JPS6145065A - コンクリ−ト打継工法 - Google Patents

コンクリ−ト打継工法

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Publication number
JPS6145065A
JPS6145065A JP16599284A JP16599284A JPS6145065A JP S6145065 A JPS6145065 A JP S6145065A JP 16599284 A JP16599284 A JP 16599284A JP 16599284 A JP16599284 A JP 16599284A JP S6145065 A JPS6145065 A JP S6145065A
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JP
Japan
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concrete
new
old
layer
poured
Prior art date
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Pending
Application number
JP16599284A
Other languages
English (en)
Inventor
治之 竹下
潔 浅沼
季彦 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JDC Corp
Nippon Kokan Koji KK
Original Assignee
JDC Corp
Nippon Kokan Koji KK
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Filing date
Publication date
Application filed by JDC Corp, Nippon Kokan Koji KK filed Critical JDC Corp
Priority to JP16599284A priority Critical patent/JPS6145065A/ja
Publication of JPS6145065A publication Critical patent/JPS6145065A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、型枠を徐々に上方へ移動させながらコンクリ
ートを打設してコンクリート構造物を構築する施工法、
所謂、スライディングフオ一ム工法において、打設した
通常のコンクリートが硬化してしまうような長い時間の
経過後にあって、予め打設した旧コンクリート層に新コ
ンクリートを打継いて行く場合のコンクリート打継工法
に関する。
〔従来の技術〕
上述スライディングフオーム工法においては、通常のス
クツプ状態ではコンクリート層のコンクリート打設間隔
が0.5〜1.0時間程度の比較的短時間であり、従っ
て新コンクリート打設時において、旧コンクリートは未
硬化状態にあるから、新旧釜コンクリート層間を一体化
するために旧コンクリート層表面に特別な処理を施す必
要はない。
しかし、上述工法においては、作業工程上、あるいは作
業上の各種トラブルの発生等によシ、例えば半日以上と
いった比較的長時間にわたってコンクリートの打設がで
きなくなってしまう場合が生じ得る。
従来、このような場合は硬化してしまった旧コンクリー
トの打継面をブラシ、タワシ等を用いて水洗浄し、打設
コンクリート層の表面に発生する薄い泥状物(レイタン
ス)等を除去するか、旨該打継面f:研シ、ペーストあ
るいはモルタル等を布敷後、新コンクリートを打設して
新、旧コンクリート層を一体化するなどの手段がとられ
ている。
しかし、かかる方法では、非常に時間と手間がかかると
共に、鉄筋量の多い鉄筋コンクリート構造物ではその実
施が事実上不可能に近く、しかも当該施工手段の信頼性
も十分なものでなく新、旧コンクリート層の一体化は不
完全となり、強度上のみならず、水密、気密性さらには
耐久性等の点でa足すべきものでなく、特に。
貯蔵タンク、水槽、原子力格納容器等、水蜜性あるいd
気密性を必要とする構造物を構築する場合は、新、旧コ
ンクリート打継部の施工が最大の問題となる。
また、スラインデイングフォーム工法においては、生コ
ンクリートの供給が昼間だけで夜間は供給中止といった
場合、」二連従来のコンクリート打継方法によると、非
常に多くの打継箇所が発生することになるので、施工性
、経済性等の点でも極めて不利益となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述問題点[8みて検討の結果、長時間の打継
ぎ休止後に新、旧コンクリートの打継工事を行うに際し
、旧コンクリートの最終打設層に、予め所望の遅延凝結
速度に調整したコンクリートを所望層厚に打設して、旧
コンクリートと締固めておき、これによって、従来例の
如く旧コンクリート打設層の表面に特別な処理を施こす
ことなしに、新、旧コンクリート相互を、強度、水密性
、気密性、耐久性等の点で充分満足できる状態で完全に
一体化でき、しかも施工性、経済性の点でも優れたコン
クリートの打継方法を提供しようとするのが、その目的
である。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、打設した通常コンクリートが硬化してし
1うような長時間の経過後に、新、旧コンクリートの打
継き′を行なう場合にあって、旧コンクリートの最終打
設層に、新コンクリート打設時においても、流動化可能
なるよう予め凝結速度を所望値となるよう遅延調整した
凝結遅延性コンクリートを、所望層厚だけ打設して、こ
れを旧コンクリート層と締固めておき、新コンクリート
打設後、当該性コンクリートと硬化してし1っていない
凝結遅延性コンクリートとを、締め固めることによって
新、旧コンクリート層を一体化するようにしたものであ
る。
〔実施例〕
第1図は旧コンクリート層1と新コンクリート層2の打
継ぎ部の断面構成を示している。
同図のように、旧コンクリート層1の最終打設層部1a
に凝結遅延性コンクリート2を例えば5〜20cm程度
の層厚に打設し、該凝結遅延性コンクリート2と、上記
旧コンクリート層1における最終打設層s1aの5〜1
0cm程度の層厚を、既知の如くコンクリート振動機等
によって締固めておき、これにより旧コンクリート層1
の最終打設層1aに硬化度合の急変化部を作らないよう
にする。
ζこで、上記凝結遅延性コンクリ−)2には、新コンク
リート打設時にあっても、1だ充分に流動化の状態を保
持できるように、予めその凝結速度が所望値となるよう
調整したものが用いられる。
所定の長時間経過後に新コンクリート層3を打設するこ
とに々るのであるが、この場合、新コンクリート層3打
設稜、コンクリート振動機等によって、当該性コンクリ
ート層3と上記凝結遅延性コンクリート層2を締固め、
これによって上記性、旧コンク’)−)L3の一体化を
図るのである。
一般に、」二記凝結遅延性コンクリートは、凝結添加剤
の添加量を増加するに伴い、凝結開始時期が遅れていく
が、硬化後のコンクリート強度等は通常コンクリートの
それよりも、一般と増大することが、既に知られており
、従って、上記新、旧コンクリート層1.3の打紺1箇
所は強度上充分な満足度が得られることとなる。
第2図は下記の表−1に示す配合のコンクリートにオキ
シカルボン酸塩系凝結遅延剤を、夫々セメントに対する
所定重量比で添加し、温度20℃で養生したときの圧縮
強度と材令との関係を示した一例である。
表  −l 第2図から適量の凝結遅延剤を添加したコンクリートは
、新コンクリート打設時1で流動化可能な状態に凝結速
度な調整できることが容易に理解できる。
従って、上記凝結遅延性コンクリートの凝結速度を第2
図に示したように、各種のコンクリート温度履歴および
凝結遅延剤添加量ごとに求めておき、同図より、実構造
物のコンクリート温度履歴および新コンクリート打設置
での時間的経過をもとに、最適の添加量を決定すればよ
い0 上述本発明のコンクリート打継方法によって新、旧コン
クリートを打継ぎした供試体につき、その強度試験を行
った結果の一例を第3図に示す0 同図において、横軸は新コンクリート打継時の旧コンク
リート1の圧縮強度σを、縦軸は打継部のない供試体の
曲げ強度σboに対する打継部を有する供試体の曲げ強
度σbの比を示している。
同図より、打継部の強度の点からは、打継時の旧コンク
リートの圧縮強度は約4に9f/−以下であればよいが
、実験結果では施工性を考慮して約03〜0.5 Kg
f /lyl  以下とするのが過当である。
又、マツシブ(重く堅い)なコンクリ−1・構造物を構
築する場合、」二連本発明に係るコンクリート打継方法
を実施すると、旧コンクリート層1に接する凝結遅延性
コンクリート層2の凝結速度の調整により、新コンクリ
−)・層3の水利熱発生に伴なう膨張収縮に対する旧コ
ンクリートの拘宋が緩和され、温度、亀裂の発生防止の
上で有効である。
尚、第1図において4は堅枠を示している。
〔発明の効果〕
本発明は以上のようにして新、旧コンクl)−トを打継
ぎするようにしたから、旧コンクリートの最終打設層1
aK打設して締固めした凝結遅延性コンクリ−1−2は
、新コンクリート打設時まで流動化の状態に保時され、
このことによって長時間の経過後にあっても新、旧コン
クリートの打継ぎを行なう場合、新コンクリート打設時
に、旧コンクリート層1表面を特別な処理を施こすこと
なしに、新、旧コンクリートf、1一体化できると共に
、上記凝結遅延性コンクl)−ト2の硬化後のコンクリ
ート強度等は通常のコンクリートのそれよりも増大する
ので、新、重両コンクリート層1.2の打継ぎ部の一体
化は、強度」二のみならず水蜜性、気密性、耐久性等の
点でも確保され、父性、旧コンクリ−1−1,3に対し
て上記凝結遅延性コンクリート2は、打設後にコンク’
) −1−振動機等によって締固めするだけでよく、他
に特別な処理を施す必要なく、かつセメントに対する凝
結遅延剤の添加量を調整することによって、凝結速度を
随意に調整でき、従って、従来例に比べて作業時間を大
幅に短縮できると共に、省力化をも図り得て施工性と経
済性の点でも、優れたものとなり、所期の目的を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
11図は本発明に係るスライティングフォーム工法にお
けるコンクリート打継方法にあって新、旧コンクリート
の打継施工状況を示した継断側面図、第2図は同方法に
おける凝結遅延剤添加量に基づく圧縮強度と材令との関
係を示したグラフ、第3図は同方法により施工した供試
体の強度試験結果を示したグラフである。 1・・0・旧コンクリート層 1a・・・・旧コンクリートの最終打設層2・・・・・
凝結遅延性コンクリート 3・・・・・新コンクリート層 代理人 弁理士  衛 藤 義 雄 ll− 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 打設した通常のコンクリートが硬化してしまう長時間の
    継過後にあつて、新、旧コンクリートの打継ぎを行なう
    場合、旧コンクリートの最終打設層に、新コンクリート
    打設時においても流動化可能なるよう予め凝結速度を所
    望値に調整した凝結遅延性コンクリートを所望層厚に打
    設して旧コンクリート層と締固めておき、新コンクリー
    ト打設後、当該新コンクリートと上記凝結遅延性コンク
    リートを締固めることによつそ新、旧コンクリート層を
    一体化するようにしたことを特徴とするコンクリート打
    継工法。
JP16599284A 1984-08-08 1984-08-08 コンクリ−ト打継工法 Pending JPS6145065A (ja)

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JP16599284A JPS6145065A (ja) 1984-08-08 1984-08-08 コンクリ−ト打継工法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025262A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Kajima Corp コンクリートの打継施工方法
JP2015113680A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 鹿島建設株式会社 コンクリート構造物の製造方法
JP2016223248A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 日本車輌製造株式会社 橋梁施工方法

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JPS57116867A (en) * 1981-01-13 1982-07-21 Takenaka Komuten Co Casting of concrete
JPS59118960A (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 株式会社竹中工務店 コ−ルドジヨイント防止工法

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