JP2020186037A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体の剛性が低くても蓋部を確実に固定することが可能でありながら、低コストでの製造が可能であり、かつ、組み立ての容易な包装容器を提供する。【解決手段】容器本体と、蓋部とを含む包装容器であって、蓋部は、筒状の側壁、側壁の内周側に設けられたインナーリング、側壁の一端とインナーリングの一端とを覆い、内容物の取出口が形成された天面部、および側壁の内周面またはインナーリングの外周面に一端が連接する1つ以上のフラップを有し、容器本体は、胴部に、蓋部が容器本体の開口に取り付けられた状態においてフラップを収容可能な収容部を有し、蓋部が容器本体の開口に取り付けられた状態において、フラップが、他端が天面部に向くようにして側壁またはインナーリングとの連接部において折り返されて収容部に収容されることにより、蓋部は、開口から離れる方向への移動が規制される。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体と、容器本体に取り付ける蓋部とを含む包装容器に関するものである。
ブロー成形等を用いて形成された中空の容器本体と、容器本体の開口に取り付けられ、開口の閉塞および開放が可能な蓋部とを含む包装容器が知られている。
特許文献1には、一端が開口した筒状の容器胴部、筒状部を備えたキャップ、および容器胴部の外面に嵌装してキャップを係止する筒状のリングにより構成され、容器胴部の一端をキャップにより開閉自在としたプラスチック容器が開示されている。
特許文献1のプラスチック容器は、容器胴部の一端にリングを取り付けた後、リングの内周にキャップの筒状部を挿入することにより、リングに設けた係止爪を容器胴部の内周面に向かってヒンジを介して折れ曲げることができる。これにより、リングの係止爪は、容器胴部の内周面に形成された係止受け部およびキャップの筒状部の外周面に形成された環状突起と係合し、容器胴部とキャップが一体に固定される。この結果、容器胴部の一端がキャップにより開閉自在となる。
特許文献1のプラスチック容器では、リングの係止爪により容器胴部の一端を挟み込むことによりリングを容器胴部に固定し、このリングにキャップを取り付けることができる。このため、容器胴部の剛性が比較的低くても、確実にキャップを容器胴部に固定することができる。
特開2003−072788号公報
特許文献1のプラスチック容器は、容器胴部の剛性が低くてもキャップを確実に固定することが可能である一方で、容器胴部、キャップ、およびリングの3つの部材により構成されているため、製造コストを抑えることが困難であり、組み立てに手間がかかるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、容器本体の剛性が低くても蓋部を確実に固定することが可能でありながら、低コストでの製造が可能であり、かつ、組み立ての容易な包装容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、開口を有する容器本体と、容器本体の開口に取り付けられる蓋部とを含む包装容器であって、蓋部は、筒状の側壁、側壁の内周側に設けられたインナーリング、側壁の一端とインナーリングの一端とを覆い、内容物の取出口が形成された天面部、および側壁の内周面またはインナーリングの外周面に一端が連接する1つ以上のフラップを有し、容器本体は、胴部に、蓋部が容器本体の開口に取り付けられた状態においてフラップを収容可能な収容部を有し、蓋部が容器本体の開口に取り付けられた状態において、フラップが、他端が天面部に向くようにして側壁またはインナーリングとの連接部において折り返されて収容部に収容されることにより、蓋部は、開口から離れる方向への移動が規制される、包装容器である。
本発明によれば、容器本体の剛性が低くても蓋部を確実に固定することが可能でありながら、低コストでの製造が可能であり、かつ、組み立ての容易な包装容器を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る包装容器の分解図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の断面図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の要部拡大断面図 本発明の第1の実施形態に係る包装容器の蓋部の断面図 蓋部の製造方法の一例を示す図 容器本体へ蓋部を取り付ける方法を説明する図 本発明の第2の実施形態に係る包装容器の断面図 本発明の第3の実施形態に係る包装容器の断面図 変形例に係る包装容器の要部拡大断面図 変形例に係る包装容器の要部拡大断面図
本発明の実施形態に係る包装容器について、図を参照して説明する。なお、各実施形態および変形例の説明において、同一または対応する構成には同一の参照符号を付して適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る包装容器1の分解図を示し、図2に、包装容器1を正立させて図1に示したA−A’線で切断した断面図を示し、図3に、図2の点線で囲んだB部の拡大図を示す。図1、図2に示すように、包装容器1は、容器本体100と、蓋部200とを含む。なお、図1では、各部の形状を明確にするために、部分的に透過させた断面形状を示している。また、図2は、蓋部200が容器本体100の開口に取り付けられた状態を示している。以下の説明では、正立させた包装容器1の上下方向を上下と規定して説明する。
(蓋部)
蓋部200は、容器本体100の開口に取り付けられ、容器本体100の開口を閉塞および開放するための部材である。蓋部200は、筒状の側壁230、側壁230の内周側に設けられたインナーリング220、側壁230の一端とインナーリング220の一端とを覆い、内容物の取出口211が形成された天面部210、および側壁230の内周面に一端が連接する1つ以上のフラップ240を有する。フラップ240の側壁23に連接する箇所は、連接部241と呼ぶ。
側壁230およびインナーリング220は、蓋部200を容器本体100に取り付けるために設けられる。側壁230とインナーリング220との間には、容器本体100の開口端および後述する収容部240の少なくともいずれかを収容できる空隙が設けられる。包装容器1では、側壁230およびインナーリング220は、一例として、円筒形状に形成されている。また、天面部210は、一例として、中央に円形の開口からなる取出口211が形成された円環形状に形成されている。
フラップ240は、蓋部200の、容器本体100の開口から離れる方向への移動を規制するために設けられる板状の部材である。図4に、蓋部200を図2に示したC−C’線で切断して、フラップ240を天面部210側から見た図を示す。フラップ240の平面形状は、図4に示すように、一例として連接部241から離れるにしたがって(側壁230の内方に向かうにしたがって)幅が狭くなる略扇形である。フラップ240は1つ以上設ければよく、包装容器1では、図4に示すように、一例として、4つのフラップ240が隣接して設けられている。包装容器1では、フラップ240は、周方向にわたって隙間な配置されているが、対となるフラップ240を所定の隙間を設けて対向する位置に設けてもよい。連接部241は、一例として、図3に示すように、側壁230の上端および下端の間に設けられているが、側壁230の下端に設けてもよい。
フラップ240は、図3に示すように、連接部241から他端に向かうにしたがって板厚が増加する断面形状としてもよい。この場合、連接部241側(一端)の板厚は0.2mm〜0.4mm程度、フラップ240の他端の板厚は0.7mm〜1.5mm程度とすることができる。フラップ240の板厚を連接部241から他端に向かうにしたがって増加させることで、フラップ240の連接部241における搖動を容易にし、他端側の剛性を高めることができるため、後述する収容部240への係合を容易にし、かつフラップ240が変形をすることで係合が解除されてしまうことを抑制できる。
包装容器1において、蓋部200は、一例としてヒンジ250を介して側壁230に連接されたヒンジキャップ260をさらに含む。蓋部200は、ヒンジキャップ260により天面部210の取出口211を閉塞可能である。
蓋部200の材料としては、特に限定されないが、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、リニアポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂を用いることができる。蓋部200は、例えば射出成形を用いて製造することができる。
蓋部200を射出成形で製造する場合、蓋部200の製造工程は、一例として、図5に示すように、形成されたフラップ240を治具により他端が天面部210に向かうように折り返す工程を含んでもよい。このようにして製造された蓋部200は、フラップ240が側壁230の内部に折り返されているため、互いに重ねることができ、効率的に輸送、保管することが可能である。
(容器本体)
容器本体100は、蓋部200を取り付けることができる開口を有した、内容物を収容するための部材である。容器本体100は、内容物を収容する胴部110、および蓋部200が開口に取り付けられた状態においてフラップ240を収容可能な収容部120を有する。
図1に示すように、胴部110は、一例として円筒形状である。胴部110は、収容空間を備えれば円筒形状に限定されず、上下方向に直交する断面形状が、例えば長円(オーバル)であってもよいし、矩形等の多角形であってもよい。
収容部120は、蓋部200が容器本体100の開口に取り付けられた状態においてフラップ240を収容するために設けられる。図1〜図3に示すように、包装容器1では、収容部120は、一例として胴部110の、容器本体100の開口端から開口端とは反対側の底部111に向かって所定距離離れた位置を、内方に窪ませることにより形成される。収容部120へのフラップ240の係合を確実にするために、収容部120は、開口端側に上下方向に直交する平面部121を備えることが好ましい。包装容器1では、収容部240は、図1に示すように、一例として周方向にわたって連続的に形成されているが、フラップ240を収容することができれば周方向にわたって断続的に形成してもよい。
容器本体100の材料としては、特に限定されないが、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、リニアポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等の樹脂を用いることができる。容器本体100には、蓋部200よりも柔軟な材料が用いられることが好ましい。容器本体100は、例えばブロー成形を用いて製造することができる。
(蓋部の取り付け)
次に、蓋部200の取り付け方法について説明をする。図6の(a)〜(c)に、容器本体100へ蓋部200を取り付ける方法を説明する図を示す。容器本体100へ蓋部200を取り付ける際は、初めに、図6の(a)に示すように、蓋部200を、容器本体100の開口端が側壁230とインナーリング220との間に挿入されるようにして容器本体100に被せる。
その後、蓋部200を容器本体100の底部111に向かって移動させると、容器本体100の開口端がフラップ240の連接部241近傍に当接する。この状態でさらに蓋部200を容器本体100の底部111に向かって移動させると、図6の(b)に示すように、フラップ240が側壁230へ向かって弾性変形しながら折り曲がるとともに、容器本体100の開口端が内方に向かって倒れるように変形し、容器本体100の開口端がフラップ24の内方側の面に乗り上がる。
さらに蓋部200を容器本体100の底部111に向かって移動させることで、フラップ240が収容部120の外方に来ると、図6の(c)に示すように、フラップ240が復元力により収容部120の内方に向かって拡がる。これにより、フラップ240は、連接部241と反対側の端部(他端)が天面部210に向くようにして連接部241において折り返された状態で収容部120に収容される。この結果、フラップ240が収容部120に係合し、蓋部200が容器本体100の開口に取り付けられた状態となる。この際、フラップ240が収容部120の内方に向かって拡がることに伴い、蓋部200に「カチッ」という感触および音が発生するため、フラップ240が確実に収容されたことを認識することができる。なお、容器本体100を、薄肉にする等して剛性を低く形成することにより小さな力で開口端を変形させることが可能になるため、蓋部200を移動させるために加える力を小さく抑えることが可能である。
図2、図3に示すように、蓋部200が容器本体100の開口に取り付けられた状態において、フラップ240は、連接部241と反対側の端部が天面部210に向くようにして連接部241において折り返されて収容部120に収容される。これにより、蓋部20が容器本体100の開口から離れる方向へ動いた場合には、フラップ240の他端が収容部240の開口側の壁面(平面部121)に当接する。この結果、容器本体100の剛性が低い場合であっても、蓋部200が開口から離れる方向へ移動することを規制できる。
また、フラップ240の収容部120への係合をより確実にするために、図3に示すように、収容部120はインナーリング220と側壁230とにより挟まれ、かつ、フラップ240の連接部241から他端までの長さLが、側壁230の内周面とインナーリング220の外周面との間の距離Wより大きいことが好ましい。これにより、フラップ240が、収容部120内において胴部110の内方に向かって倒れ込んだ場合にも、インナーリング220により収容部120の変形を抑制できる。このため、フラップ240の他端が天面部210とは反対側へ向かうことでフラップ240が反転して、係合が解除されてしまうことを防止できる。この結果、蓋部200が開口から離れる方向へ移動することをより確実に規制できる。
このように、包装容器1は、容器本体100および蓋部200の2つの部材により構成されるため、低コストでの製造が可能である。また、蓋部200を容器本体100に被せた後、底部111に向かって所定距離移動させるという簡便な工程により容易に蓋部200を容器本体100に固定することができる。さらに、容器本体100の剛性が低い場合であってもフラップ240による係合により蓋部200を確実に固定できるため、容器本体100の薄肉化ができ、容器本体100の形成に使用する樹脂量を抑制することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る包装容器2について、包装容器1との相違点を中心に説明をする。図7に、包装容器2の断面図を示す。
包装容器2と包装容器1との相違点は、蓋部の形状である。具体的には、包装容器200の蓋部201は、図7に示すように、ヒンジ250およびヒンジキャップ260に代えて、筒状部270と、キャップ280とを備える。筒状部270は、天面部210の取出口211から側壁230とは反対側に突出している。キャップ280は、周壁281を備え、筒状部270に取り付けられて取出口を閉塞可能な部材である。キャップ280は、一例として、周壁281の内周面に形成されたネジ山を、筒状部270の外周面に形成されたネジ山に螺着することにより固定することができる。さらに、キャップ280は、筒状部270に固定した際の密封性を高めるために、筒状部270の開口に当接して密封することができるパッキン282を備える。
包装容器2も包装容器1と同様に、低コストでの製造が可能であり、簡便な工程により容易に蓋部201を容器本体100に固定することができ、容器本体100の形成に使用する樹脂量を抑制することが可能である。
また、包装容器2では、キャップ280が螺着する部材が容器本体100ではなく筒状部270であるため、キャップ280および筒状部270を硬度の高い材料で形成することによりキャップ280の螺着による密封性が向上させながら、容器本体100を薄肉に形成して使用する樹脂量を抑制することが可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る包装容器3について、包装容器1との相違点を中心に説明をする。図8に、包装容器3の断面図を示す。
包装容器3と包装容器1との相違点は、蓋部の形状である。具体的には、図8に示すように、蓋部202が容器本体100の開口に取り付けられた状態において包装容器3の蓋部202は、インナーリング220と側壁230の一部とにより容器本体100の開口端を挟み、インナーリング220の先端が平面部121の上方に当接するか、またはわずかな隙間を介して位置する形状に形成されている。また、包装容器3の蓋部202は、天面部210の取出口211から側壁230とは反対側に突出する筒状部270と、ヒンジ250を介して筒状部270に連接されたヒンジキャップ260とを備える。ヒンジキャップ260の片面からは、棒状の閉塞部材261が延出し、図8に示すように、筒状部270の一端をヒンジキャップ260で覆うことにより閉塞部材261が筒状部270に形成された取出孔212に挿入されて、取出孔212が閉塞される。
このように形成された包装容器3では、インナーリング220と側壁230の一部とにより容器本体100の開口端を挟むことで、蓋部202の水平方向への移動を規制するとともに、インナーリング220の先端とフラップ240の他端とにより平面部121を挟むことで、蓋部202の上下方向への移動を規制することができる。
包装容器3も包装容器1と同様に、低コストでの製造が可能であり、簡便な工程により容易に蓋部202を容器本体100に固定することができ、容器本体100の形成に使用する樹脂量を抑制することが可能である。
(変形例)
次に、本発明の変形例に係る包装容器について、包装容器1との相違点を中心に説明をする。図10に、変形例1に係る包装容器1aの要部断面図を示し、図10に、変形例2に係る包装容器1bの要部断面図を示す。
包装容器1aと包装容器1との相違点は、収容部の形状およびフラップを形成する位置である。具体的には、包装容器1aは、容器本体100aと、蓋部200aとから構成され、容器本体100aの収容部120aは、図9に示すように、胴部110bの、容器本体100aの開口端から底部111に向かって所定距離離れた位置を、周方向にわたって外方に窪ませることにより形成されている。また、蓋部200aが備えるフラップ240aは、インナーリング220の天面部210とは反対側の端部の外周面に一端が連接するように形成されている。
包装容器1aも、包装容器1と同様に、蓋部200aを容器本体100aに被せた後、蓋部200aを容器本体100aの底部111に向かって移動させることで、フラップ240aが収容部120aに係合し、蓋部200aが開口から離れる方向へ移動することを規制することができる。したがって、包装容器1aも、低コストでの製造が可能であり、簡便な工程により容易に蓋部200aを容器本体100aに固定することができ、容器本体100aの形成に使用する樹脂量を抑制することが可能である。
包装容器1bと包装容器1との相違点は、収容部を形成する位置である。具体的には、包装容器1bの収容部120bは、図10に示すように、胴部110bの開口端に形成されている。
包装容器1bも、包装容器1と同様に、蓋部200を容器本体100bに被せた後、蓋部200を容器本体100bの底部111に向かって移動させることで、フラップ240が収容部120bに係合し、蓋部200が開口から離れる方向へ移動することを規制することができる。したがって、包装容器1bも、低コストでの製造が可能であり、簡便な工程により容易に蓋部200を容器本体100bに固定することができ、容器本体100bの形成に使用する樹脂量を抑制することが可能である。
なお、包装容器1aの収容部120aは、包装容器1bの収容部120bのように胴部110bの開口端に形成してもよい。また、変形例1、2は、包装容器1だけでなく、包装容器2、3に適用してもよい。
本発明の包装容器は、調味料を含む食品、医薬品、日用品等の包装に有用である。
1、2、3 包装容器
100 容器本体
110 胴部
120 収容部
200、201、202 蓋部
210 天面部
211 取出口
212 取出孔
220 インナーリング
230 側壁
240 フラップ
241 連接部
250 ヒンジ
260 ヒンジキャップ
261 閉塞部材
270 筒状部
280 キャップ
281 周壁
282 パッキン

Claims (5)

  1. 開口を有する容器本体と、
    前記容器本体の前記開口に取り付けられる蓋部とを含む包装容器であって、
    前記蓋部は、筒状の側壁、前記側壁の内周側に設けられたインナーリング、前記側壁の一端と前記インナーリングの一端とを覆い、内容物の取出口が形成された天面部、および前記側壁の内周面または前記インナーリングの外周面に一端が連接する1つ以上のフラップを有し、
    前記容器本体は、胴部に、前記蓋部が前記容器本体の前記開口に取り付けられた状態において前記フラップを収容可能な収容部を有し、
    前記蓋部が前記容器本体の前記開口に取り付けられた状態において、前記フラップが、他端が前記天面部に向くようにして前記側壁または前記インナーリングとの連接部において折り返されて前記収容部に収容されることにより、前記蓋部は、前記開口から離れる方向への移動が規制される、
    包装容器。
  2. 前記蓋部が前記容器本体の前記開口に取り付けられた状態において、前記収容部は、前記側壁と前記インナーリングとにより挟まれ、
    前記フラップの前記連接部から前記他端までの長さが、前記側壁の前記内周面と前記インナーリングの前記外周面との間の距離より大きい、
    請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記フラップは、
    前記連接部から前記他端に向かうにしたがって板厚が増加する、
    請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 前記蓋部は、
    前記天面部の前記取出口を閉塞可能なヒンジキャップをさらに含む、
    請求項1〜3のいずれかに記載の包装容器。
  5. 前記蓋部は、
    前記天面部の前記取出口から前記側壁とは反対側に突出する筒状部と
    前記筒状部に取り付けられて前記取出口を閉塞可能なキャップとをさらに含む、
    請求項1〜3のいずれかに記載の包装容器。
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