JPS6143952Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143952Y2
JPS6143952Y2 JP14050279U JP14050279U JPS6143952Y2 JP S6143952 Y2 JPS6143952 Y2 JP S6143952Y2 JP 14050279 U JP14050279 U JP 14050279U JP 14050279 U JP14050279 U JP 14050279U JP S6143952 Y2 JPS6143952 Y2 JP S6143952Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
brake
exhaust brake
switch
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14050279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5657940U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14050279U priority Critical patent/JPS6143952Y2/ja
Publication of JPS5657940U publication Critical patent/JPS5657940U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6143952Y2 publication Critical patent/JPS6143952Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はブレーキ操作に関連してブレーキ力が
段階的に加減されるようにした車両の排気ブレー
キ装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の排気ブレーキ力が大きな車両では、特に
空車時排気ブレーキを操作した場合に急激に過大
なブレーキ力が発生し、車両がスリツプするなど
の危険がある。従つて、機関に対して複数個の排
気管を設け、これらの排気管の一方または両方を
閉鎖するなどして排気ブレーキ力を加減し得るこ
とが要求される。このような要求に応えるものの
1つとして、従来実開昭54−2929号公報に開示さ
れる技術がある。この従来技術は機関に対して複
数個の排気管を取付け、これらにそれぞれ排気ブ
レーキ弁を設け、これらの排気ブレーキ弁を選択
的に1個または全部を作動させるものである。し
かし、この排気ブレーキ弁の動作は運転者の切換
スイツチの選択に委ねられており、運転状況の変
化に対応して切換スイツチを操作し、迅速かつ適
正な排気ブレーキを作動させることは、運転者に
とつて不可能に近く、車両のスリツプを防止する
手段として完全なものとはいえない。しかも、上
記の例では、切換スイツチを運転者が手動で切り
換えて複数の排気ブレーキ弁を作動する場合、常
に一方の定つた排気ブレーキ弁が多用される可能
性が大きく、前記一方の弁のみが摩耗してブレー
キ効果が減少するおそれもある。
したがつて、本考案の目的は、複数個の排気管
にそれぞれ設けられた排気ブレーキ弁がブレーキ
操作に関連して順次自動的に作動されて、排気ブ
レーキ力が段階的に増大されるようにした排気ブ
レーキ装置であつて、しかもブレーキ操作時最初
に作動する排気ブレーキ弁がブレーキ操作の都度
交替され、使用頻度が均等化されるようにした排
気ブレーキ装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は機
関に対し互いに並列な複数個の排気通路部分をも
つ排気管を設け、各排気通路部分に互いに作動時
期を異にして排気通路部分を開閉する排気ブレー
キ弁を設け、該複数の排気ブレーキ弁のうち、先
に作動する排気ブレーキ弁をその操作の都度交替
せしめるための手段を備えたものである。
すなわち、本考案によれば、機関2に対して複
数個の排気管4,14が備えられ、これらにそれ
ぞれ排気ブレーキ弁5,15が取付けられる。こ
の排気ブレーキ弁5,15をそれぞれ作動する流
体圧アクチユエータ8,18の流体圧回路を制御
するために、電磁弁9,19が備えられる。電磁
弁9の通電回路にはリレースイツチ31aが、電
磁弁19の通電回路にはリレースイツチ32aが
それぞれ接続されるとともに、これらのリレース
イツチ31a,32aと並列に、例えばマスタシ
リンダ装置の油圧が所定の値を超えた時閉路する
スイツチ27が接続される。
また、電源に対してブレーキ操作開始と同時に
閉路するスイツチ25と、交互に作動するリレー
31,32を備えたフリツプフロツプ回路とが備
えられる。そして、リレー31が励磁されるとリ
レースイツチ31aが閉じ、リレー32が励磁さ
れるとリレースイツチ32aが閉じる。
[作 用] ブレーキペダルを踏み込むと同時にスイツチ2
5を閉じ、フリツプフロツプ回路に備えられたリ
レー31,32の一方、例えばリレー31が励磁
されると、スイツチ31aが閉じて電磁弁9が流
体圧回路を開き、排気ブレーキ弁5を閉じる。次
いでブレーキペダルをさらに強く踏み込むと、ス
イツチ27が閉じて電磁弁19も開き、排気ブレ
ーキ弁15が閉じ、より強いブレーキ力が発生す
る。
このように、ブレーキペダルを踏むと同時に、
一方の排気ブレーキ弁が作動し、さらに深くプレ
ーキペダルを踏み込むと、両方の排気ブレーキ弁
が作動して段階的にブレーキ力が増大される。最
初に作動する排気ブレーキ弁はフリツプフロツプ
回路のリレー31,32によつてブレーキ操作の
都度交替される。
[考案の実施例] 本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、
第1図に示すようにデイーゼル機関1はシリンダ
を備えた一方のバンク2と他方のバンク12を互
いにV字状に並列されており、各バンク2,12
からは排気マニホールド3,13を経て2本の排
気管4,14が延出されている。これらの排気管
4,14の途中にそれぞれ排気ブレーキ弁5,1
5を接続し、これらを流体圧アクチユエータ8,
18によつて作動するように構成される。
流体圧アクチユエータ8は函体の内部をダイア
フラムをもつて圧力室と大気室とに仕切り、前記
ダイアフラムに結合したロツド7を前記大気室か
ら外部へ突出し、かつレバー6に接続し、このレ
バー6に支軸をもつて結合した弁体により、排気
管4を開閉するようになつている。ロツド7は流
体圧アクチユエータ8の大気室に収容した戻しば
ねにより引込められるようになつている一方、圧
力室へ配管10を介して図示してない流体圧力源
から供給される圧力によつて突出されるようにな
つている。
配管10の途中に電磁弁9が挿入接続され、こ
れを励磁すれば流体圧アクチユエータ8の圧力室
が流体圧力源(本実施例では圧縮空気)に接続さ
れる一方、電磁弁9を消磁すれば圧力室は流体圧
力源から遮断されかつ大気に解放されるようにな
つている。排気ブレーキ弁15についても同様に
流体圧力アクチユエータ18によつて作動される
ようになつており、この流体圧力アクチユエータ
18の配管20の途中に電磁弁19が挿入接続さ
れる。
ブレーキ操作の都度、排気ブレーキ弁5,15
の作動順序を変換するために、第2図に示すよう
な制御回路が備えられている。すなわち、電源2
1に接続する正導線23と負導線24の間に、電
磁弁9の電磁コイルと直列にスイツチ31a,2
6aが接続され、また電磁弁19の電磁コイルと
直列にスイツチ32a,26bがそれぞれ接続さ
れる。また、電磁弁9,19は、ブレーキ操作の
途中ないし終期に閉じられるスイツチ27と、手
動によつて任意に閉じることのできる押しボタン
スイツチ29のいづれかによつても通電されるよ
うになつている。
スイツチ26a,26b,26cを開閉するた
めのリレー26が、スイツチ27a及びスイツチ
25と共に直列に正導線23と負導線24との間
に接続される。スイツチ25はブレーキ操作と同
時に閉じられるようになつており、スイツチ25
の代りに手動で随時閉じることのできる押しボタ
ンスイツチ28によつてもリレー26が作動され
るようになつている。
スイツチ27はブレーキ操作の終期すなわちブ
レーキペダルを強く踏み込んで十分なブレーキ力
を得たい場合に、例えばマスタシリンダ装置の出
力液圧が一定の値を越えた時に、この液圧に応動
して閉じられるものであり、該スイツチ27が開
いている時はスイツチ27aは閉じ、スイツチ2
7が閉じた時スイツチ27aが開くように連結さ
れている。
スイツチ31a,32aを交互に作動させるた
めに、第3図に示すようなリレー31,32を含
むフリツプフロツプ回路が備えられ、この回路は
リレー26が励磁される時閉じるスイツチ26d
の信号によつて駆動されるようになつている。第
3図において33〜38は抵抗、39〜41はコ
ンデンサ、42〜45はダイオード、46,47
はトランジスタ、48は電源である。なお、第2
図においてスイツチ22は通常は閉じていて、ク
ラツチペダルを踏込んだ時に開くように構成され
ている。
次に、本考案による排気ブレーキ装置の作動に
ついて説明する。
今、ブレーキペダルを踏込むと、同時にスイツ
チ25が閉じ、リレー26が作動し、各スイツチ
26a,26bが閉じ、スイツチ26cが開き、
さらに第3図のスイツチ26dが閉じる。これま
で仮りにトランジスタ47が導通状態にあつたと
すると、コンデンサ39を通じて負のトリガが印
加されると、ダイオード43はトランジスタ47
のコレクタ−エミツタ間の電圧が低いため、深く
逆バイアスされており、トリガはダイオード42
から入つてトランジスタ47のベース電位が下が
り、リレー32を流れる電流が減少し、トランジ
スタ47のコレクタ−エミツタ間の電圧が上昇
し、トランジスタ46のベース電流が上がり、ト
ランジスタ46が導通する。従つて、リレー31
が励磁され、スイツチ31aが閉じられ、第2図
において電源21からスイツチ22,26a,3
1aを経て電磁弁9に通電され、流体圧アクチユ
エータ8が作動して排気弁ブレーキ弁5を閉位置
とする。こうして機関1の一方のバンク2に接続
された排気管4が閉じられて、排気ブレーキ力が
発生するが、他方のバンク12に接続された排気
管14は開いたままであるので、車両がスリツプ
を生じるほど過大なブレーキ力とはならない。
次いで、ブレーキペダルを強く踏み込んで十分
なブレーキ力を得ようとすると、マスタシリンダ
装置の出力液圧が一定の値を越えてスイツチ27
が閉じ、スイツチ27aが開き、リレー26は消
磁される。リレー26が不作動となると、スイツ
チ26a,26bが開き、スイツチ26cが閉じ
る。従つて、スイツチ27を流れる電流は電磁弁
19と9との双方に流れる。流体圧アクチユエー
タ8,18が作動して排気ブレーキ弁5,15を
も閉位置とする。こうして、両方の排気管4,1
4が閉じられ、より大きな排気ブレーキ力を発生
する。そして、第3図のトランジスタ47は不導
通状態、トランジスタ46は導通状態に維持され
る。
次に、ブレーキペダルによるブレーキ操作を解
除すると、各スイツチ27,25が開かれ、電磁
弁9,19はそれぞれ消磁され、流体圧アクチユ
エータ8,18のロツドが戻しばねによつて戻さ
れ、排気ブレーキ弁5,15を開位置とする。
再び、ブレーキペダルによつてブレーキを操作
すると、今度はリレー26によつてスイツチ26
dが閉じられた時、トリガがダイオード43を経
て加えられ、導通状態にあつたトランジスタ46
が不導通となり、前記と逆にトランジスタ47が
導通となる。従つて、リレー32によつてスイツ
チ32aが働き、電磁弁19が励磁されることに
なる。こうして、ブレーキ操作と同時に排気ブレ
ーキ弁15がまず閉じられ、さらに強くブレーキ
ペダルを踏んだ時排気ブレーキ弁5が閉じられ、
排気ブレーキ弁5,15の作動順序が逆になる。
以上はブレーキペダルによる液圧ブレーキの操
作と並行して排気ブレーキを作動させる場合につ
いて説明したが、例えば長い急な下り坂を走行す
るような場合には、スイツチ28を手で操作して
閉じれば片方の排気ブレーキ弁が、スイツチ27
を閉じれば両方の排気ブレーキ弁が作動し、ブレ
ーキペダルを操作しなくても十分な排気ブレーキ
力が得られ、安全に走行することができる。
そして、車両の変速操作のためにクラツチペダ
ルを踏込んだ場合はスイツチ22が開いて、手動
操作によるスイツチ28,29が閉じていても排
気ブレーキが解除され、変速操作の妨げとならな
い。このスイツチ22はクラツチ操作と連動する
構成とする代わりに、アクセルペダルを離した時
に閉じ、アクセルペダルを踏込んだ時に開くよう
に構成してもよく、また変速操作レバーが変速位
置にある時閉じていて、中立位置の時に開くよう
に構成してもよい。
[考案の効果] 要するに、本考案は機関に対し互いに並列な複
数個の排気通路部分をもつ排気管を設け、各排気
通路部分に互いに作動時期を異にして排気通路部
分を開閉する排気ブレーキ弁を設け、該複数の排
気ブレーキ弁のうち、先に作動する排気ブレーキ
弁を操作の都度交替するための手段を備えること
により、ブレーキ力を車両の速度、道路状況に応
じて段階的に、かつ自動的に調節することがで
き、従来のように排気ブレーキ操作に伴つて急激
に過大なブレーキ力が発生して車両がスリツプす
る危険や、或いは前記公開公報記載の技術の如
く、複数個の排気ブレーキ弁を手動スイツチによ
つて切り換えて作動させる煩雑さが避けられ、し
かも複数個の排気ブレーキ弁の作動順序がブレー
キ操作の都度、自動的に交替されるので、一方側
のシリンダ部だけが他方側に比べて消耗すること
がなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る排気ブレーキ装置の構成
図、第2図は同装置における排気ブレーキ弁の作
動制御回路図、第3図は排気ブレーキ弁を交互に
作動させるための制御回路図である。 1……内燃機関、4……排気管、5……排気ブ
レーキ弁、8……流体圧アクチユエータ、9……
電磁弁、14……排気管、15……排気ブレーキ
弁、18……流体圧アクチユエータ、19……電
磁弁、26,31,32……リレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機関に対し互いに並列な複数個の排気通路部
    分をもつ排気管を設け、各排気通路部分に互い
    に作動時期を異にして排気通路部分を開閉する
    排気ブレーキ弁を設け、該複数の排気ブレーキ
    弁のうち、先に作動する排気ブレーキ弁をその
    操作の都度交替せしめる手段を備えたことを特
    徴とする排気ブレーキ装置。 2 前記複数の排気ブレーキ弁の作動交替手段
    が、前記各排気ブレーキ弁を駆動する流体圧ア
    クチユエータの圧力回路にそれぞれ設けられた
    電磁弁を、該電磁弁の通電回路にそれぞれ設け
    たスイツチのブレーキ操作信号に応答するフリ
    ツプフロツプ回路の出力により作動させるよう
    にしてなる実用新案登録請求の範囲1に記載の
    排気ブレーキ装置。
JP14050279U 1979-10-12 1979-10-12 Expired JPS6143952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14050279U JPS6143952Y2 (ja) 1979-10-12 1979-10-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14050279U JPS6143952Y2 (ja) 1979-10-12 1979-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5657940U JPS5657940U (ja) 1981-05-19
JPS6143952Y2 true JPS6143952Y2 (ja) 1986-12-11

Family

ID=29371848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14050279U Expired JPS6143952Y2 (ja) 1979-10-12 1979-10-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6143952Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5657940U (ja) 1981-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4579202A (en) Brake holding apparatus
US4660691A (en) Vehicular hill holder system having a control circuit responsive to vehicular attitude, clutch position, and gear position
JPS6143952Y2 (ja)
US3506958A (en) Device for verifying hydraulic pressure in motor vehicle brake system
JPS5930194Y2 (ja) 排気ブレ−キ装置
JPH0642901Y2 (ja) アクセルペダルの踏込み制限装置
JPS6311006Y2 (ja)
JP2513542Y2 (ja) 圧縮ブレ―キ制御式エンジンブレ―キ装置
KR960007412B1 (ko) 차량엔진의 동력전달기
JPH0675864U (ja) 車両用自動変速装置
JPS6021476Y2 (ja) 排気ブレ−キ装置
JPS603326Y2 (ja) 排気ブレ−キ装置
JP2515633Y2 (ja) 排気ブレーキの操作装置
JPS6358729B2 (ja)
JPH0117714Y2 (ja)
JPH0125056Y2 (ja)
KR100527778B1 (ko) 자동차의 클러치 컨트롤 시스템
EP0985811A2 (en) Exhaust brake with electromagnetic control
JPH023938Y2 (ja)
JPS6228667Y2 (ja)
KR100387687B1 (ko) 비상시 배기브레이크 제어장치
JPH038305B2 (ja)
JPH0710936Y2 (ja) 走行中のトランスファエア式ハイ・ローコントロール装置
JP2558937Y2 (ja) 車両のオートブレーキ装置
JPH0550902A (ja) 車両用制動装置