical patent/JPS6146342Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、クーラで発生したドレンの排出を円
滑に行わせドレンパン内でのドレン滞溜に伴う溢
出や飛散を防止することが可能な空調機のドレン
排出装置に関する。
比較的大型の冷房用空調機で特にフアンコイル
室の吸込口にリターンダクトを直接々続する形態
のものは、リターン側での空気抵抗が可成り大き
くなつて、フアンコイル室のフアン吸込口に臨む
空間部分が負圧となることが多い。
大型船舶に装備される舶用空調機を例にとつて
考えてみると、リターンダクトを空調機フアンコ
イル室の吸込口に直接々続したときには前述した
ようにフアンコイル室内に負圧域が形成され(第
1図における表示部分)、この負圧域にドレン
パン8が臨んでいると、大気圧下に存するドレン
排出管9から空気が逆流してドレン排出されなく
なる。
また、ドレン排出管9から吹出す空気によつて
ドレンパン8よりドレン水が飛散し水洩れを生じ
て周辺を汚染するなどの不都合もある。
特に、船舶用の空調機では船舶の振動が激しい
ために、ドレンパン8内に滞溜したドレン水が溢
出することもあつて好ましくなく、溢出しないよ
うに深いドレンパンを使用したのでは材料費、加
工費の上昇を招いて好ましくない。
また、ドレンパンには、空気中の塵埃がドレン
と一緒に貯溜し、この塵埃がドレンと一緒にドレ
ンパンに接続される排出管内を流通する際に、該
排出管の内壁に付着堆積し、排出管が詰まるとい
う問題もあつた。この場合、特に排出管の施工
上、曲がり部があるとこの曲がり部に塵埃が堆積
して詰まり易いのである。
このようにドレン排出が円滑に行われ難くなる
点およびゴミ詰まりの点に対処して、本考案はそ
の解決をはかるべく案出されるに至つたものであ
つて、特に、ドレンパンから垂下したドレン排出
管吸込抵抗に見合つた抵抗を有するトラツプを設
けるとともに、該トラツプの最低位置にゴミ溜部
を設け、該ゴミ溜部にゴミ除去用の盲蓋を付設し
た構成を特徴とする。
かゝる特徴を有する本考案の具体的内容につい
て添付図面を参照しつつ以下詳細に説明する。
第1図は本考案装置の1実施例に係るパツケー
ジ形空調機であつて、ケーシング1内は中間位置
に横設したドレンパン8によつて上下2室に区切
られて上室をフアンコイル室2に、下室を機械室
3に形成している。
フアンコイル室2は側壁と頂壁とに、吸込口1
0と吹出口11とを夫々開口させていて、吸込口
10にリターンダクト12を直接々続すると共
に、吹出口11に送りダクト13を接続せしめ
る。
上記フアンコイル室2の内部には吸込口10側
からクーラ6例えば蒸発器、フアン7を順に収設
して、フアン7の吹出部を前記吹出口11に臨ま
しめることにより誘引形態の通風が行われるよう
になつている。
一方、機械室3には圧縮機4、受液器5等所要
機器を収納していて、この機械室3をフアンコイ
ル室2とは断熱的、気密的に区切つている。
そしてこの機械室3を経て前記ドレンパン8の
底部に接続したドレン排出管9を機外に導出して
いる。
かゝる構造となした空調機は、リターンダクト
12の流通空気に対する抵抗が大きい場合には、
フアンコイル室2内の表示域、すなわち蒸発器
6、ドレンパン8、吸込口10で囲まれる部分が
大気圧よりも低い負圧域となり、一方、ドレン排
出管9のケーシング1から引き出した先端部分は
大気圧下に存していて、ドレン水の排出方向に対
し反対方向の逆圧がドレン排出管9に起生するこ
ととなる。
かゝる点から本考案に係る上記空調機は、第2
図に詳細構造を示しているように、ドレン排出管
9の空調機ケーシング1内に存する部分において
トラツプ14を設けている。
このトラツプ14はドレンパン8から垂下する
部分と、水平に延びる部分とを連絡する個所にU
字状の部分を設けて、水が適宜のヘツドHを存し
溜るように形成している。
このように水溜部分を形成するものとしては、
第2図々示構造の他に各種の変型が勿論可能であ
るが、上記図示例はU字状部分の一部として用い
た直管部15、すなわち前記トラツプ14の最低
位置となるドレン排出管9の水平部分から垂下せ
しめた直管15の下端に開口を設け、この部分を
ゴミ溜部16となすと共に、この開口部に盲蓋1
7を螺着した構造であつて、塵埃づまりが生じた
場合には盲蓋17を脱して前記開口から塵埃を取
り出し得るようになつている。
しかして、前記ヘツドHは、多過ぎても少な過
ぎても好ましくなく、リターンダクト12の長
さ、配設形態によつてきまる抵抗にもとづいて生
じる背圧と等値のヘツドHが形成される如くする
ものである。
かゝる条件を満足するトラツプ14を設けたこ
とによつて、域部の背圧と大気圧の差はトラツ
プ14に溜つた水のヘツドと均衡し、従つてドレ
ンパン8に溜つたドレンは逆流することもなくド
レン排出管9を経て円滑に排出される。
本考案は叙上の如き構成および作用を有するも
のであり、吸込口10と、冷却空気を送出する吹
出口11とを有するフアンコイル室2に、吸込口
10側からクーラ6、フアン7を順に収設し、か
つ前記クーラ6の下方にドレンパン8を配設して
なる空調機において、前記ドレンパン8から垂下
したドレン排出管9の空調機内に存する部分に、
吸込の抵抗に見合つた抵抗を有するトラツプ14
を設けたことから、吸込抵抗によるドレン水の逆
流は未然に防止され、発生したドレンはその都度
ドレン排出管9を経て円滑に排出することが可能
となる。
また、トラツプ14に溜つている水の作用によ
りドレン排出管9側から空気が吹き上つてドレン
の飛散を招く問題も一挙に解決される。
しかも、トラツプ14の最低位置にゴミ溜部1
6を設け、該ゴミ溜部16にゴミ除去用の盲蓋1
7を付設したことにより、盲蓋17をはずしてゴ
ミを取り出すことができるので、ドレン排出管9
内でゴミ詰まりを起こすことがない。
さらにトラツプ14を空調機本体内に設けてい
るので、空調機外に部材が露出して設置スペース
を広くとつたり、美観をそこなうなどの不都合も
全くなくて実用価値は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1実施例に係る空調機の
略示構造図、第2図は第1図における要部を拡大
示した部分図である。 2……フアンコイル室、6……クーラ、7……
フアン、8……ドレンパン、9……ドレン排出
管、10……吸込口、11……吹出口、14……
トラツプ、16……ゴミ溜部、17……盲蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口10と、冷却空気を送出する吹出口11
    とを有するフアンコイル室2に、吸込口10側か
    らクーラ6、フアン7を順に収設し、かつ、前記
    クーラ6の下方にドレンパン8を配設してなる空
    調機において、前記ドレンパン8から垂下したド
    レン排出管9の空調機内に存する部分に、吸込抵
    抗に見合つた抵抗を有するトラツプ14を設ける
    とともに、該トラツプ14の最低位置にゴミ溜部
    16を設け、該ゴミ溜部16にゴミ除去用の盲蓋
    17を付設してなることを特徴とするドレン排出
    装置。
JP1981086417U 1981-06-11 1981-06-11 Expired JPS6146342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981086417U JPS6146342Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981086417U JPS6146342Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196921U JPS57196921U (ja) 1982-12-14
JPS6146342Y2 true JPS6146342Y2 (ja) 1986-12-26

Family

ID=29881645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981086417U Expired JPS6146342Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6146342Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57196921U (ja) 1982-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03176019A (ja) 乾・湿両用クリーナー
CN115336950A (zh) 一种气液分离器、回收箱及表面清洁设备
JPS6146342Y2 (ja)
US3385032A (en) Apparatus for wet-cleaning dust-laden gases
CN218955155U (zh) 一种用于空调器的积水装置及空调器
JPH0688490B2 (ja) 車両用ブロワモ−タ装置
JP3021288U (ja) フィルタ装置
JP4431250B2 (ja) 空調機のドレン排水装置
JPH0334569Y2 (ja)
CN213514134U (zh) 新风装置、空调室内机和空调器
JPS621850B2 (ja)
JPS5835303Y2 (ja) 除塵装置
CN214038914U (zh) 一种空调器的集水装置、空调器
CN208701261U (zh) 一种高温熔喷处理装置
JP2569263B2 (ja) 換気扇用ウェザーカバー
JPS5941471Y2 (ja) 換気扇
JP3018329U (ja) 外部空気の室内給気装置
KR200270058Y1 (ko) 천정형 에어컨
JP2521718Y2 (ja) エンジンのエアクリーナの下向き吸入型吸気管の防水カバー
JP2002071203A (ja) 排気ガラリ構造体
JPH07269901A (ja) 局所冷房機のドレンタンク装置
JPS5828893Y2 (ja) 空気調和装置の水飛び防止装置
JPS642112Y2 (ja)
JPH0539363Y2 (ja)
CN115077092A (zh) 一种积水装置、空调器及控制方法