JP7417870B2 - プラスチックボトルおよびプリフォーム - Google Patents

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本発明は、プラスチックボトル、およびこのようなプラスチックボトルを作製する際に用いられるプリフォームに関する。
従来より外ねじと、外ねじの下方に位置するカブラと、カブラの下方に位置するサポートリングとを有する口栓部と、口栓部下方に設けられたボトル本体とを備えたプラスチックボトルが知られている。
このようなプラスチックボトルは、水平に配置されたグリッパにより挟持されて搬送される。この場合、グリッパは口栓部のうち凹状環状面とサポートリングとを保持している。
ところで現在プラスチックボトルについて軽量化の要請があり、例えばプラスチックボトルの口栓部のうち、カブラとサポートリングとの間に形成された環状凹部の肉厚を薄くすることが考えられている(例えば特許文献1参照)。
他方、プラスチックボトルを挟持するグリッパは、プラスチックボトルの成形ラインおよび充填ラインに予め設置されており、プラスチックボトルの形状の変化に合わせてグリッパの形状を変更することは難しい。また、従来、プラスチックボトルの口栓部に装着するキャップは、所定の形状に定められており、キャップの形状をプラスチックボトルの口栓部の形状に合わせて変更することも困難である。このため、プラスチックボトルの口栓部を軽量化する場合には様々な制約を受けてしまう。
特開2010-95269号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、既設のキャップの形状を変更することなく、口栓部の一部を薄くして全体の軽量化を図ることが可能な、プラスチックボトルおよびプリフォームを提供することを目的とする。
本発明は、プラスチックボトルにおいて、上方端と下方端とを有する外ねじと、前記外ねじの下方に位置するカブラと、前記カブラの下方に位置するサポートリングと、前記カブラと前記サポートリングとの間の外面に形成された凹状環状面とを有する口栓部と、前記口栓部下方に設けられたボトル本体とを備え、前記外ねじの外径であるねじ山径をdとし、前記外ねじの内径であるねじ谷径をdとしたとき、1.125≦d/d≦1.165という関係が成立することを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、前記カブラの直径であるカブラ径dは、25mm~32mmであり、前記凹状環状面の直径dは、24mm~27mmであることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、前記口栓部は、天面と、前記天面から延びる内周面とを有し、前記天面と前記内周面との接合部の稜線に面取り部を形成したことを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、前記凹状環状面に、半径方向内方へ凹む環状溝が形成されていることを特徴とするプラスチックボトルである。
本発明は、プリフォームにおいて、上方端と下方端とを有する外ねじと、前記外ねじの下方に位置するカブラと、前記カブラの下方に位置するサポートリングと、前記カブラと前記サポートリングとの間の外面に形成された凹状環状面とを有する口栓部と、前記口栓部下方に設けられたプリフォーム本体とを備え、前記外ねじの外径であるねじ山径をdとし、前記外ねじの内径であるねじ谷径をdとしたとき、1.125≦d/d≦1.165という関係が成立することを特徴とするプリフォームである。
本発明は、前記カブラの直径であるカブラ径dは、25mm~32mmであり、前記凹状環状面の直径dは、24mm~27mmであることを特徴とするプリフォームである。
本発明は、前記口栓部は、天面と、前記天面から延びる内周面とを有し、前記天面と前記内周面との接合部の稜線に面取り部を形成したことを特徴とするプリフォームである。
本発明は、前記凹状環状面に、半径方向内方へ凹む環状溝が形成されていることを特徴とするプリフォームである。
本発明によれば、外ねじの外径であるねじ山径をdとし、外ねじの内径であるねじ谷径をdとしたとき、1.125≦d/d≦1.165という関係が成立する。このように、ねじ山径dの大きさに対するねじ谷径dの大きさを小さくしたことにより、既設のキャップの形状を変更することなく、口栓部の一部(外ねじ)の容積を小さくすることができ、プラスチックボトルおよびプリフォーム全体の軽量化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す側面図。 図2は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す平面図(図1のII方向矢視図)。 図3は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルの口栓部を示す拡大側面図。 図4は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルのサポートリングを示す拡大側面図。 図5は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルの口栓部の上端部を示す拡大断面図。 図6は、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルの口栓部にねじ込み式のキャップを螺合した状態を示す部分断面図。 図7は、本発明の一実施の形態によるプリフォームを示す側面図。 図8は、プラスチックボトルの変形例を示す側面図。 図9は、プリフォームの変形例を示す側面図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
まず図1乃至図6により、本実施の形態によるプラスチックボトル10について説明する。なお、本明細書中、「上」および「下」とは、それぞれプラスチックボトル10を正立させた状態(図1)における上方および下方のことをいう。
図1および図2に示すように、プラスチックボトル10は、口栓部15と、口栓部15下方に設けられたボトル本体11とを備えている。このうち口栓部15は、外ねじ13と、外ねじ13の下方に位置するカブラ16と、カブラ16の下方に位置するサポートリング17とを有している。カブラ16とサポートリング17との間の外面には、半径方向内方に凹む凹状環状面18が形成されている。
口栓部15には、いたずら防止機能付キャップ60(図6参照)が装着され、このキャップ60は開封時に剥離される剥離リング70を有している。キャップ60を取外して開封する場合、キャップ60の剥離リング70が口栓部15のカブラ16に当接して剥離リング70がキャップ本体61から剥離し、キャップ本体61から剥離した剥離リング70は、凹状環状面18まで落下してサポートリング17上に保持される。なお、キャップ60の構成については、後述する。
また、口栓部15は、全体として略円筒状であり、一端に開口部19を有し、他端がボトル本体11に連設されている。口栓部15は、開口部19側の端面である天面15aと、この天面15aから口栓部15の径方向外側であってボトル本体11側に延びる外周面15bと、この天面15aから口栓部15の径方向内側であってボトル本体11側に延びる内周面15cとを有している。なお天面15aは、平坦面である。
口栓部15の外周面15bには、外ねじ13が設けられている。外ねじ13は、一条ねじが好ましいが二条、三条ねじでも良く、上方端13aと下方端13bとを有している。この外ねじ13には、プラスチックボトル10の軸線Aに対して平行にベントスロット14が形成されている。ベントスロット14は、プラスチックボトル10内に充填する内容液として炭酸飲料を用いたり、仮に内容液が腐敗して内圧が上昇した場合、開栓時に内部の圧力を逃がし、キャップ飛びを防止する役割を果たす。したがって、内容液として炭酸を含まないもの、例えば水等を用いる場合には、必ずしもベントスロット14を設けなくても良い。
外ねじ13は、上方端13aから下方端13bまでの所定の巻き角度θ(図2参照)を有している。この巻き角度θは、550°~800°とすることが好ましく、650°~750°とすることが更に好ましい。なお、巻き角度θは、平面方向から見て(図2参照)、外ねじ13が上方端13aから下方端13bまで配設された角度をいい、例えば巻き角度θが720°の場合、外ねじ13は口栓部15の周囲を2周することになる。この巻き角度θを550°以上とすることにより、内容液の圧力によってキャップ飛びが生じることを防止することができる。一方、巻き角度θを800°以下とすることにより、プラスチックボトル10の重量が増加することを防止することができる。
図3に示すように、外ねじ13の外径(ねじ山径d)は、例えば26mm~28mmとすることが好ましく、とりわけ27.43mm±0.13mmとした場合、一般に流通している既存のキャップを口栓部15の密閉に用いることができる。また外ねじ13の内径(ねじ谷径d)、すなわち外周面15bの直径は、例えば23mm~25mmとすることが好ましい。さらに口栓部15の内周面15cの直径(口内径d)は、例えば21mm~23mmとすることが好ましい。
この場合、ねじ山径dとねじ谷径dとの間で、1.125≦d/d≦1.165という関係が成立することが好ましい。上記値d/dを1.125以上とすることにより、既存のキャップ60の形状を変更することなく、すなわちねじ山径dの大きさを、一般に流通している既存のキャップを取り付け可能な大きさに維持しつつ、ねじ谷径dの大きさを小さくすることができるので、口栓部15の軽量化を図ることができる。一方、上記値d/dを1.165以下とすることにより、プリフォーム30(後述)を射出成形する際の射出成形性を良好にすることができる。また、上記値d/dを1.165以下とすることにより、口栓部15の強度が低下することを防止できるので、プラスチックボトル10をブロー成形する際、図示しない加熱装置によって口栓部15が加熱されたとき、熱によって口栓部15が変形する不具合を防止することができる。さらに、上記値d/dを1.165以下とすることにより、キャップ60と口栓部15の外ねじ13との間に隙間が生じることがなく、キャップ60の密閉性を保持することができる。
また、外ねじ13のねじ幅wは、0.5mm~1.0mmとすることが好ましい。ねじ幅wを0.5mm以上とすることにより、プリフォーム30(後述)を射出成形する際に、ショート(充填不良)と呼ばれる不具合が発生することを防止することができる。一方、ねじ幅wを1.0mm以下とすることにより、プラスチックボトル10の重量が増加することを防止することができる。
ところで、口栓部15は、上述したように、上方部のカブラ16と下方部のサポートリング17とを有している。
カブラ16は、キャップ60の装着時に剥離リング70が乗り越える傾斜面16aを有している。このカブラ16の直径であるカブラ径dは、25mm~32mmとすることが好ましい。カブラ径dを25mm以上とすることにより、プラスチックボトル10の成形ラインおよび充填ラインにおいてプラスチックボトル10を搬送する際、グリッパ(図示せず)からプラスチックボトル10が落下する不具合を防止することができる。一方、カブラ径dを32mm以下とすることにより、プラスチックボトル10の重量が増加することを防止することができる。
また、カブラ16の幅wは、1.2mm~2.0mmとすることが好ましい。カブラ16の幅wを1.2mm以上とすることにより、キャップ60の装着時に剥離リング70が部分的にカブラ16上に残りキャップ60が斜めに装着される不具合(斜め被り)を防止することができる。一方、カブラ16の幅wを2.0mm以下とすることにより、プラスチックボトル10の重量が増加することを防止することができる。
一方、凹状環状面18は、口栓部15の全周にわたって形成されており、この凹状環状面18の直径dは、プラスチックボトル10の軸線Aに沿って上下方向に均一となっている。
凹状環状面18の直径dは、24mm~27mmとすることが好ましい。凹状環状面18の直径dを24mm以上とすることにより、プラスチックボトル10の成形ラインおよび充填ラインにおいてプラスチックボトル10を搬送する際、グリッパ(図示せず)からプラスチックボトル10が落下する不具合を防止することができる。一方、凹状環状面18の直径dを27mm以下とすることにより、プラスチックボトル10の重量が増加することを防止することができる。なお、凹状環状面18の直径dとカブラ径dとの間で、d/d<1という関係が成り立つ。
さらに、図1および図3に示すように、サポートリング17のうち上面17a(すなわち凹状環状面18側の面)は、段差21を有して多段に形成されている。この場合、サポートリング17は1つの段差21を有して2段に形成されているが、これに限らず、2つ以上の段差21を有していても良い。一方、サポートリング17のうち下面17b(ボトル本体11側の面)は、水平な平坦面からなっている。
また、サポートリング17は、段差21の半径方向(図3の左右方向)外方に位置する外側領域22と、段差21の半径方向内方に位置する内側領域23とを含んでいる。このようにサポートリング17が段差21を有することにより、この段差21の分だけサポートリング17の体積を減らすことができる。このため、段差21が設けられていない場合と比較して、サポートリング17を軽量化することができる。
図4に示すように、サポートリング17の外側領域22の表面22aは傾斜面からなっている。この場合、外側領域22の表面22aとサポートリング17の下面17bとのなす角度をαとしたとき、10°<α<16°とすることが好ましい。角度αが10°を上回ることにより、プリフォーム30を射出成形する際に、サポートリング17の先端まで充分に樹脂を行き渡らせることができ、射出成形性を良好にすることができる。また、角度を設ける事によりつけ根の肉厚が確保でき、サポートリングの強度が向上する。一方、角度αが16°未満であることにより、凹状環状面18の高さが短くなることを防止し、プラスチックボトル10を搬送する際に搬送不良が発生することを防止することができる。
また、サポートリング17の内側領域23の表面23aは傾斜面からなっている。この場合、内側領域23の表面23aとサポートリング17の下面17bとのなす角度をβとしたとき、β>αとなることが好ましい。また、角度βは、20°<β<60°とすることが好ましい。角度βが20°を上回ることにより、射出成形性を良好にすることができる。また、角度を設ける事によりつけ根の肉厚が確保でき、サポートリングの強度が向上する。一方、角度βが60°未満であることにより、凹状環状面18の高さが短くなることを防止し、プラスチックボトル10を搬送する際に搬送不良が発生することを防止することができる。
さらに、図4に示すように、外側領域22の半径方向長さをLとし、内側領域23の半径方向長さをLとしたとき、1.5<L/L<4.0という関係が成り立つことが好ましい。L/Lの値が1.5を上回ることにより、プラスチックボトル10の重量が増加することを防止することができる。一方、L/Lの値が4.0未満であることにより、プリフォーム30を射出成形する際に、サポートリング17の先端まで充分に樹脂を行き渡らせることができ、射出成形性を良好にすることができる。
さらにまた、サポートリング17の外端(すなわち外側領域22の外端)における厚みtは、1.0mm~1.5mmとすることが好ましい。厚みtを1.0mm以上とすることにより、プリフォーム30を射出成形する際に、サポートリング17の先端まで充分に樹脂を行き渡らせることができ、射出成形性を良好にすることができる。また、厚みtを1.5mm以下とすることにより、凹状環状面18の高さが短くなることを防止し、プラスチックボトル10を搬送する際の搬送不良を防止することができる。
なお、図3において、口栓部15の天面15aとサポートリング17の下面17bとの距離hは、例えば20mm~22mmであり、口栓部15の天面15aとサポートリング17の段差21上端との距離hは、例えば18mm~20mmであり、口栓部15の天面15aとカブラ16の下面との距離hは、例えば13mm~15mmである。
図5は、口栓部15の上端部近傍を示す拡大断面図である。図5に示すように、天面15aと内周面15cとの接合部の稜線には、面取り部15dが形成されている。このように、天面15aと内周面15cとの接合部の稜線に面取り部15dを形成したことにより、口栓部15の軽量化を図ることができ、且つ口栓部15の天面15aと内周面15cとの接合部近傍(面取り部15dを設けた箇所近傍)における打痕などの傷を低減することが出来る。
さらに、面取り部15dの天面15a側の端部15e(面取り部15dと天面15aとの接合部の稜線)と、面取り部15dの内周面15c側の端部15f(面取り部15dと内周面15cとの接合部の稜線)には、それぞれR取り部が形成されている。なお、このR取り部の大きさは、半径0.2mm~0.4mmが好ましい。このR取り部を形成しない場合、面取り部15dと天面15aとの接合部の稜線と、面取り部15dと内周面15cとの接合部の稜線はエッジとなる。口栓部15に後述するキャップ60を螺合する際、キャップ60のインナーリング65やコンタクトリング66がこのエッジと当接する。このエッジとの当接によって、キャップ60のインナーリング65やコンタクトリング66に傷が発生する場合がある。したがって、上述のように、端部15e、15fには、それぞれR取り部を形成することが望ましい。
ここで、天面15aに対する面取り部15dの角度γは、20°~60°であることが好ましい。面取り部15dの角度γが20°未満または60°を超える場合、後述する、口栓部15の天面15aと内周面15cとの接合部近傍(面取り部15dを設けた箇所近傍)における打痕などの傷を低減することが難しくなるおそれがある。
また、面取り部15dの径方向の幅wと面取り部15dの高さ方向の幅wは、それぞれ0,15mm~0.45mmであること好ましい。面取り部15dの幅wまたは幅wが0.15mm未満の場合、面取り部15dが小さいため、後述する、口栓部15の天面15aと内周面15cとの接合部近傍(面取り部15dを設けた箇所近傍)における打痕などの傷を低減することができない。また、面取り部15dの幅wまたは幅wが0.45mmを超える場合、面取り部15dが大きいため、後述するキャップ60による口栓部15の密閉やキャッピングが適切に行えない場合がある。
なお、外周面15bの上端には、側方に突出する円環状の環状突出部27が形成されている。
図6は、口栓部15にねじ込み式のキャップ60を螺合した状態を示している。図6に示すように、口栓部15は、キャップ60が螺合されることで密閉される。キャップ60は、キャップ本体61と剥離リング70とから構成される。キャップ本体61は、円板状の上部62と、上部62の周縁から垂下される円筒状の胴部63とからなる。胴部63の内周面には、口栓部15の外ねじ13と螺合する内ねじ64が形成されている。上部62には、インナーリング65と、コンタクトリング66と、アウターリング67とが形成されている。
インナーリング65、コンタクトリング66、アウターリング67は、上部62の内面から垂下される環状の突起である。インナーリング65の外周面には、キャップ60の外方に向かって突出する突出部が形成されている。このインナーリング65の突出部は、口栓部15の内周面15cと接触する。コンタクトリング66の下方先端部は、口栓部15の天面15aと接触する。アウターリング67の内周面には、キャップ60の内方に向かって突出する突出部が形成されている。このアウターリング67の突出部は、口栓部15の環状突出部27と接触する。
剥離リング70はリング状である。剥離リング70の内周面には、内方かつ上方に向かって突出する複数のフラップ71が形成されている。キャップ本体61と剥離リング70とは、キャップ60の初期開栓時に破断可能な連結部材72を介して連結している。
初期密閉時において、フラップ71は、カブラ16とサポートリング17との間に配置されている。キャップ60を開封方向に回動させると、フラップ71の上端がカブラ16に当接し、剥離リング70の移動が阻止される。さらに、キャップ60を回動させると、連結部材72が破断し、キャップ本体61と剥離リング70とが切り離される。そして、剥離リング70は、カブラ16とサポートリング17との間に保持されるとともに、キャップ本体61を口栓部15から取り外すことができる。
ところで、ボトル本体11の形状は、特に限定されるものではなく、従来公知の各種形状をもっていても良い。例えば、図1において、ボトル本体11は、首部11aと肩部11bと胴部11cと底部11dとを有している。なお、プラスチックボトル10内に充填する内容液として炭酸飲料を用いる場合、底部11dはペタロイド形状を有していても良い。
また、プラスチックボトル10のサイズ(容量)は限定されるものではなく、どのようなサイズのボトルからなっていても良いが、例えば500ml~600mlとすることができる。
なお、プラスチックボトル10の主材料としては熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を使用する事が好ましく、植物由来のバイオマス系プラスチック、例えばPLA(ポリ乳酸)を用いる事も可能である。なお、プラスチックボトル10は、過酸化水素、過酢酸を添加して無菌化させることが好ましい。
次に、図7により、本実施の形態によるプリフォーム30について説明する。図7は、図1乃至図6に示すプラスチックボトル10を作製する際に用いられるプリフォーム30を示す図である。
図7に示すように、プリフォーム30は、口栓部15と、口栓部15下方に設けられたプリフォーム本体31とを備えている。このうち口栓部15は、外ねじ13と、外ねじ13の下方に位置するカブラ16と、カブラ16の下方に位置するサポートリング17と、カブラ16とサポートリング17との間の外面に形成された凹状環状面18とを有している。またプリフォーム本体31は、上述したボトル本体11に対応するものであり、略円筒状の胴部31aと、略半球状の底部31bとを有している。なお、プリフォーム本体31は、これに限られるものではなく、従来公知の各種形状を有していても良い。
上述したように、口栓部15において、天面15aと内周面15cとの接合部の稜線には、面取り部15dが形成されている。そして、口栓部15の開口部19に、他のプリフォーム30の底部31bが挿入される場合、この底部31bの外周面と面取り部15dとが衝突する。また、口栓部15の開口部19に、他のプリフォーム30の口栓部15が挿入される場合は、この口栓部15の外周面15bと面取り部15dとが衝突する。この時、衝突部位が面取り部15dであるため、口栓部15の天面15aおよび内周面15cの傷の発生を低減することができる。そして、口栓部15の傷の発生が低減することで、キャップ60の螺合時における、インナーリング65やコンタクトリング66への傷の発生を低減することができる。そして、キャップ60による口栓部15の密閉性を向上することができる。
図7において、口栓部15の構成は、図1乃至図6に示すプラスチックボトル10の口栓部15の構成と同一である。図7において、図1乃至図6に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂製ペレットを図示しない射出成形機に投入し、このペレットが射出成形機によって加熱溶融および加圧される。その後ペレットは溶融プラスチックとなって、プリフォーム30(図7参照)に対応する内部形状を有する射出成形金型内に射出される。
所定時間の経過後、射出成形金型内で溶融プラスチックが硬化し、プリフォーム30が形成される。その後、射出成形金型を分離し、射出成形金型内から図7に示すプリフォーム30を取り出す。
プリフォーム30は、次にブロー成形機内の図示しない加熱装置において加熱される。このとき、プリフォーム30は、加熱装置内で搬送され、中心軸を中心に回転しながら、ヒーターによって周方向に均等に加熱される。この間、プリフォーム30は、例えば80℃~140℃の温度に加熱される。その後、加熱されたプリフォーム30は、図示しないブロー成形部に送られる。
ブロー成形部に送られたプリフォーム30は、ブロー成形部のブロー成形金型内に挿着される。その後、プリフォーム30内に挿入された延伸ロッドからプリフォーム30内へ高圧エアを供給するとともに、延伸ロッドが伸長することによってプリフォーム30を延伸させ、2軸延伸ブロー成形が行なわれる(ブロー成形工程)。このようなブロー成形によって、図1および図2に示すプラスチックボトル10が得られる。
ブロー成形ラインで成形されたプラスチックボトル10は、エア搬送手段またはネック搬送手段により、ブロー成形部から図示しない充填機内に搬送される。その後、充填機内でプラスチックボトル10内に内容液を充填し、次いで、キャッパーを用いて、プラスチックボトル10にキャップ60が装着される。この際、プラスチックボトル10はサポートリング17の下面17bにおいて支持され、キャップが口栓部15を覆うようにして装着される。このとき、キャップ60の剥離リング70は、カブラ16を乗り越え、サポートリング17の上面17aに当接して停止する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、外ねじ13の上方端から下方端までの巻き角度を550°~800°としている。これにより、既設のキャップ60の形状を変更することなく、口栓部15の一部(外ねじ13)の容積を小さくすることができ、プラスチックボトル10およびプリフォーム30全体の軽量化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、ねじ山径dとねじ谷径dとの間で、1.125≦d/d≦1.165という関係が成立している。これにより、既設のキャップ60の形状を変更することなく、口栓部15の一部(外ねじ13)の容積を小さくすることができ、プラスチックボトル10およびプリフォーム30全体の軽量化を図ることができる。
変形例
次に、本実施の形態の変形例について説明する。
上述した実施の形態において、凹状環状面18は、上下方向(軸線A方向)に沿って均一な直径を有しているが、これに限られるものではない。
図8および図9に示すように、凹状環状面18に、半径方向内方へ凹む環状溝26が形成されていても良い。この凹状環状面18は、搬送時にグリッパによって挟持される部分である挟持部25と、挟持部25より直径が小さい環状溝26とを有している。すなわち、挟持部25と環状溝26とは、互いに直径の異なる円形状断面をそれぞれ有している。なお、環状溝26は、凹状環状面18の周方向全域にわたり形成されている。
このように、凹状環状面18に環状溝26を設けたことにより、口栓部15の体積をより小さくすることができ、プラスチックボトル10およびプリフォーム30全体の軽量化を図ることができる。
なお、図8および図9に示す形態は、凹状環状面18の形状を除き、上述した実施の形態と略同一である。図8および図9において、図1乃至図7に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
(実施例)
次に、本実施の形態の具体的実施例について説明する。
まず、以下に挙げる3種類のプラスチックボトル(実施例1および比較例1~2)を作製した。
(実施例1)
図7に示す本実施の形態によるプリフォーム30を射出成形により作製し、このプリフォーム30をブロー成形することにより、図1乃至図6に示すプラスチックボトル10(実施例1)を得た。このプラスチックボトル10(実施例1)において、外ねじ13の上方端13aから下方端13bまでの巻き角度θを700°とした。また、ねじ山径dの、ねじ谷径dに対する比(d/d)を1.135とした。プラスチックボトル10(実施例1)の口栓部の重量は、4.2gであった。
(比較例1)
ねじ谷径dの大きさを変更することにより、ねじ山径dのねじ谷径dに対する比(d/d)を1.115としたこと、以外は実施例1と同様にして、プラスチックボトル(比較例1)を作製した。なお、ねじ山径dの大きさは、実施例1のものと同一とした。口栓部の重量は、5.0gであった。
(比較例2)
ねじ谷径dの大きさを変更することにより、ねじ山径dのねじ谷径dに対する比(d/d)を1.175としたこと、以外は実施例1と同様にして、プラスチックボトル(比較例2)を作製した。なお、ねじ山径dの大きさは、実施例1のものと同一とした。口栓部の重量は、3.5gであった。
ここで上記3種類のプラスチックボトル(実施例1および比較例1~2)をそれぞれ1万本ずつ作製した。次に、各プラスチックボトルにそれぞれ炭酸飲料を充填し、その後、キャッパーを用いて各プラスチックボトルを閉栓した。
実施例1および比較例1~2のそれぞれについて、軽量化効果が得られたか否か、およびプリフォームの射出成形性について評価した。
また、キャップ密封性確認試験(漏れ試験)及びキャップ飛び試験を実施し、それぞれキャップ密封性に欠けるボトルの割合及びキャップ飛びが生じたボトルの割合を算出した。このうち、キャップ密封性確認試験(漏れ試験)においては、密栓したプラスチックボトルを水中に浸漬し、キャップ天面から0.7MPaの空気を注入した際、水中に泡が生じたか否かを確認した。また、キャップ飛び試験においては、ボトルを急開栓したとき、キャップ飛びが生じたか否かを確認した。
この結果、実施例1のプラスチックボトル10については、軽量化効果およびプリフォームの射出成形性がともに良好であり、キャップ密封性確認試験で漏れが生じるものは存在せず、しかもキャップ飛び試験でキャップ飛びが生じたものも存在しなかった。
一方、比較例1のプラスチックボトルについては、プリフォームの射出成形性が良好であり、キャップ密封性確認試験で漏れが生じるものは存在せず、キャップ飛び試験でキャップ飛びが生じたものも存在しなかったが、軽量化効果が得られなかった。
また、比較例2のプラスチックボトルについては、軽量化効果に優れているが、プリフォームの射出成形性が良好ではなかった。
以上の結果をまとめて表1に示す。表1において、評価基準「◎」は「優(excellent)」を示し、評価基準「○」は「良(good)」を示し、評価基準「×」は「不可(poor)」を示す。
Figure 0007417870000001
10 プラスチックボトル
11 ボトル本体
13 外ねじ
13a 上方端
13b 下方端
14 ベントスロット
15 口栓部
15a 天面
15b 外周面
15c 内周面
15d 面取り部
16 カブラ
17 サポートリング
18 環状面
19 開口部
26 環状溝
27 環状突出部
30 プリフォーム
31 プリフォーム本体
60 キャップ

Claims (2)

  1. キャップ付きプラスチックボトルにおいて、
    上方端と下方端とを有する外ねじと、前記外ねじの下方に位置するカブラと、前記カブラの下方に位置するサポートリングと、前記カブラと前記サポートリングとの間の外面に形成された凹状環状面とを有する口栓部と、
    前記口栓部下方に設けられたボトル本体と、
    前記口栓部に螺合するキャップと、を備え、
    前記キャップは、上部と、前記上部の周縁から垂下される胴部と、前記上部の内面から垂下されるインナーリング、コンタクトリング及びアウターリングとを有し、
    前記口栓部は、天面と、前記天面から延びる内周面と、前記天面から延びる外周面と、前記外周面に形成された、側方に突出する円環状の環状突出部と、を有し、前記天面と前記内周面との接合部の稜線に断面視で直線状の面取り部を形成し、
    前記直線状の面取り部の前記天面側の端部と、前記直線状の面取り部の前記内周面側の端部とに、それぞれ半径0.2mm~0.4mmのR取り部が形成され、
    前記天面に対する前記面取り部の角度は、20°~60°であり、
    前記面取り部の径方向の幅と前記面取り部の高さ方向の幅は、それぞれ0.15mm~0.45mmであり、
    前記キャップの前記インナーリングは、前記口栓部の前記内周面と接触し、前記キャップの前記コンタクトリングは、前記口栓部の前記天面と接触し、
    前記キャップの前記インナーリング及び前記コンタクトリングは、前記口栓部の前記R取り部に当接せず、
    前記アウターリングの内周面には、前記キャップの内方に向かって突出する突出部が形成され、前記アウターリングの前記突出部は、前記口栓部の前記環状突出部と接触し、
    前記サポートリングの上面は、段差を有して多段に形成され、
    前記サポートリングは、前記段差の半径方向外方に位置する外側領域と、前記段差の半径方向内方に位置する内側領域とを含み、
    前記凹状環状面は、円筒状の挟持部と、半径方向内方へ凹む円筒状の環状溝とを有し、
    前記環状溝の外面は軸線方向に均一な第1の直径を有し、
    前記挟持部の外面は軸線方向に均一な第2の直径を有し、
    前記第1の直径は、前記第2の直径よりも小さく、
    前記環状溝は、前記内側領域と前記挟持部との間かつ前記内側領域の直上に位置することを特徴とするキャップ付きプラスチックボトル。
  2. 前記カブラの直径であるカブラ径dは、25mm~32mmであり、前記凹状環状面の直径dは、24mm~27mmであることを特徴とする請求項1記載のキャップ付きプラスチックボトル。
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