JPS6145167Y2 - - Google Patents

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JPS6145167Y2
JPS6145167Y2 JP18869382U JP18869382U JPS6145167Y2 JP S6145167 Y2 JPS6145167 Y2 JP S6145167Y2 JP 18869382 U JP18869382 U JP 18869382U JP 18869382 U JP18869382 U JP 18869382U JP S6145167 Y2 JPS6145167 Y2 JP S6145167Y2
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JP
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plating
tank
washing
washing tank
copper
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JP18869382U
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JPS5991369U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は長尺体めつき装置に関する。
従来より1つのめつき処理ラインによつて2種
類のめつきを重ねて行う場合には、最初に施され
た第1めつき層が清浄かつ活性な状態になつてい
るため、第2めつき層専用の前処理工程を省略で
き、個々のめつき処理ラインで2層のめつきを施
す場合に比べて処理工程を短縮することができ
る。即ち1つのめつき処理ラインにおける次のよ
うな工程で2種類のめつきを重ねて施すことがで
きる。
金属帯や金属線等の長尺体の送り出し−前処理
(脱脂−水洗い−酸洗い−水洗い)−第1層のめつ
き−水洗い−第2層のめつき−水洗い。
ところがこのような処理ラインを提供するため
の従来装置は、例えば前処理槽、第1めつき槽、
水洗槽、第2めつき槽及び仕上用水洗槽を直線上
に順次接続しており、処理ラインが非常に長くな
るという不具合がある。まためつき層の順序組合
せの選択自由度がなかつた。例えば第2図に示す
ように第1めつき層に銅めつきCuを施し、第2
めつき層にニツケルめつきNiを施すようにセツ
トされた装置では、上記順序組合せ以外の第4図
のようなめつきを施せるようにはなつていなかつ
た。またやむをえずめつき層の順序組合せを変更
する場合には、各めつき槽の液を入れ替える必要
が生じ、段取替作業に大変な手間がかかつた。
本考案はめつき装置をコンパクトにすると共
に、1つのめつき装置によつて簡単に各種順序組
合せのめつきを施せるようにしようとするもので
ある。例えば第1図のような銅Cuのみのめつ
き、第2図のような銅Cuのめつき層の外側にニ
ツケルNiのめつきを施した2重めつき、第3図
のようなニツケルNiのみのめつき、第4図のよ
うなニツケルNiのめつき層の外側に銅Cuのめつ
きを施した2重めつき等、各種順序組合せのめつ
きを施せるようにするものであり、その要旨とす
るところは、異なる2種類のめつき槽を第1水洗
槽により接続して略コの字形のめつき槽組を形成
し、めつき槽組の反第1水洗槽側に前処理槽を配
置し、前処理槽と各めつき槽とを、第2、第3水
洗槽によりそれぞれ接続し、上記第1、第2、第
3水洗槽のいづれか、あるいはすべてに長尺体最
終出口部として使用可能な出口部を設け、各出口
部を選択的に使用するようにしたことである。な
お第1〜第4図のSは単に長尺体を示す記号であ
り、いおうの元素記号を示すものでない。以下実
施例図面に基づいて本考案を説明する。
本考案によるめつき装置の平面図を示す第5図
において、異なる2種類のめつき槽、例えば銅め
つき槽1とニツケルめつき槽2は互いに間隔を隔
てて並行に配置されると共に、両めつき槽1、2
の長さ方向の同一側端部(矢印F側端部)が両め
つき槽1,2と直角な第1水洗槽3により接続さ
れており、両めつき槽1,2及び第1水洗槽3に
より上方から見てコの字形のめつき槽組5が形成
されている。めつき槽組5の反第1水洗槽3側
(反矢印F側)には前処理槽6が配置されてい
る。前処理槽6は矢印A側の銅めつき用前処理ラ
イン8と反矢印A側のニツケルめつき用前処理ラ
イン9とに区分されており、銅めつき用前処理ラ
イン8は矢印F側へと順に脱脂分槽10、第1中
間水洗分槽11、酸洗分槽12、第2中間水洗分
槽13及び銅ストライクめつき分槽15を備え、
ニツケルめつき用前処理ライン9は矢印F側へと
順に脱脂分槽10、第1中間水洗分槽11、酸洗
分槽12、第2中間水洗分槽13及びニツケルス
トライクめつき分槽16を備えている。
前処理槽6とめつき槽組5の間には、めつき槽
組5へ向い概ねV形に開くように第2、第3水洗
槽17、18が配列されており、第2水洗槽17
は銅ストライクめつき分槽15と銅めつき槽1を
接続し、第3水洗分槽18はニツケルストライク
めつき分槽16とニツケルめつき槽2を接続して
いる。
長尺体送出機20は前処理槽6の反矢印F側に
配置されている。巻取機21は4つの位置、即ち
第5図に実線で示すようにニツケルめつき槽2の
反矢印F側の位置と、第5図に仮想線で示すよう
に銅めつき槽1の矢印F側延長上であつて第1水
洗槽3の矢印F側の位置と、第6図に実線で示す
ように銅めつき槽1の反矢印F側の位置と、第6
図に仮想線で示すようにニツケルめつき槽2の矢
印F側延長上であつて第1水洗槽3の矢印F側の
位置に、取付位置変更自在である。
両前処理ライン8、9の反矢印F側壁にはそれ
ぞれ長尺体入口部(金属帯用入口スリツト)2
2、23が設けられており、両ライン8、9にお
ける各分槽間には長尺体通過用スリツトが形成さ
れている。また銅ストライクめつき分槽15と第
2水洗槽17の間、第2水洗槽17と銅めつき槽
1の間、銅めつき槽1と第1水洗槽3の間、第1
水洗槽3とニツケルめつき槽2の間、ニツケルめ
つき槽2と第3水洗槽18の間、及び第3水洗槽
18とニツケルストライクめつき分槽16の間に
もそれぞれ長尺体通過用スリツトが形成されてい
る。勿論上述の入口部22、23や各長尺体通過
用スリツトには液漏れ防止用シールが備えられて
いる。なお各分槽10、11、12、13、1
5、16間等に空気分離槽を介在させてもよい。
第1水洗槽3内には第1、第2ガイドローラ2
4、25が備えられており、第1ガイドローラ2
4は銅めつき槽1の矢印F側延長上に位置し、第
2ガイドローラ25はニツケルめつき槽2の矢印
F側延長上に位置している。第2、第3水洗槽1
7、18内にも各1対のガイドローラ26、27
が備えられている。
長尺体最終出口部として使用する第1、第2、
第3、第4出口部(出口スリツト部)28、2
9、30、31は第1、第2、第3水洗槽3、1
7、18は次のように設けられている。即ち第
1、第2出口部28、29は第1水洗槽3の矢印
F側壁に設けられており、第1出口部28は第5
図に仮想線で示す巻取機、21は対向する位置に
配置され、第2出口部29は第6図に仮想線で示
す巻取機21に対向する位置に配置されている。
第3出口部30は第2水洗槽17に設けられると
共に、第6図に実線で示す巻取機21に対向する
位置に配置されている。第4出口部31は第3水
洗槽18に設けられると共に、第5図に実線で示
す巻取機21に対向する位置に配置されている。
各出口部28、29、30、31には液漏れ防止
用シールが備えられている。また各出口部28、
29、30、31は閉塞自在となつており、出口
部として用いないときには閉塞し、壁部分として
利用する。
なお第5、第6図に示す前処理槽6は、長尺体
Sとして鉄製の帯(又は線)を用いる場合の構造
である。即ち鉄製の長尺体Sをめつきする場合に
は、最初にめつきする金属と同じ金属のストライ
クめつき(たたき付下地めつき)を行う必要があ
るので、銅めつき用とニツケルめつき用の前処理
ライン8、9に区分し、各前処理ライン8、9に
それぞれ銅ストライクめつき分槽15とニツケル
ストライクめつき分槽16を備えているのであ
る。従つてアルミニウム等のようにストライクめ
つきを必要としない長尺体Sを用いる場合には、
前処理槽6に両処理ライン8、9、の共通分槽1
0、11、12、13のみを備えるだけでよい。
長尺体(例えば鉄製の帯)Sに第1図のように
銅のみのめつきを施す場合には、巻取機21を第
5図に仮想線で示す位置に配置し、銅めつき用前
処理ライン8と、第2水洗槽17と、銅めつき槽
1と第1水洗槽3によりめつき処理ラインを構成
し、第1出口部28を長尺体最終出口部として用
いる。即ち送出機20から送り出される長尺体S
は、銅めつき用前処理ライン8において、脱脂、
水洗い、酸洗い、水洗い及び銅ストライクめつき
が順次行なわれ、第2水洗槽17で水洗いされた
後、銅めつき槽1で銅めつきが施され、しかる後
に第1水洗槽3から第1出口部28を通過して、
巻取機21に巻き取られる。
第2図のように銅めつき層の外側にニツケルめ
つきを施す場合には、巻取機21を第5図に実線
で示す位置に配置し、銅めつき用前処理ライン8
と、第2水洗槽17と、銅めつき槽1と、第1水
洗槽3と、ニツケルめつき槽2と、第3水洗槽1
8によりめつき処理ラインを構成し、第4出口部
31を長尺体最終出口部として用いる。即ち送出
機20から送り出される長尺体Sは、銅めつき用
前処理ライン8で前処理され、第2水洗槽17で
水洗いされ、銅めつき槽1で銅めつきが施された
後、第1水洗槽3内でガイドローラ24、25に
ガイドされてニツケルめつき槽2に入り、ニツケ
ルめつきが施される。しかる後に第3水洗槽18
から第4出口部31を通過して巻取機21に巻き
取られる。
第3図のようにニツケルめつきのみを施す場
合には、巻取機21を第6図に仮想線で示す位置
に配置し、ニツケルめつき用前処理ライン9と、
第3水洗槽18と、ニツケルめつき槽2と、第1
水洗槽3によりめつき処理ラインを構成し、第2
出口部29を長尺体最終出口部として用いる。即
ち送出機20から送り出される長尺体Sは、ニツ
ケルめつき用前処理ライン9において、脱脂、水
洗い、酸洗い、水洗い、ニツケルストライクめつ
きが順次行なわれ、第3水洗槽18で水洗いされ
た後、ニツケルめつき槽2でニツケルめつきが施
され、第1水洗槽3から第2出口部29を通過し
て、巻取機21に巻き取られる。
第4図のようにニツケルめつき槽の外側に銅め
つきを施す場合には、巻取機21を第6図に実線
で示す位置に配置し、ニツケルめつき用前処理ラ
イン9と、第3水洗槽18と、ニツケルめつき槽
2と、第1水洗槽3と、銅めつき槽1と、第2水
洗槽17によりめつき処理ラインを構成し、第3
出口部30を長尺体最終出口部として用いる。即
ち送出機20から送り出される長尺体Sは、ニツ
ケルめつき用前処理ライン9で前処理され、第3
水洗槽18で水洗いされ、ニツケルめつき槽2で
ニツケルめつきが施された後、第1水洗槽3内で
ガイドローラ25、24にガイドされて銅めつき
槽1内に入り、銅めつきが施される。しかる後に
第2水洗槽17から第3出口部30を通過して、
巻取機21に巻き取られる。
以上説明したように本考案は、異なる2種類の
めつき槽1、2を第1水洗槽3により接続してコ
の字形のめつき槽組5を形成し、めつき槽組5の
反第1水洗槽3側に前処理槽6を配置し、前処理
槽6と各めつき槽1、2とを、第2、第3水洗槽
17、18によりそれぞれ接続し、第1、第2、
第3水洗槽3、17、18のいづれかあるいはす
べてに長尺体最終出口部として使用可能な出口部
28、29、30、31を設け、各出口部28、
29、30、31を選択的に使用するようにして
いるので、例えば第1〜第4図に示すような複雑
種類の順序組合せのめつきを、1つのめつき装置
によりすべて行なうことができ、しかも段取替作
業においてめつき装置の各槽を配置替えする必要
も全くない。即ちめつき層の順序組合せの選択が
自由になり、順序組合せの変更も極めて容易であ
る。
2つのめつき槽1、2を第1水洗槽3によりコ
の字形に接続しているで、2重めつき(第2、第
4図)を行う場合におけるめつき装置の長さを短
くすることができ、コンパクトになる。
なおめつき槽としては銅めつき用やニツケルめ
つき用の他に、クロムめつき用やすずめつき用等
の各種めつき槽を用いることできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第4図はそれぞれ各種順序組合せのめつ
きが施された長尺体の縦断面図、第5、第6図は
本考案を適用しためつき装置であつて、それぞれ
異なる使用状態を示す平面図である。 1,2……めつき槽、3……第1水洗槽、5…
…めつき槽組、6……前処理槽、17,18……
第2、第3水洗槽、28,29,30,31……
出口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 異なる2種類のめつき槽を第1水洗槽により接
    続して略コの字形のめつき槽組を形成し、めつき
    槽組の反第1水洗槽側に前処理槽を配置し、前処
    理槽と各めつき槽とを、第2、第3水洗槽により
    それぞれ接続し、上記第1、第2、第3水洗槽の
    いづれか、あるいはすべて長尺体最終出口部とし
    て使用可能な出口部を設け、各出口部を選択的に
    使用するようにしたことを特徴とする長尺体めつ
    き装置。
JP18869382U 1982-12-13 1982-12-13 長尺体めつき装置 Granted JPS5991369U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18869382U JPS5991369U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 長尺体めつき装置

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JP18869382U JPS5991369U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 長尺体めつき装置

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Publication Number Publication Date
JPS5991369U JPS5991369U (ja) 1984-06-21
JPS6145167Y2 true JPS6145167Y2 (ja) 1986-12-19

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ID=30407003

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18869382U Granted JPS5991369U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 長尺体めつき装置

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JPS5991369U (ja) 1984-06-21

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