JP4384938B2 - 塗布容器 - Google Patents

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Description

本発明は、粘度の低い液体、とくに浸透生の高い液体を必要に応じて適量注出、塗布するのに好適な塗布容器に関するものである。
痒み止め等の比較的低粘度の薬剤、とくに浸透生の高い薬剤を入れた容器は、その口部にスプリング等の部材にて弾性支持された弁体が組み込まれており、該弁体を患部に押し当てて開放し、その時注出された薬剤をそのまま、あるいはスポンジ等の塗布体を使用することで薬剤の塗布を可能としている(例えば特許文献1参照)。
実開昭61−129750号公報
ところで、この種の容器においては、内容物を滴下させて塗布したほうが都合がよい場合もあるところ、従来の塗布容器は弁体の開放は患部への押しつけによって行うものであるから内容物を滴下させて塗布することは不可能であった。
本発明の課題は、内容物を直接塗布する場合及び滴下させて塗布する場合の2種の塗布形態を選択できる塗布容器を提案するところにある。
本発明は、内容物を収納する容器と、この容器の口部に設置され容器内につながる開口を有するベースと、このベースに覆いかぶさり該ベースの開口につながる注出孔を有するカバーと、該ベースの開口及びカバーの注出孔をそれぞれ隙間を隔てて挿通し、外部に向けて突出するロッドを有するとともにベースの内側に密着して弾性支持される弁体とを備え、
前記ベースとカバーとの相互間に、容器内の内容物をカバーの注出孔より滴下させる通路を設けたことを特徴とする塗布容器である。
上記の構成になる塗布容器において、前記通路は、カバーの回動による位置合わせにて開通させるものが好ましい。
また、前記ベースの開口は、ロッドを塗布すべき部位に押し当て該ロッドを介して弁体をベースの内側から離反させることによって開放するものが適用される。
弁体につながるロッドを塗布部位に押し当てることで該弁体を開放して内容物の直接塗布を可能とし、ベースとカバーの相互間に設けた通路を通して内容物を流出させることで滴下による塗布を可能とする。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう塗布容器の実施の形態を示した図である。
図における1は内容物を収納する容器である。この容器1は図示はしないがオーバーキャップを装着することができるようになっている。また、2は容器1の口部1aに挿入、設置されるベースであり、このベース2は容器1への挿入筒部内側に連結片を介して立設する内筒部上方に容器内につながる開口2aを有する。3はベース2に回動自在でかつ抜け止め不能に覆いかぶさり該ベース2の開口2aにつながる注出孔3aを有するカバーである。このカバー3は外周壁に平板状の把持部が設けられる。また、4はベース2の開口2a及びカバー3の注出孔3aをそれぞれ隙間t、tを隔てて挿通し、外部に向けて突出するロッド4aを有するとともにベース2の内側に密着して弾性支持される弁体である。この弁体4はベース2の開口2aの直下に位置するもので、下向き外方にテーパー状に広がる弁座部の内側に密着するようになっている。5は弁体4と一体成形されベース2の内筒部末端で係止固定された弾性部材であって、この弾性部材5によって弁体4をベース2の内側、すなわち弁座部に圧接するように弾性支持する。
また、6はベース2とカバー3の相互間でベース2の内筒部外壁上方に設けられた溝部、7はベース2とカバー3の相互間でカバー3のインナーリング部内壁に設けられた溝部であり、これらの溝部6、7はカバー3の回動による位置合わせによって開通させる通路8を構成するものであって、この通路8及び通路8の上方に接続するベース2とカバー3の隙間を通して容器1内の内容物を流出させることでカバー3の注出孔3aより滴下させる。
上記の構成になる塗布容器において容器内の内容物を滴下させるには、まず、カバー3の平板状の把持部をつまんで該カバー3をベース2に対して回転させ溝部6、7が連通するように位置合わせを行い、次いで図2に示すように反転させる。そうするとその要部を図3で拡大して示す如く容器1内の内容物は通路8を経てカバー3の注出孔3aから滴下することになる。この状態では、ベース2の開口2aは弁体4が弾性部材5によってベース2の弁座部に圧接、シールされているため開口2aから内容物が流出することはない。
一方、図4に示すように弁体4のロッド4aを塗布部位に押しつけるとロッド4aにつながる弁体4は弾性部材5の反発力に抗してベース2の内側(弁座部)から離反し、開口2aが開放されることになり、容器1内の内容物は該開口2a、及び注出孔3aを経て塗布すべき部位に流出することになる。
この時、通路8を遮断しておけば開口2aを通過する内容物のみが注出孔3aから流出するが、通路8を開通させておくことでここからも内容物が同時に流出することになり、内容物の注出にかかわる流量の増大が見込める。
容器1は硬質の合成樹脂を用いることができるが、軟質あるいは薄肉の合成樹脂で構成してその胴部をスクイズできるようにしてもよく、容器の材質や肉厚等については限定されない。
とくに容器1をスクイズできるようにしておくことで、溝部6、7を通しての注出においては内容物の連続的な滴下が可能となる。なお、注出時の溝部6、7の位置合わせを容易にするため、図示はしないが、位置合わせ用のマークを付しておくのが好適である。
また、弾性部材5は弁体4に一体成形した構造のものについて示したが、これは別体ものであってもよいし、あるいはベース2と連結された構造であってもよい。
内容物を直接塗布する場合と滴下させて塗布する場合の2種の塗布形態を選択できる使い勝手のよい塗布容器が提供できる。
本発明にしたがう塗布容器の実施の形態を示した図である。 図1に示した塗布容器を反転させた状態を示した図である。 図2の要部を拡大して示した図である。 図1に示した容器の使用状況の説明図である。
符号の説明
1 容器
1a 口部
2 ベース
2a 開口
3 カバー
3a 注出孔
4 弁体
5 弾性部材
6 溝部
7 溝部
8 通路

Claims (3)

  1. 内容物を収納する容器と、この容器の口部に設置され容器内につながる開口を有するベースと、このベースに覆いかぶさり該ベースの開口につながる注出孔を有するカバーと、該ベースの開口及びカバーの注出孔をそれぞれ隙間を隔てて挿通し、外部に向けて突出するロッドを有するとともにベースの内側に密着して弾性支持される弁体とを備え、
    前記ベースとカバーとの相互間に、容器内の内容物をカバーの注出孔より滴下させる通路を設けたことを特徴とする塗布容器。
  2. 前記通路は、カバーの回動による位置合わせにて開通させるものである請求項1記載の塗布容器。
  3. 前記ベースの開口は、ロッドを塗布すべき部位に押し当て該ロッドを介して弁体をベースの内側から離反させることによって開放するものである請求項1または2記載の塗布容器。
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