JPS6144437B2 - - Google Patents

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JPS6144437B2
JPS6144437B2 JP53148989A JP14898978A JPS6144437B2 JP S6144437 B2 JPS6144437 B2 JP S6144437B2 JP 53148989 A JP53148989 A JP 53148989A JP 14898978 A JP14898978 A JP 14898978A JP S6144437 B2 JPS6144437 B2 JP S6144437B2
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JP53148989A
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Katsuaki Murayama
Kunihiko Kobayashi
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Japan Broadcasting Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビデオテープなどを自動編集する場
合の編集情報取り出し方法に関するものであつ
て、特に、ビデオテープやビデオデイスクなど、
シネフイルムとは異なり、そのままでは可視画像
の得られない記録画像信号を再生して可視画像を
表示する場合に、再生中の画像(駒)だけでな
く、相前後する複数画像(駒)を実質的に同時に
同一画面上に並列的に表示することによつて、複
数画像の同時目視を可能とし、容易にその編集点
を決定し得るようにするなど、ビデオテープやビ
デオデイスクなどの編集性を改善しようとするも
のである。
はじめに、編集作業の現状と自動編集について
概要を述べる。
ビデオテープによる番組制作はつぎのような流
れで行なわれることが多い。
(1) スタジオまたはロケ先での現場における素材
収録 (2) 素材テープの試写 (3) 番組意図に相応したカツトの選出 (4) 選出したカツトについて完成テープへの割り
付け決定 (5) 割り付けに従つて完成テープへ転写(ダビン
グ) (6) 完プロ化作業(スタジオへのインサート、文
字のスーパ、音の付け替えなど) このうち、(2)から(5)までがいわゆるビデオテープ
編集であり、以下では単に「編集」とよぶ。
さて、編集の方法としては、大別して、オンラ
イン編集とオフライン編集とがあり、さらに、オ
ンライン編集には、オフラインに対するオンライ
ンの意味と、オフライン編集で行なう作業も含む
ダイレクト編集の意味とがある。すなわち、(2)〜
(4)をオフラインで行なう場合に、(5)がオンライン
であり、(2)〜(5)を同一作業中で行なう場合には、
すべての作業がオンラインである。なお、(2)〜(4)
の作業は編集担当者が行なう作業であり、スタジ
オ機材や要員とは別のところで行ないうる作業で
ある。素材テープの量が少ない場合や編集が比較
的簡単な場合であつて、放送用の素材テープその
ものを試写しながら順次に編集点を選び出し、そ
の都度完成テープに転写して行く場合がダイレク
ト編集であり、また、初めに、素材テープと一対
一に対応するアドレスをつけながら素材テープを
簡易VTR等のダビング(ワークコピー作成)し
ておいて、素材テープは保存しておき、画質は
少々劣つても安価で取扱い易い簡易VTR等を使
つて納得いくまで試写を繰り返しながら(2)〜(4)の
作業をオフラインで行ない、その作業が終了した
ところで、その編集情報に従つて、保管しておい
た素材テープを使つて完成テープへのダビングを
オンラインで行なう場合が、オフライン編集に対
する意味におけるオンライン編集である、いわゆ
る自動編集はこのダイレクト編集の意味ではない
場合のオンライン編集に使用するものであり、オ
ンライン編集で最終的に決定した編集情報、例え
ば割り付けなどを何らかの形で自動編集装置へ入
力して、自動編集装置で、1台またはそれ以上の
素上テープ再生用VTRと、1台の完成テープ収
録用VTRとを自動的に連動させながら、一気に
完成テープを作成するものである。
また、(2)〜(4)の作業で決定した編集情報を自動
編集装置へ入力するには、つぎのような方法があ
る。
(a) ワークコピーを試写しながら、編集点の決
定、割り付けなどを行ない、その結果をキユー
シートとしてメモを作り、最後にまとめてキー
ボードなどで自動編集装置に入力する。
(b) ワークコピーを試写しながら、編集点の決
定、割り付けなどを行ないながら、その都度、
自動編集装置に連結した入力装置で入力する。
(c) ワークコピーを試写しながら、編集点の決
定、割に付けなどを行ない、その結果を紙テー
プ、磁気テープ、磁気デイスクなど何らかのメ
モリに蓄えておき、最後にそれらのメモリから
まとめて自動編集装置に入力する。
本発明は(2)〜(4)の編集作業のための編集情報取
り出し装置に関するものである。
以上のように、従来、ビデオテープの編集を行
なう場合には、そのビデオテープの再生を繰り返
しながら編集点を決定していたわけであるが、フ
レーム(駒)単位で編集点を決定したり修正した
りする場合に、その編集点の前後にビデオテープ
を移動させて再生画像をモニタし、人間の記憶や
そのときのタイマ、あるいは、ビデオテープ上の
絶対アドレスや駒番号などを頼りにしながら、所
望の編集点を探さなければならなかつた。これに
対して、シネフイルムの編集においては、ビユア
などを使つて、適当な速度で走行する画像を見な
がら、編集点を探し出した後に、精密な編集点の
決定には、その編集点付近のフイルムを引き出し
て、前後の駒を目視することにより所望の編集点
を的確に決定している。ビデオテープ編集が、フ
イルム編集に比し、編集性において本質的に劣る
部分が、この多数駒の同時目視によつて編集点の
精密決定を行ない得ない点にある。また、フイル
ム編集がビデオテープ編集よりさらに優れている
点として、粗編集の容易さが拳げられる。すなわ
ち、多い場合には数百カツトにも及ぶ所要のシー
ンを、その数倍にも及ぶ原フイルムの中から適当
に選び出し、それらのフイルムをカツト単位で切
り離し、駒を見ながら完成後のカツト配列を考え
つつ並べ換えを行なつて、粗編集を行ない、この
ようにして作成した粗編集フイルムを試写すれ
ば、全体の流れの把握も容易であり、また、制作
意図に合わせて、再度の並べ換え、シーンの切り
詰めなども容易に行なうことができる。これに対
して、ビデオテープ編集においては、数カツトか
ら数百カツトにも及ぶシーンが複数本のビデオテ
ープ上に、最悪の場合には全くランダムな順序で
記録されたものを、順次に再生して、まず、全貎
を掴み、その中から必要なシーンを選び出し、そ
れら選び出したシーンの配列を考えて並べ換えを
あらかじめ概略検討しておき、その後にはじめて
具体的な編集点決定作業に取り掛ることになるの
で、編集者個人の記憶力、根気力などが強く要求
される作業となつている。
本発明方法による編集情報取り出し装置を使え
ば、この具体的な編集点決定作業とともに、番組
制作意図に合わせたシーンの選び出し、並べ換え
など、編集の構想を練る段階の作業までが、シネ
フイルム編集並みになり、編集作業の能率向上、
編集者への負担軽減に大きく寄与することができ
る。
すなわち、本発明編集情報取り出し方法は、不
可視の状態で記録媒体に記録した時系列の変化を
呈する画像信号から編集情報を取り出すにあた
り、前記記録媒体から再生した前記画像信号が表
わす複数駒の画像を画像表示装置の同一画面に表
示して当該複数駒の画像の目視による相互比較に
より前記編集情報に対応した所望の駒を識別し得
るようにしたことを特徴とするものである。
以下に図面を参照して実施例につき本発明を詳
細に説明する。
まず、本発明編集情報取り出し方法による編集
情報取り出し動作の概念を第1図に示す。第1図
において、1は磁気録画再生装置に装架した磁気
テープであり、テープ幅、記録パターン、記録方
式等については任意とする。すなわち、磁気テー
プ1に記録した内容を読み出して表示する場合
に、パネルデイスクプレイやスクリーンまたは
CRTなどの表示装置2に順次1駒ずつ再生表示
するわけであるが、本発明では、表示装置2の画
面上に、同時に複数駒、第1図の例では9駒、を
表示する。表示装置2の画面上におけるf4〜f-4
磁気テープ1に記録し再生した画像の駒番号に対
応する番号である。いま、磁気テープ1がさらに
1駒移動すると、表示装置2の画面上の画像は、
表示画面3に示すように、各駒が一つずつ繰り上
るようにする。したがつて、磁気テープ1を一定
速度で移動させると、表示画面上では、9駒の動
画が、あたかもシネフイルムを流したときのよう
に、同時に連続して表示される。本発明編集情報
取り出し方法によつてビデオテープ編集を行なう
際に、第1図示の例では、9駒の画像を目視しな
がらビデオテープを再生し、所望の編集点の近傍
でビデオテープを停止させる。ビデオテープはほ
ぼ瞬時に停止するので表示画面上には、後述する
ように停止の直前に再生された9駒の画像がその
まま表示される。したがつて、所望の編集点が表
示画面の中央部を通過した後にビデオテープを停
止させた場合でも、表示画面上に残つた所望の編
集点を含む9駒の画像から、容易かつ的確に所望
の編集点を指定することができる。第1図示の例
では9駒の画像を同時に表示するようにしたが、
同時に表示する画像の駒数は、画像内容の判別が
可能であれば、各駒を小さくして多くするほど、
本発明装置による編集上の効果は大きい。
つぎに、上述のような編集情報取り出しを行な
うようにした本発明方法をビデオテープ編集に適
用する場合に用いる編集情報取り出し装置構成例
を第2図に示す。第2図において、4は所望の編
集点を探し出すためのオリジナルテープもしくは
その編集用コピーテープの再生に用いる磁気記録
再生装置であり、再生中の画像には1駒ずつ番号
が付されており、その番号をテープアドレスとし
てアドレスリーダ18により読み取り、制御論理
部13にテープアドレスとして転送する。一方、
磁気記録再生装置4からの再生画像信号はアナロ
グ―デイジタル変換器5に送られ、表示画面上に
おける表示画像の縮小率に応じて画素単位もしく
はライン単位で間引きを行なう。9は、かかるア
ナログ―デイジタル変換やメモリ制御に用いる書
き込みクロツクを発生させる書き込みクロツク発
生器である。アナログ―デイジタル変換器5にお
いて適当な縮小が施された画像信号は、ランダム
アクセス画面メモリ6を分割して縮小画面用に割
り当てた駒メモリに、書き込み駒アドレス発生器
10の制御のもとに、順次に記憶させる。さら
に、読み出し駒アドレス計数器11は、表示装置
8の表示画面上で、例えば第1図示の表示画面2
のように、縮小画面を配列し直すようなタイミン
グ信号を発生させ、そのタイミング信号に応じて
ランダムアクセス縮小画面メモリ6から画像信号
の読み出しを行ない、デイジタル―アナログ変換
器7においてアナログテレビジヨン信号に復元
し、スイツチ16を介してCRT表示装置8の画
面上に表示する。なお、スイツチ16は、分割縮
小画面を必要としない場合の短絡路との切り換え
を行なう。
つぎに、ライトペン制御器12は、ライトペン
17およびCRT表示装置8とともに、分割画面
中の特定の駒を指定するためのものであり、ライ
トペン17により編集点として指定したり駒を指
定することによつて、制御論理部13に記憶され
ているテープアドレスのうち、上述のようにして
指示した駒に対応するテープアドレスを読み出
し、操作パネル14から入力する他の情報、例え
ばカツト番号、編集時のスイツチヤ制御など、と
ともに、編集情報出力端末15からキユーシート
や磁気テープその他適切な形態にして出力し、例
えば第3図に示すような編集装置の入力として使
用する。
上述した第2図示の編集情報取り出し装置によ
つて収集した編集情報に基づいて完成ビデオテー
プを作成するための通常のビデオテープ自動編集
装置の構成例を第3図に示す。第3図示の自動編
集装置においては、上述のようにして収集した編
集情報を編集情報入力端末33から入力し、その
編集情報に従つて、スイツチヤ・ミキサ38によ
り、自動的に、スイツチングやミキシング、ある
いは、特殊処理を行ないながら、収録用ビデオテ
ープレコーダ35により記録を行ない、編集済み
完成ビデオテープを作成する。
つぎに、本発明方法による編集情報取り出し装
置の他の構成例を第4図に示す。第4図示の構成
例においては、カラーCRT表示装置8に表示す
る縮小画像の駒数を16としており、かかる場合
の画像縮小率1/4は、後述するように、NTSC方
式カラーテレビジヨン信号の画像を縮小して表示
するのに極めて好適であり、アナログ―デイジタ
ル変換器19に比較的低速動作のものを使用し得
るなど、製造価格の面においても有利である。す
なわち、ビデオテープレコーダ等からの再生
NTSC方式カラーテレビジヨン信号における周波
sc=3.58MHzのカラーバーストに位相同期結
合した3sc=10.74MHzのクロツク信号をバース
トクロツク発生器21により発生させ、そのクロ
ツク信号を分周器22により1/4周波数に分周す
る。得られた3/4scのクロツク信号により入力
NTSC方式カラーテレビジヨン信号を標本化した
のち、アナログ―デイジタル変換器19によりデ
イジタル画像信号に変換する。このようにして得
られたPCM画像信号は、一般的にもよく使用さ
れている、カラーバーストに位相同期結合した3
scのクロツク信号により標本化したNTSC方式
カラーテレビジヨン信号をデイジタル画像信号に
変換して得られるPCM画像信号の画素を1/4に間
引いたものに相当し、かかる間引きを施した画像
信号を駒メモリ26に一旦記憶したのち、3sc
のクロツクで読み出せば、その読み出した画像信
号は、水平方向の画郭が1/4に縮小され、しか
も、カラー副搬送波の連続性が保たれているの
で、何ら特別の処理を施すことなく、正常な色再
現性が得られる。したがつて、NTSC方式カラー
テレビジヨン信号の画面縮小を行なう場合には、
上述のように標本化周波数を適切に選定し、1/4
縮小を行なえば、特別な配慮を施さずとも、極め
て容易に水平方向の画郭の縮小および正常な色再
現を行なうことができる。なお、以上において
は、水平方向の画郭縮小について述べたが、以下
には、垂直方向の画郭縮小および編集情報取り出
しの動作について述べる。
表示画像の垂直方向の画郭縮小は、走査線計数
器20により走査線4本毎に1本の期間だけスイ
ツチ30を作動させて、駒メモリ26にその1本
分の画像信号を記憶させる。なお、水平、垂直両
方向の画郭縮小を施す順序については、特定する
必要はなく、任意の順序で行なうことができる。
さて、駒メモリ26中のF1〜F17は、縮小画面1
駒に割り当てるメモリ番地であり、一方、f0
f-16は、f0が現在記録中の画像の駒に付した番号
であつて、また、例えばf-16は16駒分前に記録し
た画像の駒に付した番号である。駒メモリ26に
は17駒分の番地を設け、入力テレビジヨン信号の
フレームもしくはフイールドが変る毎に、駒メモ
リアドレス計数器23により、書き込むべき駒メ
モリの番地を選択し、書き込み駒メモリ選択マト
リクス25を介して、現在記録中の番号f0の駒の
画像信号を、例えば図示のF4番地に書き込む。
さらに、書き込まれた駒f0に対応する再生テープ
アドレスは、駒メモリの番地F4に対応した形で
テープアドレスメモリ24に記録しておく。
一方、読み出し側においては、表示装置8の画
面上にNTSC方式テレビジヨン信号の画像を16駒
並べて表示するわけであるから、読み出しアドレ
ス計数器29により駒番号f0に対応する駒アドレ
ス、例えば図示のF4を避けて、それ以前に記録
した4駒f1〜f4、すなわち、駒メモリ26の番地
F3,F2,F1,F17の画像信号を選び出し、読み出
しクロツク発生器28により発生させた3sc
10.74MHzのクロツクにより順次に読み出す。そ
の、メモリ番地F3の第1のラインの画像信号を
読み出したのち、順次に番地F2,F1,F17におけ
る第1ラインの画像信号を読み出し、番地F17
第1ラインの読み出しが終了した後、再び番地
F3に戻つて第2ライン目の画像信号を読み出す
ようにし、かかる読み出し動作を繰り返して、
F3,F2.F1,F17の各番地における読み出しが完
了すれば、表示装置8の画面上には、その画面の
最上段に4駒f-1〜f-4の画像信号による画像が再
生表示されたことになる。つぎに、読み出しアド
レス計数器29は番地F16〜F13の群の4駒の画像
信号を選び出し、上述したと同様の操作により、
表示装置8の画面における第2段目にそれらの画
像信号を再生表示する。かかる操作を繰り返して
行なえば、表示装置8の画面上には、上述した16
駒の画像が再生表示され、入力カラーテレビジヨ
ン信号のフレームもしくはフイールドが変る度毎
に、あるいは、必要に応じあらかじめ定めた駒間
引き率に応じて、駒メモリ26における番号f0
駒の記憶番地が移動していくので、表示装置8に
おける表示画像は、それに応じて1駒ずつ順次に
送られた形態で現われる。したがつて、編集者
は、磁気記録再生装置の再生速度に応じて変化す
る表示画面上の16駒の縮小画像を見ながら、ある
いは、スイツチ16を切り換えて通常のテレビジ
ヨン画像を見ながら、所望の編集点に相当するシ
ーンの画像が現われるまで磁気記録再生装置を操
作して、所望のシーンの画像が現れた時点で磁気
記録再生装置における磁気テープの走行を停止さ
せるとともに、スイツチ16を元に戻すと、表示
装置8の画面上には、所望の編集点の画像を含め
て磁気記録再生装置における磁気テープの走行が
停止するまでに再生された数駒の画像と、それ以
前に再生された駒など、例えば16駒の画像が静止
画像として同時に並列表示される。なお、再度磁
気記録再生装置を操作すれば、前述したとおり
に、表示装置8の画面上に表示される16駒の画像
が再び順次に送られ、次の編集点を見出すための
新たな16駒の画像を表示することができる。
さて、編集者は、上述のようにして磁気記録再
生装置からの再生画像を見ながら所望の編集点画
像を見い出せたとして、磁気記録再生装置におけ
る磁気テープの走行を停止させたわけであるが、
シネフイルム編集におけると同様に、前後の駒の
画像を同時に目視し得るのであるから、微妙な間
合を自由にとつて、的確に編集点を決定すること
ができる。このようにして編集点が決まると、ラ
イトペン17により表示画面上16駒のうち編集点
の駒の画像を指し示せば、ライトペン制御器12
は、その駒の駒アドレスを読み出し、テープアド
レスメモリ24に転送するとともに、表示画面上
の編集点画像を点滅させて確認を行なうようにす
ることもできる。さらに、テープアドレスメモリ
24においては、編集点駒に対応するテープアド
レスを読み出して、出力端末15に転送し、操作
パネル16から入力された他の編集情報とともに
出力する。
つぎに、ビデオテープ編集の編集性を改善する
ために、従来フイルム編集で行なわれていた粗編
集機能に相当した本発明方法による編集機能につ
いて、その編集動作の概要を述べる。
第4図示の構成におけるバツフア増幅部31を
介して外部メモリ32を使用すれば、編集性を飛
躍的に向上させることができる。すなわち、ビデ
オテープの編集を行なうにあたつて、編集者は、
前述したように、数カツトから、多い場合には数
百カツトにも及ぶシーンが複数本のビデオテープ
上に、最悪の場合には全くランダムな順序で録画
されたそのを順序に再生して番組内容の全貎を掴
み、必要なシーンを選び出し、シーンの配列とそ
の並べ換えを考え、その後にはじめて前述した操
作による具体的な編集点決定作業に入ることにな
る。かかる具体的な編集点決定作業に入るまでの
段階として、数百カツトにも及ぶシーンを録画し
た順番どおりにランダムに再生し、あるいは、駒
落し速送りの可能な磁気記録再生装置を用いて駒
落し再生を行ない、その再生画像信号を第4図示
の構成におけるアナログ―デイジタル変換器19
に供給し、適切に駒を間引きながら、例えばシー
ンの変り目毎に、編集者がそのシーンを想記し得
るような駒を1シーン毎に1駒ずつ抜き出し、そ
の駒に対応するテープアドレスとともに、バツフ
ア増幅部31を介して外部メモリ32に蓄える。
このようにして、すべてのシーンを代表する駒画
像が外部メモリ32に蓄えられた後に、編集者
は、外部メモリ32からそれらの駒画像を順次に
読み出して、バツフア増幅部31を介し、駒メモ
リ26に供給し、表示装置8の画面上に16駒すな
わち16シーンの代表駒画像を表示すれば、編集者
は、それらの代表駒画像を見ながら番組内容の構
想を練ることができる。また、外部メモリ32の
読み出しアドレスを適切に変更することにより、
表示装置8の画面上における駒画像の表示順に入
れ替えれば、シーンの並べ替えなども任意に行な
うことができる。このようにして番組に使用する
シーンとそのシーンの順序とが決まれば、それぞ
れのシーンに対応するテープアドレスを用いて磁
気記録再生装置を制御し、該当するシーンを探し
出す。しかる後に、編集者は、磁気記録再生装置
からの再生画像を見ながら正確な編集点決定作業
に移ることになる。
なお、第4図示の構成において使用するアナロ
グ―デイジタル変換器19は、前述したように、
約2.7MHzすなわち3/4scのクロツクにより動作
する低速のものでよく、また、使用目的からし
て、PCMシステムとしては6ビツト程度のPCM
画像信号で十分であり、したがつて、駒メモリ2
6としても、縮小画像17駒分の有効画像のみを記
憶するものとすれば、約1メガビツトの記憶容量
のメモリ装置を使用すれば足り、さらに、外部メ
モリ32としては、100シーンの代表的画像を記
憶させるとしても、画像を1/4に縮小してあるの
で、通常の画像の6.25駒相当の記憶容量、すなわ
ち、6メガビツト程度の記憶容量があれば足り
る。したがつて、従来市販されているフロツピー
デイスクのうち、両面フロツピーなどを使用すれ
ば、800キロバイトすなわち6.4メガビツトの記録
を行なうことができるので、フロツピーデイスク
1枚で100シーン以上の代表駒画像を記憶するこ
とができることになり、比較的小規模のメモリ装
置を用いて経済的な編集情報取り出し装置を実現
することができる。
以上の説明から明らかなとおり、本発明によれ
ば、ビデオテープやビデオデイスクなどの編集作
業を、シネフイルムの編集作業並みに容易に行な
うことができ、編集者は、ビデオテープの編集を
行なうに際して、ビデオテープの再生を繰り返し
ながら編集点の近傍の画像駒を探し出したうえで
テープの走行を停止させれば、再生画像表示画面
上には、編集点近傍の複数駒、例えば16駒、の画
像が同時に表示されるので、所望の駒の画像をラ
イトペン等により指定することにより、編集点情
報を容易に取り出すことができる。さらに、本発
明方法による編集情報取り出し装置に他のメモリ
装置を外付して使用すれば、具体的な編集点決定
作業に入る前の段階における編集作業としての粗
編集をも容易に行なうことができる。
したがつて、本発明によれば、従来、画質等に
ついてはシネフイルムより優れているが、編集性
についてはシネフイルムに遥かに及ばなかつたビ
デオテープについて、従来の編集性を格段に向上
させ、しかも、比較的小規模の設備により、経済
的に迅速かつ的確なビデオテープ編集を容易に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法による編集情報取り出し装
置の動作の概念を模式的に示す線図、第2図は同
じくその構成例を示すブロツク線図、第3図は通
常のビデオテープ編集装置の構成例を示すブロツ
ク線図、第4図は本発明方法による編集情報取り
出し装置の他の構成例を示すブロツク線図であ
る。 1…磁気テープ、2,3…表示画面、4…磁気
記録再生装置、5…アナログ―デイジタル変換
器、6…ランダムアクセス画像メモリ、7…デイ
ジタル―アナログ変換器、8…CRT表示装置、
9…クロツク発生器、10…書き込み駒アドレス
発生器、11…読み出し駒アドレス計数器、12
…ライトペン制御器、13…制御論理部、14…
操作パネル、15…編集情報出力端末、16…切
換スイツチ、17…ライトペン、18…テープア
ドレスリーダ、19…アナログ―デイジタル変換
器、20…走査線計数器、21…バーストクロツ
ク発生器、22…分周器、23…駒メモリアドレ
ス計数器、24…テープアドレスメモリ、25…
書き込み駒メモリ選択マトリクス、26…駒メモ
リ、27…読み出し駒アドレス選択マトリクス、
28…読み出しクロツク発生器、29…読み出し
アドレス計数器、30…切換スイツチ、31…バ
ツフア増幅部、32…外部メモリ、33…編集情
報入力端末、34…編集制御装置、35…収録用
ビデオテープレコーダ、36,37…再生用ビデ
オテープレコーダ、38…スイツチヤ・ミキサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不可視の状態で記録媒体に記録した時系列の
    変化を呈する画像信号から編集情報を取り出すに
    あたり、前記記録媒体から再生した前記画像信号
    が表わす複数駒の画像を画像表示装置の同一画面
    に表示して当該複数駒の画像の目視による相互比
    較により前記編集情報に対応した所望の駒を識別
    し得るようにしたことを特徴とする編集情報取り
    出し方法。 2 前記画像信号が表わす画像を前記画像表示装
    置に表示するにあたり、前記記録媒体から再生し
    た前記画像信号を周波数scのカラー副搬送波に
    位相結合した周波数3/4fscのクロツク信号によ
    つて標本化するとともに水平走査線4本のうち3
    本を間引いて得た前記画像信号を記憶装置に書き
    込むとともに、周波数3scのクロツク信号によ
    つて連続的に読み出すことにより、前記複数駒の
    画像をそれぞれ1/4縮少して表示することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の編集情報取り
    出し方法。 3 前記画像信号における順次の各駒にそれぞれ
    所定の編集情報を付与するとともに、前記画像表
    示装置に所望の駒を指定する駒指定手段を設け、
    前記画像表示装置の同一画面に表示した前記複数
    駒の画像のうち前記所望の駒の画像を当該駒指定
    手段によつて選択的に指定することにより、当該
    所望の駒に付与した前記所定の編集情報を取り出
    すようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の編集情報取り出し方法。 4 連続した複数駒から選択した少なくとも1駒
    の画像を順次に集めた複数駒の画像を前記画像表
    示装置の同一画面に表示するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第
    3項記載の編集情報取り出し方法。
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