JP3018329U - 外部空気の室内給気装置 - Google Patents

外部空気の室内給気装置

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JP3018329U
JP3018329U JP1995005747U JP574795U JP3018329U JP 3018329 U JP3018329 U JP 3018329U JP 1995005747 U JP1995005747 U JP 1995005747U JP 574795 U JP574795 U JP 574795U JP 3018329 U JP3018329 U JP 3018329U
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air supply
air
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box
supply device
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JP1995005747U
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English (en)
Inventor
富夫 深川
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株式会社フカガワ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は集塵した塵埃等の再浮上飛散を防止
するようにして本装置を短尺化し、且つ防火構造を備え
た室内給気装置を新規に提供することを目的とするもの
である。 【構成】 本考案は円筒体5の側面上部に設けた吸気筒
6より強制吸気する外部空気をサイクロン方式にて回流
降下させて塵埃等を下端の漏斗状の絞細部7に続く回収
箱8内に回収し、回流内を上昇する中間の清澄空気のみ
を室内に給気するようにした外部空気の室内給気装置に
おいて、前記吸気筒6の中間に防火ダンパー10を連結
し、且つ前記回収箱8の内底面の中心部に絞細部7に向
けて突出する傘型凸部13を設けたことを特徴とする外部
空気の室内給気装置にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は外部空気の室内給気装置、詳しくは集塵した塵埃の再浮上飛散を防 止するようにして本装置を短尺化するとともに、防火設備を備えて一般家屋に設 備することができるようにした室内給気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サイクロン方式の集塵は従来工場粉塵や建築大工業などで集塵装置のみにして 使用されていて、集塵した粉塵等の再浮上による飛散を防止するために長い円筒 体形状にて作られていたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、サイクロン方式にて吸引外気を回流降下させて塵埃等を回収し 、中間の清澄空気のみを給気するための円筒体が長大であると、一般の住宅、居 室などの天井裏に設備することが困難であるという課題があった。
【0004】 また防火設備に欠けるため、火災発生時には外部の熱風が家屋内に強制的に給 気されて災害を増長するという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は外気を吸入する吸気筒内に防火ダンパーを設けるとともに、塵埃の回 収箱の中間に塵埃の再浮上を防止する傘型凸部を設けることによって本装置を短 尺化して、かかる課題を解決しようとするものである。
【0006】
【作用】
本考案は回収箱8の内底面の中間に絞細部7に向けて突出する傘型凸部13を設 けたので、円筒体5および漏斗状の絞細部7内を回流し降下して回収箱8内に集 塵される塵埃は傘型凸部13にて回収箱8の有蓋部分である外側部に分散して集塵 されることとなって集塵した塵埃の再浮上が防止されることにより円筒体5およ び漏斗状の絞細部7を著しく短縮して小型化することができることとなる。
【0007】 また火災の発生によって高熱の外部空気が吸気筒6内に吸気されると防火ダン パー10のダンパー羽根11を開放側に引張している支持棒のヒューズが切れて該ダ ンパー羽根11を閉じ作動するを以って、高熱風の室内給気が防止されることとな る。
【0008】
【実施例】
以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0009】 図1は屋外設置用として形成した実施例で、給気口1を一側に有し、給気ファ ン2を内部に装備した給気ボックス3下に該給気ボックス3から垂設する連結用 のパイプ4を有して円筒体5を一体に連結する。なお、連結用パイプ4の下端は 円筒体5内に或る程度深く進入させている。該円筒体5の側壁5aの上部に偏位し て外部空気吸込用の吸気筒6を取付け、該吸気筒6の中間に防火ダンパー10を連 結し、ヒューズ付きの支持棒(図示してない)によりダンパー羽根11を開放側に 引張り回動している。なお12,12は羽根受けストッパーである。
【0010】 円筒体5の下半に漏斗状の絞細部7を設け、該絞細部7下に塵埃または灰塵S の回収箱8と開閉蓋9を設け、該回収箱8の内底面の中心部に上端を絞細部7の 下端部分に臨ませるようにして傘型凸部13を設けている。本装置は屋外に設置し 、給気口1を家屋または部屋の外側から内側に通して給気するようにするのであ る。
【0011】 しかして給気ファン2を作動すると給気口1から室内に流れる強制空気流が生 じて、外部空気吸込用の吸気筒6より円筒体5内に外部空気が強制流入し、該吸 気筒6が円筒体5の側壁5aの上端位置で且つ一側に偏位していることによって、 円筒体5内にて側壁5aの内面に沿って図1,図2の矢印Cにて示すように渦巻状 に回流しつつ漸次降下し、外部空気中に含まれる塵埃,灰塵などを回流降下する 過程で漏斗状の絞細部7より回収箱8内に流入させ集塵することとなる。この際 回収箱8は内底面の中心部に傘型凸部13を設けたので、塵埃等は該傘型凸部13に より回収箱8内に分け入って回収箱8の有蓋部分である側端部に集められて再浮 上することが生じないものとなる。従って該回流の下から内部を上昇する空気は 塵埃等を含まない清澄空気のみとなり、この清澄空気を直上の連結用パイプ4よ り吸い上げて給気口1より家屋または部屋内に給気することとなる。
【0012】 また吸気筒6外において火災が発生して熱風が吸気筒6内に吸気されると、ヒ ューズが溶け切れてダンパー羽根11が戻り回動して防火ダンパー10を閉塞するこ ととなる。
【0013】 回収された塵埃等は開閉蓋9を開いて回収箱8内より取出されることとなる。
【0014】 図3は有蓋の円筒体5と給気ボックス3をセパレート形成した屋外設置用の他 例を示すものである。
【0015】 図4乃至図5は一般家屋14の天井裏15内の設置用として形成したもので、前記 のセパレート形の円筒体5と給気ボックス3間をフレキシブルダクト4a等にて連 結して天井裏に設置するようにしたものでである。なお給気ボックス3の給気口 1には給気筒1a,1b,1cを分岐連結して各室16a,16b,16cに給気するようにし 、また吸気筒6の外端に格子網部などの吸気口17を交換可能に取付けて家屋外に 臨ませたほかは屋外設置例と同じである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のようにして、下端の塵埃等の回収箱内の中心部上に傘型凸部を 設けてその頂部を絞細部の下端に臨ましめたので、集塵される塵埃等は回収箱の 有蓋部分である側端部分に分散して集塵されるため、回収塵埃の再浮上飛散が解 消することにより、円筒体および絞細部を従来の半分長以下に短縮し得て、家屋 の天井裏等の狭隘なスペースに本装置を容易に取付けて、家内給気を促進するこ とができるという効果を生ずる。
【0017】 また吸気筒の中間に防火ダンパーを取付けたので、吸気筒外において火災が発 生したときは自動的に防火ダンパーが閉じて熱風の流入を防止して防火するをも って本考案装置を取付けた家屋の安全性を確保するという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案装置の実施例を示す縦断面図である。
【図2】 同、横断平面図である。
【図3】 屋外設置用の他例を示す縦断面図である。
【図4】 天井裏設置用の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図5】 同、設置モデル図である。
【符号の説明】
1は給気口 1a,1b,1cは給気筒 2は給気ファン 3は給気ボックス 4は連結用パイプ 4aはフレキシブルダクト 5は円筒体 5aは側壁 6は外部空気吸込用の吸気筒 7は絞細部 8は塵埃等の回収箱 9は開閉蓋 10は防火ダンパー 11はダンパー羽根 12はストッパー 13は傘型凸部 14は家屋 15は天井裏 16a,16b,16cは各室 17は吸気口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気口1と給気ファン2を有す給気ボッ
    クス3下に連結用パイプ4を挟んで下部に漏斗状の絞細
    部7と該絞細部7下に塵埃の回収箱8を設けた円筒体5
    を連結し、該円筒体5の側壁上部に外部空気の吸気筒6
    を取付け、前記給気ファン2の作動により吸気筒6より
    前記円筒体5内に強制流入する外部空気をサイクロン方
    式にて該円筒体5内にて渦巻状に回流降下させて回収箱
    8内にて集塵し、該回流内を上昇する中間の清澄空気の
    みを給気ボックス3内に吸引して前記給気口1より室内
    に給気するようにした外部空気の室内給気装置におい
    て、前記回収箱8の内底面の中心部に絞細部7に向けて
    突出する傘型凸部13を設けたことを特徴とする外部空気
    の室内給気装置。
  2. 【請求項2】 給気口1と給気ファン2を有す給気ボッ
    クス3下に連結用パイプ4を挟んで下部に漏斗状の絞細
    部7と該絞細部7下に塵埃の回収箱8を設けた円筒体5
    を連結し、該円筒体5の側壁上部に外部空気の吸気筒6
    を取付け、前記給気ファン2の作動により吸気筒6より
    前記円筒体5内に強制流入する外部空気をサイクロン方
    式にて該円筒体5内にて渦巻状に回流降下させて回収箱
    8内にて集塵し、該回流内を上昇する中間の清澄空気の
    みを給気ボックス3内に吸引して前記給気口1より室内
    に給気するようにした外部空気の室内給気装置におい
    て、前記吸気筒6の中間に防火ダンパー10を連結したこ
    とを特徴とする外部空気の室内給気装置。
  3. 【請求項3】 給気口1と給気ファン2を有す給気ボッ
    クス3下に連結用パイプ4を挟んで下部に漏斗状の絞細
    部7と該絞細部7下に塵埃の回収箱8を設けた円筒体5
    を連結し、該円筒体5の側壁上部に外部空気の吸気筒6
    を取付け、前記給気ファン2の作動により吸気筒6より
    前記円筒体5内に強制流入する外部空気をサイクロン方
    式にて該円筒体5内にて渦巻状に回流降下させて回収箱
    8内にて集塵し、該回流内を上昇する中間の清澄空気の
    みを給気ボックス3内に吸引して前記給気口1より室内
    に給気するようにした外部空気の室内給気装置におい
    て、前記吸気筒6の中間に防火ダンパー10を連結し、且
    つ前記回収箱8の内底面の中心部に絞細部7に向けて突
    出する傘型凸部13を設けたことを特徴とする外部空気の
    室内給気装置。
JP1995005747U 1995-05-19 1995-05-19 外部空気の室内給気装置 Expired - Lifetime JP3018329U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136427A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Panasonic Ecology Systems Co., Ltd. 集塵装置
JP2019082288A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 パーパス株式会社 フィルター装置および給湯装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136427A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Panasonic Ecology Systems Co., Ltd. 集塵装置
JP2019082288A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 パーパス株式会社 フィルター装置および給湯装置
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