JPH0416084Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0416084Y2
JPH0416084Y2 JP1986097180U JP9718086U JPH0416084Y2 JP H0416084 Y2 JPH0416084 Y2 JP H0416084Y2 JP 1986097180 U JP1986097180 U JP 1986097180U JP 9718086 U JP9718086 U JP 9718086U JP H0416084 Y2 JPH0416084 Y2 JP H0416084Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
box
duct
ceiling
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986097180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS635309U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986097180U priority Critical patent/JPH0416084Y2/ja
Publication of JPS635309U publication Critical patent/JPS635309U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0416084Y2 publication Critical patent/JPH0416084Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、空気清浄装置、特に、天井埋込型
空気調和機内蔵の空気清浄装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、室内空気に含まれる浮遊塵埃、浮遊微生
物、あるいはたばこの煙などの除去、殺菌,脱臭
を行ない、室内空気の清浄を保つという要望が高
まつており、たとえば、実公昭53−20778号公報
に開示された天井埋込型の空気清浄機が知られて
いる。
第7図に示すごとく従来、天井板2上方の空間
部内に箱体であるケーシング4を埋め込み、この
ケーシング4内の周辺部に、集塵器12を設置
し、その下方開口部を空気吸入口9とし、また、
ケーシング4内中央部に送風機7を配置し、その
下方開口部に空気吹出口10とを備えており、室
内の汚染空気は空気吸入口9より、吸入され、そ
の上方にある集塵器12を通過し汚染空気中の塵
埃は、この集塵器12により取り除かれ清浄空気
となり、送風機7下部の吹出口より室内に排出さ
れるものである。この天井埋込型の空気清浄機
は、ケーシングなどの部品を、天井埋込型空気調
和機と共用することが多い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の天井埋込型空気清浄機は、以上のように
構成されており、近年室内のスペースおよび美観
が問題視され、いろいろな機器が壁から天井へと
移行しているなかで、天井の面積を多く必要とす
る従来の空気清浄機は、天井埋込型の空気調和機
のケーシングなどの部品を、共用するとはいえ、
天井埋込型の空気清浄機としては、製造コストが
高いという問題があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、既設の、天井埋込型空気調
和機へ簡易に集塵装置を内蔵させることにより、
この空気調和機は空気清浄機も兼ね、かつ高性能
な集塵能力をそなえ空気清浄装置の製造コストの
低減を、図ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る空気清浄装置は、天井埋込型空
気調和機の箱体と化粧グリル間に吸入風路および
吹出風路を有するダクト部を設置し、その吸入風
路空間に荷電部を集塵部とよりなる集塵器を設置
したものである。
〔作用〕
すなわち、ダクト部を設置することにより、従
来の天井埋込型空気清浄機の機能を充分に発揮で
きる空気清浄器を収納するに足りるスペースを作
り出し、既設の天井埋込型空気調和機に内蔵する
ことを可能にした空気清浄装置である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図および第2図はこの考案に係る第1の
実施例を示し、第1図は、空気調和機への取付状
態の縦断面図、第2図は、第1図のダクト部を示
した斜視図である。図において、建物の梁1と天
井板2の間の天井裏には空気調和機3が埋込まれ
ており、この空気調和機3は梁1からアンカーボ
ルト5で吊下げられて下方へ開口する箱体4を備
え、この箱体4の下方には、吸入口9と吹出口1
0を有する化粧グリル8が天井板2の開口部を閉
塞して設けられている。また、第2図は箱体4
と、化粧グリル8間に設置するダクト部であるダ
クト11の斜視図であつて、吸入風路9aおよび
吹出風路10aが設けられており、箱体4の下方
開口部と、化粧パネル8の吸入口9、吹出口10
を、前記ダクト11の吸入風路9aおよび吹出風
路10aにより連通、嵌合されるように形成され
ているものである。取り付けは箱体へビスなどに
よりなされる。第3図は第2図Z〜Z断面を示す
図で、このダクト11は板金などにより形成され
ており、風路外面および内面には、露付防止用の
発泡部材13aを貼り付け、箱体4および化粧グ
リル8との嵌合部には、風洩れ防止のため発泡部
材13bが貼り付けられている。
第4図は既設の空気調和機3の縦断面を示す図
であり、設計時より空気清浄器の内蔵を考えられ
ていない従来の空気調和機は十分な性能を発揮す
る空気清浄器を内蔵することができるスペースは
ない。建物の梁1よりアンカーボルト5で吊り下
げられている箱体4を、十分な性能を発揮するに
たりる図示されない荷電部と集塵部とよりなる集
塵器である空気清浄器12を収納するべく吸入側
風路のスペースを確保する寸法だけ、前記箱体4
をアンカーボルト5により梁1へ近づける方向に
吊り上げ、この箱体4が移動し、化粧パネル8と
の間にできた空間へダクト11を設置する。この
ダクト11には吸入風路9a、吹出風路10aが
設けられており箱体4の下方開口部と化粧パネル
8の吸入口9と吹出口10を、ダクト11の吸入
風路9a、吹出風路10aにより、もとのように
連通、嵌合される。そして、空気清浄器12は、
ダクト11により生じた吸込風路空間へ、設置さ
れるものである化粧パネル8の吸入口9より送風
フアン7により吸入された室内の汚染空気はダク
ト11の吸入風路9aに設置された空気清浄器1
2により荷電部で荷電され、集塵部において集塵
され、熱交換器6をへて、ダクト11の吹出風路
10aを通り、化粧パネル8の吹出口10より清
浄空気として室内に排出される。
この考案の一実施例によれば、天井埋込型空気
調和機の箱体4と化粧グリル8間に吸入風路9a
および吹出風路10aを有するダクト11を設置
し、この吸入風路9a空間に荷電部と集塵部とか
らなる集塵器12を設置したので、既設の空気調
和機にも装着可能となり単体で天井に装着した空
気清浄機と同じように高性能な集塵能力が得ら
れ、天井スペースは空気調和機だけでよくかつ、
製造コストを低減できる。
第1実施例では、ダクト11は、板金等で形成
するものであり、取付方法は、箱体4の下方へボ
ルトなどにより取り付けられ、合わせ部に、風洩
れ防止のための発泡部材および露付防止のための
発泡部材を貼り付けたが、第5図に示す第2の実
施例のように、ダクト11を、発泡部材(たとえ
ば発泡スチロール)にて成形し、箱体4と化粧パ
ネル8との間にはさみ込むのみとしてもよく、空
気清浄器12のみを箱体4へ取り付けることとす
ると、箱体4を梁1より吊り下げているアンカー
ボルト5に加わる重量が軽減されるものであり、
また発泡部材のダクト11には断熱効果があり、
複雑な形状に成形することができるため箱体4お
よび化粧パネル8との嵌合部よりの風洩れも充分
防止することができるものである。また第6図に
示すこの考案の第3の実施例のように、発泡部材
により成形されたダクト11の装着時の状況によ
り強度等を要求される場合には、ダクト11の外
面の補強および保護を目的とした薄い軽量板金1
4で囲うことも可能である。
〔考案の効果〕
以上に説明してきたように、この考案によれ
ば、天井吊り下げ型空気調和機内蔵の空気清浄装
置は、ダクトを設置することにより、既設の空気
調和機にも装着可能となるもので、単体にて天井
に装着した空気清浄機と同様に高性能な集塵能力
が得られるとともに、天井のスペースは空気調和
機だけでよく、かつ製造コストを低減できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の第1の実施例を示す全体
縦断面図、第2図は同ダクトの一実施例を示す斜
視図、第3図は第2図Z〜Z断面図、第4図は天
井埋込型空調機の全体縦断面図、第5図はこの考
案による第2の実施例のダクトを示す斜視図、第
6図はこの考案の第3の実施例のダクトを示す断
面図、第7図は従来の天井埋込型空気清浄機を示
す全体縦断面図である。 2……天井板、3……空気調和機、4……箱
体、6……熱交換器、7……送風機、8……化粧
グリル、9……吸入口、9a……吸入風路、10
……吹出口、10a……吹出風路、11……ダク
ト、12……空気清浄器、13a……発泡部材、
13b……発泡部材、14……補強板。なお、図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井板上方から空間部内に吊り下げられた箱
    体と、この箱体に支持された送風機と熱交換器
    を箱体内に配置し、この箱体下部開口端を閉塞
    し、吸入口および吹出口を有する化粧グリルを
    有する空気調和機であつて、この空気調和機の
    前記箱体と化粧グリル間に吸入風路および吹出
    し風路を有するダクト部を設置し、そのダクト
    部吸入風路空間に荷電部と集塵部とよりなる集
    塵器を配置したことを特徴とする空気清浄装
    置。 (2) ダクト部をプラスチツクの発泡部材で成形し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の空気清浄装置。 (3) 発泡部材で成形したダクト部の外側を板金な
    どにより成形した補強板で囲つたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の空気
    清浄装置。
JP1986097180U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0416084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986097180U JPH0416084Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986097180U JPH0416084Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS635309U JPS635309U (ja) 1988-01-14
JPH0416084Y2 true JPH0416084Y2 (ja) 1992-04-10

Family

ID=30963861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986097180U Expired JPH0416084Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0416084Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101195563B1 (ko) 2007-07-26 2012-10-30 삼성전자주식회사 천장형 공기조화기 및 그 조립구조
JP2013138980A (ja) * 2011-12-29 2013-07-18 Daikin Industries Ltd 空気清浄ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS635309U (ja) 1988-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020194824A1 (en) Filter apparatus for hvac system
JP3695916B2 (ja) 天井カセット形空気調和機およびそのケーシング
CN101413703B (zh) 空调装置
JP4670441B2 (ja) 換気装置
JPH0416084Y2 (ja)
JP2000046362A (ja) 天井カセット形空気調和機
JPH06300312A (ja) 換気機能付空気調和機
JP4417101B2 (ja) 天吊型空気調和装置
JPH074434Y2 (ja) 空調機を内蔵した壁部空調装置
KR101083598B1 (ko) 입출구확장형 전열교환 환기장치
JPS621625Y2 (ja)
JPS6328342Y2 (ja)
JPS64508Y2 (ja)
KR20070107401A (ko) 덕트형 공기조화기
JPH0979598A (ja) 空気調和装置
JP3935598B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JPS6349627Y2 (ja)
JPH05296507A (ja) 空気清浄機
JP4747948B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JPH0322668Y2 (ja)
JP2532289Y2 (ja) 空気調和機
JPS6036822Y2 (ja) 熱交換器換気扇
JPS6045331B2 (ja) 吸排気型換気装置
JPS5834906Y2 (ja) 換気装置付庇
JP3042837U (ja) 改善された低騒音窓取付け型エアコン