JP2010042546A - プリフォームおよびプラスチックボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチックボトルの座屈強度を高めるとともに、重量を軽量化することが可能なプリフォーム、およびこのようなプリフォームにより作製されたプラスチックボトルを提供する。
【解決手段】プリフォーム10は、底部外面13aと底部内面13bとを有する底部13と、胴部外面12aと胴部内面12bとを有する胴部12と、口部11と、首下部14とを備えている。胴部12の肉厚t3は底部13の肉厚t4より大きくなっており、底部外面13aと底部内面13bは、その断面が各々同心状の円弧Ca、Cbを有している。また胴部内面12bは、その断面が底部内面13bの円弧両端13sに接続された一対の平行線Pb1、Pb2からなり、胴部外面12aは、その断面が底部外面13aの円弧両端13tに外方へ延びる一対の段部21aを介して接続された一対の平行線Pb3、Pb4からなっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、底部外面と底部内面とを有する底部と、底部に連続して設けられ、胴部外面と胴部内面とを有する胴部と、口部と、口部と胴部との間に設けられた首下部とを備えたプラスチックボトル用のプリフォーム、およびこのようなプリフォームを2軸延伸ブロー成形することにより作製されたプラスチックボトルに関する。
従来より、PETボトル等のプラスチックボトルを製造する際、まず射出成形によりプリフォームを作製し、次いでこのプリフォームを2軸延伸ブロー成形することにより、所定形状のプラスチックボトルを成形することが行われている。
図10に、射出成形により作製される一般的なプリフォーム101を示す。図10において、プリフォーム101は、口部102と、略円筒形状(正確には、若干の抜き勾配が設けられているため切頭円錐状である)の胴部104と、口部102と胴部104との間に設けられた首下部103と、略半球形状である底部105とを有している。
図10において、プリフォーム101の胴部104は略均一な肉厚t0を有している。また底部105は全体として緩やかに肉厚が変化しており、この底部105のうち任意の部分の肉厚をt1とする。また底部105最下部の肉厚をt2とする。このとき、t0>t1>t2の関係にある。ここで胴部104の肉厚t0から底部105の肉厚t1、底部105の肉厚t1から底部105最下部の肉厚t2へは滑らかに厚みが変化している。なおt2は、t0の約80%程度乃至80%以下が最適であることが知られている(特許文献1参照)。
またこのほか、特許文献2に記載された技術も知られている(図11参照)。図11に示すプリフォーム108において、胴部と底部との間に、外径及び厚みが縮小するテーパー部107が設けられている。これによりプラスチックボトルの重量を減量することができ、さらにプラスチックボトル底部を均一に延伸して薄肉化することが可能であるとしている。
特公昭62−54696号公報 特許第3011058号公報
ところで、近年、プラスチックボトルに用いるプラスチック材料を減らすこと(軽量化)が求められている。しかしながら図10のプリフォーム101において、胴部104の肉厚t0を薄くするとブロー成形された後のプラスチックボトルの強度が弱くなるおそれがある。
一方、プリフォーム101の底部105はブロー成形した後もほとんど延伸されることなく厚肉のまま維持される。また底部105はプラスチックボトルの底部を形成する部分であるため、底部105の肉厚t1及びt2を薄くしてもプラスチックボトルの強度が低下することにはならない。しかしながら、底部105の肉厚t1及びt2を薄くすると、プリフォーム101を射出成形する際にゲート孔から流入した溶融プラスチックの流動抵抗が大きくなる。このため、成形されたプリフォーム101にヒケ、偏肉、またはショートショット等の不良が発生しやすくなる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、プラスチックボトルの座屈強度を高めるとともに、プラスチックボトルの重量(すなわちプリフォームの重量)を軽量化することが可能なプリフォーム、およびこのようなプリフォームを2軸延伸ブロー成形することにより作製されたプラスチックボトルを提供することを目的とする。
本発明は、プラスチックボトル用のプリフォームにおいて、底部外面と底部内面とを有する底部と、底部に連続して設けられ、胴部外面と胴部内面とを有する胴部と、口部と、口部と胴部との間に設けられた首下部とを備え、胴部の肉厚は底部の肉厚より大きくなっており、底部の底部外面と底部内面は、その断面が各々同心状の円弧を有し、胴部の胴部内面は、その断面が底部の底部内面の円弧両端に接続された一対の平行線からなり、胴部の胴部外面は、その断面が底部の底部外面の円弧両端に外方へ延びる一対の段部を介して接続された一対の平行線からなることを特徴とするプリフォームである。
本発明は、底部の底部外面および底部内面は、各々30°以上180°以下の中心角を有する円弧断面を有することを特徴とするプリフォームである。
本発明は、底部の底部外面および底部内面は、各々180°の中心角を有する円弧断面を有し、底部外面の断面は、円弧両端と一対の段部との間に介在された、一対の平行線を更に有することを特徴とするプリフォームである。
本発明は、胴部の肉厚をt3とし、底部の肉厚をt4としたとき、0.5t3<t4<t3の関係が成り立つことを特徴とするプリフォームである。
本発明は、底部のうち、一対の段部より下方に位置する部分の長さをt5とし、プリフォーム全体の長さをt6としたとき、0.03t6<t5<0.45t6の関係が成り立つことを特徴とするプリフォームである。
本発明は、プリフォームをブロー成形することにより作製されたことを特徴とするプラスチックボトルである。
以上のように本発明によれば、プリフォームの胴部の肉厚は底部の肉厚より大きくなっており、底部の底部外面と底部内面は、その断面が各々同心状の円弧を有し、胴部の胴部内面は、その断面が底部の底部内面の円弧両端に接続された一対の平行線からなり、胴部の胴部外面は、その断面が底部の底部外面の円弧両端に外方へ延びる一対の段部を介して接続された一対の平行線からなっている。このことにより、従来のプリフォームと比較した場合、2軸延伸ブロー成形後、プラスチックボトルの強度に対する影響が小さい底部の重量を相対的に軽くするとともに、プラスチックボトルの強度に対する影響が大きい胴部の重量を相対的に重くすることができる。したがって、2軸延伸ブロー成形後、プラスチックボトルの底部の厚みを相対的に薄くするとともに、胴部の厚みを相対的に厚くすることができ、プラスチックボトルの強度を高めることができる。さらに、プリフォーム(プラスチックボトル)の底部を薄くすることにより、従来のプリフォームと比較して、プラスチックボトルの全体重量を軽くすることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態によるプリフォームを示す正面図であり、図2は、本実施の形態によるプリフォームの長手方向に沿う部分断面図である。図3は、本実施の形態によるプリフォームの底部周辺を示す拡大断面図であり、図4は、本実施の形態によるプラスチックボトルを示す垂直断面図である。図5は、プリフォームを加熱装置により加熱する工程を示す垂直断面図であり、図6は、プリフォームを2軸延伸ブロー成形により成形してプラスチックボトルを作製する工程を示す垂直断面図である。図7は、実施例1において、プラスチックボトルの底部、胴部、および肩部の重量割合を比較したグラフであり、図8は、本実施の形態によるプリフォームの変形例1における底部周辺を示す拡大断面図である。図9は、本実施の形態によるプリフォームの変形例2における底部周辺を示す拡大断面図である。
まず、図1乃至図3により本実施の形態によるプリフォームの概要について説明する。
図1および図2に示すプリフォーム10は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエチレン、ポリ乳酸等からなるプラスチック製ペレットを射出成形することにより作製されるものである。このプリフォーム10は、口部11と、略円筒形状の胴部12と、胴部12に連続して設けられた底部13とを備えている。また口部11と胴部12との間に首下部14が設けられている。
また口部11外周には、プリフォーム10を2軸延伸ブロー成形してプラスチックボトルを作製した後、図示しないキャップを螺合するためのねじ部16が設けられている。さらに、口部11外周のうち首下部14との境界部分には、外方に突出する環状のフランジ部17が形成されている。
また図2および図3に示すように、胴部12は胴部外面12aと胴部内面12bとを有するとともに、胴部12全体として均一の肉厚t3を有している。
一方、図1乃至図3に示すように、底部13は、略半球形状を有する底部薄肉部20と、底部薄肉部20と胴部12との間に形成され、胴部12側から底部薄肉部20側に向けて徐々に径が細くなる環状段部21とからなっている。このうち底部薄肉部20は、全体として均一の肉厚t4を有している。
図2および図3に示すように、底部13は、底部外面13aと底部内面13bとを有している。図3に示すように、これら底部外面13aと底部内面13bは、その断面(すなわち図2および図3に示すようにプリフォーム10の長手方向に沿った垂直断面をいう。以下同様)が各々同心状の円弧CaおよびCbを有している。円弧Caおよび円弧Cbの中心は、ともに中心点O1であり、また円弧Caおよび円弧Cbは、中心点O1を中心として各々180°の中心角θを有している。この場合、底部13のうち円弧Caおよび円弧Cbによって取り囲まれる領域が、底部薄肉部20に相当する。なお底部13の底部外面13aおよび底部内面13bの円弧Caおよび円弧Cbは、各々30°以上180°以下の任意の角度の中心角θを有していることが好ましく、中心角θは180°に限定されない。なお円弧Caおよび円弧Cbの中心角θが30°を下回ると、後述するように、プラスチックボトル40の底部43、胴部42、および肩部44の重量割合を算出した際(実施例1、図7参照)、胴部42の重量割合を十分に大きくすることができず、プラスチックボトル40の座屈強度を高めることができない。
他方、図2および図3に示すように、胴部12の胴部内面12bは、その断面が底部内面13bの円弧Cbの両端13sに環状段部21内面を構成する一対の平行線Pb3、Pb4を介して接続された一対の平行線Pb1、Pb2からなっている。上述したように底部内面13bの円弧Cbの中心角θは180°である。また、円弧Cbの直径は、一対の平行線Pb1、Pb2の間隔と等しい長さとなっている。さらに環状段部21内面を構成する一対の平行線Pb3、Pb4は、胴部12の胴部内面12bを構成する一対の平行線Pb1、Pb2とそれぞれ互いに同一直線上に位置している。このように、一対の平行線Pb1、Pb2と円弧Cbの両端13sとは、一対の平行線Pb3、Pb4を介してそれぞれ滑らかに接続されている。
また胴部12の胴部外面12aは、その断面が一対の平行線Pa1、Pa2からなっている。この一対の平行線Pa1、Pa2は、外方へ延びる一対の段部21aを介して、上述した底部外面13aの円弧Caの両端13tに接続されている。すなわち円弧Caの直径は、一対の平行線Pa1、Pa2の間隔より短くなっており、一対の平行線Pa1、Pa2と円弧Caの両端13tとの間に上述した一対の段部21aが介在されている。なお、一対の段部21aは、上述した底部13の環状段部21の外面の断面に対応する。
ところで、上述したように胴部12は、全体として均一の肉厚t3を有している。また、底部13の底部薄肉部20は、全体として均一な肉厚t4(すなわち円弧Caの半径の長さと円弧Cbの半径の長さとの差)を有している。この場合、胴部12の肉厚t3と、底部13の底部薄肉部20の肉厚t4との間に、0.5t3<t4<t3の関係が成り立つことが好ましい。
これに対して前記2つの肉厚の関係が0.5t3>t4となった場合、底部13の底部薄肉部20が薄くなりすぎるために、以下のような問題が生じる。すなわち、プリフォーム10を射出成形により作製する際、金型のゲート部から金型空間のうち底部薄肉部20に対応する部分へ向けて高圧の溶融樹脂が導入される。この際、金型空間のうち底部薄肉部20に対応する部分が狭すぎるため、溶融樹脂により金型に過剰な圧力が加えられる。このことにより、金型のうち特にインコア(プリフォーム10の内部空間を形成するための細長い雄型)に強い力が加わり、インコアの位置が中心軸からずれた状態でプリフォーム10が成形されてしまう。このため、プリフォーム10の厚みが周方向に均一にならずに偏肉と呼ばれる不具合が発生する。また、底部13の底部薄肉部20が薄過ぎる場合、プリフォーム10をブロー成形してプラスチックボトル40(図4参照)を作製する際、延伸ロッド62(後述、図6参照)によってプリフォーム10の底部13が破られるおそれがある。
一方、前記2つの肉厚の関係がt3<t4となった場合、底部13に、胴部12から底部薄肉部20側に向けて徐々に径が細くなる環状段部21を形成することができない。この場合、プラスチックボトル40をブロー成形する工程で、後述する加熱装置50(図5参照)によってプリフォーム10に熱が加えられた際、加えられた熱量の多くが比較的肉厚が薄い胴部12の加熱に用いられる。これにより胴部12の温度が比較的高くなるとともに、底部13の温度が比較的低くなる。その後、プリフォーム10を延伸すると、比較的高温の胴部12が過剰に延伸し、白化してしまう。他方、比較的肉厚が厚い底部13は相対的に低温なので十分に延伸しない。このため、プリフォーム10をブロー成形した後、プラスチックボトル40の底部43に樹脂が必要以上に溜まり、厚くなりすぎてしまう。
また底部13のうち、環状段部21(すなわち垂直断面における一対の段部21a)より下方に位置する部分のプリフォーム10の軸方向に沿う長さをt5とし、プリフォーム10全体の長さをt6としたとき、0.03t6<t5<0.45t6の関係が成り立つことが好ましい。なお、図1乃至図3に示す実施の形態において、環状段部21より下方に位置する部分とは、底部13の底部薄肉部20に対応する。
これに対して前記長さの関係が0.03t6>t5となった場合、底部13の底部薄肉部20の大きさが小さすぎ、本発明による効果、すなわちプラスチックボトル40の強度を高めること、およびプラスチックボトルの全体重量を軽量化することが困難になる。
一方、前記長さの関係がt5>0.45t6となった場合、上述したようにプリフォーム10を射出成形した際に偏肉と呼ばれる不具合が発生してしまう。すなわち、相対的に肉厚が薄い底部薄肉部20の長さt5が長すぎるため、プリフォーム10を射出成形により作製する際、金型内部で局所的に溶融樹脂の圧力が高まる。これによりインコアが中心軸からずれた一方向に傾いてしまい、プリフォーム10の厚みが周方向に均一にならない。
なお、上述した底部薄肉部20の肉厚t4は、プリフォーム10を成形する射出成形金型の加工誤差、射出成形金型の組み立て誤差、あるいは成形変形等のため、完全に均一にならない場合もある。経験上、肉厚t4に対して±4%程度の誤差が生じることが判っている。しかしながら、この程度の誤差があっても本発明の目的を達することができるため、この場合も均一な肉厚であるとして扱う。
また、本実施の形態において、図4に示すように、このようなプリフォーム10を2軸延伸ブロー成形することにより作製されたプラスチックボトル40も提供する。
図4において、プラスチックボトル40は、口部41と、口部41下方に設けられた略円筒形状の胴部42と、胴部42に連続して設けられた底部43とを備えている。また口部41と胴部42との間に肩部44が設けられている。さらに口部41外周には、図示しないキャップを螺合するためのねじ部46(上述したプリフォーム10のねじ部16に対応する)が設けられ、口部41外周のうちねじ部46下方部分には、外方に突出する環状のフランジ部47(上述したプリフォーム10のフランジ部17に対応する)が形成されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まずPET(ポリエチレンテレフタレート)製ペレットを図示しない射出成形機に投入し、このPET製ペレットが射出成形機によって加熱溶融および加圧される。その後PET製ペレットは加圧された溶融プラスチックとなって、プリフォーム10に対応する内部形状を有する射出成形金型内に射出される。
所定時間の経過後、射出成形金型内で溶融プラスチックが硬化し、プリフォーム10が形成される。その後、射出成形金型を分離し、射出成形金型内から図1および図2に示すプリフォーム10を取り出す。
プリフォーム10は、次に加熱装置50において加熱される(加熱工程:図5参照)。この加熱工程において、プリフォーム10は、搬送手段51によって口部11を下方に向けた状態で搬送され、中心軸を中心に回転しながら、加熱装置50のヒーター52によって周方向に均等に加熱される。なお、符号53は、ヒーター52からの熱をプリフォーム10側に反射させるための反射板、符号54は、ヒーター52からの熱を加熱装置50外方へ逃がさないようにするための遮蔽部材である。
この加熱工程において、プリフォーム10は加熱装置50のヒーター52によって例えば80℃乃至130℃の温度に加熱される。
ところで一般に、図5に示す加熱装置50において、プリフォーム10のうち底部13は、ヒーター52から相対的に遠い位置にあるため、ヒーター52から相対的に近い位置にある胴部12に比べて加熱されにくい。これに対して、本実施の形態によれば、底部13が肉厚の薄い底部薄肉部20を有しているため、肉厚の薄い底部薄肉部20を有さない従来のプリフォームと比較して、底部13を十分に加熱することができる。これにより、従来のプリフォームと比較して、底部13の温度を相対的に高くすることができるとともに、胴部12の温度を同等ないし相対的に低く抑えることができる。したがって、その後、プリフォーム10を延伸した際、相対的に温度が高い底部13を従来のプリフォームと比較して大きく延伸させることができる。
加熱工程の後、加熱されたプリフォーム10は、図示しない搬送装置によってブロー成形機60に送られる。
次に、ブロー成形機60に送られたプリフォーム10は、ブロー成形機60のブロー成形金型61内に挿着される(図6)。その後、プリフォーム10内に挿入された延伸ロッド62からプリフォーム10内へ高圧エアGを供給するとともに、延伸ロッド62が伸長することによってプリフォーム10を延伸させ、2軸延伸ブロー成形が行なわれる(ブロー成形工程)。このようなブロー成形によって、図4に示す本実施の形態によるプラスチックボトル40が得られる。
ところで、本実施の形態において、上述したように底部13は、肉厚の薄い底部薄肉部20を有している。このため、肉厚の薄い底部薄肉部20を有さない従来のプリフォームと比較して、底部13の温度が相対的に高くなっている。したがって、図6に示すブロー成形工程において底部13を十分に延伸することができ、プラスチックボトル40のうちプラスチックボトル40全体の強度に影響が少ない底部43を薄くすることができる。他方、上述したように従来のプリフォームと比較して、胴部12の温度は同等ないし低く抑えられている。したがって、ブロー成形工程において、胴部12の延伸量は従来のプリフォームより抑えられる。この結果、プラスチックボトル40のうち、プラスチックボトル40全体の強度に与える影響が大きい胴部42を厚くすることができる。
次に、このようにして成形されたプラスチックボトル40は、エア搬送手段またはネック搬送手段により、ブロー成形機60から図示しない充填機内に搬送される。なおエア搬送手段とは、プラスチックボトル40のフランジ部47をレールに引っ掛けることによりプラスチックボトル40を充填機内に搬送する手段であり、ネック搬送手段とは、円盤ホイールを介してプラスチックボトル40を充填機内に搬送する手段である。
その後、充填機内でプラスチックボトル40内に飲料(内容物)が充填される。このようにして飲料が充填された後、プラスチックボトル40はキャップによって密閉され、さらにラベル等が付される。このようにしてプラスチックボトル40と内容物とキャップとから構成される商品ボトルが製造される。
このように本実施の形態によれば、プリフォーム10の胴部12の肉厚t3は底部13の肉厚t4より大きくなっており、底部13の底部外面13aと底部内面13bは、その断面が各々同心状の円弧Ca、Cbを有している。また胴部12の胴部内面12bは、その断面が底部13の底部内面13bの円弧両端13sに接続された一対の平行線Pb1、Pb2からなっている。さらに胴部12の胴部外面12aは、その断面が底部13の底部外面13aの円弧両端13tに外方へ延びる一対の段部21aを介して接続された一対の平行線Pa1、Pa2からなっている。
このことにより、従来のプリフォームと比較した場合、2軸延伸ブロー成形後、プラスチックボトル40の強度に対する影響が小さい底部13、43の重量を相対的に軽くするとともに、プラスチックボトル40の強度に対する影響が大きい胴部12、42の重量を相対的に重くすることができる。したがって、2軸延伸ブロー成形後、プラスチックボトル40の胴部42の厚みを相対的に厚くすることができ、プラスチックボトル40の強度を高めることができる。さらに、プリフォーム10の底部13を薄くすることにより、従来のプリフォームと比較して、プラスチックボトル40の全体重量を軽くすることができる。
(変形例1)
次に図8により、本実施の形態の変形例1について説明する。図8は、本実施の形態の変形例1によるプリフォームの底部周辺を示す拡大断面図である。図8に示す変形例1は、底部13の底部外面13aおよび底部内面13bの円弧Caおよび円弧Cbの中心角θが異なるものであり、他の構成は図1乃至図3に示す実施の形態と同一である。図8において、図1乃至図3に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図8において、円弧Caおよび円弧Cbは、中心点O2を中心として各々150°の中心角θを有している。このように、底部13の底部外面13aおよび底部内面13bの円弧Caおよび円弧Cbの中心角θは、180°に限らず、各々30°以上180°以下の任意の角度の中心角θを有していても良い。
この場合であっても、図1乃至図3に示す実施の形態と同様の効果が得られる。
(変形例2)
次に図9により、本実施の形態の変形例2について説明する。図9は、本実施の形態の変形例2によるプリフォームの底部周辺を示す拡大断面図である。図9に示す変形例2は、底部13の底部薄肉部20と環状段部21との間に、円筒部22が形成されているものであり、他の構成は図1乃至図3に示す実施の形態と同一である。図9において、図1乃至図3に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
すなわち底部13は、略半球形状を有する底部薄肉部20と、胴部12に連続して形成され、胴部12側から底部薄肉部20側に向けて徐々に径が細くなる環状段部21と、底部薄肉部20と環状段部21との間に形成され、底部薄肉部20と同一の全体として均一な肉厚t4を有する円筒部22とを有している。
図9に示す底部13の断面において、底部13の底部外面13aおよび底部内面13bは、各々180°の中心角θを有する円弧Caおよび円弧Cbを有している。また胴部12の胴部内面12bを構成する一対の平行線Pb1、Pb2と、環状段部21内面を構成する一対の平行線Pb3、Pb4と、円筒部22内面を構成する一対の平行線Pb5、Pb6とは、それぞれ互いに同一直線上に位置している。したがって、一対の平行線Pb1、Pb2と円弧Cbの両端13sとは、一対の平行線Pb3、Pb4および一対の平行線Pb5、Pb6を介してそれぞれ滑らかに接続されている。
他方、底部外面13aの断面は、円弧Caの両端13tと一対の段部21aとの間に介在され、底部13の円筒部22の外面を構成する一対の平行線Pb7、Pb8を更に有している。胴部12の胴部外面12aの一対の平行線Pa1、Pa2は、外方へ延びる一対の段部21aおよび一対の平行線Pb7、Pb8を介して、上述した底部外面13aの円弧Caの両端13tに接続されている。
なお、図9において、環状段部21より下方に位置する部分とは、底部13の底部薄肉部20および円筒部22の部分に対応する。
この場合であっても、図1乃至図3に示す実施の形態と同様の効果が得られる。
(実施例1)
次に、本発明の具体的実施例を説明する。
図1乃至図3に示す本実施の形態によるプリフォーム10として、胴部12の肉厚t3=2.50mm、底部13の肉厚t4=2.00mm、底部薄肉部20の長さt5=30mm、全体重量24gのプリフォーム10を、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォーム10を実施例1という)。
これに対し図10に示す従来のプリフォームとして、胴部の肉厚t0=2.50mm、底部最下部の肉厚t2=2.00mm、全体重量24gのプリフォームを、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォームを比較例1という)。
次に、実施例1によるプリフォーム10を用いて、容量500ml用のプラスチックボトル40(図4参照)を2軸延伸ブロー成形法により作製した(以下、これを実施例1によるプラスチックボトル40ともいう)。同様に、比較例1によるプリフォームを用いて、容量500ml用のプラスチックボトルを2軸延伸ブロー成形法により作製した(以下、これを比較例1によるプラスチックボトルともいう)。この場合、ブロー成形金型は各々同一のものを使用した。
次に、実施例1によるプラスチックボトル40および比較例1によるプラスチックボトルの座屈強度をそれぞれ測定した。この座屈強度の測定は、AGR社製のテスター、TOP LOADを使用して行った。この結果、実施例1によるプラスチックボトル40の座屈強度は28kgfとなり、比較例1によるプラスチックボトルの座屈強度(22kgf)を上回った。一般に、プラスチックボトルを収容した段ボールを段積みした際の荷重に耐えられるプラスチックボトルの座屈強度としては、25kgfが目標値とされている。したがって、実施例1によるプラスチックボトル40の座屈強度はこの目標値を上回るが、比較例1によるプラスチックボトルの座屈強度はこの目標値を下回った。
次に、実施例1によるプラスチックボトル40および比較例1によるプラスチックボトルをそれぞれ水平方向に切断し、各プラスチックボトルの底部、胴部、および肩部の重量割合(底部、胴部、および肩部の合計重量を100%とした場合における、各部分の重量割合)を算出した(図7参照)。図7から明らかなように、実施例1によるプラスチックボトル40は、比較例1によるプラスチックボトルと比較して、底部13に底部薄肉部20を設けることにより座屈強度に影響を与える胴部42の重量割合を大きくすることができ、これにより座屈強度が高められていると考えられる。
(実施例2)
次に、プリフォーム10の胴部12の肉厚t3と底部13の肉厚t4との関係を調査した。
まず図1乃至図3に示す本実施の形態によるプリフォーム10として、胴部12の肉厚t3=2.50mm、底部13の肉厚t4=2.00mm、底部薄肉部20の長さt5=30mm、全長t6=90mmのプリフォーム10を、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォーム10を実施例2という)。
これに対し比較例2のプリフォームとして、胴部の肉厚t3=2.50mm、底部の肉厚t4=2.50mm、全長t6=90mmのプリフォームを、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォームを比較例2という)。すなわち比較例2のプリフォームは、実施例2のプリフォーム10と異なり、プリフォームの胴部の厚みと底部の厚みとが互いに同一である。また、実施例2のプリフォーム10と異なり、比較例2のプリフォームは、底部に底部薄肉部および環状段部が形成されていないものである。
一方、比較例3のプリフォームとして、胴部の肉厚t3=2.50mm、底部の肉厚t4=1.00mm、底部薄肉部の長さt5=30mm、全長t6=90mmのプリフォームを、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォームを比較例3という)。すなわち比較例3のプリフォームは、実施例2のプリフォームと同様に、底部に底部薄肉部および環状段部が形成されているが、実施例2のプリフォーム10と比較して、底部の肉厚t4を大幅に薄く形成したものである。
次に、実施例2のプリフォーム10、比較例2のプリフォーム、および比較例3のプリフォームを用いて、それぞれ容量500ml用のプラスチックボトル(図4参照)を2軸延伸ブロー成形法により作製した(以下、これらをそれぞれ、実施例2によるプラスチックボトル40、比較例2によるプラスチックボトル、および比較例3によるプラスチックボトルともいう)。この場合、ブロー成形金型は各々同一のものを使用した。
この結果、まず比較例2のプリフォームは、底部の厚みが厚いため、底部が十分に延伸せず、他方、その胴部は過剰に延伸された。このため比較例2によるプラスチックボトルの肩部には、白化と呼ばれる不具合が発生した。また、実施例1に示す方法と同様にして座屈強度を測定したところ、比較例2によるプラスチックボトルの座屈強度は20kgfであった。
また比較例3のプリフォームは、上述した偏肉と呼ばれる現象が発生し、プリフォームの胴部の厚みが周方向に均一にならなかった。このため比較例3のプリフォームを用いてプラスチックボトルをブロー成形する際に、肉厚の薄い部分が破裂してしまい、プラスチックボトルの形状に成形することができなかった。
他方、実施例2のプリフォームは、良好に成形することができ、実施例1に示す方法と同様にして座屈強度を測定したところ、実施例2によるプラスチックボトル40の座屈強度は28kgfであった。
(実施例3)
次に、底部13のうち、一対の段部21aより下方に位置する部分の長さをt5とプリフォーム10全体の長さをt6との関係を調査した。
まず図1乃至図3に示す本実施の形態によるプリフォーム10として、胴部12の肉厚t3=2.50mm、底部13の肉厚t4=2.00mm、底部薄肉部20の長さt5=30mm、全長t6=90mmのプリフォーム10を、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォーム10を実施例3という)。
これに対し比較例4のプリフォームとして、胴部の肉厚t3=2.50mm、底部の肉厚t4=2.50mm、底部薄肉部の長さt5=2mm、全長t6=90mmのプリフォームを、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォームを比較例4という)。すなわち比較例4のプリフォームは、実施例3のプリフォーム10と比較して、底部薄肉部の長さt5を大幅に短くしたものである(図8に示す変形例1において、底部薄肉部の長さt5を大幅に短くしたものに相当する)。
一方、比較例5のプリフォームとして、胴部の肉厚t3=2.50mm、底部の肉厚t4=1.00mm、底部薄肉部の長さt5=45mm、全長t6=90mmのプリフォームを、対応する射出成形金型を用いて作製した(このプリフォームを比較例5という)。すなわち比較例5のプリフォームは、実施例3のプリフォーム10と比較して、底部薄肉部の長さt5を大幅に長くしたものである(図9に示す変形例2において、円筒部を大幅に長くすることにより、底部薄肉部と円筒部との合計長さt5を長くしたものに相当する)。
次に、実施例3のプリフォーム10、比較例4のプリフォーム、および比較例5のプリフォームを用いて、それぞれ容量500ml用のプラスチックボトル(図4参照)を2軸延伸ブロー成形法により作製した(以下、これらをそれぞれ、実施例3によるプラスチックボトル40、比較例4によるプラスチックボトル、および比較例5によるプラスチックボトルともいう)。この場合、ブロー成形金型は各々同一のものを使用した。
この結果、まず比較例4のプリフォームは、外観上成形性が良好なプラスチックボトルを作製することができた。しかしながら、実施例1に示す方法と同様にして座屈強度を測定したところ、比較例4によるプラスチックボトルの座屈強度は23kgfであり、目標値である25kgfに届かなかった。
また比較例5のプリフォームは、肉厚が薄い部分(すなわち底部薄肉部20および円筒部22)が長すぎるため、上述した偏肉と呼ばれる現象が発生し、プリフォームの胴部の厚みが周方向に均一にならなかった。このため比較例5のプリフォームを用いてプラスチックボトルをブロー成形する際に、肉厚の薄い部分が破裂してしまい、プラスチックボトル形状に成形することができなかった。
他方、実施例3のプリフォームは、良好に成形することができ、実施例1に示す方法と同様にして座屈強度を測定したところ、実施例3によるプラスチックボトル40の座屈強度は28kgfであった。
本発明の一実施の形態によるプリフォームを示す正面図。 本発明の一実施の形態によるプリフォームの長手方向に沿う部分断面図。 本発明の一実施の形態によるプリフォームの底部周辺を示す拡大断面図。 本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを示す垂直断面図。 本発明の一実施の形態によるプリフォームを加熱装置により加熱する工程を示す垂直断面図。 本発明の一実施の形態によるプリフォームを2軸延伸ブロー成形により成形して、本発明の一実施の形態によるプラスチックボトルを作製する工程を示す垂直断面図。 実施例1において、プラスチックボトルの底部、胴部、および肩部の重量割合を比較したグラフ。 本発明の一実施の形態によるプリフォームの変形例1における底部周辺を示す拡大断面図。 本発明の一実施の形態によるプリフォームの変形例2における底部周辺を示す拡大断面図。 従来の一般的なプリフォームを示す断面図。 他の従来のプリフォームを示す断面図。
符号の説明
10 プリフォーム
11 口部
12 胴部
12a 胴部外面
12b 胴部内面
13 底部
13a 底部外面
13b 底部内面
13s 底部内面の円弧両端
13t 底部外面の円弧両端
14 首下部
16 ねじ部
17 フランジ部
20 底部薄肉部
21 環状段部
21a 段部
22 円筒部
30 射出成形金型
40 プラスチックボトル
41 口部
42 胴部
43 底部
44 肩部
46 ねじ部
47 フランジ部
50 加熱装置
60 ブロー成形機

Claims (6)

  1. プラスチックボトル用のプリフォームにおいて、
    底部外面と底部内面とを有する底部と、底部に連続して設けられ、胴部外面と胴部内面とを有する胴部と、口部と、口部と胴部との間に設けられた首下部とを備え、
    胴部の肉厚は底部の肉厚より大きくなっており、
    底部の底部外面と底部内面は、その断面が各々同心状の円弧を有し、
    胴部の胴部内面は、その断面が底部の底部内面の円弧両端に接続された一対の平行線からなり、
    胴部の胴部外面は、その断面が底部の底部外面の円弧両端に外方へ延びる一対の段部を介して接続された一対の平行線からなることを特徴とするプリフォーム。
  2. 底部の底部外面および底部内面は、各々30°以上180°以下の中心角を有する円弧断面を有することを特徴とする請求項1記載のプリフォーム。
  3. 底部の底部外面および底部内面は、各々180°の中心角を有する円弧断面を有し、底部外面の断面は、円弧両端と一対の段部との間に介在された、一対の平行線を更に有することを特徴とする請求項2記載のプリフォーム。
  4. 胴部の肉厚をt3とし、底部の肉厚をt4としたとき、0.5t3<t4<t3の関係が成り立つことを特徴とする請求項1記載のプリフォーム。
  5. 底部のうち、一対の段部より下方に位置する部分の長さをt5とし、プリフォーム全体の長さをt6としたとき、0.03t6<t5<0.45t6の関係が成り立つことを特徴とする請求項1記載のプリフォーム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項記載のプリフォームをブロー成形することにより作製されたことを特徴とするプラスチックボトル。
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