JPS5828893Y2 - 空気調和装置の水飛び防止装置 - Google Patents
空気調和装置の水飛び防止装置Info
- Publication number
- JPS5828893Y2 JPS5828893Y2 JP1979084289U JP8428979U JPS5828893Y2 JP S5828893 Y2 JPS5828893 Y2 JP S5828893Y2 JP 1979084289 U JP1979084289 U JP 1979084289U JP 8428979 U JP8428979 U JP 8428979U JP S5828893 Y2 JPS5828893 Y2 JP S5828893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- air
- prevention device
- air conditioner
- splash prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輛用空気調和装置の蒸発器を収納するエバポ
レーターケースに関し、特に蒸発器に耐着する水滴及び
ケース底部に滞溜する凝結水が車室内に飛散するのを防
止するようにした水飛び防止装置に関するものである。
レーターケースに関し、特に蒸発器に耐着する水滴及び
ケース底部に滞溜する凝結水が車室内に飛散するのを防
止するようにした水飛び防止装置に関するものである。
従来、車輛用空気調和装置のエバポレーターケースは第
１図に示す如くエバポレーターケース１′内に収納した
蒸発器２の空気出口側表面に該蒸発器２′のチューブあ
るいはフィン表面に凝結した水滴の車室内への飛散を防
ぐためフィルター６′を配設されていた。
１図に示す如くエバポレーターケース１′内に収納した
蒸発器２の空気出口側表面に該蒸発器２′のチューブあ
るいはフィン表面に凝結した水滴の車室内への飛散を防
ぐためフィルター６′を配設されていた。
しかし蒸発器２′の空気出口側端面とエバポレーターケ
ース１′の内壁面との間には空間を有する構成であり、
図中矢印で示す如く流れる送風空気の流速は該間隙が小
さいほど速くなるが、最近の小型化したエバポレーター
ケースにあっては前記間隙が非常に狭くなっており、送
風空気の流速が非常に速くなるとともに送風空気の進行
方向が急激に変化するため、蒸発器２′に凝結した水滴
及びエバポレータ−ケース１′底部に滞溜した凝結水が
送風ファンから送られる送風空気によって吹き上げられ
、その飛沫が吹出口より車室内へ飛散して搭乗者に不快
感を与えるとともに衣服や車室内を汚損する欠陥を有し
ていた。
ース１′の内壁面との間には空間を有する構成であり、
図中矢印で示す如く流れる送風空気の流速は該間隙が小
さいほど速くなるが、最近の小型化したエバポレーター
ケースにあっては前記間隙が非常に狭くなっており、送
風空気の流速が非常に速くなるとともに送風空気の進行
方向が急激に変化するため、蒸発器２′に凝結した水滴
及びエバポレータ−ケース１′底部に滞溜した凝結水が
送風ファンから送られる送風空気によって吹き上げられ
、その飛沫が吹出口より車室内へ飛散して搭乗者に不快
感を与えるとともに衣服や車室内を汚損する欠陥を有し
ていた。
本考案は上記のような欠陥を除去するため、エバポレー
ターケースの空気流出口部に衝立部を設けるとともに該
衝立部にフィルターを装着する水飛び防止装置を形成す
ることにより凝結水が車室内に飛散することを防止し、
さらに風量損失による冷房能力の低下を防止することを
目的とするものである。
ターケースの空気流出口部に衝立部を設けるとともに該
衝立部にフィルターを装着する水飛び防止装置を形成す
ることにより凝結水が車室内に飛散することを防止し、
さらに風量損失による冷房能力の低下を防止することを
目的とするものである。
以下本考案を実施例を示す図面により説明する。
１は内部に蒸発器２を収納するエバポレーターケースで
一端に送風ファンを有する空気取入ダクト（図示せず）
に接続する開口（空気流入口）１ａを一側面上に形成し
、該空気流入口１ａと対向する側面上には車室内に装着
する吹出口へ冷却空気を導びく通風ダクト（図示せず）
を接続する開口（空気流出口）１ｂを形成する。
一端に送風ファンを有する空気取入ダクト（図示せず）
に接続する開口（空気流入口）１ａを一側面上に形成し
、該空気流入口１ａと対向する側面上には車室内に装着
する吹出口へ冷却空気を導びく通風ダクト（図示せず）
を接続する開口（空気流出口）１ｂを形成する。
エバポレーターケース１の空気流出口部にはフィルター
３を装着した衝立部４を設けている。
３を装着した衝立部４を設けている。
またエバポレーターケース１の底部には凝結水を排出す
るための排出孔５が形成されているととも番、こ蒸卑器
２の空気出口側には蒸発器用フィルター６が設けられて
いる。
るための排出孔５が形成されているととも番、こ蒸卑器
２の空気出口側には蒸発器用フィルター６が設けられて
いる。
なお衝立部４のフィルター３を装着した部分に複数の通
風孔４ａを形成すれば送風空気の流れに対する衝立部４
の抵抗は小さくなる。
風孔４ａを形成すれば送風空気の流れに対する衝立部４
の抵抗は小さくなる。
上記のような構成にてなる本考案は、送風ファンから送
り出される送風空気によってエバポレーターケース１の
空気流出口部底部に滞溜している凝結水が強制的に吹き
上げられ、かつ飛散するところのエバポレーターケース
１の空気流出口部に衝立部４を設けた構成としているの
で、滞溜している凝結水が衝立部４を飛び越えて車室内
に飛散することはない。
り出される送風空気によってエバポレーターケース１の
空気流出口部底部に滞溜している凝結水が強制的に吹き
上げられ、かつ飛散するところのエバポレーターケース
１の空気流出口部に衝立部４を設けた構成としているの
で、滞溜している凝結水が衝立部４を飛び越えて車室内
に飛散することはない。
また凝結水が衝立部４に沿って移動し、該衝立部４を飛
び越えようとする場合においては、衝立部４に装着した
フィルター３によって凝結水が保持されることとなるの
で凝結水が飛散することはないし、第４図に示す如く衝
立部４の断面形状をく形状に形成すれば、く形状に形成
した上部が凝結水の移動を妨げる機能として働き、より
効果的に凝縮水の飛散を防ぐことができる。
び越えようとする場合においては、衝立部４に装着した
フィルター３によって凝結水が保持されることとなるの
で凝結水が飛散することはないし、第４図に示す如く衝
立部４の断面形状をく形状に形成すれば、く形状に形成
した上部が凝結水の移動を妨げる機能として働き、より
効果的に凝縮水の飛散を防ぐことができる。
以上のように本考案はエバポレーターケースの空気流出
口部に衝立部を設け、該衝立部にフィルターを装着した
構成としているので、エバポレーターケースの底部に滞
溜した凝結水が送風ファンから送られる送風空気によっ
て車室内に飛散することを防止でき、搭乗者に対する不
快感を解消することができるとともに飛散する凝結水に
よって衣服や車室内が汚損するのを防ぐことができる等
の優れた効果を有するものである。
口部に衝立部を設け、該衝立部にフィルターを装着した
構成としているので、エバポレーターケースの底部に滞
溜した凝結水が送風ファンから送られる送風空気によっ
て車室内に飛散することを防止でき、搭乗者に対する不
快感を解消することができるとともに飛散する凝結水に
よって衣服や車室内が汚損するのを防ぐことができる等
の優れた効果を有するものである。
また衝立部に通風孔を穿設すれば送風ファンから送られ
る送風空気の流れに対する抵抗が小さくなるため、風量
損失による冷房能力の低下を防止できる効果を有する。
る送風空気の流れに対する抵抗が小さくなるため、風量
損失による冷房能力の低下を防止できる効果を有する。
第１図は従来のエバポレーターケースにおける送風空気
の流れ及び水飛びの発生状態を示す説明図、第２図は本
考案の実施例を示すエバポレーターケースの断面図、第
３図及び第４図は本考案の実施例を示す衝立部の実施例
で第３図ａは正面図、ｂはａのＡ−Ａ線断面図、第４図
は別の実施例を示すものでａは正面図、ｂはａのＢ−Ｂ
線断面図である。 １・・・・・・エバポレーターケース、２・・・・・・
蒸発器、３・・・・・・フィルター、４・・・・・・衝
立部。
の流れ及び水飛びの発生状態を示す説明図、第２図は本
考案の実施例を示すエバポレーターケースの断面図、第
３図及び第４図は本考案の実施例を示す衝立部の実施例
で第３図ａは正面図、ｂはａのＡ−Ａ線断面図、第４図
は別の実施例を示すものでａは正面図、ｂはａのＢ−Ｂ
線断面図である。 １・・・・・・エバポレーターケース、２・・・・・・
蒸発器、３・・・・・・フィルター、４・・・・・・衝
立部。
Claims (1)
- 空気出口側表面にフィルターを配設している蒸発器等収
納するヘパボレーターケースの空気出口部にフィルター
を装着した衝立部を設けるとともに該衝立部のフィルタ
ーを装着した部分に複数個の通風孔を穿設したことを特
徴とする空気調和装置の水飛び防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979084289U JPS5828893Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 空気調和装置の水飛び防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979084289U JPS5828893Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 空気調和装置の水飛び防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS561814U JPS561814U (ja) | 1981-01-09 |
| JPS5828893Y2 true JPS5828893Y2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=29317490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979084289U Expired JPS5828893Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 空気調和装置の水飛び防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828893Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-19 JP JP1979084289U patent/JPS5828893Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS561814U (ja) | 1981-01-09 |
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