JPS6144364Y2 - - Google Patents

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JPS6144364Y2
JPS6144364Y2 JP6005480U JP6005480U JPS6144364Y2 JP S6144364 Y2 JPS6144364 Y2 JP S6144364Y2 JP 6005480 U JP6005480 U JP 6005480U JP 6005480 U JP6005480 U JP 6005480U JP S6144364 Y2 JPS6144364 Y2 JP S6144364Y2
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JP
Japan
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anode
cylinder
beads
magnetron
bead
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JP6005480U
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JPS56161763U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマグネトロンのアノードに関する。
電子レンジ用マグネトロンは、アノードシリン
ダーとして厚肉の銅Cuが用いられ、これは一般
的には長大な円筒素材を所要の長さに切断し、内
外面や両開口端部を所定の形状に切削等の加工す
ることにより形成される。しかしながらこのよう
な円筒素材から加工することは、円筒素材そのも
のの製造に多くの労力を要すること、また円筒素
材の寸法精度が低いとあらためてマグネトロンア
ノードとして要求される内、外径寸法に仕上げな
ければならず、結果的に製品価格を不所望に高く
しているのが現状である。
そこでマグネトロン用アノードを、平板状素材
を丸め成形して両端部を突き合わせ接合してシリ
ンダー状に形成することが既に提案されており、
これは平板状素材の製造が容易であり、また所望
のシリンダー直径がつくることも、丸め加工の際
に板厚の制御も同時に行ないうるため製品価格の
低減にすこぶる有効である。このような丸め成形
によるアノードシリンダーの製作技術は、例えば
特開昭48−90464号、実開昭49−11659号、実開昭
49−67545号、実開昭50−157854号、実開昭50−
157855号、実開昭51−121160号の各公報や、
USP4163921号明細書などに開示されている。
一方、銅の厚肉円筒は高価であり、これを極力
薄肉にすることが低価格マグネトロンを製造する
うえで1つの重要なポイントとなる。ところが薄
肉にすると、アノードの内部を真空にしたとき大
気圧のためにアノードシリンダーの中央部が凹ん
でしまい糸巻き状に変形してしまう。
本考案は薄肉にしても上述のような変形が起り
いくい構造のマグネトロンアノードを提供するも
のである。
以下本考案の実施例を好ましい製造方法にした
がつて説明する。なお同一部分は同一符号であら
わす。
この製造のしかたは概略第1図および第2図に
示すように銅CuあるいはアルミニウムAlのよう
な材料からなる平板状素材11を丸め成形して両
端を突き合わせるとともに気密に接合してシリン
ダー12をつくる。符号13は接合部をあらわ
す。そこで第3図に示すようにあらかじめ平板状
素材11として長手方向にわたつて一定間隔をお
いて凸ビード14,14…を平行に一体形成した
ものを用いる。このビード14,14…の間隔は
アノードベインの間隔に対応している。この素材
を丸めて第4図に示すようにビード14…が軸方
向に平行に、しかも内側に位置するようにしてシ
リンダー12を形成する。気密接合部13は1つ
のビードのすぐそばにくるようにする。次に第5
図に示すようにシリンダー12の内側に複数のア
ノードベイン15,15…を放射状に配列し、こ
れらをシリンダー内周壁の隣り合うビード14,
14の中間に位置させて鑞接あるいは溶接により
固着する。また接合部13はベインの位置に合致
しないようにビードとベインとの中間に位置する
ようにして、ベインとシリンダーが不完全な固着
にならないようにする。こうしてビード14…は
シリンダーの軸に平行に並らぶ。なおこのアノー
ドは図示しないカソードなどの電極や部品ととも
に組み立てられ、内部を真空に排気されたのち外
周にラジエータフインが圧入固着される。
このような本考案のマグネトロンアノードは、
アノードシリンダーに軸方向に複数のビードが形
成されるとともにこのビードが隣り合うベイン間
に位置されてなるため、ビードの補強作用により
真空にしたときの大気圧に対してもアノードの変
形を防止することができる。したがつてアノード
シリンダーの薄肉化に有効であり、また柔かい
Alのような材料の使用に対しても変形防止効果
がすぐれている。しかも共振空胴の共振特性に対
してはほとんど支障を及ぼさない。
第6図および第7図に示す実施例は、素材11
として均一な板厚の平板を用い、等間隔に折り曲
げ状のビード14,14…を形成したものであ
る。また第8図に示す例は、シリンダーの円周方
向に内外に規則的に蛇行状に折り曲げたビード1
4により形成したものである。
これらの実施例のアノードも、前述の実施例と
同様にシリンダーの変形が防止され、薄肉化に有
効である。
なおこれらのビードは、素材にあらかじめ形成
しておくのに限定する必要はなく、アノードシリ
ンダーを軸方向にしごく加工の際に形成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好ましい製造過程における素
材の斜視図、第2図はその丸め成形シリンダーの
斜視図、第3図は本考案の一実施例の素材の斜視
図、第4図は丸め成形したものの一部切断斜視
図、第5図はベインをつけた状態の横断面図、第
6図は本考案の他の実施例の素材斜視図、第7図
はそのシリンダー要部横断面図、第8図はさらに
他の実施例の要部横断面図である。 12……アノードシリンダー、14……ビー
ド、15…アノードベイン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アノードシリンダーの内側に複数のアノード
    ベインを放射状に配列してなるマグネトロンア
    ノードにおいて、上記アノードシリンダーに軸
    方向に複数のビードが形成されるとともに、こ
    のビードは隣り合うベイン間に位置されてなる
    ことを特徴とするマグネトロンアノード。 (2) ビードはアノードシリンダーの内壁に突出さ
    れたものである実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のマグネトロンアノード。 (3) ビードはアノードシリンダーが内外に規則的
    な蛇行状に折り曲げられてなるものである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のマグネトロン
    アノード。
JP6005480U 1980-05-01 1980-05-01 Expired JPS6144364Y2 (ja)

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JP6005480U JPS6144364Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01

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JP6005480U JPS6144364Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01

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Publication Number Publication Date
JPS56161763U JPS56161763U (ja) 1981-12-02
JPS6144364Y2 true JPS6144364Y2 (ja) 1986-12-13

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JP6005480U Expired JPS6144364Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01

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JPS56161763U (ja) 1981-12-02

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