JPS6144490B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6144490B2
JPS6144490B2 JP53091949A JP9194978A JPS6144490B2 JP S6144490 B2 JPS6144490 B2 JP S6144490B2 JP 53091949 A JP53091949 A JP 53091949A JP 9194978 A JP9194978 A JP 9194978A JP S6144490 B2 JPS6144490 B2 JP S6144490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
container
inner bottom
drive shaft
lower cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53091949A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5519138A (en
Inventor
Kazuo Maezawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP9194978A priority Critical patent/JPS5519138A/ja
Publication of JPS5519138A publication Critical patent/JPS5519138A/ja
Publication of JPS6144490B2 publication Critical patent/JPS6144490B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、果物や野菜のジユースを作るフード
プロセツサに関するものである。
従来、ジユースを作るためにはミキサーやジユ
ーサーが用いられている。まず、ミキサーについ
てみると、リンゴやニンジン等を材料としたとき
には水を入れないとジユースにすることはでき
ず、そのため、濃厚なジユースを作ることができ
ないものである。また、リンゴやミカンの場合に
皮付きのまま使用したのでは、皮まで細断される
ことはなく、きわめて舌ざわりの悪いものしか作
ることができず、実際には飲用に供することがで
きないという問題がある。つぎに、ジユーサーを
用いる場合には、水分とカス分とが分離されるた
め、繊維分の多いジユースを作ることができない
という問題がある。繊維分を多く含んだジユース
を作るには、本来、カスとなるべきものをあとで
混入しなければならないが、そのようなカスは粒
度があらくて多く入れると舌ざわりが悪くなつて
やはり飲用に適さないものである。
本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、リンゴ、ミカン、トマト等の果物や野菜を皮
のついたままで水を加えることなしに効率よく濃
厚なジユースを作ることができるフードプロセツ
サを得ることを目的とする。
本発明は、駆動軸に取付けられる保持部の下端
にこの保持部の外周縁から外方に向けて上向きに
傾斜した下部カツターを取付けるとともに前記保
持部の上方に上部カツターを取付けたカツター体
を設け、上部開口で前記駆動軸を中心とする円筒
上の容器を設け、この容器の内底面を前記下部カ
ツターの傾斜に合わせてその中心部が低くなるよ
うに傾斜させて形成するとともにその内底面に前
記下部カツターを近接して配設したことを特徴と
するものである。したがつて、容器の内底面は中
心に向つて低くなるように傾斜しているため、カ
ツター体により細断される内容物は遠心力を受け
て容器の内周面に向つて集中するが、内底面に対
してはそれが傾斜しているため内容物の自重によ
り傾斜面にそつて所定の厚さをもつて存在し、こ
れにより、下部カツターとの接触状態が多くなつ
てカツター体による細断効率が高められ、短時間
の間にジユースを作ることができるとともに、皮
付きのままであつても飲用に適したものが得ら
れ、また、上部カツターで粗く切断するので、下
部カツターの動作が一層良好に行われ、あらかじ
め水を加えなくても下部カツターにより作られる
ジユースによる水分で容器内全体の循環が良好に
行われるので、効率の良いジユース作成を行うこ
とができるように構成したものである。
本発明の実施例を図面に基いて説明する。ま
ず、本体ケース1の下方は底板2により閉塞され
ており、この本体ケース1の内部にはギヤケース
を構成する支持枠3が固定的に取付けられてい
る。そして、前記支持枠3にはモータ4が取付け
られ、このモータ4のモータ軸5に固着された駆
動ギヤ6は中間ギヤ7を介在させて駆動軸8に固
着された受動ギヤ9に連結されている。前記駆動
軸8は前記支持枠3に固定された軸受10,11
によりその上下を回転自在に保持され、その上端
はDの字形にカツトされて連結部12が形成され
ている。また、前記軸受10の上部にはシール部
材13が嵌着されている。さらに、前記本体ケー
ス1の前記駆動軸8を中心とする上面には、容器
嵌合段部14が形成されている。
しかして、前記容器嵌合段部14に嵌り込む嵌
合縁15が下端に形成された容器16が設けら
れ、この容器16の内底面17の中心には上方へ
突出する円筒部18が形成されているとともに上
縁には蓋19を係止する係止部20が形成されて
いる。この蓋19には上方へ突出する筒状の材料
投入孔21が形成され、この材料投入孔21には
押棒22が挿入されている。また、前記内底面1
7は中心部が低くなるように傾斜しており、その
傾斜角αは8度程度に設定されている。
ついで、前記駆動軸8にはカツター体23が着
脱自在に取付けられている。このカツター体23
は合成樹脂よりなる保持体24と下部カツター2
5と上部カツタ26とよりなる。前記保持体24
の中心には前記駆動軸8の連結部12に係合する
係合孔27を有して回転方向には固定的に止めら
れ、前記円筒部18の逃げのための逃げ部28が
形成されている。また、前記保持体24の上端に
はつまみ部29が形成されている。
しかして、前記下部カツター25と上部カツタ
ー26との刃30は回転方向に向けて突出する円
弧により形成され、この刃30の曲率半径Rは前
記容器16の内周面31の直径Dに対してR=1/3 Dに定められている。そして、このようなカツタ
ー体23を前記容器16内にセツトしたとき、前
記下部カツタ25と前記容器16の内底面17と
の間隔g1は1〜3mmに設定され、前記刃30の刃
先32と前記容器16の内周面31との間隔はg
は1.5〜3.5mmに設定されている。したがつて、下
部カツター25はその刃先32が上向きになるよ
う屈曲されている。また、前記刃先32は前記内
周面に対して近似的に平行部33を有する。さら
に、前記刃30はそのピツチが約5mmの波刃34
とされており、これらの波刃34中に5〜6個の
小さな波刃35を有するダブル波刃とされてい
る。
このような構成において、モータ4を始動する
と、駆動軸8が回転し、カツター体23が回転す
る。これにより、容器16内に入れた内容物は細
断されるが、とくに下部カツター25を内底面1
7と1〜3mmの間隔g1をもたせて平行に設けたこ
とにより切削性能は高く、細断効率が良いので急
速に水分を発生させ、あらかじめ水を入れたのと
同様な切断状態になる。そのため、最初の間は荒
く切断していた上部カツター26も水分を含んで
内周面31にそつて上昇する内容物を細断するよ
うになる。とくに、カツター体23の回転に基い
て内容物は遠心力により内周面31方向への力を
受けて内容物31部分にたまるが、第7図aに示
す内底面17がフラツトなものに対して第7図b
に示すように傾斜したものは内容物の自重のため
に内底面17にそつてある厚さを持ち、これによ
り、下部カツター25との接触状態が多くなつて
効率のよい切削がなされる。
しかして、容器16の内周面31の直径を160
mmとして他の寸法を前述のように設定したとすれ
ば、下部カツター25と上部カツター26との間
隔寸法は10〜20mm程度にするのがよい。すなわ
ち、間隔寸法が10mm以下のときにはジユース作成
までの時間が長くかかり、20mm以上であると振動
発生の原因になる。
そこで、カツター体23の刃先32の周速を
種々に変え、それらの周速において内容物を細断
して24メツシユのふるいでカスとして残存するも
のの残分率を測定すると第4図に示す状態にな
る。このとき、リンゴ、ニンジン、トマトにより
周速に対する残分率をみると多少の相異はある
が、その周速が22〜30m/secで最も効率のよい状
態が得られている。したがつて、通常運転時にお
ける刃先32の周速は、22〜30m/secの範囲に設
定される。
しかして、材料投入よりジユース完成までの過
程についてみると、最初の間はカツター体23の
回転数が比較的ゆるやかで、ある程度細断された
後に高速化されることが望ましい。そのために
は、第8図に示すように電源36に対して周速変
換スイツチ37を介在させつつモータ4の界磁コ
イル38の接続状態を切換えるようにする。これ
により、手動で回転数は切換えられ、機械的負荷
が過大である状態を解消し、かつ、細断されたも
のが遠心力で飛ばされて容器16や蓋19の内面
に付着してジユースにならない部分が存すること
がなくなり、効率のよいジユース作成が行なわれ
る。
また、このような周速変換を自動的に行なうた
めには第9図に示すように電源36にタイマー3
9を接続し、このタイマー39のタイムアツプ時
に前記周速変換スイツチ37を切換えるようにし
てもよい。さらに、前記モータ4が直流モータで
あるものである場合には、第10図に示すように
電源36に接続された整流回路40とモータ4と
の間に抵抗41を接続し、この抵抗41と並列な
短絡回路を形成するサイリスタ42を制御するタ
イマー回路43を接続してもよいものである。し
たがつて、無段階の周速変換が行なわれる。
しかして、周速変換は第11図に示す回路によ
つても可能である。すなわち、制御回路44と電
圧比較回路45とを設け、モータ4の電流、電機
子電圧、界磁巻線両端の電圧等により負荷が軽く
なつたことを検知して高速回転に移行させる。
本発明は、上述のように容器の内底面を中心に
向うにつれて低くなるように傾斜させ、この傾斜
にそわせて下部カツターを近接させつつ平行に設
けたので、カツター体の高速回転時に内容物が外
周方向への力を受けても内底面にそう内容物の量
は多く、これにより、下部カツターとの接触が良
好で効率の高い切削を行なうことができ、また、
上部カツターで粗く切断するので、下部カツター
の動作が一層良好に行われ、あらかじめ水を加え
なくても下部カツターにより作られるジユースに
よる水分で容器内全体の循環が良好に行われるの
で、効率の良いジユース作成を行うことができる
等の効果を有するものである。あるいは、皮付き
のままであつてもジユース化することができ、濃
厚なジユースを短時間で作ることができる等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は縦断側面図、第2図はその要部の縦断側面図、
第3図はその水平断平面図、第4図は刃先周速と
残分率との関係を示すグラフ、第5図はカツター
体の一部を拡大した平面図、第6図は第5図にお
けるA−A線部で切欠した斜視図、第7図a,b
は切削時の使用を示す縦断側面図、第8図ないし
第11図は周速を変換するための電気回路図であ
る。 16……容器、17……内底面、23……カツ
ター体、25……下部カツター、26……上部カ
ツター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動軸に取付けられる保持部の下端にこの保
    持部の外周縁から外方に向けて上向きに傾斜した
    下部カツターを取付けるとともに前記保持部の上
    方に上部カツターを取付けたカツター体を設け、
    上部開口で前記駆動軸を中心とする円筒上の容器
    を設け、この容器の内底面を前記下部カツターの
    傾斜に合わせてその中心部が低くなるように傾斜
    させて形成するとともにその内底面に前記下部カ
    ツターを近接して配設したことを特徴とするフー
    ドプロセツサ。
JP9194978A 1978-07-27 1978-07-27 Food processor Granted JPS5519138A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9194978A JPS5519138A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Food processor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9194978A JPS5519138A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Food processor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5519138A JPS5519138A (en) 1980-02-09
JPS6144490B2 true JPS6144490B2 (ja) 1986-10-03

Family

ID=14040826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9194978A Granted JPS5519138A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Food processor

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5519138A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223462Y2 (ja) * 1980-10-24 1987-06-15
JPS6152816A (ja) * 1984-08-22 1986-03-15 松下電器産業株式会社 電気ミキサ−
DE202006019868U1 (de) * 2005-02-21 2007-05-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Raspelscheibe für Küchenmaschine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537074Y2 (ja) * 1977-11-22 1980-09-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5519138A (en) 1980-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2203672A (en) Power driven liquefier
US5823672A (en) Food blender with two blade assemblies
US6834818B2 (en) Food processor blade unit
US20010008258A1 (en) Device for chopping food
US6299085B1 (en) Cutting device for food processing machines
US3346029A (en) Safety spatula for food blender
US4331300A (en) Rotary cutter blade
JPS6144490B2 (ja)
US3335772A (en) Comminuting attachment for hand mixer
US1964437A (en) Vegetable cutter and grater
CN214487213U (zh) 一种服装加工碎布料的回收装置
EP0257732A1 (en) Food processor
US2793667A (en) Vertical axis rotary slicer
JPH01221121A (ja) ミキサー
JP2002058607A (ja) 振動式ジューサーミキサー
US3150701A (en) Vegetable dicing machine
JPS59135033A (ja) 電動調理機
JP2018134416A (ja) 調理器具及び調理器具セット
AU715217B2 (en) Food blender
JPS6115774Y2 (ja)
CN215226994U (zh) 一种料理机用刀具结构
JPS6135139Y2 (ja)
JPS6022907Y2 (ja) 野菜みじん切機
JPH0128743Y2 (ja)
JP2002316063A (ja) 破砕装置