JPS6145534A - マグネトロン陰極の防振方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はマグネトロン陰極の防振方法に関する。

〔発明の背景〕

第１図はマグネトロン陰極の防振方法の従来の例を示・
し、例えば実開昭５２−８２３５８号などがある。

＃電子を放出するヘリカルフィラメント１はマグネトロ
ンの管軸と同心に配置され、熱電子の軸方向への逸脱を
防止する上エンドシールド２及び下エンドシールド３に
固定、支持されている。上エンドシールド２は管（１ハ
上にあるセンタリード４の上端にリードに直角に固定さ
れ、下エンドシールド３にその円形孔３ａの中心をセン
タリード４が通るようにサイドリード５の上端にリード
に直角に固定されている。センタリード４及びサイドリ
ード５の下端には、端子６がヌテムセラミック７ととも
にｔａρろう付けされておシ、またこのヌテムセラミッ
ク７にはシール部品８が銀銅ろ９付けされている。セン
タリード４およびサイドリード５は、それぞれスペーサ
９の貫通孔と嵌合しており、このスペーサ９の位置ずれ
防止のためにヌリーブ１０がリードに溶接して固定しで
ある。センタリード４とサイドリード５とは、長さの相
違々どのため、夕［部からの加振による共振点がそれぞ
れ異なっており、１　ｌ＾１のスペーサ９で互いに連結
することは防振効果を生ずることとなシ、陰極全体とし
ての耐振動強度を高める効果を有する。

この効果はスペーサ９の取付位置によって大きく影響さ
れ、極力フィラメント１に近い位置に取付けることが防
振の面からは好ましい。しかし実際には、フィラメント
ｌと上エンドシールド２および下エンドシールド３とを
ろう刊け（通常ルテニウムモリブデン合金や白金などの
高融点金属全周いる）する際、これら部イ］の周囲に加
熱用フィラメント全配置してこのフィラメントを高温に
加熱して行なうが、その時スペーサ９の位置が下エンド
シールド３に余り近いと、高温放射熱によってスペーサ
９が融けてし１つ場合がある。スペーサ９の材質は、耐
熱性が比較的良いと考えられているセラミックではある
が、融けて」２供するのを避けるため、第１図に示すよ
うに、下エンドシールリド３から約１０問以上離れた個
所に設置せざるを得ない。一方陰極の耐振強度を向上さ
せるため、センタリード４やサイドリード５の線径を大
きくして剛性を士げろという手段もあるが、これらリー
ドの材料は高価なモリブデンやタングステンであるから
、原価上昇をまねき好ましくない。

〔発明の目的〕

本発明はフィラメントの耐振強度を高めるためのマグネ
トロン陰極の防振方法を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するために本発明においては、フィラメ
ントの両端をそれぞれ上、下エンドシールドを介してセ
ンタリード、サイドリード端部に接続した後、下エンド
シールドのセンタリード通過用円形孔とほぼ等径のト〕
筒部と、両リードの直径とほぼ等幅で外周から’Ｍ’ｌ
　’ａｄ円筒部中心に達する−［’ｎ欠きとを有する？
縁体スペーサを、センタリードが切欠きの膠°央部すな
わち円筒部中心に達するまで両す−ド’ｔ５切欠きに扶
んでリードに直角に移１＠均させ、つぎにスペーサ円筒
部が下エンドシールドの円形孔と嵌合するように、スペ
ーサを両リードに沿って移動させ、Ｑ？’４的にはスペ
ーサを、円筒（ｉｋ合部と、切欠きに挟んだサイドリー
ドとを介して、下エンドシールドに固定された状態とし
、こ嘆曙云音７．ｖ、３看寸１（：省％施すこととした
。゛〔発明の実施例〕 第２０は本発明の一実施夕１１図である。図中、１１は
本発明に係るスペーサ、１２はスペーサの位置ずれ防止
用リボンで、その他の符号は第１図の場合と同様である
。第３図は本実施例に用いたスペーサ１１を示す斜祈図
で、図中１１８は切欠きである。第２図、第３図から、
本発明に係るスペーサ１１は、フィラメント１、上手ン
ドシールド２、下エンドシールド３、センタリード４、
す・τドリードラなどの陰棒部拐を組上げ、ろう付は接
げした後に取１・」け得ることがわかる。スペーサ１１
は円筒部が下エンドシールド３０円形孔３ａに嵌合し、
切欠きＩｌａは周辺の近くでサイドリード５を挾んでい
るから、下エンドシールド３、サイドリード５、スペー
サＩＩは相互変位不能である。センタリード４は切欠’
９１１ａ内をスペーサ１１の周辺方向には移動できる形
であるが、切欠き面との摩擦があり、かつ移動可能な方
向が１方向だけ（逆向き不可）であるから、センタリー
ド４がスペーサ１１と又差する個所ではセンタリード今
は実際には振動せず、本発明者の実験では、この様にし
てスペーサ１１で両リードを連結することにより、十分
な防振効果が得らｎた。な分位置ずれ防止用金属製リボ
ン１２はリード上の所要個所に巻きつけ溶接して固定す
る。リボンを用いる′代ゝりに、その個所のリードの断
面を変形させて、スペーサ１１のリードに沿った移動を
防止することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明によれば、極めて簡単な構造で
、スペーサと両リードとの結合個所を防振子一層有効な
位置にひめ、マグネトロン陰極のフィラメントの耐振性
口上という幼牛か得られる。

【図面の簡単な説明】

２？、　Ｉ　ＩＺＩはマグネトロン１５’；、　Ｊ：・
−の防振方法の従来例を７トシ、第２図は本発明の一実
施例図、第３図はこの実施例に用いた絶１σ￥・体ヌベ
ーザ街示す図である。 １・・・・フィラメント、３・・・・下エンドシールド
、３ａ・・・・円形孔、４・・・・セ；ツタリード、５
・・・・サイドリード、１１・・・・絶縁体ヌベーサ、
ｌｌａ・・・・切欠き。 第　　１　１　　　　　　第　　２　　国策　　３　　
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ほぼ円板状で中心でセンタリードに直角にセンタリード
   端部に支持された上エンドシールドと、ほぼ円板状で内
   部にほぼ同心の円形孔を有し該円形孔中心をセンタリー
   ドが直角に通るようにセンタリードに平行なサイドリー
   ド端部に支持された下エンドシールドとの間に、熱電子
   放出用ヘリカルフイラメントをセンタリードと同心に設
   置し、両端をそれぞれ前記両エンドシールドにろう付け
   接続した後、下エンドシールドの円形孔直径にほぼ等径
   の円筒部を上端にその下端外周に突出したつば状部より
   なる、前記つば状部の半径方向に外周から中心に達する
   両リードの直径にほぼ等幅の一個の切欠きを有する絶縁
   体スペーサを前記絶縁体スペーサの中心にセンタリード
   が位置するように両リードを切欠きに挟み、前記絶縁体
   スペーサ円筒部を下エンドシールドの円形孔に嵌合させ
   、固定したことを特徴とするマグネトロン陰極の防振方
   法。