JPS6145269Y2 - - Google Patents

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JPS6145269Y2
JPS6145269Y2 JP19429582U JP19429582U JPS6145269Y2 JP S6145269 Y2 JPS6145269 Y2 JP S6145269Y2 JP 19429582 U JP19429582 U JP 19429582U JP 19429582 U JP19429582 U JP 19429582U JP S6145269 Y2 JPS6145269 Y2 JP S6145269Y2
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JP
Japan
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convex part
cylinder
cylindrical body
concave groove
drainage basin
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JP19429582U
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JPS5998977U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、臭気の逆流を阻止できるトラツプ排
水桝に関する。
この種のトラツプ排水桝は従来から種々提案さ
れているが、そのうちの一つに第6図に示すよう
なものがある(実開昭54−248号)。このトラツプ
排水桝は、コンクリート製の桝本体100の内部
に仕切壁101を設けてその上端を流入口102
より高く位置させ、流入側の貯水部103に汚水
Aが常時流入口102より高い水面レベルで溜め
られるように構成することにより、この汚水Aの
水封作用を利用して臭気が流入管104を経て台
所や風呂場に逆流するのを防止するようにしたも
のである。
しかしながら、斯るトラツプ排水桝では、流入
側の貯水部103の底に汚水A中のゴミその他の
固形物が溜ると、蓋105を開けてひしやく等で
固形物を汚水Aと一緒にくみあげて除去しなけれ
ばならないため、清掃作業が極めて面倒であつ
た。
本考案は斯る事情に鑑み、清掃作業を瞬時のう
ちに行なうことができる極めて便利なトラツプ排
水桝を提供すべくなされたもので、桝底に、端部
が排水管接続用ソケツトに通じる凹溝部と凸台部
を形成し、該凸台部に水密パツキンを介して筒体
を脱着自在に嵌着すると共に、流入管の先端を該
筒体内に突入させたことを要旨とするトラツプ排
水桝に係るものである。
以下、実施例を示す図面を参照しながら本考案
を詳細に説明する。
第1図は蓋を一部切欠いた本考案トラツプ排水
桝の一実施例の平面図、第2図は同実施例の断面
図であつて、ここに示すトラツプ排水桝は、合成
樹脂製の桝本体1とその上の合成樹脂製の筒状ア
ジヤスター2とによつて桝全体を構成し、該筒状
アジヤスター2の上端開口縁に設けた嵌合溝3に
蓋4の周縁部を脱着自在に嵌合して該蓋4を取付
けてある。
この筒状アジヤスター2は、埋設する深さに応
じて桝全体の高さを調節するためのもので、桝本
体1の上端開口縁の嵌合溝5にアジヤスター2の
下端開口縁を嵌合して取付けてある。従つて、埋
設位置が浅く桝本体1のみで充分な場合には、こ
の筒状アジヤスター2は省略され、桝本体1の上
端開口縁の嵌合溝5に蓋4が嵌合される。
桝本体1は、その桝底6に凹溝部7と凸台部8
を形成してある。この凹溝部7は、双方の端部
が、桝本体1の側壁下端より突設された排水管接
続用ソケツト9,9に連通している。また桝底6
は、凹溝部7に近づくにつれて下り傾斜するよう
に勾配をつけてあり、それに伴つて凸台部8の上
面にもほぼ同様の勾配をつけてある。このように
勾配をつけるのは、後述するように筒体10を凸
台部8より抜取つたとき、凸台部8に溜つている
固形物が凹溝部8へ容易に流れ落ちるようにする
ためである。
この凸台部8には、水密パツキン11を介して
筒状10を脱着自在に外嵌着してあり、これによ
つて該筒体1の内部が汚水Aを溜めるポケツトと
なるようにしてある。水密パツキン11は、いわ
ゆるOリング状のもので、第3図イに示すように
凸台部8の外周面に形成された受溝12に半分突
出した状態で嵌着するか、或は同図ロに示すよう
に筒体10の下端部内周面に形成された受溝1
2′に半分突出した状態で嵌着することによつて
脱落不能に取付けてある。なお、この実施例では
凸台部8を円形台状に形成し、それに合わせて円
形の筒体10を嵌着しているが、筒形状について
は特に制限はなく、凸台部8の形状に応じて楕円
筒、四角筒など各種形状の筒体を使用することが
できる。
この筒体10の内部に汚水Aを流入させる流入
管13は、凹溝部7のある方と反対側から筒状ア
ジヤスター2を貫いて挿入され、エルボ14によ
つてL字状に曲接されており、その先端15が筒
体10内に突入して汚水A中に没している。斯る
流入管13は、筒状アジヤスター2を使用しない
場合、筒体10より上方の桝本体1側壁を貫いて
挿入すればよい。
なお、第2図中、16は桝本体1の設置安定性
をよくするために形成した脚片である。
以上のようなトラツプ排水桝にあつては、台所
や風呂場などから排出された汚水が流入管13を
通つて筒体10内に一旦溜められ、この汚水Aが
筒体10上端からオーバーフローして凹溝部7へ
流れ、更にソケツト9に接続された排水管(不図
示)を通つて下水管へと流れる。従つて流入管1
3の先端15は常に筒体10内の汚水A中に没し
て水封されるので、下水管からの臭気が流入管1
3を通つて台所や風呂場などに逆流することは完
全に防止される。また、野菜屑その他の汚水中の
固形物Bは、第2図に示すように凸台部8の上に
溜まるが、これを除去する場合は、第4図に示す
ように筒体10を手でもつて上に抜取るのみで、
筒体10内部の汚水Aと共に固形物Bが凹溝部7
へ流れ落ち、排水管(不図示)を通つて下水管へ
放流されるため、瞬時のうちに清掃が完了するの
である。そして清掃完了後、再び筒体10を凸台
部8に嵌着すれば、元通りの臭気逆流防止効果を
発揮するのである。この場合、凸台部8の上面と
桝底6が実施例のように凹溝部7に近づくにつれ
て下り傾斜する勾配を備えていると、固形物Bが
極めてスムーズに凹溝部7へ流れ落ちるので、固
形物Bが残ることは殆んどない。
第5図は本考案トラツプ排水桝のもう一つの実
施例を示す断面図で、このものは前記実施例の筒
体10に代えて、上方にのびる取手17を有し且
つ筒体上端18及び下端19が夫々凹溝部7の方
へ近づくにつれて下り傾斜するよう斜めに切断さ
れた筒体10′を凸台部8に嵌着してある。その
他の構成は前記実施例と同様であるので説明を省
略する。
このような筒体10′を使用すると、筒体下端
19が全周にわたつて桝底6と接するので筒体1
0′の安定性が向上し、また筒体10′内部の汚水
Aは最も低い凹溝部7側の筒体上端18′のとこ
ろから集中してオーバーフローするので、凹溝部
7へのオーバーフローがスムーズに行なわれるよ
うになり、更に取手17の上端をもつて筒体1
0′を抜取ることができるから手を奥まで入れる
ことなく一層楽な姿勢で清掃作業を行なうことが
可能となる。
なお、以上の2つの実施例では、いずれも筒体
10又は10′を凸台部8に外嵌着しているが、例
えば凸台部8の周縁部に嵌着溝を周設し、該嵌着
溝に水密パツキンを介して筒体の下端を嵌着する
ように構成してもよい。
以上の説明から理解できるように、本考案トラ
ツプ排水桝は、桝底6に、端部が排水管接続用ソ
ケツト9に通じる凹溝部7と凸台部8を形成し、
該凸台部8に水密パツキン11を介して筒体1
0,10′を脱着自在に嵌着し、流入管13の先
端15を該筒体10,10′内に突入させる構成
としてあるから、流入管13の先端15が筒体1
0,10′内の汚水A中に常時没して水封され、
それによつて臭気の逆流が完全に防止されると共
に、筒体10,10′を凸台部8より抜取れば、
凸台部8の上に溜つた固形物Bが瞬時のうちに凹
溝部7へ流れ落ち、極めて容易に清掃作業を行な
えるという顕著な効果が得られる。しかも、筒体
10,10′を取外せば、通常の排水桝として使
用することも可能であり、極めて便利なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は蓋を切欠いた本考案トラツプ排水桝の
一実施例の平面図、第2図は同実施例の断面図、
第3図イ及びロは水密パツキンの取付け状態の説
明図、第4図は固形物を除去する要領を示す説明
図、第5図は本考案のもう一つの実施例の断面
図、第6図は従来例の断面図である。 図面の符号の説明、1……桝本体、2……筒状
アジヤスター、4……蓋、6……桝底、7……凹
溝部、8……凸台部、9………排水管接続用ソケ
ツト、10,10′……筒体、11……水密パツ
キン、13……流入管、15……先端、A……汚
水、B……固形物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 桝底に、端部が排水管接続用ソケツトに通じる
    凹溝部と凸台部を形成し、該凸台部に水密パツキ
    ンを介して筒体を脱着自在に嵌着すると共に、流
    入管の先端を該筒体内に突入させて成るトラツプ
    排水桝。
JP19429582U 1982-12-22 1982-12-22 トラツプ排水桝 Granted JPS5998977U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19429582U JPS5998977U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 トラツプ排水桝

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JP19429582U JPS5998977U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 トラツプ排水桝

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Publication Number Publication Date
JPS5998977U JPS5998977U (ja) 1984-07-04
JPS6145269Y2 true JPS6145269Y2 (ja) 1986-12-19

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ID=30417661

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JP19429582U Granted JPS5998977U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 トラツプ排水桝

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6034732B2 (ja) * 2013-03-28 2016-11-30 タキロン株式会社 雨水貯溜配管構造とそれに用いる堰部材

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Publication number Publication date
JPS5998977U (ja) 1984-07-04

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