JPS6146254Y2 - - Google Patents

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JPS6146254Y2
JPS6146254Y2 JP15396582U JP15396582U JPS6146254Y2 JP S6146254 Y2 JPS6146254 Y2 JP S6146254Y2 JP 15396582 U JP15396582 U JP 15396582U JP 15396582 U JP15396582 U JP 15396582U JP S6146254 Y2 JPS6146254 Y2 JP S6146254Y2
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JP
Japan
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cable
locking member
collar
fitted
inner cable
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JP15396582U
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JPS5958211U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動二輪車等、道路走行車輌で使用
されるストツプランプ点灯スイツチ動作用ケーブ
ル、ブレーキケーブル等の操作力伝達ケーブルに
関するものである。更に詳しく言えば、インナー
ケーブルとケーブルアウターで構成される操作力
伝達ケーブルに於けるケーブルアウターの端部を
水密にカバーする技術に関するものである。
操作力伝達のケーブルのケーブルアウター端部
は、これを水密にカバーして、ケーブルアウター
内への埃、水等の進入を防ぐのが好ましい。斯か
るカバー部材の取付け方としては、通常、第1図
乃至第3図に示す手段が採用されている。図中、
01は車体フレームに設けられたケーブル取付け
ステーであり、ケーブルアウター02の端部に嵌
着された係止部材03が、同ケーブル取付けステ
ー01に係止されている。ケーブルアウター02
からは、インナーケーブル04が延出しており、
伸縮自在なカバー部材05(例えば、ゴム製)
が、同インナーケーブル04を囲繞し、係止部材
03の凹溝03aを水密に嵌合している。この様
な取付け構断では、カバー部材05を凹溝03a
に嵌入するに当り(第3図参照)、細心の注意を
払わなければならず、組付け作業性は必ずしも良
くなかつた。
本考案は、斯かるカバー部材の組付け作業性の
向上を計つたものであり、車輌用操作力伝達ケー
ブルにおけるケーブルアウターの端部に嵌着され
た係止部材に有溝カラーを介してカバー部材を取
付けたことを特徴としている。
以下、本考案の一実施例を第4図乃至第9図に
より説明する。
第4図は、自動二輪車の右側面要部を示してい
る。制動の際に点灯すべきストツプランプ用スト
ツプスイツチSWが、バツクステー2に突設され
たステー2aに定されており、同ストツプスイツ
チSWを動作させるための操作力伝達ケーブルた
るストツプスイツチ操作ケーブル10が、ストツ
プスイツチSWとブレーキペダル5との間に配設
されている。ストツプスイツチ操作ケーブル10
のケーブル本体部は、ケーブルアウター11とイ
ンナーケーブル12で形成されており、ケーブル
アウター11の前部が、アンダーフレーム1に設
けられたブラケツト3に固定され、同後部が、バ
ツクステー2に突設されたステー2bに係止され
ている。そして、ブラケツト3に傾動自在に枢支
されるとともに、ブレーキペダル5によつて傾動
されるリヤブレーキスペンドル組立体4に、イン
ナーケーブル12の前端部が連結され、その後端
部は、スプリングSPを介して、ストツプスイツ
チSWのアクチユエーターAに連結されている。
なお、インナーケーブル12は、芯材であるワ
イヤケーブル12wと、これを被覆するビニール
コーテイングで構成されている。
ストツプスイツチ操作ケーブル10の詳細は、
第5図乃至第7図に示す。ケーブルアウター11
の両端には、夫れ夫れ、係止部材たる金属スリー
ブ11a,11b(金属スリーブ11bは第一の
係止部材である)が、かしめ付けによつて固着さ
れており、同部に於いて、ブラケツト3、ステー
2bに、夫れ夫れ固定、係止される。一方、イン
ナーケーブル12の一端には、係止部12aが設
けられ、他端には、第二の係止部材たる有溝金属
スリーブ12bが、かしめつけられている。そし
て、有溝金属スリーブ12bは、その外周にリン
グ状の凹溝12cを有し、先端部12dに、スト
ツプスイツチSWのオーバーストローク防止用ス
プリングSPが係止される。
また、金属スリーブ11bの先端細径部11c
には、外周にリング状の凹溝13aを有する有溝
カラー13が、摺動自在に密着筒状合されてい
る。そして、この有溝カラー13と有溝金属スリ
ーブ12bとの間には、インナーケーブル12を
囲繞して、リターンスプリング(圧縮コイルスプ
リング)14が介挿され、両部片13,12bを
相離反する方向に付勢している。さらに、両部片
13,12bの各凹溝13a,12cに、インナ
ーケーブル12およびリターンスプリング14を
囲繞する伸縮自在のチユーブ状カバー15のリン
グ状突条15a,15bが、水密に嵌合してい
る。カバー15は、ゴム、合成樹脂材等の弾性材
で形成され、ケーブルアウター11側の端部にテ
ーパ状鍔15Aが設けられている点に特徴があ
る。
前記構成のストツプスイツチ操作ケーブル10
は、第8図に示すように、金属スリーブ11b部
に於いてステー2bに係止される。すなわち、金
属スリーブ11bと有溝カラー13との間では、
リターンスプリング14の弾発力による挾持圧が
得られ、この挾持圧によつて、ストツプスイツチ
操作ケーブル10の端部がステー2bに固定され
るのである。第8図に示す状態では、リターンス
プリング14の弾発力によつて有溝カラー13
が、ステー2bに押し付けられるため、必然的
に、カバー15のテーパー状鍔15Aも、ステー
2bに密着する。
カバー15は、一端における、突条15bと有
溝金属スリーブ12bの凹溝12cとの水密嵌合
関係により、他端における、突条15aと有溝カ
ラー13の凹溝13aとの嵌合関係、有溝カラー
13と金属スリーブ11bとの嵌合関係、および
テーパー状鍔15Aとステー2bとの当接関係に
より、ケーブルアウター11の開放端を完全に密
閉する。したがつて、同開放端から、ケーブルア
ウター11内に、雨水、埃等が侵入することが無
く、ケーブルアウター11内を常時清浄に保持す
ることがきる。
また、カバー15は、有溝カラー13を介して
金属スリーブ11bに嵌合されるので、金属スリ
ーブ11bに対してワンタツチで取付け、取外し
を行うことができ(第9図参照)、前記カバー部
材05(第1図乃至第3図参照)の取付けに比し
て、取付け作業性が著しく向上する。
なお、有溝カラー13、有溝金属スリーブ12
bの各凹溝13a,12cに代えて凸条を設け、
カバー15のリング状突条15a,15bに代え
て凹溝を設けても良いことは勿論である。
なおまた、本考案は、ストツプスイツチ操作ケ
ーブル10に適用されるだけでなく、ブレーキケ
ーブル20の両端部カバー21、又は22にも適
用することが可能であり(第4図参照)、操作力
伝達ケーブル一般の配索に適用し得る。
以上、実施例の説明から明らかなように、本考
案では、車輌用操作力伝達ケーブルにおけるケー
ブルアウターの端部に嵌着された係止部材に有溝
カラーを介してカバー部材を取付けたので、同カ
バー部材の取付け、取外しをワンタツチで行うこ
とができ、配索時の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は操作力伝達ケーブルに於け
るケーブルアウター端部のカバー取付け構造を示
す説明図、第4図は本考案の一実施例に係るスト
ツプスイツチ操作ケーブルを備えた自動二輪車の
要部右側面図、第5図は同ストツプスイツチ操作
ケーブルの拡大説明図、第6図はその要部断面
図、第7図は前記ストツプスイツチ操作ケーブル
の端部カバーを取外した状態を示す説明図、第8
図は前記ストツプスイツチ操作ケーブルを車体に
取付けた状態を示す要部説明図、第9図は前記ス
トツプスイツチ操作ケーブルを車体に着脱する際
の状態を示す説明図である。 1……アンダーフレーム、2……バツクステ
ー、2a,2b……ステー、3……ブラケツト、
4……リヤブレーキスペンドル組立体、5……ブ
レーキペダル、10……ストツプスイツチ操作ケ
ーブル、11……ケーブルアウター、11a,1
1b……金属スリーブ、11c……細径部、12
……インナーケーブル、12a……係止部、12
b……有溝金属スリーブ、12c……凹溝、12
d……先端部、13……有溝カラー、13a……
凹溝、14……リターンスプリング、15……カ
バー、15A……テーパー状鍔、15a,15b
……突条、20……ブレーキケーブル、21,2
2……カバー、A……アクチユエーター、SP…
…スプリング、SW……ストツプスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状ケーブルアウターの内部で進退自在に摺動
    変位し得るインナーケーブルがケーブルアウター
    から延出され、ケーブルアウターの該延出端部か
    らのケーブルアウター内への水の進入を防ぐべ
    く、延出されたインナーケーブルを囲繞して伸縮
    自在な筒状カバー部材が設けられ、該カバー部材
    の一端が、ケーブルアウター端部に密に外嵌する
    係止部材に水密に嵌着され、他端が、延出された
    インナーケーブルに一体に付された部材に水密に
    嵌着されて成る車輌用操作力伝達ケーブルにおい
    て、 ケーブルアウターの端部に嵌着された第一の係
    止部材と、インナーケーブルの延出部に嵌着さ
    れ、かつ外周にリング状の凹溝又は凸条を有する
    第二の係止部材と、第一の係止部材に外嵌される
    とともに外周にリング状の凹溝又は凸条を有する
    カラーと、インナーケーブルを囲繞して、前記カ
    ラーと第二の係止部材との間に介挿されたリター
    ンスプリングと、該リターンスプリングを囲繞し
    て、前記カラーおよび第二の係止部材における凹
    溝又は凸条に水密に嵌合する前記カバー部材とを
    備えたことを特徴とする車輌用操作力伝達ケーブ
    ル。
JP15396582U 1982-10-13 1982-10-13 車輌用操作力伝達ケ−ブル Granted JPS5958211U (ja)

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JP15396582U JPS5958211U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 車輌用操作力伝達ケ−ブル

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JPS5958211U JPS5958211U (ja) 1984-04-16
JPS6146254Y2 true JPS6146254Y2 (ja) 1986-12-26

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ID=30340476

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JP15396582U Granted JPS5958211U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 車輌用操作力伝達ケ−ブル

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JPS5958211U (ja) 1984-04-16

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