JP2006131272A - ピルファープルーフキャップ - Google Patents

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Kazuyoshi Shibata
和義 柴田
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Abstract

【課題】比較的小径のPPキャップであっても容易に開栓することができるPPキャップを提供する。
【解決手段】円盤状の天面部12と天面部12の外周から垂下する円筒状の側胴部14とからなり、側胴部14の下部には円環帯状のスカート部16が設けられ、スカート部16は複数のブリッジ部20,22を介して側胴部14の上部とつながっているアルミ製のピルファープルーフキャップ11において、天面部12の外周部に径方向外側に突出する鍔部32を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピルファープルーフキャップ(以下、適宜に「PPキャップ」という。)に関する。
従来、アルミ製PPキャップは、市場にて主にガラス瓶用のキャップとして広く使用されている。図3に示すように、一般的なPPキャップ10は、円盤状の天面部12とこの天面部12の外周から垂下する円筒状の側胴部14とからなり、前記側胴部14の下端部には円環帯状のスカート部16が設けられ、前記スカート部16は幅広ブリッジ部20を含む複数のブリッジ部22を介して前記側胴部14の上部とつながっているとともに、スカート部16には幅広ブリッジ部20の周方向端部からスカート部16の下端縁部まで延びる弱化線24が形成されている。また、PPキャップ10の天面部12の内側には、シール用の円盤状プラスチック製パッキン部材26が設けられている。さらに、側胴部14の上部には、すべり止め用のローレット30が全周にわたって形成されている。
このようなPPキャップ10は、ガラス瓶に内容物が充填されてからその口部に被せられ、所定圧力で押えられた状態で瓶口の周囲のねじ山に沿って側胴部14が押圧変形させられるとともに、スカート部16の下縁部が内側に曲げられて瓶口の周囲の段部に係合する。この係合によりPPキャップ10は上方への移動が規制された状態で装着され、ガラス瓶はPPキャップ10によって密封状態に栓がなされる。
このように装着されたPPキャップ10を開栓するとき、PPキャップ10を矢印A方向に回転させる。すると、PPキャップ10は瓶口のねじ山に沿って移動することにより上方に移動しようとするが、スカート部16の下縁部が瓶口周囲の段部に係合しているためにその上方移動が阻止される。これにより、側胴部14に引張力が作用し、幅広ブリッジ部20以外のブリッジ部22が破断するとともに、スカート部16もまた弱化線24によって破断する。スカート部16は、弱化線24で破断したことによって、図4に示すように、一端部が幅広ブリッジ部20で側胴部14につながり、かつ、他端部16aが開放した帯状断片になる。その結果、スカート部16の瓶口周囲の段部への係合が解除されるので、引き続き矢印A方向に回転させることによりPPキャップ10を瓶から上方に取り外すことができる。
一方、上述したPPキャップ10とは異なり、開栓したときにキャップ上部とスカート部とが完全に分離して、リング状のスカート部が瓶口周囲に残ったままになるPPキャップも知られている。このタイプのPPキャップでは、幅広ブリッジ部が存在せず、すべてのブリッジ部が破断するように同一幅に形成されているとともに、スカート部を破断させる必要もないのでスカート部に弱化線も形成されていない。このようなPPキャップは、近年においてアルミ製ボトル缶に用いられており、リング状スカート部が瓶口周囲に巻いた状態で残ったとしてもボトル本体もアルミ製であるために分離廃棄の問題は生じない。
登録実用新案第3021073号公報
しかしながら、上述したような従来のPPキャップにおいて、キャップ径が小さくなるほど、手でキャップを握りにくくなるとともに開栓するときに手に感じる開栓に必要な力が大きくなる傾向にある。この傾向は、容器を冷やしたこと等によりキャップが水で濡れた状態にあるときに特に顕著になり、手が滑って非常に開栓しづらくなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、比較的小径のPPキャップであっても開栓しやすくすることができるようにしたPPキャップを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、円盤状の天面部と該天面部の外周から垂下する円筒状の側胴部とからなり、前記側胴部の下部には円環帯状のスカート部が設けられ、前記スカート部は複数のブリッジ部を介して前記側胴部の上部とつながっている金属製のピルファープルーフキャップにおいて、
前記天面部の外周部に径方向外側に突出する鍔部を設けたことを特徴とするものである。
本発明のピルファープルーフキャップにおいて、前記鍔部は、一端部が閉じた円筒状キャップの閉鎖端部側を押し潰すことにより形成されてもよい。
また、本発明のピルファープルーフキャップにおいて、前記鍔部を含めた前記天面部が円形の平面形状をなしてもよいし、または、多角形の平面形状をなしてもよい。
さらに、本発明のピルファープルーフキャップにおいて、前記鍔部の外周部にローレットが形成されていることが好ましい。
本発明のピルファープルーフキャップによれば、側胴部の直径が例えば28mm以下である比較的小径のPPキャップであっても、天面部が鍔部によって拡径されていることにより、手で握りやすくなるとともに、同じ力加減で握って捻っても鍔部が無い場合に比べてより大きなトルクをキャップに与えられることで、容易に開栓できたと感じられるようになる。その結果、例えばドリンク剤のガラス瓶やウィスキーのミニチュアボトルなどの直径28mm以下の比較的小径のPPキャップついて、例え濡れて滑りやすくなっているような状況においても、開栓しやすくすることができる。
また、鍔部を設けたことによってPPキャップにより大きな開栓時トルクをかけられるようになったことで、鍔部が無ければ固くてとても開栓できないような大きな開栓トルクが必要な状態にPPキャップをガラス瓶等の容器に装着しておくことが可能になる。これにより、輸送中や取扱中にキャップが回ってしまって内容物が漏れたり腐敗したりするのをより確実に防止できる。
さらに、本発明のピルファープルーフキャップでは、鍔部を含めて天面部の面積が大きくなっているので、印刷面が多くなり、商品価値をより高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるアルミ製PPキャップ11の半断面図である。このPPキャップ11は、円盤状の天面部12とこの天面部12の外周から垂下する円筒状の側胴部14とからなり、前記側胴部14の下端部には円環帯状のスカート部16が設けられ、前記スカート部16は幅広ブリッジ部20を含む複数のブリッジ部22を介して前記側胴部14の上部とつながっているとともに、スカート部16には幅広ブリッジ部20の周方向端部からスカート部16の下端縁部まで延びる弱化線24が形成されている。また、PPキャップ11の天面部12の内側には、シール用の円盤状プラスチック製パッキン部材26が設けられている。
なお、パッキン部材26は、例えば厚さ2mmの発泡シートをキャップ内に嵌め込んだものでもよいが、溶融したポリエチレンをキャップ内に流し入れて型押し成形することで形成されてもよい。
本実施形態のPPキャップ11が従来のPPキャップ10と異なるところは、天面部12の外周部に径方向外側に突出する鍔部32が設けられている点である。鍔部32の側胴部14からの突出幅とキャップ回転軸方向の厚みはそれぞれ1ないし2mm程度が適当であるが、それ以上であってもよい。また、PPキャップ11を上から見たときの鍔部32を含む天面部12の平面形状は、円形であってもよいが、図2に示すような例えば角部を丸めた正八角形等の多角形状にすれば、鍔部32を手で握って回転させようとするときに滑りにくくする効果がある。さらに、手の滑り防止効果を増すために、鍔部32の外周部にローレット30が全周にわたって形成されているのが好ましい。
前記鍔部32は、例えばアルミ板から1回の絞り加工で一端部が閉じた円筒状のキャップを形成し、そのキャップの閉じた端部側を少し押し潰して変形させることで鍔部32を簡単に形成することができる。また、上述したような多角形の平面形状の鍔部32を形成するときは、円筒状キャップの閉じた端部側を押し潰すときにキャップの外側に多角形の型を配置すればよい。
前記構成からなるPPキャップ11は、ガラス瓶に内容物が充填されてからその口部に被せられ、所定圧力で押えられた状態で瓶口の周囲のねじ山に沿って側胴部14が押圧変形させられるとともに、スカート部16の下縁部が内側に曲げられて瓶口の周囲の段部に係合する。この係合によりPPキャップ11は上方への移動が規制された状態で装着され、ガラス瓶はPPキャップ11によって密封状態に栓がなされる。
このように装着されたPPキャップ11を開栓するとき、手で鍔部32の部分を握ってPPキャップ11を矢印A方向に回転させる。すると、PPキャップ11は瓶口のねじ山に沿って移動することにより上方に移動しようとするが、スカート部16の下縁部が瓶口周囲の段部に係合しているためにその上方移動が阻止される。これにより、側胴部14に引張力が作用し、幅広ブリッジ部20以外のブリッジ部22が破断するとともに、スカート部16もまた弱化線24によって破断する。スカート部16は、弱化線24で破断したことによって、一端部が幅広ブリッジ部20で側胴部14につながり、かつ、他端部16aが開放した帯状断片になる。その結果、スカート部16の瓶口周囲の段部への係合が解除されるので、引き続き矢印A方向に回転させることによりPPキャップ11を瓶から上方に取り外すことができる。
以上に説明したように、本実施形態のPPキャップ11によれば、側胴部14の直径が例えば28mm以下である比較的小径のPPキャップ11であっても、天面部12が鍔部32によって拡径されていることにより、手で握りやすくなるとともに、同じ力加減で握って捻っても鍔部が無い場合に比べてより大きなトルクをキャップに与えられることで、容易に開栓できたと感じられるようになる。その結果、例えばドリンク剤のガラス瓶やウィスキーのミニチュアボトルなどの直径28mm以下の比較的小径のPPキャップ11ついて、例え濡れて滑りやすくなっているような状況においても、開栓しやすくすることができる。
また、本実施形態のPPキャップ11では、鍔部32を設けたことによってPPキャップ11により大きな開栓トルクをかけられるようになったことで、鍔部32が無ければ固くてとても開栓できないような大きな開栓トルクが必要な状態にPPキャップ11をガラス瓶等の容器に装着しておくことが可能になる。これにより、輸送中や取扱中にキャップが回ってしまって内容物が漏れたり腐敗したりするのをより確実に防止できる。
さらに、本実施形態のPPキャップ11では、鍔部32を含めて天面部12の面積が大きくなっているので、印刷面が多くなり、商品価値をより高めることができる。
なお、本実施形態では、PPキャップ11をアルミ製としたが、他の金属製のものであってもよい。
本実施形態のPPキャップの半断面図。 鍔部を含めた天面部の平面形状の一例を示す図。 従来のPPキャップの半断面図。 開栓された従来のPPキャップの側面図。
符号の説明
10,11…PPキャップ、12…天面部、14…側胴部、16…スカート部、20…幅広ブリッジ部、22…ブリッジ部、24…弱化線、26…パッキン部材、30…ローレット、32…鍔部。

Claims (5)

  1. 円盤状の天面部と該天面部の外周から垂下する円筒状の側胴部とからなり、前記側胴部の下部には円環帯状のスカート部が設けられ、前記スカート部は複数のブリッジ部を介して前記側胴部の上部とつながっている金属製のピルファープルーフキャップにおいて、
    前記天面部の外周部に径方向外側に突出する鍔部を設けたことを特徴とするピルファープルーフキャップ。
  2. 前記鍔部は、一端部が閉じた円筒状キャップの閉鎖端部側を押し潰すことにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のピルファープルーフキャップ。
  3. 前記鍔部を含めた前記天面部が円形の平面形状をなすことを特徴とする請求項1に記載のピルファープルーフキャップ。
  4. 前記鍔部を含めた前記天面部が多角形の平面形状をなすことを特徴とする請求項1に記載のピルファープルーフキャップ。
  5. 前記鍔部の外周部にローレットが形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のピルファープルーフキャップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104210742A (zh) * 2014-08-28 2014-12-17 航天精工股份有限公司 一种用于玻璃容量瓶口密封的盖子
JP2015081115A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 ユニバーサル製缶株式会社 キャップ

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