JPH0710936Y2 - 走行中のトランスファエア式ハイ・ローコントロール装置 - Google Patents

走行中のトランスファエア式ハイ・ローコントロール装置

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JPH0710936Y2
JPH0710936Y2 JP5157088U JP5157088U JPH0710936Y2 JP H0710936 Y2 JPH0710936 Y2 JP H0710936Y2 JP 5157088 U JP5157088 U JP 5157088U JP 5157088 U JP5157088 U JP 5157088U JP H0710936 Y2 JPH0710936 Y2 JP H0710936Y2
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JP
Japan
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air
low
low switching
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vehicle speed
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JP5157088U
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健治 小柴
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は走行中のトランスファエア式ハイ・ローコント
ロール装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図はワイヤを使った従来方式のハイ・ローコントロ
ールで、これはブッシュプルワイヤ02により2スピード
トランスファのハイ・ロー切換えを、マニユラルコント
ロールでコントロールレバー01を介して行なうことが一
般的に行われているが、レバー01が非常に重く操作性が
悪い欠点があった。従って操作性をよくするため、エア
コントロールとした第4図のようなものもある。図にお
いてハイ・ロー切換エアバルブ04をハイ又はローに切換
えた後、クラッチペタル4を踏んでクラッチマスタシリ
ンダ5を操作し、その油圧をオイルパイプ07を介してク
ラッチブースタ7に送ると、クラッチ踏込中エアタンク
6のエアがクラッチブースタ7をへてハイ・ロー切換シ
リンダ8へ送られ、トランスファ10のハイ・ローギヤ切
換を可能としたものである。なお05はクラッチ、06はト
ランスミッションである。しかし上記エア式ハイ・ロー
コントロールは切換易い利点はあるが、その反面誤操作
をし易い問題点があり、注意してエアバルブを切換えな
いと、クラッチペタルを踏んだ瞬間にエアの力により無
理に切換えが行われ、ギヤをこわしてしまう欠点があっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
トランスファは不整地走行用として開発されるもので、
ギヤ比は例えば1:2.4と特に大きいため、車を停止させ
てギヤチエンジを行なうか、低速走行時に切換えない
と、ギヤを破損するおそれがある。
本考案の目的は前記従来装置の問題点を解消し、走行速
度を設定値以下に限定することにより、走行中でもハイ
・ロー切換を可能とした走行中のトランスファエア式ハ
イ・ローコントロール装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の走行中のトランスファエア式ハイ・ローコント
ロール装置は、トランスファをエア圧によりハイ・ロー
切換えを行なうものにおいて、車速センサと、該車速セ
ンサよりの信号が設定値以下の場合のみ電圧を発生する
コントローラと、前記コントローラよりの発生電圧によ
り設定値以下の車速において開弁するマグネットバルブ
と、クラッチペタルの踏込み時、クラッチマスタシリン
ダより生じる油圧によりエアタンクよりのエア回路が開
弁されエア圧をマグネットバルブに送るクラッチブース
タと、エア圧によりトランスファのハイ・ロー切換を行
なうハイ・ロー切換シリンダと、該ハイ・ロー切換シリ
ンダと前記マグネットバルブとの間に設けられ前記ハイ
・ロー切換シリンダへのエアの切り換えを行なうハイ・
ロー切換エアバルブとを有してなることを特徴としてい
る。
〔作用〕
車速センサ1よりの信号によりコントローラ2は設定値
以下の車速においてのみマグネットバルブ3を開弁す
る。次にクラッチペタルを踏み込みクラッチマスタシリ
ンダ5を作用させると、この油圧はクラッチブースタ7
に働き、エアタンク6内のエア圧がクラッチ踏み込中の
み、開弁中のマグネットバルブ3に供給されるため、こ
のエア圧はマグネットバルブ3に作用し、運転台に設け
られたハイ・ロー切換バルブ9の指定にもとずきトラン
スファ10のハイ・ロー切換シリンダ8に流れハイ・ロー
切換を行なう。なお車速センサ1よりの信号が設定値を
こえるときは、コントローラ2は電圧を発生しなくな
り、マグネットバルブ3は開弁されず、従ってクラッチ
を踏んでもエア圧はハイ・ロー切換シリンダ8に供給さ
れない。これによって高速走行中のエア切換えの誤操作
がなくなり、トランスファギヤの切換が防止できる。
〔実施例〕
以下第1図を参照し本考案の一実施例について説明す
る。一般にトランスファのついた車は不整地用に使用さ
れる車両であるから、その減速比は極めて大きい値とな
っているので、走行中は低速でないと切換が困難であ
る。従って車速センサ1を設け、設定値以上においては
ハイ・ロー切換が不可能なように構成するのが好まし
い。
本考案では第4図従来形のエア式ハイ・ローコントロー
ル装置に車速に応じてパルスを発生する車速センサ1を
トランスファ10に設け、該センサよりのパルス(車速)
を、コントローラ2に送り、マグネットバルブ3を、ON
−OFFするようにしたのがその特徴であり、第1図に示
した追加装置が前記部分を表わす。即ちその車速センサ
1が一定速度以上になった時には、コントローラ2の電
圧をカットし、マグネットバルブ3を閉鎖し、エア圧が
ハイ・ロー切換シリンダ8に行かないようにする。車速
センサ1の出力が一定速度以下の値を示したときは、マ
グネットバルブ3を開放し安全なトランスファ10の変速
を可能としたものである、マグネットバルブ3とエアタ
ンク6との間にはクラッチブースタ7が設けられ、クラ
ッチペタル4を踏むとクラッチマスターシリンダ5から
オイルがクラッチブースタ7へ流れ、マグネットバルブ
3をへてエアタンク6よりの高圧エアをハイ・ロー切換
バルブ9の方向へ流す。第1図においては該ハイ・ロー
切換バルブ9はロー切換の状態を示している。さらにハ
イ・ロー切換バルブ9の下流にはハイ・ロー切換シリン
ダ8がトランスファ10に設けられ、図ではトランスファ
10はローギヤ噛合状況を示している。
さらにハイ・ロー切換バルブ9を反時計方向に90°まわ
すと、ハイ・ロー切換エアバルブ9はハイ切換状況とな
り、ハイ・ロー切換シリンダ8のピストンは右に移動し
ハイギヤ噛合いとなる。
第2図は走行のハイ・ロー切換えの作動モードの一例を
示す線図であり、車速が9km/h以下ですべてのハイ・ロ
ー切換えを原則的に行おうとするものである。しかし第
2図において減速と増速時で切換速度を変えているの
は、ヒステリシスを設けマグネットバルブ3及びコント
ローラ2を保護し寿命の延長をはかっているためであ
る。例えば9km/h付近で走行し増速,減速を繰返してい
ると、コントローラ2の9km/h相当の接点部分がすぐい
たみ同時にマグネットバルブの寿命も低下する。
従って機器の寿命の延長をはかるため増速時には9km/h
以上になるとコントローラ2の電圧がカットされマグネ
ットバルブ3はOFF即ち閉となりハイ・ロー切換えは不
可能となり、又減速時には車速が低下し6km/h以下とな
るとコントローラ2は電圧を出力し、この電圧によりマ
グネットバルブ3はON即ち開なり、ハイ・ロー切換が可
能となることを示している。
以上のように、車速が設定値以上ではエア式ハイ・ロー
切換が行われないようにコントロールすれば、走行中に
おいてもハイ・ローコントロールを安全に行なうことが
できる。
〔考案の効果〕
本考案は前記のとおり構成したので、車速センサよりの
パルスを受けるコントローラ2を介して車速が設定値以
上のときは、マグネットバルブ3により切換エア圧を遮
断し、車速が設定値以下の場合のみ、エア式ハイ・ロー
切換えを行うようにしたので、走行中でも安全にハイ・
ローギヤのチェンジができるトランスファエア式ハイ・
ローコントロール装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概要を示すブロック図、第2図に実施
例の作動モード図、第3〜4図は従来例で第3図はワイ
ヤ式ハイ・ローコントロールの説明図、第4図はエア式
ハイ・ローコントロールの説明図である。 1…車速センサ、2…コントローラ、3…マグネットバ
ルブ、7…クラッチブースタ、8…ハイ・ロー切換シリ
ンダ、9…ハイ・ロー切換エアバルブ、10…トランスフ
ァ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスファ(10)をエア圧によりハイ・
    ロー切換えを行なうものにおいて、車速センサ(1)
    と、該車速センサよりの信号が設定値以下の場合のみ電
    圧を発生するコントローラ(2)と、前記コントローラ
    よりの発生電圧により設定値以下の車速において開弁す
    るマグネットバルブ(3)と、クラッチペタル(4)の
    踏込み時、クラッチマスタシリンダ(5)より生じる油
    圧によりエアタンク(6)よりのエア回路が開弁されエ
    ア圧をマグネットバルブ(3)に送るクラッチブースタ
    (7)と、エア圧によりトランスファ(10)のハイ・ロ
    ー切換を行なうハイ・ロー切換シリンダ(8)と、該ハ
    イ・ロー切換シリンダと前記マグネットバルブ(3)の
    間に設けられ前記ハイ・ロー切換シリンダへのエアの切
    り換えを行なうハイ・ロー切換エアバルブ(9)とを有
    してなる走行中のトランスファエア式ハイ・ローコント
    ロール装置。
JP5157088U 1988-04-19 1988-04-19 走行中のトランスファエア式ハイ・ローコントロール装置 Expired - Lifetime JPH0710936Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01154026U JPH01154026U (ja) 1989-10-24
JPH0710936Y2 true JPH0710936Y2 (ja) 1995-03-15

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