JP2005112357A - タンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造 - Google Patents
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Abstract
かつ、開栓後はタンパーエビデントバンドが主部と裾部に間隔を有して分離されるため、
開栓状態が目視によって簡単に確認され、さらに、開栓後のリキャップに際して、指挟み
を生じることのないタンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造を提供する。
【解決手段】 キャップ本体が弱化ラインを介して主部と裾部に分離可能に構成されたタ
ンパーエビデント機能を備えたボトルとキャップの組み合わせにおいて、
ボトルノズルのカブラ下段差が、上記係止フラップ先端の厚さの0.8ないし1.2倍
に形成され、かつ、上記係止フラップの傾斜角度αが7ないし18°である、
ことを特徴とするタンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造。
【選択図】 図1
Description
収容するボトルのノズルにタンパーエビデントバンドを備えたキャップを螺着したプラス
チックボトルのノズルの構造に関するものであって、より詳しくは、キャップの開栓時に
、タンパーエビデントバンドが確実に破断・分離され、あるいは、開栓後はタンパーエビ
デントバンドが主部と裾部に間隔を有して分離されるため、開栓状態が目視によって簡単
に確認され、さらに、開栓後のリキャップに際して、指挟みを生じることのないタンパー
エビデント機能を強化したボトルのノズル構造に関する。
による開栓事実を購入者に知らせることを目的とするタンパーエビデント特性を有するキ
ャップが多く用いられている。
以下に示す各特許文献には、は、いずれも不正開栓を防止するためのタンパーエビデン
トあるいはピルファープルーフと呼ばれるボトルとキャップの組み合わせに関する技術が
開示されている。
の構成は、図8に示すように、切断可能な弱化ラインeを介してタンパーエビデント主部
dとタンパーエビデント裾部cを備えたキャップ本体Aと、環状あご部(カブラ)aを備
えたボトルのノズルBとの組み合わせからなるものであり、タンパーエビデント裾部cの
下方から内側に向けて突出する係止片bが、カブラaの下方段部に当接した状態で開栓に
よる負荷がかかると、キャップ本体はその負荷に耐え切れずに、弱化ラインeが破断し、
主部dと裾部cに分離され、開栓の事実が判明するようになっている。
特許文献1の技術は、この際、係止片bが弾性変形等に起因してカブラaとの係合が不
十分となり、所謂、すっぽ抜け現象が起こることを防止するために、係止片bの下面にロ
ック突条gを形成すると共に、タンパーエビデント裾部の内周面に、係止片よりも下方に
、半径方向内方に向かって上方に係止片bの傾斜角度よりも大きい傾斜角度をなして突出
するロック片fが形成され、ロック片fの先端が上記係止片bのロック突条gに係合され
るようになっている。
れており、この発明は、係止片bの形状が周方向外方に屈曲するように構成されているこ
とが特徴である。特許文献2においては、裾部cのバンドと係止片bの角度を小さくしな
いと、開栓時の縦方向の引張り力が弱化ラインeには作用せずに折曲り部hにかかってし
まい、特許文献1においても認識しているような、所謂、すっぽ抜け現象が起こるが、単
に、裾部cのバンドと係止片bの角度を小さくしたのでは、係止片bが段部(カブラ)a
から外れてしまい、この場合も、すっぽ抜け現象が起こるという問題点を解決するために
提案されたものである。
)aの周上の少なくとも1箇所にストッパー部jを備えたカット部iが形成されているこ
とが特徴である。この例では、ボトルキャップAが、ブリッジ(弱化ライン)eを介して
タンパーエビデント主部dとタンパーエビデント裾部に形成されており、裾部の下方から
内方に突出する係止部bの先端が、上記カット部iのストッパー部iに係止して空回りを
せずに、開栓に伴う負荷でブリッジの破断がなされるようになっている。
た状態では、ブリッジ片が引き起こされて対角方向を上下にした起立状態となると共に、
リング状のバンドが自重により容器口部のカブラから下方に隔離することによって、開封
明示性を高めたキャップが記載されている。
がカブラと係止部の係合だけでは不十分であることに着眼し、その解決のために、係止部
の補強を行なったり、カブラに係合を確実にするためのストッパー部を形成するための細
工を施して、カブラと係止部の係合によるタンパーエビデント機能の達成をもくろんでい
る。また、これ以外にも、タンパーエビデント機能を備えたボトルにおいては、開栓時に
破断・分離したタンパーエビデント裾部が上下自在に移動するため、あるいは分離した裾
部がノズルのカブラ下の上方に止まったりするために、タンパーエビデント主部と裾部の
間隔が狭くなって、開封したかどうかが不明確となる場合があり、また、リキャップ時に
、主部と裾部の間に指挟みをする事態が屡々見られ、その改善が求められている。
ッジ構造のキャップとする必要があり、また開栓時にキャップを回してブリッジが切れる
までに必要な角度が大きくなり、ブリッジが切れる前に容器口部の密封が破れてしまい、
タンパーエビデント特性が損なわれる虞がある。
ャップ構造の変更などを行なうことなく、高い精度でタンパーエビデント特性の強化を図
り、かつキャッピング時の作業性を安全確実のものとし、開栓後のリキャップに際しても
、従来技術の問題点であった開封明示性を確実にしてタンパーエビデント特性を強化し、
さらに指挟みの事態をも回避し得るボトルのノズル構造を提供せんとするものである。
を特徴とする。
すなわち、本発明によれば、開口部に筒状のノズルを有し、該ノズル外周面に雄螺条が
形成され、該螺条の下方にカブラが周設されたたボトルと、天面壁から垂下する円筒状の
スカート壁を有し、該スカート壁の主部内周面には、上記ノズルの外周面に形成された雄
螺条に螺合する雌螺条が形成されてなるキャップからなる組み合わせであって、該スカー
ト壁は、下方の周方向へ形成された弱化ラインよりも上方のタンパーエビデント主部と、
該弱化ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とからなり、該タンパーエビデント裾
部の内周面には内方に向かって突出する係止フラップの先端と上記カブラ下面との当接力
によって上記弱化ラインが分離するように構成されたタンパーエビデント機能を備えたボ
トルとキャップの組み合わせにおいて、
上記カブラ下段差が、上記係止フラップ先端の厚さの0.8ないし1.2倍に形成され
、かつ、上記係止フラップの傾斜角度αが7ないし18°である、
ことを特徴とするタンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造が提供される。
ボトルのノズル構造が提供される。
され、該螺条の下方にカブラが周設されたたボトルと、天面壁から垂下する円筒状のスカ
ート壁を有し、該スカート壁の主部内周面には、上記ノズルの外周面に形成された雄螺条
に螺合する雌螺条が形成されてなるキャップからなる組み合わせであって、該スカート壁
は、下方の周方向へ形成された弱化ラインよりも上方のタンパーエビデント主部と、該弱
化ラインよりも下方のタンパーエビデント裾部とからなり、該タンパーエビデント裾部の
内周面には内方に向かって突出する係止フラップの先端と上記カブラ下面との当接力によ
って上記弱化ラインが分離するように構成されたタンパーエビデント機能を備えたボトル
とキャップの組み合わせにおいて、
カブラ下面のボトル周壁が、分離後の係止フラップ先端部が入り込む凹部を介してその
上下を同一外径の周壁とされてなる、
ことを特徴とするタンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造が提供される。
いし12°である上記ボトルのノズル構造が提供される。
状態で保持されるネックリングが突設されており、該ネックリングは、分離後のタンパー
エビデント主部下端と、タンパーエビデント裾部の上端の間隔が1.3mm以上になるよ
うに形成されてなる上記ボトルのノズル構造が提供される。
おいても認識している、タンパーエビデント機能を備えたキャップにおけるカブラと係止
フラップの係止が不十分であることに起因する、タンパーエビデント主部と裾部の破断・
分離がなされないままに、ボトル口部からキャップが離脱する現象、所謂、すっぽぬけ現
象が未然に防止され、かつ、タンパーエビデント主部と裾部の分離後に係止フラップがノ
ズル周壁の凹部において係止されることにより、タンパーエビデント裾部が上昇すること
がないため、タンパーエビデントの主部の下端と裾部の上端の間に隙間が構成され、開封
の履歴を明示すると共に、リキャップ時の指挟み現象が防止される。
図1は本発明のキャップ本体10と容器口部のノズル20の係合状態を示す断面図(a
)と、キャップのタンパーエビデント主部11と裾部12の間の弱化ライン13が破断し
た状態を示す断面図(b)からなり、図2はノズル20の主要部の構成を示す部分断面図
、図3はノズル20のカブラ21とキャップ10の係止フラップ15の係合状態を示す部
分断面図である。
図において、キャップ本体10は、円形の天面壁14から垂下する円筒状のスカート壁
18を有し、該スカート壁18は弱化ライン13を挟んで主部11と裾部12から構成さ
れている。スカート壁18の主部11内周面には、容器口部のノズルの外周面に形成され
た雄螺条22に螺合する雌螺条16が形成されており、裾部12の下端部近傍には基端部
17から軸方向に突出する係止フラップ15が内周面全般にわたって設けられている。
キャップの内周面に形成される雌螺条16に係合する雄螺条22が形成され、該雄螺条2
2の下方に該雄螺条よりも大きい径を有する環状のカブラ21が周設されている。このカ
ブラ21は、通常、上面が外方になだらかに下る傾斜状に形成され、カブラ下の段部は、
ほぼ平らかあるいは若干内方に下る傾斜状に形成されている。
これらのキャップ本体ならびにノズルは、通常、ポリプロピレンやポリエチレンなどの
ポリオレフィン樹脂、またはポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂で成形
される。
する係止フラップ15の先端が当接されるように構成されている。
弱化ライン13は、周方向に間隔を持って形成された破断可能なブリッジ(図示せず)
によってスカート壁18の主部11と裾部12を連接しているタンパーエビデント特性を
有するキャップにおいては自明の構成であって、この弱化ラインは、開栓時の負荷(キャ
ップの開方向への回転に伴う上方向への力)によって裾部12の係止フラップ15がカブ
ラ21の下段差部に当接し、裾部12の上昇を妨げることにより、その負荷がブリッジを
破断せしめ、スカート部18の主部11と裾部12を分離させるための機能を有する。
さ(キャップ径方向の幅)に対して、0.8ないし1.2倍、好ましくは1.0ないし1
.2倍に形成されていることが重要である。カブラ下段差とは、図2において、t1で示
す部分の幅であり、このカブラ下段差と係止フラップの厚さの関係は、係止フラップとノ
ズル外周壁との間隔が広いことに起因して、開栓時の負荷により係止フラップが下方に折
れ曲がり、前述した従来技術の問題点である係止フラップとカブラの係合状態が外れる、
所謂、すっぽ抜け現象を防止する上で重要である。カブラ下段差のノズル径方向の幅は、
上記各特許文献に開示された構成からも分かるように、通常、係止フラップ15の先端の
厚さ方向の幅の少なくとも約1.5倍以上に形成されており、その分、係止フラップ先端
部の自由度が大きくなるため、上向きに構成されている係止フラップが開栓時に反転して
しまい、すっぽ抜け現象を引き起こす原因となる。カブラ下段部のノズル径方向の幅(段
差)を係止フラップ15の先端の厚さに対して、0.8ないし1.2倍に形成するために
は、この部分のノズル外径を、カブラより上の外壁24の外径(雄螺条の谷の径)よりも
大きな外径で形成するようにするのが好ましい。
して0.8ないし1.2倍に形成することによって、係止フラップ15は、より傾斜角が
小さくされるため、開栓時の弱化ライン13の破断が早まると共に、より確実になる。本
発明者らの実験によれば、係止フラップの傾斜角度α(ノズルの軸を含む断面においてノ
ズルの軸方向と係止フラップとの成す角度、図3参照)は、7°ないし18°、とくに1
4°ないし17°の範囲が好ましいことが分かった。この係止フラップの傾斜角度は、従
来のタンパーエビデントキャップの係止フラップの角度が19°ないし45°に形成され
ていることを勘案すれば、かなり狭い角度であることが理解されよう。
先端角度が若干傾斜状態で当接するが、カブラ下段差は必ずしも平らである必要はなく、
カブラ下段差と係止フラップ15先端の当接時の角度(図3におけるθ:カブラ先端下部
角度という)は、0ないし12°に構成されていれば、本発明が目的とするタンパーエビ
デント特性を十分に発揮することができる。
先端の厚さに対して1.2倍を超えると、係止フラップ15の自由度が大きくなり、加え
て係止フラップ15の弾性が災いして、開栓負荷がかかった際にカブラ下段差部に当接し
ている係止フラップが反転してしまい、所謂、すっぽ抜け現象が起こり、タンパーエビデ
ント機能を果たし得なくなるという知見が得られた。一方、カブラ下段差が0.8倍より
小さ過ぎてもフラップの係止が不十分となり、すっぽ抜け現象が起きやすくなる。本発明
の請求項1においては、カブラ下の段差を、係止フラップの先端の厚さとの関係で規定し
たが、通常のボトルのノズルの場合、実寸で言えば、その幅は0.6mmないし1.0m
mであることが好ましい。ちなみに、従来のタンパーエビデントキャップのカブラ下段差
は、1.1mmないし1.5mm程度である。また、キャップの係止フラップは、通常、
先端の厚さが0.7mmないし1.0mm程度、フラップの長さは2ないし4mm程度で
ある。
は別に、カブラ21下面のボトル周壁24a,24bが、分離後の係止フラップ15先端
部が入り込む凹部23を介してその上下を同一厚みの外径とされていることも別の重要な
要件である。
は係止フラップ15ともども下降してネックリング25部においてストップする。この際
、ノズル外周壁面24に凹部23が形成されていることにより、常にノズル内方に付勢さ
れている係止フラップ15先端が凹部23に入り込み、その後の係止フラップ15の移動
を規制する。凹部23の形状は、分離後の係止フラップ15の先端が入り込み、移動を規
制出来るものであれば特に限定されるものではなく、図1ないし4に示したようになだら
かな斜面を有しているものでも、切り込んだ状態の凹部でもよく、深さも0.2mm程度
のものであれば良い。
間にグリッパー30を差し入れてボトルを把持する場合があるが、上記ノズル周壁を凹部
23を介してその上下24a,24bを同一厚みに形成しておくことにより、グリッパー
30の把持面先端がノズル外周壁に当接してノズル外周の凹部23をまたいで外周壁24
a,24bに同時に当たるため、ぐらつきがなく、安定してボトルをグリップすることが
できる。図4には、その状態を側面図で示し、図5には上面図で示した。この際、カブラ
下の外周24aだけ、つまり、凹部23の上方だけを厚肉に形成した場合には、グリッッ
パー30先端のノズル外周壁との接点が24aの部分だけになり、安定したグリップが行
なえなくなることは容易に理解されよう。
部の構成を従来例(a)と本発明(b)の場合を対比して示した。また、図7には、ノズ
ル外周壁面を同一厚みに形成した従来例(a)と、ノズル外周壁面に凹部を形成した本発
明の構成(b)を対比して示した。図7のHoはタンパーエビデント主部と裾部が分離し
た状態の間隔であり、Hは従来の形状において、主部と裾部の分離後に係止フラップが移
動可能な間隔を示している。
一目で開封されたことが分からない場合がある。また、リキャップ時に、タンパーエビデ
ント主部と裾部の間に指挟みの事態を招くことがある。これに対して、本発明においては
、分離した係止フラップ15の先端が凹部23に入り込みタンパーエビデント裾部12が
移動することはないため、分離後の間隔Hoはそのまま保持されることになり、開封の履
歴が明確となり、リキャップ時においても指挟みの事態を招くことがない。リキャップ時
に指挟みを起こさないための分離後の間隔Hoは、本発明者らの実験によれば、1.3m
m以上である。
め、ボトルの不正開封を目視によって容易に判別出来るため、ボトル内容物の品質保証を
確実にし、飲料物に対する消費者の信頼をかち得たい分野において、より有効に利用され
るものである。
11,d スカート部主部(タンパーエビデント主部)
12,c スカート部裾部(タンパーエビデント裾部)
13,e 弱化ライン
14 天面壁
15,b 係止フラップ
16 雌螺条
17 裾部基端
18 スカート部
20,B ノズル
21,a カブラ
22 雄螺条
23 凹部
24 ノズル外壁
24a カブラ下ノズル上方外壁
24b カブラ下ノズル下方外壁
25 ネックリング
30 グリッパー
f ロック突条
g ロック片
h 折曲り部
i カット部
j ストッパー部
Claims (5)
- 開口部に筒状のノズルを有し、該ノズル外周面に雄螺条が形成され、該螺条の下方にカ
ブラが周設されたたボトルと、天面壁から垂下する円筒状のスカート壁を有し、該スカー
ト壁の主部内周面には、上記ノズルの外周面に形成された雄螺条に螺合する雌螺条が形成
されてなるキャップからなる組み合わせであって、該スカート壁は、下方の周方向へ形成
された弱化ラインよりも上方のタンパーエビデント主部と、該弱化ラインよりも下方のタ
ンパーエビデント裾部とからなり、該タンパーエビデント裾部の内周面には内方に向かっ
て突出する係止フラップの先端と上記カブラ下面との当接力によって上記弱化ラインが分
離するように構成されたタンパーエビデント機能を備えたボトルとキャップの組み合わせ
において、
上記カブラ下段差が、上記係止フラップ先端の厚さの0.8ないし1.2倍に形成され
、かつ、上記係止フラップの傾斜角度αが7ないし18°である、
ことを特徴とするタンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造。 - カブラ下段差t1が、0.6mmないし1.0mmである請求項1記載のボトルのノズ
ル構造。 - 開口部に筒状のノズルを有し、該ノズル外周面に雄螺条が形成され、該螺条の下方にカ
ブラが周設されたたボトルと、天面壁から垂下する円筒状のスカート壁を有し、該スカー
ト壁の主部内周面には、上記ノズルの外周面に形成された雄螺条に螺合する雌螺条が形成
されてなるキャップからなる組み合わせであって、該スカート壁は、下方の周方向へ形成
された弱化ラインよりも上方のタンパーエビデント主部と、該弱化ラインよりも下方のタ
ンパーエビデント裾部とからなり、該タンパーエビデント裾部の内周面には内方に向かっ
て突出する係止フラップの先端と上記カブラ下面との当接力によって上記弱化ラインが分
離するように構成されたタンパーエビデント機能を備えたボトルとキャップの組み合わせ
において、
カブラ下面のボトル周壁が、分離後の係止フラップ先端部が入り込む凹部を介してその
上下を同一外径の周壁とされてなる、
ことを特徴とするタンパーエビデント機能を強化したボトルのノズル構造。 - 係止フラップの先端面とカブラ下面との当接状態の角度が0ないし12°である請求項
1ないし3のいずれか1項記載のボトルのノズル構造。 - カブラ下方には、分離後のタンパーエビデント裾部が落下した状態で保持されるネック
リングが突設されており、該ネックリングは、分離後のタンパーエビデント主部下端と、
タンパーエビデント裾部の上端の間隔が1.3mm以上になるように形成されてなる請求
項1ないし4のいずれか1項記載のボトルのノズル構造。
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