JPS6144231Y2 - - Google Patents

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JPS6144231Y2
JPS6144231Y2 JP13389480U JP13389480U JPS6144231Y2 JP S6144231 Y2 JPS6144231 Y2 JP S6144231Y2 JP 13389480 U JP13389480 U JP 13389480U JP 13389480 U JP13389480 U JP 13389480U JP S6144231 Y2 JPS6144231 Y2 JP S6144231Y2
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JP
Japan
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nameplate
casing
hole
aluminum
housing
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JP13389480U
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JPS5757481U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、陽極酸化皮膜処理を施したアルミニ
ウム銘板を公衆電話機などの筐体に取り付ける取
り付け構造に関する。
近年、アルミニウム板に陽極酸化皮膜処理を施
したものに染色によつて文字、記号などを表示し
た銘板が公衆電話機の筐体に取り付けられて使用
説明などの表示板として用いられている。しかし
て、このような陽極酸化皮膜処理を施したアルミ
ニウム銘板には、その陽極酸化皮膜のために直
接、取り付け用の部材(例えばスタツド)を溶接
などで固着させることが困難である。このため従
来の公衆電話機筐体1への陽極酸化皮膜処理アル
ミニウム銘板2の取り付けは、第1図に示すよう
に接着剤3や両面接着テープ4によつて銘板2を
筐体1に接着するか、又は、第2図に示すように
リベツト5や特殊ねじ6によつて銘板の四隅など
で筐体1に固定する方法が行なわれている。
しかし、接着剤3や両面接着テープ4による取
り付けでは取り付け作業の際の位置合わせが難か
しく、また銘板2の表示内容の変更、褪色、損傷
などで交換が必要なとき交換作業が困難であるな
どの多くの欠点があつた。またリベツト5や特殊
ねじ6による取り付けでは、リベツト5、特殊ね
じ6の頭部5a,6aが隅4ヶ所あるいは両辺中
央を加えた6ヶ所で銘板2の表側に突出するため
外観が良くないだけでなく銘板2の表示面積が制
限を受け、また表示の関係でリベツト5などの位
置が四隅部か辺部に限定されるため銘板2の中央
が固定されず浮き上がる場合があるなどの多くの
欠点があつた。また上記のいずれの取り付け方法
でも銘板2がその厚さ分だけ筐体1表面から前方
へ突出するので外観が良くないだけでなく銘板2
と筐体1との間に隙間ができて、いたずらなどに
より銘板2が引き剥がされたりする欠点もあつ
た。
本考案はこれらの欠点を改めた陽極酸化皮覆処
理アルミニウム銘板の筐体取り付け構造を提供す
ることを目的としている。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第3図において、11は陽極酸化皮膜処理アル
ミニウム銘板(以下、単に銘板と記す)2が接着
される銘板取り付け板である。この銘板取り付け
板11は銘板2と同一形状(四角形)の同一面積
のもので、その一方の面には、筐体1に取り付け
るための筐体取り付け部材としての外周にねじ面
12aを有するスタツド12が適宜個数だけ、中
央、四隅などの適宜位置に溶接その他の適宜手段
で垂直方向に植設されている。この銘板取り付け
板11の厚さは、銘板2を接着した両者の厚さの
合計が公衆電話機筐体1の厚さにほぼ等しくなる
厚さに設定されている。
公衆電話機筐体1の銘板取り付け位置には、銘
板2とほぼ同一面積(正確には僅かに大きな面
積)の四角形の穴13が設けられている。筐体1
の内側には、この穴13を覆うように裏板14が
穴13の周縁部にスポツト溶接などの適宜手段で
固定されている。この裏板14には前記銘板取り
付け板11のスタツド12に対応した位置にスタ
ツド挿通穴14aが設けられている。
前記銘板2の裏面を接着フイルム15を介して
銘板取り付け板11に(スタツド12を設けた面
とは反対側の面に)接着し、このように銘板2と
銘板取り付け板11とを接着したものをスタツド
12を裏板14のスタツド挿通穴14aに挿通さ
せて筐体1の穴13内に嵌め込み、裏板14の裏
側に突出したスタツド12のねじ面12aにナツ
ト16をねじ込むことにより銘板2は筐体1に取
り付けられる。
銘板2と銘板取り付け板11とを貼り合わせた
厚さは筐体1の厚さにほぼ一致させてあるので第
4図に示すように銘板2の表面は筐体1の表面と
同一平面となる。また筐体1の穴13と銘板2と
ほぼ同一面積に設定してあるので銘板2の外周に
ほとんど隙間なく穴13内に嵌め込まれる。
以上説明したように本考案ではスタツドなどの
固定部材を直接固定することが難かしい陽極酸化
皮膜処理アルミニウム銘板2を、スタツド12な
どの筐体取り付け部材を背面に備えた銘板取り付
け板11の前面に接着フイルム15などを介して
接着し、筐体1に設けた穴13に収容して銘板2
の前面と筐体1の前面とがほぼ同一平面となるよ
うに銘板取り付け板11を筐体1に固定すること
によつて銘板2を筐体1に取り付けるようにした
ものである。従つて、 (イ) 筐体取り付け部材によつて銘板取り付け板1
1及び銘板2を筐体1を着脱できるので銘板2
の交換が容易に行なえる。
(ロ) 銘板2の前面側にリベツトなど他部材が突出
しないので銘板2前面の表示への不都合をなく
すことができる。
(ハ) 銘板2の前面側へのリベツトなどの突出がな
いので中央部その他必要個所において銘板取り
付け部材にスタツドなどを設けて固定できるの
で銘板2の中央が浮き上がつたりすることがな
い。
(ニ) 銘板2の前面と筐体1の前面とを同一平面と
なるように銘板2が取り付けられるので、銘板
2と筐体1との間に隙間ができるのを防ぐこと
ができ、このため隙間に刃物をいれて剥すなど
のいたずらを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来の取り付け構造を示す断面
図、第3図は本考案による取り付け構造の一実施
例を示すための分解図、第4図は本考案の一実施
例を示す断面図である。 1……公衆電話機筐体、2……陽極酸化皮膜処
理アルミニウム銘板、3……接着剤、4……両面
接着テープ、5……リベツト、6……特殊ねじ、
11……銘板取り付け板、12a……ねじ面、1
2……スタツド、13……穴、14……裏板、1
4a……スタツド挿通穴、15……接着フイル
ム、16……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 陽極酸化皮膜処理を施したアルミニウム銘板2
    と;前記アルミニウム銘板2の外形形状より僅か
    に大きい寸法の貫通した穴13が形成された筐体
    1と;前記アルミニウム銘板2と外形形状がほぼ
    同一で、且つ前記アルミニウム銘板2を接着した
    厚さが前記筐体1の厚さとほぼ等しくなる厚さに
    設定されるとともに、裏面側にスタツド12が植
    設された銘板取り付け板11と;前記スタツド1
    2を挿通させるスタツド挿通穴14aを有し、前
    記穴13を前記筐体1の内側から覆うように該穴
    13の周縁部に溶接された裏板14とを備え; 前記銘板取り付け板11の表面に前記アルミニ
    ウム銘板2を接着し、銘板取り付け板11の裏面
    を前記裏板14に接面させてスタツド12を前記
    スタツド挿通穴14aに挿通して固定具で固定す
    ることによつて、前記銘板2の表面と筐体1の表
    面とが面一となるように取り付けたことを特徴と
    する銘板の筐体取り付け構造。
JP13389480U 1980-09-19 1980-09-19 Expired JPS6144231Y2 (ja)

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JPS5757481U JPS5757481U (ja) 1982-04-05
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JP2008124403A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Pioneer Electronic Corp 銘板の取付構造

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JPS5757481U (ja) 1982-04-05

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