JPS6037321Y2 - 接着剤容器 - Google Patents

接着剤容器

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JPS6037321Y2
JPS6037321Y2 JP17492079U JP17492079U JPS6037321Y2 JP S6037321 Y2 JPS6037321 Y2 JP S6037321Y2 JP 17492079 U JP17492079 U JP 17492079U JP 17492079 U JP17492079 U JP 17492079U JP S6037321 Y2 JPS6037321 Y2 JP S6037321Y2
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JP
Japan
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cap
nozzle
container body
adhesive
needle valve
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JP17492079U
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JPS5691279U (ja
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恒男 安藤
要一 廣野
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は接着剤容器、とくにα−シアノアクリレート
系接着剤の如く空気中の水分によって極めて速やかに硬
化する接着剤に使用して好適なペンシル型の接着剤容器
に関するものである。
従来、この種の接着剤容器において、容器本体の開口端
に中空円錐状のノズルを連設し、このノズル内に挿着し
たニードル弁の先端をノズルの開口端より突出させるこ
とによって、ニードル弁をスプリングの張力に抗して没
入させノズル内の流出通路を開けて容器本体内の接着剤
を流出させるようにしたものが実用化されている。
しかして、このような接着剤の容器にあっては、ノズル
及びニードル弁の先端の保護と、これら先端のに付着す
る接着剤の固化等を予防するために密閉機能を有するキ
ャップを容器に着脱自在に挿着している。
しかしながら、キャップを容器に螺押させるようにした
場合には、その着脱時におけるキャップ内の圧力変動を
少くできる利点を有していながらも着脱操作がめんどう
である。
又、キャップと容器とをスナップインさせるようにした
場合、あるいは、キャップを容器に挿入圧着(嵌着)さ
せるようにした場合は、その着脱操作性が改善されるに
も拘わらず、着脱時にキャップ内に圧力変動が発生する
即ち、キャップを装着する時は、キャップ内の容積がノ
ズル等の突入によって狭められて圧力が上昇し、又、キ
ャップの取外し時には逆にキャップ内に圧力は一時的に
低下する。
一方、ノズル内に形成されたニードル弁は、スプリング
によって突出付勢(ノズルに圧着保持)されているのみ
であり、かつ、塗布作業時の操作性(開弁操作性)を向
上させるために、ばね定数の小さなスプリングを用いて
いる。
従って、キャップの着脱時にその内圧が変動すると、こ
の圧力の変動にともなってニードル弁が押し開かれてノ
ズルから容器内に空気が流入し、又は、容器内の接着剤
がノズルの開口端から噴出飛散することがある。
このようにして容器内に空気が流入すると、ニードル弁
近傍の接着剤が固化してニードル弁の開閉に支障をもた
らすことがあり、又、ノズルから吸い出された接着剤が
その周囲を汚損するなどの欠点がある。
この考案は、上記に鑑みてなされたものであって、キャ
ップの着脱操作性及びキャップによる密閉性を損うこと
なく、キャップの着脱にともなう容器内への空気の流入
又は接着剤の吸い出し作用を確実に予防することを目的
とするものである。
以下にこの考案を図面に示された一実施例について説明
する。
図において、1は接着剤を収容する容器本体で、α−シ
アノアクリレート系接着剤に対し不活性な合成樹脂資材
で有底円筒状に構成されている。
2は前記容器本体1の開口端に嵌着固定された中空円錐
状のノズルで、その基端には容器本体1への取付部を構
成する筒部3を一体に猛威している。
尚、このノズル2も容器本体1と同様の資材で構成され
ている。
又、ノズル2に猛威された流出通路4にはニードル弁5
を回動並びに摺動自在に挿着している。
6はニードル弁5の基端を一端に嵌着固定したスパイラ
ルスプリングで、その他端に固着したリング7を前記筒
部3の端面と容器本体1の内面に猛威した段付面との間
に挟み込み固定している。
尚、このスパイラルスプリング6は、常時はニードル弁
5を突出保持させてその外周面を流出通路4(ノズル2
の内周面)に圧着させることによってこの流出通路4を
閉塞保持するが、ノズル2の先端から突出させたニード
ル弁5の先端を塗布面等につき当ててこのニードル弁5
をスプリング6に抗して没入させれば、ニードル弁5の
外周面がノズル2の内周面から浮上して流出通路4が開
かれるようになっている。
又、このようなニードル弁5の出没摺動に際しては、ス
パイラルスプリング6の両端面に捩れが生じるため、ニ
ードル弁5は回動しつつ出没摺動されることになる。
実施例では、ニードル弁5を硬質合成樹脂資材で構成す
ると共に、スパイラルスプリング6を硬質合成樹脂資材
で構成したものであるが、ニードル弁5を金属材料等で
構成しても良く、あるいは、ニードル弁5とスパイラル
スプリング6とを軟質(弾性)合成樹脂資材で一体に猛
威しても良い。
8は前記ノズル2を覆うキャップで、その開口端近傍内
周面を容器本体1の開口端近傍外周面に圧着させて着脱
自在に装着されている。
又、容器本体1の外周面には、前記キャップ8の開口端
面9と密着する段付面10を形成すると共に、キャップ
8の内周面には前記開口端面9に至る複数本の溝条11
を猛威している。
そしてキャップ8の内奥端には、アンダーライン12を
設けて乾燥剤13を係着保持させている。
14はキャップ8の外周面に猛威した滑り止めである。
斯る構成の接着剤容器において、常時はキャップ8を容
器本体1に装着してノズル2の保護を行わせる。
このようなキャップ8の装着時には、キャップ8の開口
端面9が容器1の段付面10に密着するので、キャップ
8の内側は密閉されている。
従って、キャップ8の内側の空気は、乾燥剤による吸湿
作用で乾燥状態に維持されるため、例えノズル2の先端
部等に接着剤が付着していようとも、接着剤の固化(反
応)は予防される。
又、塗布作業を行うには、キャップ8を取り除くのであ
る。
この時、キャップ8を僅かに引き抜くと、まず、キャッ
プ8の開口端面9と容器本体1の段付面10とが離れる
又、キャップ8の内周面には、前記開口端面9に至る溝
条11を猛威しているために、キャップ8の内側と外側
とは前記溝条11を介して連通される。
従ってキャップ8の抜き取り時には、溝条11を介して
キャップ8の内側に空気が流入するため、ノズル2の先
端近傍の圧力が低下することはない。
このために、キャップ8を急激に抜き取ろうとも、キャ
ップ8の内側の圧力低下を予防できるので、容器本体1
の接着剤に対する吸い出し作用は行われない。
又キャップ8を取り付けるに際しても、キャップ8の開
口端面9が容器本体1の段付面10に密着するまでは溝
条11を介してキャップ8の内外が連通されている。
このために、キャップ8の内側は外側(容器内)と同一
圧力に保持されることになり、ニードル弁5が押し開か
れて容器本体1に空気が流入するおそれもない。
即ち、キャップ8の内外は、その開口端面9と段付面1
0とが僅かでも離れると、溝条11を介して連通される
ため、キャップ8の内周面を容器本体1の開口端部外周
面に圧入されるようにした場合にも、キャップ8の内側
の圧力変動を予防できる。
このために、キャップ8の着脱にともなって容器本体1
内に空気が押し込まれたり、容器本体1内の接着剤が吸
い出されたりするおそれは全くない。
上記実施例では、キャップ8の内周面に溝条11を形成
したものであるが、この溝条11に代えて第4図に示す
ように突条11′を形成することにより、キャップ8の
内周面と容器本体1の外周面との間に空気通路を形成す
るようにしても良い。
尚、このように突条11′を設けた場合には、この突条
11′の高さで容器1とキャップ8との嵌着強度(係合
力)を調整できる。
又、前記溝条又は突条は必ずしもキャップ8の内周面の
みに限定されるものではなく、この内周面に圧接する容
器本体1の開口端近傍外周面に形成しても良い 更に、実施例では、容器本体とキャップとを圧入嵌合さ
せるようにしたものであるが、溝条又は突条による空気
通路より小さな係合部を設けて両者を係着させるように
しても良い。
以上説明したように、この考案によれば、容器本体とキ
ャップとの密着性を損うことなくキャップの着脱時にお
けるキャップ内側の圧力変動を予防できるために、ニー
ドル弁に抗してノズルから容器内に空気が押し込まれた
り、ニードル弁近傍に位置する接着剤がノズルから吸い
出されるおそれが全くない。
従って、容器本体内に収容されている接着剤の劣化を抑
制できると共に、ノズル先端の汚損を予防できるなどα
−シアノアクリレート系接着剤の容器として好適なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部を破断(−た側面図
、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は同上キャッ
プの斜視図、第4図はこの考案の変形例による第1図の
■−■断面に相当する断面図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・ノズル、4・
・・・・・流出通路、5・・・・・・ニードル弁、6・
・・・・・スプリング、8・・・・・・キャップ、9・
・・・・・開口端面、10・・・・・・段付面、11・
・・・・・溝条、11・・・・・・突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接着剤を収納する筒状の容器本体と、該容器本体の開口
    端に嵌着固定された中空円錐状のノズルと、該ノズルを
    覆うべく前記容器本体に着脱自在に挿着されたキャップ
    と、前記ノズル内に摺動自在に挿着されると共に先端を
    ノズルの開口端から突出させたニードル弁と、該ニード
    ル弁を突出付勢させてノズル内に形成された流出通路を
    閉塞保持するスプリングとを備え、前記キャップの開口
    端面と密接する環状の段付面を容器本体の外周面に形成
    すると共に、前記開口端面又は、段付面に至る突条又は
    溝条をキャップの内周面又は該内周面と密接する容器本
    体の開口端近傍外周面の少なくとも一方に形成したこと
    を特徴とする接着剤容器。
JP17492079U 1979-12-18 1979-12-18 接着剤容器 Expired JPS6037321Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17492079U JPS6037321Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 接着剤容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17492079U JPS6037321Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 接着剤容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5691279U JPS5691279U (ja) 1981-07-21
JPS6037321Y2 true JPS6037321Y2 (ja) 1985-11-07

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ID=29685621

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17492079U Expired JPS6037321Y2 (ja) 1979-12-18 1979-12-18 接着剤容器

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JPS5691279U (ja) 1981-07-21

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