JPS6145522Y2 - - Google Patents

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JPS6145522Y2
JPS6145522Y2 JP15614478U JP15614478U JPS6145522Y2 JP S6145522 Y2 JPS6145522 Y2 JP S6145522Y2 JP 15614478 U JP15614478 U JP 15614478U JP 15614478 U JP15614478 U JP 15614478U JP S6145522 Y2 JPS6145522 Y2 JP S6145522Y2
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JP
Japan
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water level
pump
well
water
gate
Prior art date
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JP15614478U
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JPS5574904U (ja
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Flow Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はポンプ所における吸水井のポンプゲ
ート系自動制御装置に関する。
下水道などの内水排除用のポンプ所の運転にお
いては、ポンプの故障、運転ミス、過多の流入水
のために吸水井が溢れだし、ポンプ所自体が冠水
したり、また、運転ミスや過少の流入水のために
吸水井水位が極度に低下し、ポンプが空気を吸入
して焼付事故に至る場合がある。このような事故
を防ぐためには吸水井の水位を監視し、常に適切
な水位を保つように制御しなければならない。
この考案は、上述のごとき吸水井の流入ゲート
と流出バルブを巧みに制御することによつてその
水位を適切に制御する装置を提供することを目的
とする。
この考案の特徴とするところは、管渠から流入
ゲートを介して水を供給される井戸と、その井戸
から吸水するポンプと、そのポンプの吐出量を制
御するバルブと、井戸の水位を検出し、その水位
が予め定めた幾つかのレベル範囲のいずれに属す
るかに応じて、その属するレベル範囲に対応した
モードの運転指令を発する状態判断部と、前記運
転指令に応じて前記ゲートおよびバルブを制御す
る手段とを有し、前記井戸の水位を適切な値に保
持するよう制御することにある。
以下、図によつて説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す。図にお
いて、1は吸水井、2は管渠、3は流入ゲート、
4はゲート3の開度aを検出し、また指令に応じ
て開度aを制御する装置、5はポンプ、6はバル
ブ、7は吐出量を検出する流量計、11,12,
13,14,15,16は水位に関連する状態量
である管渠流量、流入ゲート開度、吸水水位、ポ
ンプの運転状態(オン・オフ状態)、バルブの開
度、及びポンプ吐水量を状態判断部17に導く制
御入力線を示す。具体的には、11は管渠2の流
量を、12はゲート開度aを、13は吸水井1の
水位hを、14はポンプ5の運転状態を、15は
バルブ6の開度を、16は吐出量を、夫々、状態
判断部17に導くものである。18はゲート運転
指令部、19はポンプ運転指令部、20はバルブ
運転指令部、21は警報信号発生部を示す。状態
判断部17は、検出された吸水井水位bと、予め
定めた幾つかの水位とから第2図の表に示すごと
き吸水井の水位状態の判断をおこなう。そしてそ
のときの状況に応じ運転モードの指令を各運転指
令部18,19,20および警報信号発生部21
に与える。22はポンプ駆動装置、23はバルブ
駆動装置、24は警報装置である。
なお、第1図は流入ゲート、ポンプ、バルブ等
が夫々1台の場合であるが、これらが複数台並設
されている場合にもこの考案が適用されることは
勿論である。
次に、第2図の表を参照して、前記実施例の動
作について説明する。図において使用されている
記号は次の通りである。
H:測定された吸水井水位 HHWL:高高水位 HWL:高水位 WLUi:ポンプの吐出量あるいは運転台数に対応
する高水位 WLLi:ポンプの吐出量あるいは運転台数に対応
する低水位 LWL:低水位 LLWL:低低水位 Qin:流入水量 Qp:ポンプ吐出量 (1) H≧HHWLとなつた場合には、流入ゲート
3を緊急自動閉鎖し、バルブ6を全開とする
(運転モード1)。
(2) WLUi≦H<HHWLのときは、バルブ6の開
度を最大に保つて、吸水井水位Hが、WLUiに
近づくようにゲート開度aを調節する(運転モ
ード2および3)。このとき水位HをWLUiに
近づける速さは外部より適当な値のk1,k2(あ
るいはk1′,k2′)を与えることによつて設定さ
れる。一般には|k1|>|k2|となるように選
ばれよう。これは、水位HがWLUiより遠く離
れている程、近づける速さを大きくするという
ことを意味する。
(3) WLLi<H<WLUiのときは、水位変化を起
さないポンプ吐出量となるようバルブ6の開度
を調節する。バルブ開度の調節だけでは対応し
きれない時は、ゲート開度aを段階的に変化さ
せ、変化させた時点で再びバルブ開度の調整を
おこなう(運転モード4)。
この運転モード4における動作フローを示せ
ば第3図のごとくなる。
(4) WLLi≧H>LLWLのときは、バルブ6の開
度を最小に維持して、水位HがWLLiに近づく
ようにゲート開度aを調節する(運転モード5
および6)。この近づく速さは、k3,k4(ある
いはk3′,k4′)により外部から設定されよう
が、上記(2)で述べたと同じ理由から、一般には
|k4|>|k3|のごとく選ばれよう。
(5) H≦LLWLとなつたときは、ポンプ5を緊急
停止させ、ポンプ5が空気を吸入するのを防止
する(運転モード7)。この場合、ゲート3、
バルブ6の開度は、上記(4)の状態との関係か
ら、最大ゲート開度、最小バルブ開度に維持さ
れる。
状態判断部17(第1図)は、上記(1)〜(5)の判
断をして各モードの運転指令を運転指令部18,
19,20に与える。ゲート運転指令部18はそ
れに応じてゲート3を制御し、同様に、ポンプ運
転指令部19、バルブ運転指令部20は各駆動装
置22,23を介してポンプ5、バルブ6を制御
する。また警報信号発生部21と警報装置24は
状態判断部17の出力により、各水位Hに応じた
警報を発する。
以上説明したように、この考案によれば吸水井
水位を適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図、第2図
は前記実施例における状態判断部の判動動作を説
明するための図、第3図は制御動作の一部のフロ
ーを示す図である。 図において、1は吸水井、3は流入ゲート、5
はポンプ、6はバルブ、17は状態判断部を示す
ものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 管渠から流入ゲートを介して水を供給される
    井戸と、その井戸から吸水するポンプと、その
    ポンプの吐出量を制御するバルブと、井戸の水
    位に関連する状態量を検出する手段と、検出さ
    れた水位が予め定めた幾つかのレベル範囲のい
    ずれに属するか判別する手段と、その属するレ
    ベル範囲と上記状態量に対応したモードの運転
    指令を発する手段と、前記運転指令に応じた前
    記ゲートおよびバルブを、前記井戸の水位が適
    切な値に保持されるよう制御する手段からなる
    ことを特徴とするポンプゲート系自動制御装
    置。 2 上記運転指令は、井戸の水位が0に近づいた
    ときに全ポンプに対し発せられる緊急停止指令
    を含むことを特徴とする第1項のポンプゲート
    系自動制御装置。 3 上記運転指令は、緊急度の高いモードほど緊
    急度のないモードへ戻る速度が大きくなるよう
    に発せられる指令であることを特徴とする第1
    項のポンプゲート系自動制御装置。
JP15614478U 1978-11-15 1978-11-15 Expired JPS6145522Y2 (ja)

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JP15614478U JPS6145522Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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JP15614478U JPS6145522Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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JPS5574904U JPS5574904U (ja) 1980-05-23
JPS6145522Y2 true JPS6145522Y2 (ja) 1986-12-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5752979B2 (ja) * 2011-04-01 2015-07-22 住友化学株式会社 液面制御装置及び液面制御方法
JP6081844B2 (ja) * 2013-03-29 2017-02-15 荏原冷熱システム株式会社 吸収式熱源装置

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JPS5574904U (ja) 1980-05-23

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