JPS6144745Y2 - - Google Patents

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JPS6144745Y2
JPS6144745Y2 JP1980071006U JP7100680U JPS6144745Y2 JP S6144745 Y2 JPS6144745 Y2 JP S6144745Y2 JP 1980071006 U JP1980071006 U JP 1980071006U JP 7100680 U JP7100680 U JP 7100680U JP S6144745 Y2 JPS6144745 Y2 JP S6144745Y2
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JP
Japan
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ring
magazine
guide
assembly position
groove
Prior art date
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JP1980071006U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンプレツシヨンリングの自動組付
装置に係り、特にエンジンのピストンにトツプリ
ングおよびセカンドリングを自動的に装着するコ
ンプレツシヨンリングの自動組付装置に関する。
この出願人は、すでに実願昭53−153533号にお
いて、リング組付位置の両側に配置される第1マ
ガジンおよび第2マガジンにそれぞれトツプリン
グおよびセカンドリングを両者の合い口すきま部
が同一向きとなるように整列するリング整列機構
部と、第1マガジンおよび第2マガジンの下端側
に配置される第1送りガイドおよび第2送りガイ
ドに沿つてそれぞれトツプリングおよびセカンド
リングを同時にリング組付位置方向に搬送するリ
ング搬送機構部と、リング組付位置に開閉可能に
配設されそれぞれ第1送りガイドおよび第2送り
ガイドに連結されるリングガイドの第1溝部およ
び第2溝部にそれぞれトツプリングおよびセカン
ドリングの端面を支持すると共に、リングガイド
の第1溝部および第2溝部に形成されているガイ
ド円弧部と第1バツクアツプ機構および第2バツ
クアツプ機構とによつてそれぞれトツプリングお
よびセカンドリングの背面を支持するリング支持
機構部と、リング支持機構部によつて支持されて
いるトツプリングおよびセカンドリングの合い口
すきま部に係合するリング拡縮爪により、両者が
ピストンの各リング溝に装着され得るように両者
を拡縮するリング拡縮機構部と、を有するコンプ
レツシヨンリングの自動組付装置を提案してい
る。
上記既に提案されているコンプレツシヨンリン
グの自動組付装置によれば、トツプリングおよび
セカンドリングの両者を同時に搬送した後同一組
付位置で同時にピストンに装着し、全組付時間を
短縮して大量生産を好適に行うことが可能とな
る。
しかしながら、このような既に提案されている
コンプレツシヨンリングの自動組付装置は、リン
グ組付位置の両側にそれぞれトツプリングおよび
セカンドリングを収容する第1マガジンおよび第
2マガジンが配設されると共に、それらの第1マ
ガジンおよび第2マガジンの更に外方にはそれぞ
れトツプリングおよびセカンドリングをリング組
付位置にまで搬送するリング搬送機構部が配設さ
れることから、装置の占有スペースが過大となる
という問題点がある。
この考案は上記問題点にかんがみなされたもの
であつて、装置の占有スペースを小さくかつ機構
部を簡素化することができるコンプレツシヨンリ
ングの自動組付装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、この考案に係るコン
プレツシヨンリングの自動組付装置は、円筒状の
第1マガジンと第2マガジンにそれぞれトツプリ
ングとセカンドリングを両者の合い口すきま部が
同一向きとなるように整列して積層収容し、この
第1マガジンと第2マガジンの端部に開口されて
なる給送端を相互に対向させて同軸配置し、各リ
ングを給送端方向に送給するようにしてなるリン
グ整列機構部と、第1マガジンと第2マガジンの
各給送端にそれぞれ連通されリング組付位置に延
設された2層構造の第1送りガイドと第2送りガ
イドを有し、この第1送りガイドと第2送りガイ
ドに沿つてトツプリングとセカンドリングを同一
のプツシヤーでリング組付位置に搬送するリング
搬送機構部と、リング組付位置に配設され第1送
りガイドに連通してトツプリングを収容可能とす
る第1溝部と第2送りガイドに連通してセカンド
リングを収容可能とする第2溝部を備えてなるリ
ングガイドを開閉するリングガイド開閉機構部
と、リング組付位置に配設されリングガイドに収
容されているトツプリングおよびセカンドリング
の背面をそれぞれ第1バツクアツプアームおよび
第2バツクアツプアームによつて支持可能とする
リング支持機構部と、リング支持機構部によつて
支持されているトツプリングおよびセカンドリン
グの合い口すきま部に係合するリング拡縮爪によ
り、両者がピストンの各リング溝に装着され得る
ように両者を拡縮するリング拡縮機構部と、を有
することを特徴とするものである。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図および第2図に示されるように、固定フ
レーム1の上部テーブル2にはピストン10が挿
入されるリング組付位置P1の側部にリング整列機
構部20を構成する第1マガジン21および第2
マガジン22が、両者の給送端口を対向するよう
に上下に同軸配置されている。第1マガジン21
および第2マガジン22は、それぞれ鉛直軸方向
に多数のトツプリング11およびセカンドリング
12を収容するようになつており、両者の合い口
すきま部11A,12Aは図において同一直線上
に整列されるようになつている。
ここで、第1マガジン21および第2マガジン
22は、第3図に示されるような構造とされてい
る。即ち、第1マガジン21は、その上端部を、
上部テーブル2の上面に固定されている上部プレ
ート2Aと装入レール23との間に水平移動可能
に保持され、装入レール23のリング整列位置P2
から引出された一端側においてトツプリング11
を導入可能とされ、装入レール23のリング整列
位置P2に相当する他端側で、その中心軸がリング
整列位置P2を中心に一致するように位置決めボル
ト24で位置決めされ、トグルクランプ25によ
つて固定される。第1マガジン21の中心部には
最下端側にハンドル26を備えるシヤフト27が
配置され、シヤフト27の最上端部にはリング位
置決めプレート28が備えられている。リング位
置決めプレート28は、第1マガジン21の給送
端に達したトツプリング11の姿勢を所定の状態
に規制し、トツプリング11を後述するリング搬
送機構部50のリング搬送ガイド60に沿つて搬
送可能としている。シヤフト27の中間部には第
1マガジン21に収容されている最下端側のトツ
プリング11に当接するリング給送ブラケツト2
9がその軸方向に摺動可能に配設されている。リ
ング給送ブラケツト29の下端部両側にはピン3
0が突設され、ピン30は第1マガジン21の両
側面に形成されている長孔状のスリツト31から
外部に突出し、チエーン32の一端側と連結され
ている。チエーン32は第1マガジン21の上部
側外壁に配設されているプーリ33において折り
返えされ、他端側におもり34を固定されてい
る。即ち、リング給送ブラケツト29は、おもり
34の作用によつてシヤフト27の軸方向上方に
移動し、第1マガジン21内の全てのトツプリン
グ11を強制的に順次その給送端に給送可能とな
つている。。なお、第1マガジン21の上端部に
はノブ35が連結され、ノブ35を介して第1マ
ガジン21を装入レール23に沿つてリング整列
位置P2に装入もしくは装出可能としている。
第2マガジン22は、その下端部をリング搬送
ガイド60の一端側に取付プレート36を介して
固定されている。第2マガジン22の内部には、
最上端部にハンドル37を備えるシヤフト38が
配置され、シヤフト38の最下端部にはリング位
置決めプレート39が備えられている。リング位
置決めプレート39は、第2マガジン22の給送
端に達したセカンドリング12を、後述するリン
グ搬送ガイド60に円滑に搬入可能な姿勢に規制
している。シヤフト38の中間部には、第2マガ
ジン22に収容されている最上端部のセカンドリ
ング12に当接するリング給送ブラケツト40が
軸方向摺動可能に配設され、リング給送ブラケツ
ト40はその自重をセカンドリング12に加え、
全てのセカンドリング12を強制的に順次給送端
に移動可能としている。なお、第3図においてキ
ヤツプ41は、シヤフト38の上端側に固定さ
れ、第2マガジン22の上端部に当接してリング
位置決めプレート39の高さ位置を設定可能とし
ている。
リング整列機構部20の側部には、リング組付
位置P1とリング整列位置P2を結ぶ軸線方向にプツ
シヤガイド51が配設され、プツシヤガイド51
にはリング搬送プツシヤ52がスライド可能に案
内されている。リング搬送プツシヤ52の先端部
には、第4図に示されるような第1マガジン21
の給送端に位置するトツプリング11を、その合
い口すきま部11Aの方向を変えることなく搬送
可能とする第1プツシヤ部52Aと、第2マガジ
ン22の給送端に位置するセカンドリング12
を、その合い口すきま部12Aが変化することの
ない状態で搬送可能とする第2プツシヤ部52B
とが備えられている。
リング搬送プツシヤ52の基端部下面には、上
部テーブル2の下面に突出するピン53が配設さ
れ、ピン53には短リンク54の一端が回動可能
に連結され、短リンク54の他端はピン55を介
して、上部テーブル2の下面に固定されている支
軸56に回動可能に支持されている長リンク57
の先端部が回動可能に連結されている。長リンク
57の中間部には、ブラケツト58を介して上部
テーブル2にトラニオン支持されているリング搬
送シリンダ59のピストンロツド先端部がピン5
9Aを介して連結されている。また、前記装入レ
ール23の上面の、リング組付位置P1とリング整
列位置P2との間にはリング搬送ガイド60が配設
され、リング搬送ガイド60には、第1マガジン
21および第2マガジン22の各給送端から搬出
されるトツプリング11およびセカンドリング1
2をリング整列位置P2まで案内する第1送りガイ
ド60Aおよび第2送りガイド60Bが形成され
ている。即ち、第1マガジン21および第2マガ
ジン22の給送端に達したトツプリング11およ
びセカンドリング12は、リング搬送シリンダ5
9の駆動によつて、プツシヤガイド51に案内さ
れて前進するリング搬送プツシヤ52の第1プツ
シヤ部52Aおよび第2プツシヤ部52Bによ
り、各合い口すきま部11A,12Aの方向を変
えることなく、第6図に示されるようにリング組
付位置P1にまで搬送可能となつている。なお、装
入レール23とリング搬送ガイド60は別体とし
て説明したが、両者は一体化して形成するもので
あつてもよい。
リング組付位置P1の、リング搬送ガイド60の
対向位置には、トツプリング11およびセカンド
リング12をリング搬送ガイド60の第1送りガ
イド60Aおよび第2送りガイド60Bと共に収
容可能とする第1溝部71Aおよび第2溝部71
Bを備えているリングガイド71が、前記上部プ
レート2Aに固定されているスライドガイド72
に沿つて進退可能に案内されている。リングガイ
ド71の後端部にはカムフオロワ73が備えら
れ、カムフオロワ73はリング組付位置P1の周囲
を回転可能となつているカムプレート74に刻設
されているリングガイド開閉カム溝75に係合さ
れている。カムプレート74には連結アーム76
が固定され、連結アーム76にはピン77を介し
てリングガイド開閉シリンダ78のピストンロツ
ド先端部が回動可能に連結されている。リングガ
イド開閉シリンダ78には、後述するリング支持
機構部80を形成しているバツクアツプ駆動シリ
ンダ87のピストンロツド先端部が連結されてい
る。即ち、リングガイド開閉シリンダ78の駆動
によつてカムプレート74が回転し、リングガイ
ド開閉カム溝75とカムフオロワ73との係合を
介して、リングガイド71をリング搬送ガイド6
0に対向移動し、リング搬送ガイド60に対して
開いた状態でピストン10をリング組付位置P1
ら取りはずし可能とし、リング搬送ガイド60に
対して閉じた状態でトツプリング11およびセカ
ンドリング12をその第1溝部71Aおよび第2
溝部71Bに収容可能としている。
また、リング組付位置P1に導入されたトツプリ
ング11およびセカンドリング12は、ピストン
10の各リング溝に装着され得るように拡径され
た状態の背面をリング支持機構部80によつて支
持可能とされている。即ち、リング搬送ガイド6
0の組付位置P1を臨む先端部の両側には一対のス
ライドガイド81が固定され、各スライドガイド
81の内部には、相互に平行な第1バツクアツプ
アーム82Aおよび第2バツクアツプアーム82
Bが進退可能に案内されている。第1バツクアツ
プアーム82Aおよび第2バツクアツプアーム8
2Bは、第8図Aおよび第8図Bに示されるよう
に、リング搬送ガイド60を貫通してそれぞれリ
ング搬送ガイド60の第1送りガイド60Aおよ
び第2送りガイド60Bに突出し、リング組付位
置P1に導入されているトツプリング11およびセ
カンドリング12の各合い口すきま部11A,1
2A側の背面を支持可能となつている。スライド
ガイド81の基端側にはカムフオロワ84が固定
され、カムフオロワ84は前記リングガイド開閉
機構部70を形成しているカムプレート74に刻
設されているバツクアツプカム溝85に係合して
いる。なお、カムプレート74は、前述のよう
に、連結アーム76、リングガイド開閉シリンダ
78を介して、上部テーブル2の上面に固定され
ているブラケツト86にトラニオン支持されてい
るバツクアツプ駆動シリンダ87に連結されてい
る。即ち、バツクアツプ駆動シリンダ87の駆動
によりカムプレート74が回動し、バツクアツプ
駆動カム溝85とカムフオロワ84との係合を介
して、第1バツクアツプアーム82Aおよび第2
バツクアツプアーム82Bはリング組付位置P1
の方向に進退可能となつている。
更に、前記リングガイド開閉機構部70を形成
しているリングガイド71の第1溝部71Aおよ
び第2溝部71Bのそれぞれ周方向の2位置には
スプリング88の付勢力によつて半径方向内方に
向けて突出しているストツパ89が配設され、各
ストツパ89はリング組付位置P1に導入されてい
るトツプリング11およびセカンドリング12の
各合い口すきま部11A,12Aの反対側の背面
の2位置を支持可能となつている。
更に、リング組付位置P1の下方にはリング拡縮
機構部90が配設されている。即ち、固定フレー
ム1には昇降シリンダ91が昇降テーブル92を
リング組付位置P1に向けて昇降可能に固定されて
いる。昇降テーブル92にはカムプレート94が
摺動可能に案内され、カムプレート94の中心線
に対する両側には相互に対称な形状をなすリング
拡縮カム溝95が刻設されている。一方、昇降テ
ーブル92の上面には、内周側ガイド96と外周
側ガイド97に挾持されて周方向に移動可能な一
対の可動ブラケツト98が配設され、可動ブラケ
ツト98の上端部にはリング組付位置P1における
トツプリング11およびセカンドリング12の各
合い口すきま部11A,12Aに係合してそれら
のトツプリング11およびセカンドリング12を
拡径する拡縮爪99が固定されている。各可動ブ
ラケツト98にはカムフオロワ100が固定さ
れ、カムフオロワ100は前記カムプレート94
のリング拡縮カム溝95に係合されている。
また、カムプレート94の突出端にはピン10
1を介して上部テーブル2に配設されている支軸
102を中心として回動可能な中間アーム103
の一端側が連結され、中間アーム103の他端側
はピン104を介して、固定フレーム1に取付け
られているリング拡縮シリンダ105のピストン
ロツド先端部が連結されている。即ち、リング拡
縮シリンダ105の駆動により、中間アーム10
3の回動を介してカムプレート94が摺動し、リ
ング拡縮カム溝95とカムフオロワ100との係
合により、一対の可動ブラケツト98に備えられ
ている各拡縮爪99が相互に離間し、トツプリン
グ11およびセカンドリング12の内径がピスト
ン10を挿通可能とする大きさにまで拡径可能と
なつている。
なお、上部プレート2Aのリング組付位置P1
当部分には、リング組付位置P1に挿入されるピス
トン10の頭部に当接し、ピストン10の各リン
グ溝の高さレベルを、リング組付位置P1に導入さ
れているトツプリング11およびセカンドリング
12の高さレベルに等しい状態に設定可能とする
ピストン受部110が配設されている。また、ピ
ストン受部110の中心部には、リング組付位置
P1にピストン10が挿入されているかいないかを
検出するピストン検出ロツド111の検出端部が
進退可能に配設されている。
次に上記実施例の作用について説明する。
リング整列機構部20の第1マガジン21およ
び第2マガジン22に、それぞれトツプリンング
11およびセカンドリング12が合い口すきま部
11A,12Aを前述のような同一整列方向に整
列する状態で多数収能される。ここで、第1マガ
ジン21においては、ノブ35により第1マガジ
ン21の全体を装入レール23のリング整列位置
P2の反対側に装出した状態で、おもり34を操作
してリング給送ブラケツト29を引き下げると共
に、ハンドル26を操作してリング位置決めプレ
ート28を引き下げ、トツプリング11を導入す
る。また第2マガジン22においては、ハンドル
37を操作し、リング位置決めプレート39、リ
ング給送ブラケツト40およびキヤツプ41を取
りはずした状態で、セカンドリング12を導入可
能とする。
リング搬送シリンダ59を駆動し、リング搬送
プツシヤ52をプツシヤガイド51に沿つて前進
させ、トツプリング11およびセカンドリング1
2をそれぞれ第1マガジン21およびセカンドリ
ング22の給送端から、リング搬送ガイド60の
第1送りガイド60Aおよび第2送りガイド60
Bに沿つてリング組付位置P1方向に搬送し、トツ
プリング11およびセカンドリング12をそれぞ
れリングガイド71の第1溝部71Aおよび第2
溝部71Bに収容する。なお、この状態において
は、リングガイド開閉機構部70はリングガイド
71をリング搬送ガイド60の側に閉じ、リング
支持機構部80の第1バツクアツプアーム82A
および第2バツクアツプアーム82Bは第8図A
に示されるような後退端に位置している。また、
リングガイド71の第1溝部71Aおよび第2溝
部71Bに備えられているストツパ89は、トツ
プリング11およびセカンドリング12の背面を
スプリング88の付勢力下で支持する。このよう
にして、トツプリング11およびセカンドリング
12がリング組付位置P1に導入されるとバツクア
ツプ駆動シリンダ87が駆動し、リングガイド開
閉シリンダ78、連結アーム76を介してカムプ
レート74を回動し、バツクアツプ駆動カム溝8
5とカムフオロワ84との相対移動により、第1
バツクアツプアーム82Aおよび第2バツクアツ
プアーム82Bを前進させ、トツプリング11お
よびセカンドリング12の合い口すきま部11
A,12Aの両端側の背面を第8図Bに示される
ような状態で支持可能とする。
このようにして、トツプリング11およびセカ
ンドリング12がリング組付位置P1において、リ
ング支持機構部80の第1バツクアツプアーム8
2A、第2バツクアツプアーム82Bおよびスト
ツパ89によつて背面支持可能な状態に達する
と、リング搬送シリンダ59が再び作動して、リ
ング搬送プツシヤ52をその後退端にまで復帰移
動させる。
このようにして、リング搬送プツシヤ52が後
退端に達すると、リング拡縮機構部90の昇降シ
リンダ91が作動して昇降テーブル92を上昇端
にまで移動する。昇降テーブル92が上昇端に達
すると、リング拡縮シリンダ105が作動して中
間アーム103を介してカムプレート94を摺動
し、リング拡縮カム溝95とカムフオロワ100
との係合を介して一対の可動ブラケツテ98を内
周側ガイド96および外周側ガイド97に案内さ
せて周方向の反対方向に回動し、各拡縮爪99を
離間し、トツプリング11およびセカンドリング
12の合い口すきま部11A,12Aに拡縮爪9
9を係合した状態でトツプリング11およびセカ
ンドリング12を拡径する。
このようにして、トツプリング11およびセカ
ンドリング12が拡径され、その内径部にピスト
ン10は作業者または図示されない装入装置によ
つてリング組付位置P1に挿入される。
ピストン10のリング組付位置P1の適正位置へ
の装入がピストン検知ロツド111によつて検出
されると、リング拡縮シリンダ105が再び作動
し、拡縮爪99を閉じ、ピストン10の各リング
溝にそれぞれトツプリング11およびセカンドリ
ング12を組付ける。
このようにしてピストン10にトツプリング1
1およびセカンドリング12が組付けられると、
リングガイド開閉シリンダ78が作動し、連結ア
ーム76を介してカムプレート74を回動し、リ
ングガイド開閉カム溝75とカムフオロワ73と
の係合を介してリングガイド71をスライドガイ
ド72に沿つて後退させ、リングガイド71をリ
ング搬送ガイド60から離間し、ピストンい10
が搬出される。これと同時に、昇降シリンダ91
が再び作動し、昇降テーブル92を下降し、拡縮
爪99がその下端位置に停留される。
更に、組付けを完了したピストン10が搬出さ
れると、リングガイド開閉シリンダ78が再び作
動し、リングガイド71をリング搬送ガイド60
に向けて前進させて閉状態に復帰し、また、バツ
クアツプ駆動シリンダ87が作動して第1バツク
アツプアーム82A及び第2バツクアツプアーム
82Bをスライドガイド81に沿つてその後退端
にまで移動し、新たな組付けのためのトツプリン
グ11およびセカンドリング12を再びリング整
列位置P2からリング組付位置P1に導入可能な原位
置状態となる。
上記実施例によれば、リング組付位置P1の一方
にのみリング整列位置P2を設け、第1マガジン2
1および第2マガジン22を上下方向に同軸配置
するようにしたので、装置の占有空間を小さくす
ることができる。また、リング組付位置P1におい
ては、トツプリング11およびセカンドリング1
2の背面4位置が、一対のストツパ89およびそ
れぞれ一対の第1バツクアツプアーム82Aもし
くは第2バツクアツプアーム82Bによつて背面
支持可能とされていることからそれらの拡径にと
もなう永久変形の発生がより的確に防止される。
以上のように、本発明に係るコンプレツシヨン
リングの自動組付装置によれば、装置の占有スペ
ースを小さくすることができるとともに、リング
搬送機構部の構造が簡単化されかつ部品数が大幅
に低減されることから、組立、調整、制御などが
極めて容易になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るコンプレツシヨンリン
グの自動組付装置の一実施例の要部を示す断面
図、第2図は装置全体の上面図、第3図は同リン
グ整列機構部を示す断面図、第4図は同リング搬
送機構部の搬送開始状態を示す説明図、第5図は
同リング搬送機構部を示す装置の一部の下面図、
第6図は同リング搬送機構部の搬送動作を示す説
明図、第7図は同リング支持機構部を示す断面
図、第8図Aおよび第8図Bはリング支持機構部
の作動状態を示す説明図、第9図は同リング拡縮
機構部を示す上面図である。 10……ピストン、11……トツプリング,1
2……セカンドリング、11A,12A……合い
口すきま部、20……リング整列機構部、21…
…第1マガジン、22……第2マガジン、50…
…リング搬送機構部、60……リング搬送ガイ
ド、60A……第1送りガイド、60B……第2
送りガイド、70……リングガイド開閉機構部、
71……リングガイド、71A……第1溝部、7
1B……第2溝部、80……リング支持機構部、
82A……第1バツクアツプアーム、82B……
第2バツクアツプアーム、89……ストツパ、9
0……リング拡縮機構部、99……拡縮爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状の第1マガジンと第2マガジンにそれぞ
    れトツプリングとセカンドリングを両者の合い口
    すきま部が同一向きとなるように整列して積層収
    容し、この第1マガジンと第2マガジンの端部に
    開口されてなる給送端を相互に対向させて同軸配
    置し、各リングを給送端方向に送給するようにし
    てなるリング整列機構部と、 第1マガジンと第2マガジンの各給送端にそれ
    ぞれ連通されリング組付位置に延設された2層構
    造の第1送りガイドと第2送りガイドを有し、こ
    の第1送りガイドと第2送りガイドに沿つてトツ
    プリングとセカンドリングを同一のプツシヤーで
    リング組付位置に搬送するリング搬送機構部と、 リング組付位置に配設され第1送りガイドに連
    通してトツプリングを収容可能とする第1溝部と
    第2送りガイドに連通してセカンドリングを収容
    可能とする第2溝部を備えてなるリングガイドを
    開閉するリングガイド開閉機構部と、 リング組付位置に配設されリングガイドに収容
    されているトツプリングおよびセカンドリングの
    背面をそれぞれ第1バツクアツプアームおよび第
    2バツクアツプアームによつて支持可能とするリ
    ング支持機構部と、 リング支持機構部によつて支持されているトツ
    プリングおよびセカンドリングの合い口すきま部
    に係合するリング拡縮爪により、両者がピストン
    の各リング溝に装着され得るように両者を拡縮す
    るリング拡縮機構部と、を有することを特徴とす
    るコンプレツシヨンリングの自動組付装置。
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