JPS6144042Y2 - - Google Patents

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JPS6144042Y2
JPS6144042Y2 JP11010282U JP11010282U JPS6144042Y2 JP S6144042 Y2 JPS6144042 Y2 JP S6144042Y2 JP 11010282 U JP11010282 U JP 11010282U JP 11010282 U JP11010282 U JP 11010282U JP S6144042 Y2 JPS6144042 Y2 JP S6144042Y2
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JP
Japan
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umbrella
mounting
valve
seat plate
mounting handle
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Expired
Application number
JP11010282U
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English (en)
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JPS5915864U (ja
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Publication date
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はかさ型バルブを使用した逆止弁装置に
関し、更に詳しくはかさ型バルブ及び弁座板の取
付部の構造が簡単であつて、かさ型バルブの製作
及び両部材の結合が容易な逆止弁装置を提供する
ものである。
流体流路を仕切る板部材に流体流通孔を設け、
ゴム状弾性材料をもつて略かさ形状に製せられた
かさ型バルブを流体流通孔を覆うごとくに取付
け、かさ型バルブ取付側から反対側へ向う流体の
流れを阻止し、逆方向の流れをゆるすごとくなし
た逆止弁装置が広く使用されている。第1図は実
公昭53−35779号公報に記載されたこの種の逆止
弁装置の一例を示すもので、流体流路1を仕切る
ように配置された弁座板3に、取付孔4及び該取
付孔4を囲んで配設された流体流通孔5が穿た
れ、ゴム状弾性材料をもつて製せられ、径方向に
広がるかさ状部7と、該かさ状部7の中央から伸
びて中間にふくらむ部8を付された取付柄部9を
有するかさ型バルブ10が、取付柄部9を取付孔
4に挿入されて、かさ状部7により流体流通孔5
を覆つている。弁座板3に対しかさ状部7側(図
上上方)にある流体の圧力が取付柄部9の突出側
(図上下方)にある流体の圧力に比し低く保た
れ、両方の流体の圧力差によりかさ状部7に作用
する押圧力がかさ錠部7の弾性力を超えた場合
に、図上下方から上方へ向う流体の流れが生じ、
流体圧力の高低が上記と逆の状態に保たれている
ときには、かさ状部7が流体流通孔5を閉塞して
流体の流れを阻止する。取付柄部9に付されたふ
くらみ部8を取付孔4から突出してかさ型バルブ
10の弁座板3からの離脱を阻止する機能を担う
ものである。上記した構成を備えるかさ型バルブ
の製作に当つては、製品を成形型から離す際に、
ふくらみ部8が成形用キヤビテイに形成された段
部に制止されて、かさ状部7と取付柄部9の接合
部隅部11或いは取付柄部9とふくらみ部8の接
合部隅部12に亀裂を生じやすく、特にゴム材料
の硬度が高い場合にこの亀裂発生の危険性が大で
あり、又かさ型バルブ10の弁座板3への装着に
当り、取付柄部9のふくらみ部8の取付孔4の通
過に対して大なる抵抗を伴なうために、組付け作
業の困難性を避けることができなかつた。
本考案は、かさ型バルブを使用した逆止弁装置
における上記した問題点を解消することを目的と
するもので、下記する構成を備える。
すなわち、かさ型バルブのかさ状部から一体的
に伸びる取付柄部がふくらみを有しないストレー
トの円柱形状に形成されて弁座板の取付孔から突
出する長さを備え、弁座板の取付孔は、かさ状部
を添着される側から取付柄部の突出側へ向つて次
第に小径となるテーパー面に形成され、取付孔の
径寸法は、大径部の径寸法を取付柄部の径寸法に
比し大きく、最小径寸法を取付柄部の径寸法に比
し僅かに小さく形成される。
上記した構造を備えるかさ型バルブと弁座板と
は、取付柄部を取付孔に圧挿されて互いに結合さ
れるが、取付柄部が取付孔の最小径部によりくび
れを形成させられてかさ型バルブの弁座板からの
離脱を阻止する。取付孔の最小径部に内方へ突出
する小突起を円周上に配設することにより、かさ
型バルブに対する取付孔小径部の係止力を強化す
ることができる。
本願考案の逆止弁装置は上記した構成を備えて
いることにより、下記する効果を奏する。
かさ型バルブの取付柄部がふくらみ部を有せ
ず、ストレートの円柱形状に形成されているこ
とにより、かさ型バルブ製作のための成形型の
構造が極めて単純化され、成形完了後の離型に
際し、取付柄部の成形型からの離脱を阻止され
ることがない。
弁座板の取付孔が、かさ型バルブのかさ状部
が添着される側が取付柄部の径寸法に比し大径
であり、取付柄部の突出側が取付柄部の径寸法
に比し僅かに小径であるテーパー形状に形成さ
れているために、取付柄部が取付孔へ圧挿され
る際に、取付柄部は取付孔のテーパー面に案内
されて径寸法を縮小させることにより、くびれ
を形成してかさ型バルブの弁座板に対する係合
力を生起させる。
取付孔がテーパー面に形成されて小径側が取
付柄部の径寸法に比し僅かに小径に形成される
とともに、取付柄部が弁座板から突出する構成
となつているので、取付柄部を取付孔に挿入す
ることにより、取付柄部にくびれを生じてかさ
型バルブの弁座板からの離脱が阻止される。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。第2図は本考案の逆止弁装置を構成する弁
座板とかさ型バルブの構造例を示すもので、弁座
板3に、テーパー面に形成され、小径側端部にス
トレートの内周面を備える取付孔4が穿され、か
さ型バルブ10のかさ状部7から伸びる取付柄部
9は径寸法を取付孔4の最小径部の径寸法に比し
僅かに大径に形成され、長さを弁座板3の板厚に
比し長く製せられている。第3図は第2図の構造
を備えるかさ型バルブ10と弁座板3の結合の状
況を示すもので、弁座板3の取付孔4に挿入され
た取付柄部9は端部を弁座板3から突出させて、
取付孔4の小径側端部によりくびれ13を形成し
ている。第4図及び第5図は、弁座板3の他の実
施し態様を示すもので、第4図においては、取付
孔4の小径側端部に続いてやゝ大径の円周状内周
面を形成され、境界部に形成された断面略円弧形
状の環状突縁によりかさ型バルブの取付柄部に係
止のためのくびれを形成させる構成となつてお
り、第5図の実施例においては、取付孔4の小径
側端部に円周上3箇所に配列されて、テーパー部
と略同等に傾斜した小突起14が設けられてかさ
型バルブの取付柄部に対する係止力を強化させて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による逆止弁装置の一例を示
す断面図、第2図及び第3図は本考案の実施例を
示す断面図であつて、第2図は製立前の状況、第
3図は組立の状況をそれぞれ示し、第4図及び第
5図はそれぞれ、本考案の他の実施態様を示す部
分断面図である。 1……流体流路、3……弁座板、4……取付
孔、5……流体流通孔、7……かさ状部、8……
ふくらみ部、9……取付柄部、10……かさ型バ
ルブ、11……接合隅部、12……接合隅部、1
3……くびれ、14……小突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付孔4及び流体流通孔5を穿たれて流体流路
    1を仕切るごとく配置された弁座板3と、ゴム状
    弾性材料をもつて製せられ、前記取付孔4に挿入
    されて端部を前記弁座板3から突出させる取付柄
    部9及び該取付柄部9から径方向に広がつて前記
    流体流通孔5を覆うかさ状部7を有するかさ型バ
    ルブ10とから成り、前記取付孔4が、前記かさ
    状部7の添着側から、前記取付柄部9の突出側へ
    向けて径寸法を漸減させるテーパー面に形成さ
    れ、前記取付柄部9が略円柱形状を呈し、前記取
    付孔4の最小径寸法に比し僅かにに大なる径寸法
    を備えている逆止弁装置。
JP11010282U 1982-07-20 1982-07-20 逆止弁装置 Granted JPS5915864U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11010282U JPS5915864U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 逆止弁装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11010282U JPS5915864U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 逆止弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5915864U JPS5915864U (ja) 1984-01-31
JPS6144042Y2 true JPS6144042Y2 (ja) 1986-12-12

Family

ID=30256212

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JP11010282U Granted JPS5915864U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 逆止弁装置

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JPS5915864U (ja) 1984-01-31

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