JPS6145995Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6145995Y2
JPS6145995Y2 JP10739083U JP10739083U JPS6145995Y2 JP S6145995 Y2 JPS6145995 Y2 JP S6145995Y2 JP 10739083 U JP10739083 U JP 10739083U JP 10739083 U JP10739083 U JP 10739083U JP S6145995 Y2 JPS6145995 Y2 JP S6145995Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
valve
port
pressure receiving
main valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10739083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6015500U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10739083U priority Critical patent/JPS6015500U/ja
Publication of JPS6015500U publication Critical patent/JPS6015500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6145995Y2 publication Critical patent/JPS6145995Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 利用分野 本考案は、圧力制御弁の改良に関するものであ
る。
従来例とその問題点 プレス機械のバランサやダイクツシヨンにおい
ては、空気による緩衝効果を向上させるために、
空気配管途中に大容量のタンクを設けているが、
そのタンク内圧力は、ダイチエンジを行う毎にダ
イに見合う圧力に再設定する必要があり、その設
定を自動的且つ短時間に行うことが要求され、
種々の提案がなされている。このようなタンク内
圧力の設定には、一般的に圧力制御弁が用いら
れ、この圧力制御弁の制御部に対して出力圧(タ
ンク圧)をフイードバツクさせると共にパイロツ
ト圧を再設定のための信号として作用させて、そ
の圧力制御弁の動作を制御するようにしており、
この場合における圧力制御弁の制御部は、上記二
つの圧力を比較してそれらの差圧に応じた出力を
得るための差圧作動切換弁として構成される。
このような差圧作動切換弁は、例えば実開昭53
−144191号公報によつて既に公知である。
この切換弁は、ダイヤフラムの上下に上記出力
圧及びパイロツト圧に相当する圧力が加えられる
一対の受圧室を区画形成すると共に、該ダイヤフ
ラムに流体流路を切換える弁体を備えた弁軸を取
付け、上側及び下側の受圧室の圧力差によつてダ
イヤフラムを変位させ、弁体を駆動して流体流路
を切換えるようにしたものである。
しかしながら、このような切換弁を用いた場合
には、プレス機械の作動に際し出力圧がパイロツ
ト圧よりも高く上昇する毎に出力差が誤つてリリ
ーフ排気されるという難点がある。これは、上側
及び下側の受圧室に相対的な圧力差が生じた場合
に、その圧力差が一方の受圧室が昇圧したことに
よつて生じたものであるか、あるいは他方の受圧
室が降圧したことによつて生じたものであるかに
拘わりなく、その相対的な圧力差によつて同じよ
うに駆動されるため、出力圧がプレス機械の作動
に伴つてパイロツト圧よりも上昇した本来リリー
フ排気されるべきでない場合も、意図的にパイロ
ツト圧を出力圧よりも低く設定したリリーフ排気
されるべき場合と同様な状態に切換えられ、リリ
ーフ排気されるからである。
技術的課題 本考案は、出力圧を調圧する場合と、プレス機
械を運転する場合とでそれぞれ流路を異なる状態
に切換えておくことにより、プレス機械の運転に
よつて出力圧がパイロツト圧よりも上昇しても、
誤つてリリーフ排気が行われないようにした圧力
制御弁を提供することを技術的課題とするもので
ある。
技術的手段 上記課題を解決するための技術的手段として、
本考案においては、ピストンの両側の第1及び第
2受圧室の圧力差によつて出口ポートを入口ポー
トあるいは排気ポートに切換連通させる主弁に、
第2ポートを第1ポートと第3ポートとに切換連
通させる3方切換弁からなるセレクト弁を付設
し、主弁におけるパイロツトポートを順方向の逆
止弁を介して主弁の第1受圧室に連通させると共
に、セレクト弁の第1ポートと連通させ、該セレ
クト弁の第2及び第3ポートを主弁の第1受圧室
及び出口ポートに連通させ、該主弁の出口ポート
を第2受圧室に連通させている。
作 用 上記技術的手段は次のように作用する。即ち、
セレクト弁を第1及び第2ポートが連通する調圧
位置に切換えると、主弁の第1受圧室はパイロツ
トポートと自由に連通させた状態となり、而して
第2受圧室は常時出口ポートと連通させているた
め、主弁のピストンにおいてはパイロツト圧と出
力圧とが比較され、その圧力差に基づいて出口ポ
ートが入口ポートあるいは排気ポートに切換え連
通せしめられて調圧が行われる。また、セレクト
弁を第2及び第3ポートが連通する運転位置に切
換えると、主弁の第1受圧室は出口ポートと自由
な状態で連通すると共に逆方向の逆止弁を介して
パイロツトポートと連通し、それによりプレス機
械の運転に伴つて出力圧がパイロツト圧よりも上
昇しても、主弁における第1及び第2受圧室には
共に出力圧が加わつて、両室間には圧力差が生じ
ないため、リリーフ排気は行われず、而してリー
ク等によつて出力圧がパイロツト圧よりも低下す
ると、パイロツト圧が逆止弁を介して第1受圧室
に伝わり、そのため主弁のピストンにおいてはパ
イロツト圧と出力弁が比較され、主弁はその圧力
差に基づいて変位して出力圧を昇圧させる。
本考案によつて生じた特有の効果 本考案は、次のような特有の効果を生じる。即
ち、本考案は、従来の圧力制御弁と同様の動作を
行う主弁にセレクト弁及び逆止弁を付加するとい
う簡単なものとして構成されるため、製造が容易
で安価なものとして得られる。
実施例 以下に本考案の実施例を図面を参照しながら詳
述する。
第1図において1は空気源、2はそれからの出
力圧を通電量に対応したパイロツト圧として出力
する電空比例弁、3はそのパイロツト圧で作動す
る圧力制御弁である。上記圧力制御弁3における
パイロツトポート4は、順方向の逆止弁5を介し
て主弁6の第1受圧室7に連通させると共に、セ
レクト弁8の第1ポート9に連通させ、該セレク
ト弁8の第2ポート10及び第3ポート11はそ
れぞれ主弁10における第1受圧室7及び出口ポ
ート12に連通させ、さらに主弁6における出口
ポート12、入口ポート13及び排気ポート14
は、それぞれ第2受圧室15、空気源16及び大
気にそれぞれ連通あるいは開口させている。上記
主弁6は、ピストンによつて第1及び第2受圧室
7,15の圧力を比較し、その圧力差によつて出
口ポート12を入口ポート13あるいは排気ポー
ト14に切換え連通させるものとして構成され、
またセレクト弁8は通電あるいは非通電により調
圧位置と運転位置に切換えられ、調圧位置におい
ては、第1ポート9と第2ポート10を連通させ
ると共に第3ポート11を遮断し、運転位置にお
いては、図示したように第2ポート10と第3ポ
ート11を連通させると共に第1ポート9を遮断
するものとして構成されている。
従つて、上記セレクト弁8を調圧位置に切換え
てパイロツトポート4と第1受圧室7とを連通さ
せれば、主弁6は第1及び第2受圧室7,15の
圧力差によつて駆動され、出口ポート12は入口
ポート13あるいは排気ポート14に連通し、そ
れに伴う給気あるいは排気により出口ポート12
及びそれに接続されたタンク17の圧力がパイロ
ツト圧に調圧されると、主弁6は出口ポート12
が他のいずれのポート13,14とも遮断された
中立状態となる。この後、セレクト弁8を図示の
運転位置に切換えてプレス機械の運転を行えば、
それに伴つて出力圧がパイロツト圧よりも昇圧し
ても、その出力圧は主弁6におけるピストンの両
側の第1及び第2受圧室7,15に同時に加わる
ため、主弁6は中立状態を保ち、リリーフ排気が
行われることはない。また、この場合に昇圧した
出力圧は逆止弁5で阻止されて電空比例弁2に伝
わることはない。
上記とは逆に、リーク等により出力圧がパイロ
ツト圧よりも低下すると、パイロツト圧が逆止弁
5を介して第1受圧室7に伝わり、それに伴う主
弁6の駆動により出口ポート12が空気源16に
連通して該空気源からの給気により昇圧し、これ
に並行して逆止弁5を通つたパイロツト圧はセレ
クト弁8の第2及び第3ポート10,11を通じ
て出口ポート12に至り、それによつても出口ポ
ート12は昇圧される。特に、出口ポート12の
圧力低下が主弁6の感度以下の小さいものである
場合には、出力ポート12の昇圧は上記セレクト
弁8を通るパイロツト圧のみによつて行われるこ
とになる。
上記圧力制御弁3の具体的構造例を第2図及び
第3図に示す。
第2図及び第3図において、21は主弁、22
はそれに組み込んだ逆止弁、23は主弁21に取
り付けたセレクト弁である。
上記主弁21は、出口ポート24を入口ポート
25と排気ポートに通じる流路26とに切換連通
させることにより、出口ポート24即ちタンク2
7の圧力を給排気により調圧するものとして構成
され、またピストン28によつてその両側に区画
形成された第1及び第2受圧室29,30を備
え、それらの受圧室29,30の圧力差によつて
ピストン28がロツド31と共に駆動され、ピス
トンが下動する場合には、第1の鍔32が入口弁
体33を第1のばね34及び第2のばね38の付
勢力に抗して下動させ、それにより入口ポート2
5が入口弁座35を介して出口ポート24と連通
し、逆にピストンが上動する場合には、第2の鍔
36が排気弁体37を上動させ、それにより出口
ポート24が排気弁座39を介して排気ポートに
通じる流路26と連通する。上記動作のいずれの
場合においてもロツド31はそれぞれ他方の弁体
に対しては自由に摺動し、従つて下動あるいは上
動時にはそれぞれ排気弁体37あるいは入口弁体
33は閉弁状態を維持することになる。而して、
上記ピストン28及びロツド31の下方あるいは
上方への移動は、両受圧室29,30における流
体の圧力差によつて行われ、それによるタンク2
7の調圧によつて両受圧室29,30の流体圧が
略等しくなると、ピストン28及びロツド31は
図示した中立位置に静止する。
上記主弁21におけるパイロツトポート41と
第1受圧室29との間に配設された逆止弁22
は、ステム42の溝にチエツク機能を有するリツ
プ43を嵌着することにより、パイロツトポート
41を、通路44、T字孔45、リツプ43、環
状路46、及び通孔47を介して、第1受圧室2
9と自由に連通させ、その逆方向の流れを阻止す
るものとして構成している。
なお、図中、48は出口ポート24を第2受圧
室30に連通させるフイードバツク路、49は空
気源である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成図、第2図はそ
の具体的構成例の断面図、第3図はその一部を切
断した部分側面図である。 4……パイロツトポート、5……逆止弁、6…
…主弁、7……第1受圧室、8……セレクト弁、
9……第1ポート、10……第2ポート、11…
…第3ポート、12……出口ポート、13……入
口ポート、14……排気ポート、15……第2受
圧室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンの両側の第1及び第2受圧室の圧力差
    によつて出口ポートを入口ポートあるいは排気ポ
    ートに切換連通させる主弁に、第2ポートを第1
    ポートと第3ポートとに切換連通させる3方切換
    弁からなるセレクト弁を付設し、主弁におけるパ
    イロツトポートを順方向の逆止弁を介して主弁の
    第1受圧室に連通させると共に、セレクト弁の第
    1ポートと連通させ、該セレクト弁の第2及び第
    3ポートを主弁の第1受圧室及び出口ポートに連
    通させ、該主弁の出口ポートを第2受圧室に連通
    させてなる圧力制御弁。
JP10739083U 1983-07-11 1983-07-11 圧力制御弁 Granted JPS6015500U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10739083U JPS6015500U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 圧力制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10739083U JPS6015500U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 圧力制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015500U JPS6015500U (ja) 1985-02-01
JPS6145995Y2 true JPS6145995Y2 (ja) 1986-12-24

Family

ID=30250938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10739083U Granted JPS6015500U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 圧力制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6015500U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6015500U (ja) 1985-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4345620A (en) Safety valve assembly
JP2579202Y2 (ja) 圧力補償弁を備えた操作弁
US4207914A (en) Fluid relay apparatus
JPH0615881B2 (ja) 液圧制御装置
JPH04312202A (ja) 比例分配装置及びそれを含む油圧制御装置
JPS6145995Y2 (ja)
US4509548A (en) Reactant pressure differential control for fuel cell gases
JPH039321B2 (ja)
JPH0434300Y2 (ja)
JPS6128529Y2 (ja)
JPS6126691Y2 (ja)
JPH0117742Y2 (ja)
JPS62127583A (ja) ダイアフラム型パイロツト操作方向切換弁
JPS6188008A (ja) 油圧制御装置
JPS622371Y2 (ja)
JPS641521Y2 (ja)
JPH0738721Y2 (ja) シリンダの制御装置
JPS6212884Y2 (ja)
JP2603696B2 (ja) 液圧倍力装置
JPH0332803Y2 (ja)
JPH018721Y2 (ja)
JPH067243Y2 (ja) 方向切り換え弁
JPH0723601Y2 (ja) パイロツトリレー
JPS647368Y2 (ja)
JPH0348353B2 (ja)