JPS6145686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6145686Y2
JPS6145686Y2 JP1979026702U JP2670279U JPS6145686Y2 JP S6145686 Y2 JPS6145686 Y2 JP S6145686Y2 JP 1979026702 U JP1979026702 U JP 1979026702U JP 2670279 U JP2670279 U JP 2670279U JP S6145686 Y2 JPS6145686 Y2 JP S6145686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
outer shell
lever
channel material
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979026702U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55128418U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979026702U priority Critical patent/JPS6145686Y2/ja
Publication of JPS55128418U publication Critical patent/JPS55128418U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6145686Y2 publication Critical patent/JPS6145686Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B13/00Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
    • H02B13/02Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
    • H02B13/035Gas-insulated switchgear
    • H02B13/045Details of casing, e.g. gas tightness

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発変電所等に設置されるガス絶縁開
閉装置に関するものである。
一般に、ガス絶縁開閉装置は、しや断器、断路
器、接地装置、計器用変成器、変流器、避雷器等
の変発電所の開閉装置に必要な機器をSF6等の絶
縁性ガスを充填した容器内に収納したものであ
り、従来のこの種の装置では、各機器をそれぞれ
別個の耐圧金属容器に収納して金属容器相互間を
絶縁スペーサと介して接続している。しかしなが
らこのような構造では多くの金属容器が必要にな
るため構造が複雑になつて高価になる上に設置ス
ペースを多く必要とする欠点があつた。そこで最
近、1組の機器を共通の外殻容器内に収納する改
良型のガス絶縁開閉装置が提案された。この改良
型のガス絶縁開閉装置によれば上記従来の欠点を
解消できるが、多くの機器を共通の外殻容器内に
収納した場合には通電状態におけるシユール熱に
よる発熱が多くなるため外殻容器内のガス圧が大
幅に上昇し、また太陽光の照射による加熱によつ
ても容器内の圧力が大きく上昇することが考えら
れる。したがつて外殻容器は、予想される内圧の
上昇を見込んで十分に補強しておく必要がある。
またこの種のガス絶縁開閉装置においては、断
路器や接地装置に操作力を伝達するための操作機
構を外殻容器内に収納することが必要になること
があるが、接地電位にある操作機構を外殻容器内
に配設すると該容器内の電界を乱すおそれがあ
る。特に操作機構が機器を操作する回転操作軸と
この操作軸にレバーを介して連結される操作ロツ
ドとからなる場合には、レバーと操作ロツドとの
連結部付近に尖鋭な部分が存在するためその付近
の電位傾度が高くなり易く、また操作ロツド及び
レバーはそれぞれ操作に伴つて直線運動及び回動
運動を行うため電界の乱れを生じ易い、そのため
操作機構を外殻容器内に収納すると該操作機構の
レバー及び操作ロツドの近傍に絶縁の弱点が生じ
るおそれがある。このような絶縁の弱点が生じる
おそれを無くそうとすると外殻容器を大きくして
操作機構と充電部との距離を十分離す必要があ
り、装置が大形化するのを避けられない。
本考案の目的は、外殻容器の機械的強度を高め
るとともに、絶縁性能を低下させることなく機器
の操作機構を外殻容器内に収納することができる
ようにしたガス絶縁開閉装置を提供することにあ
る。
本考案は、外殻容器内に収納される必要機器の
内の少なくとも一部を操作する操作機構が該必要
機器とともに外殻容器内に収納されるガス絶縁開
閉装置を対象とする。本考案においては、外殻容
器の各側壁の少なくとも一部が該容器の内側に開
口する凹部を有するチヤンネル材により構成され
る。また外殻容器の相対する側壁の一部を構成す
るチヤンネル材の内側の凹部の開口部を跨ぐよう
に支持板が配設されて該支持板が該チヤンヌル材
に溶接され、この支持板に設けられた軸受によ
り、外殻容器内に収納される機器の操作機構の操
作軸が支持されている。そしてこの操作機構の操
作軸に連結されるレバー及び操作ロツドは上記相
対する側壁の一方の一部を構成するチヤンネル材
の内側の凹部内に配設され、レバー及び該レバー
と操作ロツドとの連結部が上記支持板の内側に配
置されている。
上記のように外殻容器の各側壁の少なくとも一
部をチヤンネル材により構成すると、外殻容器の
機械的強度を高めることができる。また上記のよ
うに操作機構のレバーと操作ロツドとをチヤンネ
ル材の内側に凹部内に配置するようにすると、ス
ペースの有効利用を図ることができるだけでな
く、操作ロツド及びレバー付近の電界の緩和を図
ることができる。特にレバーは回転運動を行うた
めその近傍の電界を乱し易いが、上記のようにこ
のレバー及び該レバーと操作ロツドとの連結部付
近を支持板の内側に配置すると、レバーの運動に
伴つて電界が乱れるのを防ぐことができる。従つ
て上記のように構成すると操作機構のレバー及び
該レバーと操作ロツドとの連結部付近に絶縁の弱
点が生じるのを防ぐことができ、外殻容器を大形
にすることなくガス絶縁開閉装置の絶縁性能を向
上させることができる。
以下図示の実施例により本考案のガス絶縁開閉
装置を詳細に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示したもの
で、同図において1はチヤンネル材と平板とを適
宜に組合せて構成した気密構造の外殻容器であ
り、この外殻容器1は、底壁2と、矩形の4つの
辺に沿つてそれぞれ配置された4つの側壁3a〜
3dと、図示しない天井壁とからなる函形に形成
されている。これらの側壁のうち相対する側壁3
a及び3cは、縦方向に延びるチヤンネル材4と
横方向に延びるチヤンネル材5とを格子状に組合
せて接合するとともにチヤンネル材相互間の隙間
を平板6で閉じた構造を有しており、横方向のチ
ヤンネル材5の両端は溶接により取付けられた平
板により閉じられている。チヤンネル材4及び5
を格子状に組み合せるに当つては、横方向のチヤ
ンネル材5が途中で分断されることなく各側壁の
一端から他端まで連続するように配慮まれてい
る。したがつて側壁3a及び3cの内側にはチヤ
ンネル材4及び5によりダクト状の凹部4A及び
5Aが形成され、これらの凹部のうち、チヤンネ
ル材5により形成された凹部5Aは途中で分断さ
れることなく横方向に連続的に延びている。側壁
3a及び3cの間を連絡する一方の側壁3bは、
縦方向に延びる2個のチヤンネル材7と3枚の平
板8とを交互に並べて接合した構造を有してお
り、他方の側壁3dは1個の縦方向に延びるチヤ
ンネル材9の両側に平板10及び10′を並べて
接合した構造を有している。側壁3bと側壁3
a,3c及び側壁3dと側壁3a,3cはそれぞ
れ隣接する端縁同志を溶接等により接合すること
により一体化され、側壁3b及び3dの内側には
それぞれチヤンネル材7及び9により、縦方向に
延びる凹部7A及び9Aが構成されている。側壁
3dゆ構成する一方の平板10は他方の平板1
0′より幅広に形成され、この幅広の平板10の
外面には操作箱11が取付けられている。操作箱
11は箱形の本体の前面及び側面に扉12を取付
けたもので、平板10に溶接等により取付けら
れ、その内部には外殻容器1内に収納されるしや
断器、断路器、接地装置等の機器を操作する操作
器及び外殻容器1内のガスの状態を監視するガス
監視装置等が収納される。このような操作箱11
を取付ける部分は、この操作箱により補強される
ので、図示のように平板10で形成しても充分な
機械的強度を得ることができる。
側壁3a〜3dの下端には水平方向に延びる鍔
板13a〜13dがそれぞれ接合されており、こ
れらの鍔板は隣接する端部同志の接合部14,1
4,…が溶接されて一体化されている。鍔板13
a〜13dは平板状の底壁2の上に載置され、各
鍔板の端縁部が底壁2の端縁部に溶接されて側壁
3a〜3dと底壁2とが一体化されている。図示
してないが、外殻容器1の側壁3a〜3dの上端
には天井壁が取付けられ、これにより外殻容器1
内が気密に閉じられる。この天井壁の構造は任意
であり、必要とされる容器の強度に応じて、平板
状、または形鋼により補強した構造等適宜の構造
に形成することができる。
上記の外殻容器1内には、しや断器、断路器、
接地装置、変流器、計器用変成器、電圧検出装
置、避雷器、またはこれらに接続されるケーブル
類等の機器が収納される。第2図を参照すると、
外殻容器1内に機器を収納した状態の一例が示し
てあり、この例では外殻容器の天井壁15が平板
状に形成されている。第2図においてCBは、絶
縁性の密封容器16内にSF6の如き消弧性を有す
る絶縁ガスとともに固定接触子と可動接触子とを
収納したしや断器である。しや断器CBは外殻容
器1内の下方に水平に配置されてその両端が側壁
3b及び3dに支持され、このしや断器の可動接
触子を操作する操作機構は側壁3dを密封に貫通
して操作箱11内の操作器に連結せれている。し
や断器CBの容器16の外面には内部の固定接触
子及び可動接触子にそれぞれ接続された電極17
A及び17Bが設けられ、これらの電極には断路
器DS1及びDS2の可動接触子18及び19がそれ
ぞれ接触する固定接触子が設けられている。断路
器DS1は側壁3bに支持されたケーブルヘツド
CHd1の導体20に接続されたシールド21内に
可動接触子18を支持したもので、シールド21
を貫通して側壁3a,3c側(第2図の紙面と直
角な方向)に突出する操作軸22が設けられてお
り、後記するリンク機構により操作軸22を回転
させることにより可動接触子18を直線変位させ
てしや断器CBの電極17Aとケーブルヘツド
CHd1との間に電路の開閉を行なうようになつて
いる。また断路器DS2は、側壁3dに支持碍子2
3を介して支持された導体24に接続されたシー
ルド25内に固定接触子19を支持したもので、
シールド25を貫通して側壁3a,3c側に延び
る操作軸26により断路器DS1と同様に操作され
る。導体24にはまたシールド27が取付けられ
てこのシールド内に断路器DS3の固定接触子が設
けられている。断路器DS3の可動接触子28は側
壁3dに取付けられたケーブルヘツドCHd2につ
ながる導体29に接続されたシールド30内に支
持され、シールド30を貫通して側壁3a,3c
側に延びる操作軸31を回転操作することにより
導体24とケーブルヘツドCHd2との間の電路の
開閉操作が行なわれるようになつている。ケーブ
ルヘツドCHd2につながる導体29には導体接続
部32を介して導体33の一端が接続され、導体
33の他端は側壁3bに支持されたケーブルヘツ
ドCHd3に接続されている。また外殻容器1の天
井壁15には支持碍子34を介して導体35の一
端が支持され、導体35の他端は導体接続部36
を介して前記導体24に接続されている。導体3
5の一端には接地装置37が設けられ、このシー
ルド内に断路器DS4の固定接触子が設けられてい
る。断路器DS4の可動接触子38は側壁3dの上
部に設けた取付孔を液密且つ気密に閉じるように
取付けられたガス・油区分用ブツシング39の導
体に接続せれたシールド40内に支持され、この
可動接触子38を操作する。操作軸41はシール
ド40を貫通して側壁3a,3cに延びている。
ガス・油区分用ブツシング39の外殻容器1外に
位置する部分は絶縁油で満された継手管42内に
配置され、導体43を介して図示しない油入変圧
器Trに接続されている。
外殻容器1内にはまた必要な個所を接地する接
地装置ESW1〜ESW5が設けられている。接地装
置ESW1は、ケーブルヘツドCHd1のブツシング
を側壁3bに支持する支持金具44に回動自在に
支持された可動接触子45と、シールド21に設
けられた固定接触子46とからなり、可動接触子
45を図に鎖線で示した位置まで回動させて固定
接触子46に接触させることにりケーブルヘツド
CHd1につながる導体20を接地するようになつ
ている。また接地装置ESW2及びESW3はそれぞ
れ、外殻容器1の底壁2に回動自在に支持された
可動接触子47及び48と、しや断器CBの電極
17A及び17Bに設けられた固定接触子49及
び50とからなり、可動接触子47及び48が図
面上反時計方向に回動して固定接触子49及び5
0に接触したときにしや断器CBの電極17A及
び17Bを接地する。更に接地装置ESW4は、天
井壁15に回動自在に支持された可動接触子51
と、シールド40に設けられた固定接触子52と
からなり、可動接触子51が固定接触子52に接
触してブツシング39の導体を接地する。また接
地装置ESW5はケーブルヘツドCHd2及びCHd3
導体を接地するためのもので、側壁3bに回動自
在に支持された可動接触子53と導体29に設け
られた固定接触子54とからなつている。そして
各接地装置は断路器と同様に、第2図の紙面と直
角に延びる操作軸により操作されるようになつて
いる。またケーブルヘツドCHd1につながる導体
20と側壁3bとの間には避雷器ALが配設さ
れ、以上の各部によりガス絶縁開閉装置が構成さ
れている。尚第2図には一相分の機器のみが図示
されているが、実際には同図の紙面と直角な方向
に三相分の機器が並べて配置され、三相分の各断
路器及び接地装置の回転操作軸(以下単に操作軸
という)が相互に連結されて三相の断路器及び接
地装置が同時に操作されるようになつている。こ
の第2図に示したガス絶縁開閉装置の単線結線図
は第3図に示す通りである。
上記のガス絶縁開閉装置において、各断路器及
び接地装置の操作軸は、リンク機構等の伝達機構
を介して操作箱11内の操作器に接続されるが、
本考案においては、外殻容器1の側壁の内側に形
成された凹部を機器収納空間として用いてこの空
間内に上記伝達機構を収納する。第4図及び第5
図は、一例として断路器DS3の操作軸31を回転
させるリンク機構を、側壁3aの内側に形成され
た凹部4A及び5A内に収納した場合を示してい
る。即ち、三相分の断路器DS3の操作軸31は相
互に連結されてその一端が側壁3aのチヤンネル
材5の内側の凹部5Aを跨ぐように配置されてチ
ヤンネル材5に溶接された支持板55に設けられ
た軸受56に回転自在に支持され、他端は側壁3
cのチヤンネル材5の内側に同様に取付けられた
支持板57に設けられた軸受58に支持されてい
る。操作軸31の側壁3a側の端部31aは凹部
5A内に突出してこの端部31aにレバー59の
一端が固定され、レバー59の他端は、凹部5A
内を操作箱11まで延びる操作ロツド60にピボ
ツト結合されている。従つてレバー59及びこの
レバーと操作ロツド60との連結部付近は支持板
55の内側に配置され、該支持板55によりレバ
ー59の静電遮蔽が図られている。すなわち、本
考案においては、操作軸31を支持する支持板5
5が遮蔽板を兼ねている。操作ロツド60は凹部
5Aの操作箱11側の端部壁を気密且つ摺動自在
に貫通して操作箱11内の図示しない操作器に連
結され、この操作器により直線的に往復駆動され
る。操作ロツド60が駆動されるとレバー59が
回動して操作軸31が回転し、操作軸31に回転
運動直線運動変換機構を介して結合された各相の
断路器DS3の可動接触子28が直線運動する。こ
の断路器DS3を操作するリンク機構を符号L3で示
して、その配設位置を第1図に破線で示してあ
る。全く同様に、断路器DS1及びDS2の操作軸2
2及び26を駆動するリンク機構L1及びL2を側
壁3aの下側のチヤンネル材5の凹部5A内に収
納することができる。また第2図において断路器
DS3よりも上方に配置された断路器DS4の操作軸
41を駆動するリンク機構L4は、例えば第1図
に破線で示したように、側壁3aの上側のチヤン
ネル材5の上方に位置するチヤンネル材4の内側
の凹部4A内に配置されて操作軸41に固定され
たレバー61と、この凹部4Aの下方に位置する
凹部5A内に配置されたレバー62と、レバー6
1休び62を連動させるロツド63と、レバー6
2を回動させる操作ロツド63′とにより構成す
ることができる。
同様に、接地装置ESW1〜ESW5を操作する操
作軸を駆動するリンク機構を外殻容器1の側壁の
内側の凹部内に収納することができる。また外殻
容器1内に電圧検出装置が変流器等が収納される
場合には、これらの機器の2次側から引出される
ケーブル類を側壁の内側の凹部内に収納すること
もできる。
上記のように、外殻容器1の側壁の凹部を機器
収納空間として利用してこの空間内に断路器や接
地装置を操作する機構を収納するようにすると、
外殻容器内のスペースの有効利用を図ることがで
きる上に、容器内の充電部導体とアース電位にあ
る操作ロツドやレバーとの間の電界緩和を図るこ
とができ、充電部導体とアース間の絶縁距離は充
電部導体と外殻容器の内面との間の距離で考えれ
ばよいことになるので外殻容器を縮小することが
可能になる。またチヤンネル材の配設位置さえ考
慮しておけば、操作が必要な機器と操作機構との
接続は任意の位置で行なうことができるので、外
殻容器内における機器のレイアウトを自由に行な
うことができるようになる。
第1図に示したように、横方向に延びるチヤン
ネル材を配設すると容器の強度を著しく増大でき
るが、外殻容器1内に充填されるガスの圧力が低
く、外殻容器1の強度を余り高くする必要がない
場合には、横方向のチヤンネル材の1部又は全部
を省略することができる。尚容器の強度をそれ程
高くする必要がない場合でも、縦方向の凹部のみ
では操作機構等の機器を収納できない場合には、
必要な個所に横方向のチヤンネル材等を配設して
横方向に延びるダクト状の凹部を形成することが
できる。第6図は、側壁3a及び3cにそれぞれ
横方向のチヤンネル材5を1個だけ配設した場合
の一例を示したもので、この例では側壁3a及び
3cを構成するために4個の縦方向のチヤンネル
材4が用いられている。また側壁3bにも4個の
チヤンネル材7が用いられ、側壁3dには操作箱
11の側方に2個のチヤンネル材9が配設されて
いる。
第6図のように構成した場合には、縦方向のチ
ヤンネル材4,4,…の内側の凹部4A,4A,
…と横方向のチヤンネル材5の内側の凹部5Aと
を適宜に利用して断路器を操作するリンク機構
L1′〜L3′等を収納することができる。図示の例で
は、操作される機器の操作軸64,66が側壁3
aの異なるチヤンネル材4の内側の凹部4A内ま
で延び、これらの操作軸の端部にそれぞれリンク
機構L1′〜L3′のレバー67〜69が固定されてい
る。(第7図参照。)尚図示してないが、操作軸6
4〜66は前記実施例と同様凹部4Aの開口部に
跨つて配置されてチヤンネル材4に溶接された支
持板に軸受と介して支持されている。また横方向
のチヤンネル材5の内側の凹部5A内にはL形の
変換レバー70〜72の角部が枢支され、これら
の変換レバーの上端は連動用リンク73〜75を
介してレバー67に連結されている。また変換レ
バー70〜72の下端は操作ロツド76〜78に
ピボツト結合され、これらの操作ロツドは凹部5
A内を操作箱11側に延びて操作箱内の操作器に
接続されている。
第1図及び第6図に示した例では、外殻容器1
の側壁3dの一部に操作箱11を取付けるための
平坦面を設けているが、操作箱11の取付けさえ
可能であれば、特に平但面を設けることなく、第
1図及び第6図において平板10の部分をチヤン
ネル材等で補強するようにすることもできる。
外殻容器1内には、絶縁ガスが充填されるが、
この絶縁ガスは任意であり、SF6の外、N2や空気
が用いられる場合もある。外殻容器1内のガス圧
は、内部の機器の絶縁とアークの消弧とを十分に
行ない得るように収納される機器に応じて適宜に
設定されるが、第2図に示したように、責務の重
いしや断器CBが独立の容器内に収納されている
場合には、外殻容器1内のガス圧を大幅に低下さ
せることが可能である。
以上のように、本考案によれば、外殻容器の側
壁の少なくとも一部をチヤンネル材により構成す
るとともに、該チヤンネル材の内側の凹部内に操
作機構のレバーと操作ロツドとを配設したので、
容器の機械的強度を高めることができる上にスペ
ースの有効利用を図ることができ、また操作ロツ
ド及びレバー付近の電界の緩和を図ることができ
る。特に操作機構のレバーは回動運動を行うため
その近傍の電界を乱し易く、またレバー付近には
尖鋭な部分が存在するため電界の集中を生じ易い
が、本考案ではこのレバー及び該レバーと操作ロ
ツドとの連結部付近を支持板の内側に配置するの
で、該支持板によりレバー及び該レバーと操作ロ
ツドとの連結部付近の静電遮弊を図つて、レバー
の運動に伴なつて電界が乱れるのを防ぐことがで
る。従つて操作機構のレバー及び該レバーと操作
ロツドとの連結部付近に絶縁の弱点が生じるのを
防ぐことができ、外殻容器を大形にすることなく
ガス絶縁開閉装置の絶縁性能を向上させることが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例で用いる外殻容器の
一例を示す斜視図、第2図は第1図の外殻容器に
機器を収納した状態を示す断面図、第3図は第2
図のように機器を収納した場合の電気的な構成を
示す単線結線図、第4図は第1図及び第2図の実
施例における断路器の操作機構の配置を示す要部
拡大断面図、第5図は第4図の−線断面図、
第6図は本考案の他の実施例で用いる外殻容器の
斜視図、第7図は第6図の外殻容器を用いる場合
の操作機構の配置の一例を示す要部断面図であ
る。 1……外殻容器、2……底壁、3a〜3d……
側壁、4,5,7,9……チヤンネル材、6,
8,10,10′……平板、4A,5A,7A,
9A……凹部、L1〜L4,L1′〜L3′……断路器等を
操作するリンク機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁性のガスを充填した外殻容器内にしや断
    器、断路器、接地装置の如き必要機器を該必要機
    器の内の少なくとも一部を操作する操作機構とと
    もに収納してなり、前記操作機構は必要機器を操
    作するために回転動作する回転操作軸と該回転操
    作軸にレバーを介して連結された操作ロツドとを
    備えていて該回転操作軸が該レバー及び操作ロツ
    ドを介して操作器に連結されているガス絶縁開閉
    装置において、 前記外殻容器の各側壁の少なくとも一部は該容
    器の内側に開口する凹部を有するチヤンネル材に
    より構成され、 前記操作機構の操作軸は前記外殻容器の相対す
    る側壁の一部を構成するチヤンネル材の内側の凹
    部の開口部を跨ぐように配設されて該チヤンネル
    材に溶接された支持板に設けられた軸受により支
    持され、 前記操作機構のレバー及び操作ロツドは前記相
    対する側壁の一方の一部を構成するチヤンネル材
    の内側の凹部内に配設され、 前記レバー及び該レバーと操作ロツドとの連結
    部が前記支持板の内側に配置されていることを特
    徴とするガス絶縁開閉装置。
JP1979026702U 1979-03-05 1979-03-05 Expired JPS6145686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979026702U JPS6145686Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979026702U JPS6145686Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55128418U JPS55128418U (ja) 1980-09-11
JPS6145686Y2 true JPS6145686Y2 (ja) 1986-12-23

Family

ID=28869453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979026702U Expired JPS6145686Y2 (ja) 1979-03-05 1979-03-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6145686Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583712U (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 日新電機株式会社 ガス絶縁開閉装置
JP2017135762A (ja) * 2014-06-03 2017-08-03 三菱電機株式会社 圧力タンク、これを用いたガス絶縁開閉装置および圧力タンクの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726165U (ja) * 1971-04-09 1972-11-24

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5278057U (ja) * 1975-12-08 1977-06-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726165U (ja) * 1971-04-09 1972-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55128418U (ja) 1980-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6759616B2 (en) Gas insulated switchgear
JP2666958B2 (ja) 金属ケーシング入りの密封圧力ガス入り三相密閉型高電圧開閉装置
JPH0727748B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS6145686Y2 (ja)
CN108711805A (zh) 带有接地开关的gis母线装置
JPS582525B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2725771B2 (ja) キュービクル形ガス絶縁開閉装置
JPS6341782Y2 (ja)
JP3246759B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0134487Y2 (ja)
JPH0624408B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0112486Y2 (ja)
JPH0620329B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP4173064B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH11220815A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0419922Y2 (ja)
JPS6125290Y2 (ja)
JPS6211125Y2 (ja)
JPS6237379Y2 (ja)
JP4316128B2 (ja) ガス絶縁開閉器
JPS6341787Y2 (ja)
JP2590659Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0135562B2 (ja)
JPS60141107A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH01103104A (ja) キュービクル形ガス絶縁開閉装置