JPS6144892Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6144892Y2 JPS6144892Y2 JP1981023151U JP2315181U JPS6144892Y2 JP S6144892 Y2 JPS6144892 Y2 JP S6144892Y2 JP 1981023151 U JP1981023151 U JP 1981023151U JP 2315181 U JP2315181 U JP 2315181U JP S6144892 Y2 JPS6144892 Y2 JP S6144892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- chamber
- heating device
- air
- lower damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 13
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 9
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用暖房装置に関するもので、暖
房効果の向上を目的とするものである。
房効果の向上を目的とするものである。
自動車用暖房装置は、一般に計器板の下部附近
に取付けられ、ヒータ用フアン等にて吸い込んだ
冷気（外気又は内気）がヒータコア部を通過する
間に加温され温風となつて下方の乗員足元に向け
て吹き出すよう構成されるのが普通である（実公
昭48−2591号公報参照）。
に取付けられ、ヒータ用フアン等にて吸い込んだ
冷気（外気又は内気）がヒータコア部を通過する
間に加温され温風となつて下方の乗員足元に向け
て吹き出すよう構成されるのが普通である（実公
昭48−2591号公報参照）。
ところがこのような従来構成のものでは、吹き
出した温風の大部分は乗員の足元部からフロアに
沿つた後方に直接吹き抜けてしまい、乗員に直接
当る温風は極めて少く、充分な暖房感を与えるこ
とができず、このような問題は暖房装置が低い位
置にセツトされ温風吹出口がフロアに近くなるよ
うなレイアウトのものにおいて特に著しい。
出した温風の大部分は乗員の足元部からフロアに
沿つた後方に直接吹き抜けてしまい、乗員に直接
当る温風は極めて少く、充分な暖房感を与えるこ
とができず、このような問題は暖房装置が低い位
置にセツトされ温風吹出口がフロアに近くなるよ
うなレイアウトのものにおいて特に著しい。
本考案は上記のような従来装置の不具合を解消
し暖房効果の向上をはかることを目的とするもの
で、以下附図実施例につき説明する。
し暖房効果の向上をはかることを目的とするもの
で、以下附図実施例につき説明する。
図において１はヒータユニツトで、該ヒータユ
ニツト１内には外気又は車室内空気を吸入するフ
アン２及びエンジン冷却後の冷却液等を熱源とす
るヒータコア３等が装着され、フアン２の回転に
より冷気（外気又は車室内空気）は図示しない吹
込口より吹込され、ヒータコア３を通過する間に
加温されて温風となり、ヒータコア３下方のロア
ダンパ４により開閉制御される開口部５より流出
するようになつている。
ニツト１内には外気又は車室内空気を吸入するフ
アン２及びエンジン冷却後の冷却液等を熱源とす
るヒータコア３等が装着され、フアン２の回転に
より冷気（外気又は車室内空気）は図示しない吹
込口より吹込され、ヒータコア３を通過する間に
加温されて温風となり、ヒータコア３下方のロア
ダンパ４により開閉制御される開口部５より流出
するようになつている。
本考案ではロアダンパ４により開閉制御される
開口部５の下方に底面が断面ほぼ円弧状をなす吹
出室６をヒータユニツト１に一体若しくは一体的
に形成し、開口部５より流出した温風は一旦吹出
室６内に流入するよう構成されている。
開口部５の下方に底面が断面ほぼ円弧状をなす吹
出室６をヒータユニツト１に一体若しくは一体的
に形成し、開口部５より流出した温風は一旦吹出
室６内に流入するよう構成されている。
ロアダンパ４は第２図示のように車体後方側を
ヒンジ中心４ａとして下方に回動するよう構成さ
れ、開口部５より温風は該ロアダンパ４にガイド
されて吹出室６の前方部側に流入しロアダンパ４
先端部をまわり吹出室６の底面の円弧状面部６ａ
により回転力を与えられ吹出室６後方面部に設け
た吹出室７より矢印の如く斜上方に向けて吹き出
し、乗員の膝部Ａに該吹出し温風が当るよう構成
されている。吹出口７よりの温風吹出し角度は吹
出室６底面の円弧形状により任意に選定できる。
ヒンジ中心４ａとして下方に回動するよう構成さ
れ、開口部５より温風は該ロアダンパ４にガイド
されて吹出室６の前方部側に流入しロアダンパ４
先端部をまわり吹出室６の底面の円弧状面部６ａ
により回転力を与えられ吹出室６後方面部に設け
た吹出室７より矢印の如く斜上方に向けて吹き出
し、乗員の膝部Ａに該吹出し温風が当るよう構成
されている。吹出口７よりの温風吹出し角度は吹
出室６底面の円弧形状により任意に選定できる。
吹出室６の左、右部には第１図に示すように車
室内の側方コーナ部に向けて温風を吹き出すコー
ナ吹出口８，８が設けられている。
室内の側方コーナ部に向けて温風を吹き出すコー
ナ吹出口８，８が設けられている。
尚図において９は吹出温風の温度調節用シヤツ
タで、該シヤツタ９を開くとヒータコア３上流部
の冷風がバイパス通路１０を通つて流れヒータコ
ア３部を通過した温風と合流するよう構成され、
該シヤツタ９の開度によつて吹出し温風の温度を
制御するようになつている。
タで、該シヤツタ９を開くとヒータコア３上流部
の冷風がバイパス通路１０を通つて流れヒータコ
ア３部を通過した温風と合流するよう構成され、
該シヤツタ９の開度によつて吹出し温風の温度を
制御するようになつている。
又第１図において１１はアツパ吹出口で、フア
ン２によつて吸い込まれた冷風が直接該アツパ吹
出口１１より乗員の上半身部に向つて吹き出すよ
う構成され、そのアツパ吹出口１１よりの冷風吹
出しは図示しないシヤツタにより制御されるよう
になつている。
ン２によつて吸い込まれた冷風が直接該アツパ吹
出口１１より乗員の上半身部に向つて吹き出すよ
う構成され、そのアツパ吹出口１１よりの冷風吹
出しは図示しないシヤツタにより制御されるよう
になつている。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構
成によつて、吹出温風がフロア面に沿つて後方に
吹き抜けてしまうことなく、直接乗員の膝部附近
に当り、暖房効果の著しい向上をはかることがで
きると共に、ヒータユニツトをフロアに近くレイ
アウトしても充分なる暖房効果を得ることができ
るのでヒータユニツトのレイアウトの自由度を大
幅に拡大することができるもので、実用上多大の
効果をもたらし得るものである。
成によつて、吹出温風がフロア面に沿つて後方に
吹き抜けてしまうことなく、直接乗員の膝部附近
に当り、暖房効果の著しい向上をはかることがで
きると共に、ヒータユニツトをフロアに近くレイ
アウトしても充分なる暖房効果を得ることができ
るのでヒータユニツトのレイアウトの自由度を大
幅に拡大することができるもので、実用上多大の
効果をもたらし得るものである。
第１図は本考案にかかるヒータユニツトの外観
正面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ断面図である。 １……ヒータユニツト、２……フアン、３……
ヒータコア、４……ロアダンパ、５……開口部、
６……吹出室、６ａ……円弧状面部、７……吹出
口。
正面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ断面図である。 １……ヒータユニツト、２……フアン、３……
ヒータコア、４……ロアダンパ、５……開口部、
６……吹出室、６ａ……円弧状面部、７……吹出
口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータユニツトのヒータコア下部にロアダン
パによつて開閉制御される開口部を設けると共
に、該開口部の下流部に吹出室を形成し、該吹
出室の後面部に吹出口を設け、開口部より吹出
室に流入した温風が該吹出室内にて回転して吹
出口より乗員の膝部方向に向けて吹出すよう構
成したことを特徴とする自動車用暖房装置。 (2) 吹出室は、底面をほぼ円弧形状に形成され、
該円弧状底面にて温風が回転する構成となつて
いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第１項記載の自動車用暖房装置。 (3) ロアダンパは後端部をヒンジ中心として下方
に回動して開くよう構成され、開口部より吹出
室内に流入する温風が該ロアダンパにガイドさ
れて吹出室前方部よりロアダンパ前端部をまわ
り込んで向きを変え吹出口より吹き出す構造と
なつていることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第１項又は第２項記載の自動車用暖房装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981023151U JPS6144892Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981023151U JPS6144892Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57135409U JPS57135409U (ja) | 1982-08-24 |
| JPS6144892Y2 true JPS6144892Y2 (ja) | 1986-12-17 |
Family
ID=29820919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981023151U Expired JPS6144892Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144892Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4323289Y1 (ja) * | 1965-05-14 | 1968-10-02 |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP1981023151U patent/JPS6144892Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4323289Y1 (ja) * | 1965-05-14 | 1968-10-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57135409U (ja) | 1982-08-24 |
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