JPS6143710Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143710Y2 JPS6143710Y2 JP16097880U JP16097880U JPS6143710Y2 JP S6143710 Y2 JPS6143710 Y2 JP S6143710Y2 JP 16097880 U JP16097880 U JP 16097880U JP 16097880 U JP16097880 U JP 16097880U JP S6143710 Y2 JPS6143710 Y2 JP S6143710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- main body
- tip member
- tip
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 20
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000004830 Super Glue Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はシアノアクリレート系接着剤その他
特に、低粘度で嫌気性速硬型の接着剤容器に関す
る。
特に、低粘度で嫌気性速硬型の接着剤容器に関す
る。
(従来の技術)
この種接着剤は空気中の湿気と接触すると瞬時
に自硬化するので保管時は容器自体の密封性が高
いことしかし使用時には接着剤が容器先端から適
確に流出して接着目的を達成し得る性質が要求さ
れている。このような要望に応える接着剤容器と
して、容器本体の先端内側に配したストツパを該
本体内部に内装したスプリングの弾撥力によつて
常時はストツパによつて本体先端小孔を密閉する
ようにし、しかし、本体を握つてストツパに連設
せるチツプを対象物に押しつけた時は上記スプリ
ングの弾力に抗してストツパを内側に押し込み先
端小孔を開いて接着剤を流出し得るようにした携
帯用接着剤塗布容器が例えば実開昭53−86458に
よつて提供されている。このものは小型で携帯兼
塗布に至便である利点があるが、その問題点とし
てスプリングを内蔵した先端部材と容器本体は嵌
め合い、ねじ込み等の接続によつて気密性を維持
するようになつているが、長期保存及び高気密性
保持の見地からは通常熱融着、溶着等を必要とす
るのが一般的でこの分生産性を悪くしていた。
に自硬化するので保管時は容器自体の密封性が高
いことしかし使用時には接着剤が容器先端から適
確に流出して接着目的を達成し得る性質が要求さ
れている。このような要望に応える接着剤容器と
して、容器本体の先端内側に配したストツパを該
本体内部に内装したスプリングの弾撥力によつて
常時はストツパによつて本体先端小孔を密閉する
ようにし、しかし、本体を握つてストツパに連設
せるチツプを対象物に押しつけた時は上記スプリ
ングの弾力に抗してストツパを内側に押し込み先
端小孔を開いて接着剤を流出し得るようにした携
帯用接着剤塗布容器が例えば実開昭53−86458に
よつて提供されている。このものは小型で携帯兼
塗布に至便である利点があるが、その問題点とし
てスプリングを内蔵した先端部材と容器本体は嵌
め合い、ねじ込み等の接続によつて気密性を維持
するようになつているが、長期保存及び高気密性
保持の見地からは通常熱融着、溶着等を必要とす
るのが一般的でこの分生産性を悪くしていた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上記に鑑み、先端部材と容器本体とを
単なる嵌め合せのみによつても高気密性の維持可
能で生産性の良い接着剤(塗布)容器をこゝに提
供することを目的とする。
単なる嵌め合せのみによつても高気密性の維持可
能で生産性の良い接着剤(塗布)容器をこゝに提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的達成の本考案の概略的解決手段は、容
器本体と別個の内容器本体を適用し、この内容器
本体と先端部材とを軸線方向に密嵌し、続いてこ
の内容器本体と外容器本体とを同方向に嵌め込む
構成にある。上記構成から、本考案に於ける外容
器本体は従来の容器本体に対応するもので、本考
案に於ては別の内容器本体を導入した点を特徴と
する。
器本体と別個の内容器本体を適用し、この内容器
本体と先端部材とを軸線方向に密嵌し、続いてこ
の内容器本体と外容器本体とを同方向に嵌め込む
構成にある。上記構成から、本考案に於ける外容
器本体は従来の容器本体に対応するもので、本考
案に於ては別の内容器本体を導入した点を特徴と
する。
以下に本考案を望ましい実施例対応図を採つて
更に詳細に説明する図に於て; 第1図は本考案容器のキヤツプを付した状態の
正面図、第2図は同キヤツプを除した状態の正面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
キヤツプを除いた分解斜視図、第5図は第2図の
−線断面図である。図に於て、 本考案容器は、容器本体1と、先端小孔2内に
進退自在とされ常時はスプリング4の弾力によつ
て上記小孔2の内壁に係止しこの小孔2を閉鎖す
るも、このスプリング4の弾力に抗する反方向の
外力が付与された時は前記小孔2を開放するチツ
プ3を備えた先端部材6と、この先端部材6を覆
つて前記容器本体1に冠帽するキヤツプ7とより
成る接着剤容器に於て、上記容器本体1は内容器
本体12及び外容器本体11の内外二重容器より
成り、このうち内容器本体12は前記先端部材6
内に密嵌し得る外径を持つた嵌入部120と、こ
の嵌入部120以外の周体122に軸線方向に沿
設され且つ周方向に隔設された条溝121…とを
夫々備え、上記内容器本体12が嵌入部120を
介して先端部材6内に密嵌されると共に上記周体
122が求心方向に押圧されながら上記外容器本
体11の内に密嵌されていることを特徴とする接
着剤容器である。
更に詳細に説明する図に於て; 第1図は本考案容器のキヤツプを付した状態の
正面図、第2図は同キヤツプを除した状態の正面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
キヤツプを除いた分解斜視図、第5図は第2図の
−線断面図である。図に於て、 本考案容器は、容器本体1と、先端小孔2内に
進退自在とされ常時はスプリング4の弾力によつ
て上記小孔2の内壁に係止しこの小孔2を閉鎖す
るも、このスプリング4の弾力に抗する反方向の
外力が付与された時は前記小孔2を開放するチツ
プ3を備えた先端部材6と、この先端部材6を覆
つて前記容器本体1に冠帽するキヤツプ7とより
成る接着剤容器に於て、上記容器本体1は内容器
本体12及び外容器本体11の内外二重容器より
成り、このうち内容器本体12は前記先端部材6
内に密嵌し得る外径を持つた嵌入部120と、こ
の嵌入部120以外の周体122に軸線方向に沿
設され且つ周方向に隔設された条溝121…とを
夫々備え、上記内容器本体12が嵌入部120を
介して先端部材6内に密嵌されると共に上記周体
122が求心方向に押圧されながら上記外容器本
体11の内に密嵌されていることを特徴とする接
着剤容器である。
(作用)
本考案容器は以上の構成であるから、内容器本
体12内の接着剤は常時はチツプ3が小孔2を塞
いでいることによつてチツプ3を伝つて流出しな
いが、外容器本体11を握つてチツプ3を対象物
(紙、その他の接着剤塗布対象物)に押しつけて
該チツプ3をスプリング4に抗して押し込むと、
小孔2とチツプ3との隙間より接着剤が流出して
その目的が達せられ、上記押しつけを解くと再び
流出が阻止され、この点先行技術と同一である
が、本考案に於ては新たに内容器本体12を導入
して、この内容器本体12と先端部材6とを嵌入
部120を介して密嵌し、この内容器本体12の
外周122を求心方向に弾性的に押圧(縮径)さ
せて外容器本体11内に密嵌しているために、内
容器本体12及び外容器本体11のいづれと先端
部材6とを溶着することなく両容器本体を嵌合の
みにて気密的に接合出来る。又内外に二重の容器
構造によつて嫌気性の接着剤の気密性保持及び外
熱に対する遮熱性も良くなる。
体12内の接着剤は常時はチツプ3が小孔2を塞
いでいることによつてチツプ3を伝つて流出しな
いが、外容器本体11を握つてチツプ3を対象物
(紙、その他の接着剤塗布対象物)に押しつけて
該チツプ3をスプリング4に抗して押し込むと、
小孔2とチツプ3との隙間より接着剤が流出して
その目的が達せられ、上記押しつけを解くと再び
流出が阻止され、この点先行技術と同一である
が、本考案に於ては新たに内容器本体12を導入
して、この内容器本体12と先端部材6とを嵌入
部120を介して密嵌し、この内容器本体12の
外周122を求心方向に弾性的に押圧(縮径)さ
せて外容器本体11内に密嵌しているために、内
容器本体12及び外容器本体11のいづれと先端
部材6とを溶着することなく両容器本体を嵌合の
みにて気密的に接合出来る。又内外に二重の容器
構造によつて嫌気性の接着剤の気密性保持及び外
熱に対する遮熱性も良くなる。
(実施例)
内外容器本体12,11、先端部材6及びキヤ
ツプ7は一例としてポリオレフインにて製せられ
ている。又図の実施例に於ては更に次の配慮が採
られている。即ち、キヤツプ7が外容器本体11
より冠帽状態に於て容易に抜け出ないよう該外容
器本体11の円周方向の特定個所以外は抜出方向
に係合し得るようになつている。すなわち、外容
器本体11の上部には周方向に切欠1100を有
する突周縁110が設けられると共にその下側に
周溝111が凹設され、一方キヤツプ7の下端開
口の内壁の直径上には突条71,72が周方向に
2個所突設されている。112は上記突条71と
切欠1100とを位置合せをするための指標用突
起であつて、キヤツプ7のクリツプ70に合致す
る個所、すなわち、上記突条71に対応する個所
に設けられている。このような構成を採れば、ク
リツプ70と突起112とが合致するようにキヤ
ツプ7を外容器本体11に嵌入し、その位置より
旋回させると、突条71,72は周溝111内に
落ち込み、キヤツプ7の抜出方向の力に対しては
直上の突周縁110に係合して抜出防止をなすの
で、本案容器の保管中に誤つて子供等がキヤツプ
7を離脱することを防止することが出来るのはも
ちろん、逆にクリツプ70を目印にキヤツプ7を
旋回すれば之を離脱し得るので使用者にとつてそ
の操作が至つて容易となる便利がある。
ツプ7は一例としてポリオレフインにて製せられ
ている。又図の実施例に於ては更に次の配慮が採
られている。即ち、キヤツプ7が外容器本体11
より冠帽状態に於て容易に抜け出ないよう該外容
器本体11の円周方向の特定個所以外は抜出方向
に係合し得るようになつている。すなわち、外容
器本体11の上部には周方向に切欠1100を有
する突周縁110が設けられると共にその下側に
周溝111が凹設され、一方キヤツプ7の下端開
口の内壁の直径上には突条71,72が周方向に
2個所突設されている。112は上記突条71と
切欠1100とを位置合せをするための指標用突
起であつて、キヤツプ7のクリツプ70に合致す
る個所、すなわち、上記突条71に対応する個所
に設けられている。このような構成を採れば、ク
リツプ70と突起112とが合致するようにキヤ
ツプ7を外容器本体11に嵌入し、その位置より
旋回させると、突条71,72は周溝111内に
落ち込み、キヤツプ7の抜出方向の力に対しては
直上の突周縁110に係合して抜出防止をなすの
で、本案容器の保管中に誤つて子供等がキヤツプ
7を離脱することを防止することが出来るのはも
ちろん、逆にクリツプ70を目印にキヤツプ7を
旋回すれば之を離脱し得るので使用者にとつてそ
の操作が至つて容易となる便利がある。
(考案の効果)
本考案は作用の欄で述べたように内容器本体1
2と外容器本体11のいづれと先端部材6とを溶
着なしで気密接続が出来るので生産性は従来品よ
り一段と改善されると共に、内外二重の容器構造
によつて嫌気性の接着剤の気密保持及び外熱に対
する遮熱性も良くなるので此種接着剤の保存性も
改良される優れた利益が得られる。
2と外容器本体11のいづれと先端部材6とを溶
着なしで気密接続が出来るので生産性は従来品よ
り一段と改善されると共に、内外二重の容器構造
によつて嫌気性の接着剤の気密保持及び外熱に対
する遮熱性も良くなるので此種接着剤の保存性も
改良される優れた利益が得られる。
第1図は本考案容器のキヤツプを付した状態の
正面図、第2図は、同キヤツプを除した状態の正
面図、第3図は第2図の−線断面図、第4図
は、キヤツプを除いた分解斜視図、第5図は第2
図の−線断面図である。 符号の説明、1……容器本体、11……外容器
本体、12……内容器本体、2……小孔、3……
チツプ、4……スプリング、6……先端部材、7
……キヤツプ、70……クリツプ、71,72…
…突条、110……突周縁、1100……切欠、
111……周溝、112……突起、120……嵌
入部、121……条溝、122……外周。
正面図、第2図は、同キヤツプを除した状態の正
面図、第3図は第2図の−線断面図、第4図
は、キヤツプを除いた分解斜視図、第5図は第2
図の−線断面図である。 符号の説明、1……容器本体、11……外容器
本体、12……内容器本体、2……小孔、3……
チツプ、4……スプリング、6……先端部材、7
……キヤツプ、70……クリツプ、71,72…
…突条、110……突周縁、1100……切欠、
111……周溝、112……突起、120……嵌
入部、121……条溝、122……外周。
Claims (1)
- 容器本体1と、先端小孔2内に進退自在とされ
常時はスプリング4の弾力によつて上記小孔2の
内壁に係止しこの小孔2を閉鎖するも、このスプ
リング4の弾力に抗する反方向の外力が付与され
た時は前記小孔2を開放するチツプ3を備えた先
端部材6と、この先端部材6を覆つて前記容器本
体1に冠帽するキヤツプ7とより成る接着剤容器
に於て、上記容器本体1は内容器本体12及び外
容器本体11の内外二重容器より成り、このうち
内容器本体12は前記先端部材6内に密嵌し得る
外径を持つた嵌入部120と、この嵌入部120
以外の周体122に軸線方向に沿設され且つ周方
向に隔設された条溝121…とを夫々備え、上記
内容器本体12が嵌入部120を介して先端部材
6内に密嵌されると共に上記周体122が求心方
向に押圧されながら上記外容器本体11に密嵌さ
れていることを特徴とする接着剤容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16097880U JPS6143710Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16097880U JPS6143710Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786951U JPS5786951U (ja) | 1982-05-28 |
JPS6143710Y2 true JPS6143710Y2 (ja) | 1986-12-10 |
Family
ID=29519906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16097880U Expired JPS6143710Y2 (ja) | 1980-11-10 | 1980-11-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143710Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP16097880U patent/JPS6143710Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786951U (ja) | 1982-05-28 |
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