JPS6144246Y2 - - Google Patents

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JPS6144246Y2
JPS6144246Y2 JP4632579U JP4632579U JPS6144246Y2 JP S6144246 Y2 JPS6144246 Y2 JP S6144246Y2 JP 4632579 U JP4632579 U JP 4632579U JP 4632579 U JP4632579 U JP 4632579U JP S6144246 Y2 JPS6144246 Y2 JP S6144246Y2
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JP
Japan
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head
recording
signal
reproducing
switch
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JP4632579U
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JPS55149821U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨンの音声多重放送、特に2
チヤンネル多重放送の記録再生装置に関するもの
である。
周知のようにテレビジヨン放送の音声多重放送
として、現在では二ケ国語放送のような2チヤン
ネル多重放送とステレオ多重放送とが実施されて
いる。二ケ国語放送では外国語の音声信号とこれ
を翻訳した日本語の音声信号とを同時に放送し、
受信側でこれらの二つの音声信号を左右のスピー
カに夫々加えるようにしている。このような二ケ
国語放送を利用して語学の練習を行う場合、左右
のスピーカを両方共鳴らして二ケ国語の音声を聞
く場合があるが、外国語と日本語とが同時に聞こ
えるために非常に聞きにくいものである。このよ
うな場合どちらか一方の音声が他方の音声よりあ
る時間だけ遅れて聞こえてくるようにできれば、
対応する外国語と日本語とを交互に聞くことがで
きるので、非常に聞き易くなり、語学の練習には
好都合となる。また二ケ国放送をテープレコーダ
あるいはVTRにより記録し、これを再生する場
合にも、再生された二ケ国語の音声のうち一方が
遅れて聞こえれば好都合である。
本考案は上記の要求を満足することのできる音
声多重放送の記録再生装置を提供するもので以下
本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は本考案をテープレコーダに適用した場
合のテープの走行経路を示すもので、供給リール
1から繰り出されたテープ2は、矢印方向に走行
し、消去ヘツド3、記録再生ヘツド4、再生ヘツ
ド5、キヤプスタン6及びピンチローラ7を経て
巻取りリール8に巻取られる。再生ヘツド5は本
考案により設けられたもので、記録再生ヘツド4
よりテープ2の下流側に長さl1を隔てて配置され
ている。これらのヘツド4,5は共にヘツドギヤ
ツプを夫々2個有する2チヤンネルヘツドであ
り、二ケ国語放送の二つの音声信号をテープ2上
に2トラツクで記録すると共に、これを再生でき
るように成されている。
上記構成によれば二ケ国語放送受信時にテープ
2を走行させて、一方の国語の音声信号をスピー
カに加えると共に、他方の国語の音声信号をヘツ
ド4に加えてテープ2に記録し、これをヘツド5
で再生した信号を別のスピーカに加えるように成
せば、テープ2がヘツド4からヘツド5の位置に
走行するまでの時間だけ、上記他方の国語の音声
信号を実時間より遅延させることができる。また
二ケ国語放送をヘツド4により2トラツクに同時
に記録し、この記録済みテープを再生するとき
に、一方のトラツクをヘツド4で再生し、他方の
トラツクをヘツド5で再生するように成せば、ヘ
ツド4の再生音よりヘツド5の再生音を遅延させ
ることができる。
第2図は上記の動作を行うための原理的な回路
系統を示すもので、入力端子11には二ケ国語放
送の復調された主チヤンネル音声信号、例えば日
本語音声信号Snが加えられ、入力端子12には
復調された幅チヤンネル音声信号、例えば外国語
音声信号Ssが加えられる。また第1図のヘツド
4,5は夫々2チヤンネルのヘツド4a,4b、
5a,5bとして図示してある。
第2図において、二ケ国語放送受信時に信号
Snを信号Ssより遅延させる場合は、スイツチ1
3,14、15,16、17,18を全て接点b
側に閉ざす。これによつて入力端子12に加えら
れた信号Ssはスイツチ14,18及びアンプ2
0を通じてスピーカ22に加えられる。一方入力
端子11に加えられた信号Snはスイツチ13,
アンプ23及びスイツチ15を通じてヘツド4a
に加えられることより、テープ2(図示せず)の
第1のトラツクに記録される。この記録された信
号Snは、記録後テープが第1図の長さl1だけ走行
したときヘツド5aにより再生される。再生され
た信号Snはスイツチ17及びアンプ19を通じ
てスピーカ21に加えられる。以上によれば、ス
ピーカ22から外国語の音声が聞こえた後に、こ
れより遅れてスピーカ21から対応する日本語の
音声が聞こえることになり、外国語と日本語とが
交互に聞こえるので、聞き易くまた理解し易くな
る。尚、上記遅延時間が例えば約1秒間となるよ
うにヘツド5の位置、即ち第1図の長さl1を設定
してよい。さらに上記長さl1を可変として遅延時
間を変えられるようにしてもよい。
また外国語の音声を日本語の音声より遅らせた
い場合は、第2図のスイツチ13,14,17,
18を接点a側に切換えると共に、スイツチ1
5,16を接点b側に切換えればよい。これによ
つて信号Snはスイツチ13,17及びアンプ1
9を通じてスピーカ21に加えられる。一方、信
号Ssがスイツチ14、アンプ24及びスイツチ
16を通じてヘツド4bに加えられてテープの第
2のトラツクに記録される。この記録された信号
Ssは、記録後テープが第1図の長さl1だけ走行し
たとき、ヘツド5bにより再生される。再生され
た信号Ssはスイツチ18及びアンプ20を通じ
てスピーカ22に加えられる。以上によれば、ス
ピーカ21から日本語の音声が聞こえた後に、こ
れより遅れてスピーカ22から対応する外国語の
音声が聞こえることになる。
次に二ケ国語放送を一旦テープに同時に記録
し、再生時に信号Sn,Ssの一方を遅らせる場合
について述べる。
先ず記録時には、スイツチ13,15,16を
接点b側に閉ざすと共に、スイツチ14を接点a
側に閉ざす。これによつて信号Snがスイツチ1
3、アンプ23及びスイツチ15を通じてヘツド
4aに加えられることによりテープ2の第1のト
ラツクに記録される。これと共に信号Ssがスイ
ツチ14、アンプ24及びスイツチ16を通じて
ヘツド4bに加えられることにより、テープ2の
第2のトラツクに記録される。尚、スイツチ17
を接点b側に、スイツチ18を接点a側に閉じて
置けば、記録時のモニターを行うことができる。
次に再生時に、信号Ssを信号Snより遅らせた
い場合はスイツチ15,17,18を接点a側に
閉ざす。尚、他のスイツチ13,14,16は用
いられないので、接点a,bの何れにあつてもよ
い。これによつてテープ2の上記第1のトラツク
に記録された信号Snがヘツド4aにより再生さ
れる。この再生された信号Snはスイツチ15,
17及びアンプ19を通じてスピーカ21に加え
られる。一方、テープ2の上記第2のトラツクに
記録された信号Ssは、信号Snの対応部分がヘツ
ド4aで再生されてから例えば1秒後にヘツド5
aで再生される。この再生された信号Ssはスイ
ツチ18及びアンプ20を通じてスピーカ22に
加えられる。以上によれば、スピーカ21から日
本語の音声が聞こえてから1秒後に対応する外国
語の音声がスピーカ22から聞えてくるように成
すことができる。
また再生時に信号Snを信号Ssより遅らせたい
場合は、スイツチ16を接点a側に閉じると共
に、スイツチ17,18を接点b側に閉ざせばよ
い。これによつてテープ2の上記第2のトラツク
に記録された信号Ssがヘツド4bにより再生さ
れる。この再生された信号Ssはスイツチ16,
18及びアンプ20を通じてスピーカ22に加え
られる。一方、テープ2の上記第1のトラツクに
記録された信号Snは、信号Ssの対応部分がヘツ
ド4bで再生されてから例えば1秒後にヘツド5
aで再生される。この再生された信号Ssはスイ
ツチ17及びアンプ19を通じてスピーカ21に
加えられる。以上によれば、スピーカ22から外
国語の音声が聞こえてから1秒後に対応する日本
語の音声がスピーカ21から聞えてくるように成
すことができる。
尚、第2図の回路は原理的なものであり、上述
した受信時と記録再生時とでスイツチ13〜18
を兼用するようにしているが、実際の回路では各
モードを設定するスイツチやその他必要に応じて
他のスイツチが付加される。以上は本考案をテー
プレコーダに適用した場合について述べたが本考
案は、二ケ国語放送の音声信号をVTRにより画
像と共にビデオテープに記録し、これを再生する
場合にも適用することができる。その場合は
VTRに従来のオーデイオ記録再生ヘツドの外に
第1図のような再生ヘツド5を設け、これらのヘ
ツドにより、信号Sn,Ssを前述と同様の方法に
よりテープのオーデイオトラツクに記録し、これ
を再生するように成せばよい。このようにVTR
に適用した場合は、再生時に画面を見ながら一方
の音声を他方の音声より遅らせて聞くようにする
ことができる。
本考案は、磁気テープ2上の第1のトラツクに
対して第1のチヤンネルの音声信号Snを記録再
生する第1の記録再生ヘツド4aと、上記磁気テ
ープ2上の上記第1のトラツクと略平行な第2の
トラツクに対して第2のチヤンネルの音声信号
Ssを上記第1の記録再生ヘツド4aによる記録
再生と略同時に記録再生する第2の記録再生ヘツ
ド4bと、上記第1の記録再生ヘツド4aから上
記磁気テープ2の移動方向側(下流側)に所定の
距離l1を隔てて配され上記第1のトラツクを再生
する第1の再生ヘツド5aと、上記第2の記録再
生ヘツド4bから上記磁気テープ2の移動方向側
に所定の距離l1を隔てて配され上記第2のトラツ
クを再生する第2の再生ヘツド5bと、上記第1
の記録再生ヘツド4aから得られる再生信号と上
記第1の再生ヘツド5aから得られる再生信号と
のうちの何れか一方の信号を選択する第1のスイ
ツチ17と、上記第2の記録再生ヘツド4bから
得られる再生信号と上記第2の再生ヘツド5bか
ら得られる再生信号とのうちの何れか一方の信号
を選択する第2のスイツチ18とを設けて成り、
上記第1及び第2のスイツチ17,18を適宜選
択操作することにより、出力端に得られる上記第
1のチヤンネルの音声信号Snと第2のチヤンネ
ルの音声信号Ssとのうちの一方の信号を他方の
信号より所定時間遅延させるようにしたことを特
微とする記録再生装置に係るものである。
従つて本考案によれば、二ケ国語放送の受信時
あるいは二ケ国語放送の記録済みテープの再生時
に、一方の国語の音声信号を他方の国語の音声よ
り遅らせることができるので、語学の練習に際し
て非常に聞き易くなり、学習の効果をより高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をテープレコーダに適用した場
合のテープの走行系を示す図、第2図は上記テー
プレコーダの原理的な回路系統図である。 なお図面に用いられている符号において、2…
…テープ、4a,4b……記録再生ヘツド、5
a,5b……再生ヘツド、13,14,15……
スイツチ、16,17,18……スイツチ、Sn
……主チヤンネル信号、Ss……副チヤンネル信
号、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープ上の第1のトラツクに対して第1の
    チヤンネルの音声信号を記録再生する第1のの記
    録再生ヘツドと、 上記磁気テープ上の上記第1のトラツクと略平
    行な第2のトラツクに対して第2のチヤンネルの
    音声信号を上記第1の記録再生ヘツドによる記録
    再生と略同時に記録再生する第2の記録再生ヘツ
    ドと、 上記第1の記録再生ヘツドから上記磁気テープ
    の移動方向側に所定の距離を隔てて配され上記第
    1のトラツクを再生する第1の再生ヘツドと、 上記第2の記録再生ヘツドから上記磁気テープ
    の移動方向側に所定の距離を隔てて配され上記第
    2のトラツクを再生する第2の再生ヘツドと、 上記第1の記録再生ヘツドから得られる再生信
    号と上記第1の再生ヘツドから得られる再生信号
    とのうちの何れか一方の信号を選択する第1のス
    イツチと、 上記第2の記録再生ヘツドから得られる再生信
    号と上記第2の再生ヘツドから得られる再生信号
    とのうちの何れか一方の信号を選択する第2のス
    イツチとを設けて成り、 上記第1及び第2のスイツチを適宜選択操作す
    ることにより、出力端に得られる上記第1のチヤ
    ンネルの音声信号と第2のチヤンネルの音声信号
    とのうちの一方の信号を他方の信号より所定時間
    遅延させるようにしたことを特徴とする音声多重
    放送の記録再生装置。
JP4632579U 1979-04-07 1979-04-07 Expired JPS6144246Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4632579U JPS6144246Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4632579U JPS6144246Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149821U JPS55149821U (ja) 1980-10-28
JPS6144246Y2 true JPS6144246Y2 (ja) 1986-12-13

Family

ID=28926232

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4632579U Expired JPS6144246Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07

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