JPS6143713Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143713Y2 JPS6143713Y2 JP5763682U JP5763682U JPS6143713Y2 JP S6143713 Y2 JPS6143713 Y2 JP S6143713Y2 JP 5763682 U JP5763682 U JP 5763682U JP 5763682 U JP5763682 U JP 5763682U JP S6143713 Y2 JPS6143713 Y2 JP S6143713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilfer
- proof
- cap
- weakened
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はピルフアープルーフキヤツプに関し、
さらに詳しくは、安定した状態で開栓を行なうこ
とができるピルフアープルーフキヤツプに関す
る。
さらに詳しくは、安定した状態で開栓を行なうこ
とができるピルフアープルーフキヤツプに関す
る。
第1図の1は、従来のピルフアープルーフキヤ
ツプ(内容物を充填された容器の口部を密封した
後、開栓されていないことを保証可能なキヤツプ
をいう)の例を示したものであつて、アルミニウ
ム合金板等の金属板よりなり、周壁部2の打栓時
にねじ部(第2図の6を参照)が形成されるべき
円筒部2aの下方に、切線3aとブリツジ部3b
が交互に形成されてなるミシン目状の環状弱化部
3を備えている。そして弱化部3の上方の周壁部
2に、開栓時の滑り止め用のナーリング4aおよ
び4b(本明細書において、ナーリングとは交互
に形成された一連の凹凸部をいい、別名ローレツ
トとも称する)が形成されている。
ツプ(内容物を充填された容器の口部を密封した
後、開栓されていないことを保証可能なキヤツプ
をいう)の例を示したものであつて、アルミニウ
ム合金板等の金属板よりなり、周壁部2の打栓時
にねじ部(第2図の6を参照)が形成されるべき
円筒部2aの下方に、切線3aとブリツジ部3b
が交互に形成されてなるミシン目状の環状弱化部
3を備えている。そして弱化部3の上方の周壁部
2に、開栓時の滑り止め用のナーリング4aおよ
び4b(本明細書において、ナーリングとは交互
に形成された一連の凹凸部をいい、別名ローレツ
トとも称する)が形成されている。
第2図は、上記ピルフアープルーフキヤツプ1
をびん口部5に封緘した状態を示したものであつ
て、打栓作業のさいに、図示されないねじ切りロ
ーラによつて円筒部2aには、びん口部5のねじ
部5aと対応する形状のねじ部6が形成されてお
り、また弱化部3下方のピルフアープルーフバン
ド7の下端部7aは内方に巻込まれて、びん口部
5の顎部5bに密接している。以上のように下端
部7aを顎部5bに係合させるのは、開栓時にね
じ部6が上方に移行するさいに、ピルフアープル
ーフバンド7の上方への移行を妨げて、ブリツジ
部3bに軸線方向の引張力を作用させ、ブリツジ
部3bを破断するためである。
をびん口部5に封緘した状態を示したものであつ
て、打栓作業のさいに、図示されないねじ切りロ
ーラによつて円筒部2aには、びん口部5のねじ
部5aと対応する形状のねじ部6が形成されてお
り、また弱化部3下方のピルフアープルーフバン
ド7の下端部7aは内方に巻込まれて、びん口部
5の顎部5bに密接している。以上のように下端
部7aを顎部5bに係合させるのは、開栓時にね
じ部6が上方に移行するさいに、ピルフアープル
ーフバンド7の上方への移行を妨げて、ブリツジ
部3bに軸線方向の引張力を作用させ、ブリツジ
部3bを破断するためである。
以上のようなピルフアープルーフキヤツプ1を
手指で握つて回転させることによつて開栓する場
合に、滑り止め用のナーリング4a,4bは、弱
化部3の上方にのみ付いているので、ねじ部6の
ついている弱化部3の上方部分は手指と共に一様
に回転し、上方に移行するが、ピルフアープルー
フバンド7は、下端部7aが上記上方への移行に
伴つて顎部5bに強く押付けられ、顎部5bに引
つ掛つて、各びんによつて回転したり、しなかつ
たりする(巻締められたキヤツプの傾きや顎部の
凹凸等の差によつて)。ピルフアープルーフバン
ド7がスムースに回転して、ブリツジ部3bが破
断する場合(常にスムースに回転するようにする
と、密封性が劣つて好ましくない場合が多い)の
破断トルクは、上記上方への移行に基づく軸線方
向の引張り強さ(ブリツジ部3bの)によつて支
配され、比較的小さい(引張力が徐々に加わるた
め)。しかし回転しないで、止つた状態で、ブリ
ツジ部3bが破断する場合の破断トルクは、開栓
初期にブリツジ部3bの円周方向の剪断抵抗力の
みによつて支配されて比較的大きく(急激に剪断
力を加えるため)、従つて破断し難い。そのため
破断トルクが一定せず、開栓し難いキヤツプが生
じ易い。さらにピルフアープルーフバンド7が回
転せず、止まつているときに、弱化部3の上方部
分のみが回転して破断すると、急激に破断したブ
リツジ部3bの端面(ピルフアープルーフバンド
7側の)によつて、破断のさいに指脂を傷つける
おそれがある。
手指で握つて回転させることによつて開栓する場
合に、滑り止め用のナーリング4a,4bは、弱
化部3の上方にのみ付いているので、ねじ部6の
ついている弱化部3の上方部分は手指と共に一様
に回転し、上方に移行するが、ピルフアープルー
フバンド7は、下端部7aが上記上方への移行に
伴つて顎部5bに強く押付けられ、顎部5bに引
つ掛つて、各びんによつて回転したり、しなかつ
たりする(巻締められたキヤツプの傾きや顎部の
凹凸等の差によつて)。ピルフアープルーフバン
ド7がスムースに回転して、ブリツジ部3bが破
断する場合(常にスムースに回転するようにする
と、密封性が劣つて好ましくない場合が多い)の
破断トルクは、上記上方への移行に基づく軸線方
向の引張り強さ(ブリツジ部3bの)によつて支
配され、比較的小さい(引張力が徐々に加わるた
め)。しかし回転しないで、止つた状態で、ブリ
ツジ部3bが破断する場合の破断トルクは、開栓
初期にブリツジ部3bの円周方向の剪断抵抗力の
みによつて支配されて比較的大きく(急激に剪断
力を加えるため)、従つて破断し難い。そのため
破断トルクが一定せず、開栓し難いキヤツプが生
じ易い。さらにピルフアープルーフバンド7が回
転せず、止まつているときに、弱化部3の上方部
分のみが回転して破断すると、急激に破断したブ
リツジ部3bの端面(ピルフアープルーフバンド
7側の)によつて、破断のさいに指脂を傷つける
おそれがある。
本考案は、以上に述べた従来技術の問題点の解
消を図ることを目的とする。すなわち本願考案
は、開栓が容易で、かつブリツジ部が破断のさ
い、その端面によつて手指を傷つけるおそれがな
い、金属性ピルフアープルーフキヤツプを提供す
ることを目的とする。
消を図ることを目的とする。すなわち本願考案
は、開栓が容易で、かつブリツジ部が破断のさ
い、その端面によつて手指を傷つけるおそれがな
い、金属性ピルフアープルーフキヤツプを提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、周壁部に
ブリツジ部を有する環状の弱化部が形成され、該
弱化部の下方に容器口部の顎部と回動可能に係合
すべきピルフアープルーフバンドが設けられた金
属性ピルフアープルーフキヤツプにおいて、開栓
のさい該ピルフアープルーフバンドが、該弱化部
の上方の周壁部部分と共に回動するように、該ピ
ルフアープルーフバンドおよび該弱化部の上方の
該周壁部部分に、滑り止め用ナーリングが形成さ
れていることを特徴とする金属性ピルフアープル
ーフキヤツプを提供するものである。
ブリツジ部を有する環状の弱化部が形成され、該
弱化部の下方に容器口部の顎部と回動可能に係合
すべきピルフアープルーフバンドが設けられた金
属性ピルフアープルーフキヤツプにおいて、開栓
のさい該ピルフアープルーフバンドが、該弱化部
の上方の周壁部部分と共に回動するように、該ピ
ルフアープルーフバンドおよび該弱化部の上方の
該周壁部部分に、滑り止め用ナーリングが形成さ
れていることを特徴とする金属性ピルフアープル
ーフキヤツプを提供するものである。
以下実施例である図面を参照しながら本考案に
ついて説明する。
ついて説明する。
第3図、第4図において、第1図、第2図と同
一符号の部分は同一部分を示す。
一符号の部分は同一部分を示す。
ピルフアープルーフキヤツプ11は、弱化部3
の上方の周壁部2にナーリング4aと4bを有す
る他に、弱化部の下方のピルフアープルーフバン
ド7にも、開栓時の滑り止め用のナーリング4c
を形成されている。従つて開栓のさいに、手指で
キヤツプ11を握つて回転するさいに、ねじ部6
と一諸にピルフアープルーフバンド7もスムース
に回転する。そのためブリツジ部3bの破断トル
クは、主にねじ部6の上方への移行に伴なう軸線
方向の引張り強さ(ブリツジ部3bの)によつて
支配され、徐々にブリツジ部が破断するため、比
較的小さい安定したトルクで弱化部3が破断す
る。またブリツジ部3bの破面によつて手指を傷
つけるおそれもない。
の上方の周壁部2にナーリング4aと4bを有す
る他に、弱化部の下方のピルフアープルーフバン
ド7にも、開栓時の滑り止め用のナーリング4c
を形成されている。従つて開栓のさいに、手指で
キヤツプ11を握つて回転するさいに、ねじ部6
と一諸にピルフアープルーフバンド7もスムース
に回転する。そのためブリツジ部3bの破断トル
クは、主にねじ部6の上方への移行に伴なう軸線
方向の引張り強さ(ブリツジ部3bの)によつて
支配され、徐々にブリツジ部が破断するため、比
較的小さい安定したトルクで弱化部3が破断す
る。またブリツジ部3bの破面によつて手指を傷
つけるおそれもない。
第5図のピルフアープルーフキヤツプ21は、
ステルタイプと称する型式のものであつて、ピル
フアープルーフバンド27が、弱化部23の下方
に比較的長く延びている点が、第3図のピルフア
ープルーフキヤツプ11との主な相違点である。
なおこの実施例では、弱化部23の上方の周壁部
22には、1条のナーリング24bのみが形成さ
れている。弱化部23の直下の周壁部22(すな
わちピルフアープルーフバンド27の上方部)に
も、ナーリング24cが形成されている。打栓の
さいに、ナーリング24cの下側部27aに凹部
が形成されて、該凹部がびん口部の顎部と係合す
る。この場合も第3図のピルフアープルーフキヤ
ツプ11と同様の効果を奏することができる。
ステルタイプと称する型式のものであつて、ピル
フアープルーフバンド27が、弱化部23の下方
に比較的長く延びている点が、第3図のピルフア
ープルーフキヤツプ11との主な相違点である。
なおこの実施例では、弱化部23の上方の周壁部
22には、1条のナーリング24bのみが形成さ
れている。弱化部23の直下の周壁部22(すな
わちピルフアープルーフバンド27の上方部)に
も、ナーリング24cが形成されている。打栓の
さいに、ナーリング24cの下側部27aに凹部
が形成されて、該凹部がびん口部の顎部と係合す
る。この場合も第3図のピルフアープルーフキヤ
ツプ11と同様の効果を奏することができる。
本考案のピルフアープルーフキヤツプは、弱化
部の上方と下方の周壁部に滑り止め用のナーリン
グが形成されているので、開栓時に周壁部全体が
スムースに回転し、そのため破断トルクが比較的
小さく、安定しており、また手指に傷がつくおそ
れがないという効果を奏することができる。
部の上方と下方の周壁部に滑り止め用のナーリン
グが形成されているので、開栓時に周壁部全体が
スムースに回転し、そのため破断トルクが比較的
小さく、安定しており、また手指に傷がつくおそ
れがないという効果を奏することができる。
第1図は従来のピルフアープルーフキヤツプの
例の一部切断正面図、第2図は第1図のピルフア
ープルーフキヤツプを打栓した状態を示す一部切
断正面図、第3図は本考案の第1の実施例である
ピルフアープルーフキヤツプの一部切断正面図、
第4図は第3図のピルフアープルーフキヤツプを
打栓した状態を示す一部切断正面図、第5図は本
考案の第2の実施例であるピルフアープルーフキ
ヤツプの一部切断正面図である。 11,21……ピルフアープルーフキヤツプ、
2,22……周壁部、3,23……弱化部、4
a,4b,4c…ナーリング、24b,24c…
…ナーリング。
例の一部切断正面図、第2図は第1図のピルフア
ープルーフキヤツプを打栓した状態を示す一部切
断正面図、第3図は本考案の第1の実施例である
ピルフアープルーフキヤツプの一部切断正面図、
第4図は第3図のピルフアープルーフキヤツプを
打栓した状態を示す一部切断正面図、第5図は本
考案の第2の実施例であるピルフアープルーフキ
ヤツプの一部切断正面図である。 11,21……ピルフアープルーフキヤツプ、
2,22……周壁部、3,23……弱化部、4
a,4b,4c…ナーリング、24b,24c…
…ナーリング。
Claims (1)
- 周壁部にブリツジ部を有する環状の弱化部が形
成され、該弱化部の下方に容器口部の顎部と回動
可能に係合すべきピルフアープルーフバンドが設
けられた金属性ピルフアープルーフキヤツプにお
いて、開栓のさい該ピルフアープルーフバンド
が、該弱化部の上方の周壁部部分と共に回動する
ように、該ピルフアープルーフバンドおよび該弱
化部の上方の該周壁部部分に、滑り止め用ナーリ
ングが形成されていることを特徴とする金属性ピ
ルフアープルーフキヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763682U JPS58161860U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | ピルフア−プル−フキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5763682U JPS58161860U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | ピルフア−プル−フキヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161860U JPS58161860U (ja) | 1983-10-28 |
JPS6143713Y2 true JPS6143713Y2 (ja) | 1986-12-10 |
Family
ID=30068074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5763682U Granted JPS58161860U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | ピルフア−プル−フキヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161860U (ja) |
-
1982
- 1982-04-22 JP JP5763682U patent/JPS58161860U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58161860U (ja) | 1983-10-28 |
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