JPS6143723Y2 - - Google Patents

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JPS6143723Y2
JPS6143723Y2 JP1979083965U JP8396579U JPS6143723Y2 JP S6143723 Y2 JPS6143723 Y2 JP S6143723Y2 JP 1979083965 U JP1979083965 U JP 1979083965U JP 8396579 U JP8396579 U JP 8396579U JP S6143723 Y2 JPS6143723 Y2 JP S6143723Y2
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JP
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paper
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plates
cuts
hand
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JP1979083965U
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JPS563862U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、紙製の折畳み箱に係り、更に詳述
すれば紙コツプ立てと連結しスナツク類を入れる
箱形の窪みを有する提手付の紙製折畳み箱に関す
るものである。
野球場や陸上あるいは球技等を行なう競技場内
では観客相手に飲料水類や軽食類が場内売子の手
を経て販売されている。この場合、ビールやコー
ラ等の飲料水類とポテツトチツプ等の軽食類は別
個の入物、すなわち飲料水類はビンあるいは缶よ
り紙製のコツプに移し替えて、軽食類は予じめ袋
等に入れられて販売されるため、紙コツプを置く
ところのない観覧席ではこれら双方を多数購入し
た場合その始末に窮し、特に座りの悪い所に接地
面積の小さい紙コツプを置いたりすると全部飲み
終るまでに零してしまい場内を汚すばかりでなく
前席の観客に迷惑を掛ける等の不都合が生じる。
この考案は上述した不都合に鑑みてなされたも
ので、その特徴とするところは方形の単一紙を2
分する折目と、この折目の延長線上に切込みを設
け、この切込みによつて2分される部分に上方よ
り容器としての構成部分である底面板、側面板、
上面板および糊代をそれぞれ折目を介して順に内
側に折曲して構成し、前記底面板の端縁に折目を
介して手掛穴を有する一対の提手片を形成し、こ
れら各提手片の各一面に上面板を糊代により固着
して筒状の容器体を形成すると共に、前記2分す
る折目により両提手片の他面を対接せしめてその
一方の提手片の側面に設けた係止片を他方の提手
片の側面に設けた切欠きに嵌込んで提手部を構成
し、更に前記各上面板にそれぞれ紙コツプを入れ
る複数個のコツプ挿入穴と、これらのコツプ挿入
穴の間に上面板の両側の折目にそれぞれ添う側面
幅の略2倍の長さの二つの切込みと、この両切込
みの中央間を短絡する切込みを設け、これらの切
込みによつて折曲げ片を形成し、これら折曲げ片
の各々を内方に折曲げてスナツク類を入れる箱形
の窪みを形成せしめたことを特徴とする紙製折畳
み箱を提供するものである。以下この考案を図に
示す一実施例について詳述する。
第1図はこの考案の折畳み箱の展開図で漂白ク
ラフト紙、白カートン紙等からなるやや厚手の長
方形の単一紙1の下端に折目2a,2bをもつて
糊代3a,3bを形成し、折目2a,2bと折目
4a,4b間に上面板5aと5bを形成し、折目
4a,4bと6a,6b間に側面板7aと7bを
形成し、折目6a,6bと8a,8b間に前記上
面板と同じ幅の底面板9a,9bを形成し、折目
8a,8bと上端との間に提手片10a,10b
を形成せしめる。この単一紙1の長手方向を2分
するところで、かつ下端より折目8a,8bに至
るまでの間に切込み11を設け、上面板5a,5
bの左右に市販されている紙コツプの高さの略1/
2の高さ附近の直径のコツプ挿入穴12a〜12
dを明け、前記コツプ挿入穴12a,12b間と
12c,12d間に折目2a,2bと4a,4b
に添つて切込み13a,13bと14a,14b
を設け、またこの切込み13a,14bと13
b,14bを2分する位置で切込み13aから1
4aと13bから14bにそれぞれかけて切込み
15a,15bを設け、切込み13a,13bと
14a,14bの各両端を結ぶ折目16a〜16
dをそれぞれ設ける。更に提手片10a,10b
のそれぞれ同じ位置に長方形の手掛け穴17a,
17bを明け、長手方向の一方の側縁に弧状の切
込み18a,18bとこの切込の切込端を結ぶ折
目19とで係止片20を形成し、他方の側縁には
前記係止片20の形成位置と同じ位置に前記弧状
とは逆の弧状の端縁を有する切欠き21を設け、
折目8a,8bと上端との間に折目22を設ける
とともにこの提手片10a,10bの隅部には角
取りが施されている。
このように構成された折畳み箱形成素体により
紙製の折畳み箱は、第2図に示すように折目2
a,2b,4a,4b,6a,6bおよび8a,
8bを境にそれぞれ同一方向に折曲げ、糊代3
a,3bに適当な糊を付けてこれを提手片10
a,10bの一方の側面に貼付け一対の角筒状の
容器体23a,23bを形成せしめる。
次に第3図に示すようにこの状態で折目22を
中心に前記提手片の他方の側面が対接するように
180゜折曲げ、係止片20を切欠21に嵌込み提
手片10a,10bを一体化せしめ提手片24を
形成することにより完成する。この提手部24を
中央に左右に位置する筒状の容器体23a,23
bの双方の上面板5a,5bに切込み13a,1
3b〜15a,15bと折目16a〜16dとで
形成されている側面板7a,7bと同じ幅の折曲
げ片25a〜25dを折目16a〜16dで内側
に折曲げ、この折曲げ片を側面板7a,7b、提
手片10a,10bおよび底面板9a,9bの一
部でスナツク類を入れる窪み26a,26bを形
成せしめる。
使用前は第3図に示すように組立てたあと、折
曲げ片25a〜25dを上面板5a,5bと同一
平面になるように戻したあと折目4a,4bと6
a,6bを結ぶ対角線に上面板5a、側面板7a
と上面板5b、側面板7bが添うように潰せば扁
平状になり運搬やストツクする際嵩ばることがな
い。
使用に当つては第4図に示す状態より第3図に
示す状態に戻し、コツプ挿入穴12a〜12dに
飲料水類を入れた紙コツプを入れ、窪み26a,
26b内にはポテトチツプ等の軽食類を入れて販
売あるいは購入者にこのように入れてもらつて使
用する。
尚、糊代3a,3bと提手片10a,10bと
の接続は糊以外にホツチキスを利用して止めても
何ら支障ない。
以上述べたようにこの考案は方形の単一紙1を
2分する折目22と、この折目22の延長線上に
切込み11を設け、この切込み11によつて2分
される部分に上方より容器としての構成部分であ
る底面板9a,9b、側面板7a,7b、上面板
5a,5bおよび糊代3a,3bをそれぞれ折目
8a,8b、6a,6b、4a,4b、2a,2
bを介して順に内側に折曲して構成し、前記底面
板9a,9bの端縁に折目8a,8bを介して手
掛穴17a,17bを有する一対の提手片10
a,10bを形成し、これら各提手片の各一面に
上面板5a,5bを糊代3a,3bにより固着し
て筒状の容器体23a,23bを形成すると共
に、前記2分する折目22により両提手片10
a,10bの他面を対接せしめてその一方の提手
片10aの側面に設けた係止片20を他方の提手
片10bの側面に設けた切欠き21に嵌込んで提
手部24を構成し、更に前記各上面板5a,5b
にそれぞれ紙コツプを入れる複数個のコツプ挿入
穴12a〜12dと、これらのコツプ挿入穴の間
に上面板5a,5bの両側の折目4a,4b、2
a,2bにそれぞれ添う側面幅の略2倍の長さの
二つの切込み13a,13b、14a,14b
と、この両切込みの中央間を短絡する切込み15
a,15bを設け、これらの切込みによつて折曲
げ片25a〜25dを形成し、これら折曲げ片2
5a〜25dの各々を内方に折曲げてスナツク類
を入れる箱形の窪み26a,26bを形成せしめ
たので、利用前は扁平に折畳み得るため嵩ること
がなく、運搬、ストツクに場所を取らず使用に当
り直ちに飲料水類を入れた複数人分の紙コツプと
スナツク類を同時に収容することができ、しかも
提手があるため運搬時便利で、適宜膝上に安定に
置くことが出来るため、紙コツプを倒し場内を汚
したり前列の観客に迷惑をかけることがなく飲み
終つた紙コツプを纒めて置けるので場内に紙コツ
プを散乱させることがない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は折畳み箱の展開図、第2図は箱体と
しての組立途中の斜視図、第3図は組立完了時
(使用状態)の斜視図、第4図は折畳んだ時(非
使用状態)の斜視図である。 1……単一紙、2a,2b,4a,4b,6
a,6b,8a,8b,16a〜16d,19,
22……折目、3a,3b……糊代、5a,5b
……上面板、7a,7b……側面板、9a,9b
……底面板、10a,10b……提手片、11,
13a,13b,14a,14b,15a,15
b,18a,18b……切込み、12a〜12d
……紙コツプ挿入穴、17a,17b……手掛
穴、20……係止片、21……切欠き、23a,
23b……容器体、24……提手部、25a〜2
5d……折曲げ片、26a,26b……窪み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形の単一紙1を2分する折目22と、この折
    目22の延長線上に切込み11を設け、この切込
    み11によつて2分される部分に上方より容器と
    しての構成部分である底面板9a,9b、側面板
    7a,7b、上面板5a,5bおよび糊代3a,
    3bをそれぞれ折目8a,8b、6a,6b、4
    a,4b、2a,2bを介して順に内側に折曲し
    て構成し、前記底面板9a,9bの端縁に折目8
    a,8bを介して手掛穴17a,17bを有する
    一対の提手片10a,10bを形成し、これら各
    提手片の各一面に上面板5a,5bを糊代3a,
    3bにより固着して筒状の容器体23a,23b
    を形成すると共に、前記2分する折目22により
    両提手片10a,10bの他面を対接せしめてそ
    の一方の提手片10aの側面に設けた係止片20
    を他方の提手片10bの側面に設けた切欠き21
    に嵌込んで提手部24を構成し、更に前記各上面
    板5a,5bにそれぞれ紙コツプを入れる複数個
    のコツプ挿入穴12a〜12dと、これらのコツ
    プ挿入穴の間に上面板5a,5bの両側の折目4
    a,4b、2a,2bにそれぞれ添う側面幅の略
    2倍の長さの二つの切込み13a,13b、14
    a,14bと、この両切込みの中央間を短絡する
    切込み15a,15bを設け、これらの切込みに
    よつて折曲げ片25a〜25dを形成し、これら
    折曲げ片25a〜25dの各々を内方に折曲げて
    スナツク類を入れる箱形の窪み26a,26bを
    形成せしめたことを特徴とする紙製折畳み箱。
JP1979083965U 1979-06-19 1979-06-19 Expired JPS6143723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979083965U JPS6143723Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979083965U JPS6143723Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19

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Publication Number Publication Date
JPS563862U JPS563862U (ja) 1981-01-14
JPS6143723Y2 true JPS6143723Y2 (ja) 1986-12-10

Family

ID=29317162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979083965U Expired JPS6143723Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234220Y2 (ja) * 1985-02-21 1990-09-13

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247651U (ja) * 1975-10-02 1977-04-05
JPS5242183B2 (ja) * 1975-03-19 1977-10-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547174Y2 (ja) * 1975-09-18 1980-11-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242183B2 (ja) * 1975-03-19 1977-10-22
JPS5247651U (ja) * 1975-10-02 1977-04-05

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JPS563862U (ja) 1981-01-14

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