JPS6143678A - 含水ゲル - Google Patents

含水ゲル

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JPS6143678A
JPS6143678A JP16623384A JP16623384A JPS6143678A JP S6143678 A JPS6143678 A JP S6143678A JP 16623384 A JP16623384 A JP 16623384A JP 16623384 A JP16623384 A JP 16623384A JP S6143678 A JPS6143678 A JP S6143678A
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water
acid
oxide
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soluble polymer
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JP16623384A
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JPS6331517B2 (ja
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Tatsuo Wada
和田 達男
Isao So
宗 伊佐雄
Isoharu Sakai
酒井 五十治
Shintaro Wada
和田 伸太郎
Shoji Tawara
昌治 田原
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Nitto Denko Corp
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Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業との利用分野〉 本発明唸保水性、保形性及び透明性にすぐれる含水ゲル
に関するもので、更に詳しくは冷却用、保冷用、化粧用
、医科用などの主として冷感材料に好適に使用される含
水ゲルを提供するものである0 〈従来技術とその問題点〉 含水”y’lvとしては、寒天、こんにゃく−マンナン
の如き天然系高分子材料と水とからなるタイプと、ぼり
ビニルアルコール、ポリアクリル酸及びそれらの塩、カ
ルボキシメチルセルロースの如き合成系高分子材料と水
との混合物に、2価以上の金属塩、エポキシ化合物、ホ
ウ酸、アルデヒド化合物、ケトシ類の如きゲル化成分を
配合して反応させてなるタイプとが知られている。
しかして、前記天然系高分子材料を主体とする含水ゲル
は、その主材の組成に起因して腐食したシ、加熱下でタ
ル構造が喪失したシするといった欠点があシ、また合成
系高分子材料を主体とする含水グルは、例えば′7′ル
化成分が塩化マグネシウム、塩化カルシウムの如き2価
以上の金属塩であるときは、主材とのゲル化速度が早す
ぎて所望の形状に成形できなかったり、ゲル中に充分な
水分を保有させることができな6蔦つたりするという欠
点があシ、また’y’w化成分としてトリグリシジルイ
ソシアヌレートの如きエポキシ化合物を使用すると、含
水ゲルとしては適度な保水性及び保形性を有するが、一
般にエポキシ化合物は毒性を有するためKff造時に作
業者の健康を阻害することがらり、またその反応速度は
遅いので初期の形態が反応完結までに崩れてしまって目
的とする形状の含水グルが得られないことがあるもので
ある。
本発明者らはかかる従来技術の欠点を解決するために種
々実験を重ねた結果、ポリアクリル酸及び/又はff 
リアクリル酸塩と水とからなる配合系に多価金属酸化物
をグル化剤として添加してゲル化させることによシ、保
水及び保形性にすぐれる含水y/L/が得られることを
見い出したが、一般に多価金属酸化物は水に対して溶解
速度が遅いために1反応速度を速めるためには、多量の
添加が必要であシ、その結果、前記酸化物が隠蔽剤的な
働きをして、透明性にすぐれる含水′f/L/が得られ
にくいものであった。
〈発明の目的及び構成〉 本発明者らは、透明性の向上についてさらに鋭意研究開
発を重ねた結果、前記配合系に多価金属酸化物と共に特
定の酸を配合すると、驚くべきことに1ゲル化速度が早
く、シかも透明性にすぐれる含水グルが得られることを
知見し、本発明に至ったものである。
即ち本発明は1分子内にカルボキシル基及び/又はその
塩を有する水溶性ポリマーと、水と、多価金属酸化物と
、水に対する酸解Ji1指数が前記ポリマーよ)も大き
く且つ前記酸化物との金属塩の水に対する溶解度が少な
くとも0.0111/Jである酸とが必須成分として配
合させてなることを特徴とする、透明性良好な含水ゲル
を提供するものであるO 本発明の含水ゲルによれば、良好な保水及び保形性を有
し、しかも透明性にすぐれるので、冷却用、保冷用1、
化粧用、医科用などの冷感材料として、またクツショシ
性を利用しての訪震材などに有効に、使用できるという
特徴を有するが、とシわけ本発明の含水ゲルが従来の含
水グルと異なる点は、水中に浸漬しておくと溶解するこ
とで心シ、従りて使用後の処理が簡単であることである
。これは本発明の含水yルFi、水溶性ポリマーを疑似
架橋することによるもので、水分が一定量以上存在する
場合、水溶性ポリマーが水中に溶解する力を抑制出来る
程の強い架橋形態を有していないためと思われる。
本発明の実施に当って胛いら九る水溶性ポリマーとして
は1分子内に架橋反応点であるカルボキシル基を有する
ものであれば特に制限なく使用できるものであシ、好ま
しくは重合度が500以上のアクリルW1重合体、メタ
クリル酸重合体、アクリル酸共重合体、メタクリル酸共
重合体、無水マレイン酸とスチレン、イソブチレジ、メ
チフレビニルエーテルなどとの共重合体の加水分解物及
びこれらの−価のアルカリ金属塩の如き合成高分子物質
カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロ
ースなどのカルボキシ変成セルロースエーテル類の如き
半合成高分子物質、アルギン酸、ベクチシの如き天然高
分子物質が挙げられる0かかる水溶性ポリマーの使用量
は、1〜50重量%が好ましく、1重址%未満では目的
とする含水ゲルが得られ難く、50重量%超えると製造
時の溶液粘度が高すぎるために得られる含水ゲルが不、
均一となる恐れがあシ好ましくないもの:r:ある。
多価金属酸化物としては、酸化亜鉛、酸化マグネシウム
、酸化カドミウムなどが好適に使用されるが、例えば酸
化アルミニウム、酸化チタン、酸化マンガンの如き多価
金属酸化物でも使用することができるものである。かか
る多価金属酸化物の使用量は、目的とするゲル化速度に
よって訣められるものであるが、好ま、シ〈は配合系の
前記ポリマーに少なくとも5xto’Ji’当量/ C
e %実用的には2X1(1’〜1.6X10−’、g
当量/C1!の範囲とされるものでらる0 また酸としては、水に対する酸解離指数が前記水溶性ポ
リマーよりも大きく、且つ前記酸化物との金属塩の水に
対する溶解度が少なくとも0.011//I 、好まし
くは0.1〜100011/Iであるものであれば特に
制限なく使用できるものであシ、例えばクエン酸、マレ
イン酸、シュウ酸、乳W1.ラク酸、酢酸、安息香酸の
如き有機酸及び/又はケイ酸、テルル酸の如き無機酸が
挙げられる。
酸の水に対する酸解離指数が水溶性ポリマーよりも小さ
いと、ゲル化速度を短縮できないばかシか、ゲル強度が
酸を添加しない場合よシ弱くなったル、ゲル化しないこ
とがめり、また反対にゲル化速度が早すぎて不均一なゲ
ルができた〕、離水した5’A/ができたシするために
好ましくないものであって、望ましくは水に対する酸解
m指数が前記水、溶性ポリマーよシも少なくとも0.0
1.実用的には0.1〜6,00II囲で大きいもので
ある。
また前記多価金属酸化物との金属塩の水に対する溶解度
が0.011/l以下であると透明な含水ゲルが得られ
ないもので6L好ましい溶解度は1、 O171以上に
あることである。
このような酸の使用量は、目的とするゲル化速度によっ
て決められるが、一般にこの系に使用される多価金属酸
化物の使用当量数以下で充分であシ、実用的には、I 
X 10−4〜1. I X 10−” 、17当ft
/ccの範囲とされるものである。
配合系における水分の使用量は、5〜951i量%が好
ましいものであ勺、5重量%未満では製造時の溶液粘度
が高すき゛て均一なy/I/が得られないことがあシ%
95重量%以上では水分が均一に分散し難く、従ってゲ
ルの水分が扁在することかあるものである。
このような配合系には、必要に応じて、グリセリン、エ
チレングリコ−/L/、プロピレングリコールの如き多
価アルコール類、ガラスピーズ、 g、m紬糸の如き充
填剤、その他目的に応じて着色剤、香料、lll!F腐
剤、防汚剤、薬物、化粧料、ケイ光剤。
リン光剤の如き配合剤を30M量%以下の範囲で添加し
、ゲル化させて含水ゲルを得ることができる0 本発明の含水ゲルが良好な保水性及び保形性を有し、し
かもすぐれた透明性を有することは以下の実施例にて例
証される。
以下本発明の実施例を示す〇 実施例1 水に対する酸解I!IFi数が4.257のポリアクリ
ル酸(重合度6000 )の20重量%水溶液18.5
.!9をビーカーに入れ、これに水酸化ナトリウムを1
.5pfB加して部分中和する。この水溶液に酸化亜鉛
1.2Jt−添加して均一に混合し、これに水に対する
酸解離指数が4.757で且つ酸化亜鉛との金属塩の水
に対する溶解度が4009/jである酢lto、9.9
を水IIに溶解した水溶液を添加して均一に混合撹拌し
、厚さ10絽のトレーにM延してゲル化させ、シート状
の透明な含水ゲルを得た。
実施例2 水に対する酸解l1llI指数が4.7であるアルギン
酸の153iii1%水溶液2.0pt″ビーカーに入
れ、これに水酸化カリウムを0.17,9i加して均一
に混合し、これに酸化マグネシウムを0.6!!を添加
して均一に混合する。この混合液に、水に対する酸解離
指数が4.757で且つ酸化マグネシウムとの金属塩の
水に対する溶解度が635 /l/11である酢酸0.
41を水1gに溶解した水溶液を添加して均一に混合撹
拌して、厚さ10mのトレーに流延して′I′p化させ
、シート状の透明な含水ゲルを得た。
実施例3 水に対する酸解離指数が3.7であるメチルビニルエー
テル−無水マレイシ酸共重合体の15重量%水溶fi2
011をビーカーに入れ、これに水酸化ナトリウムを0
.76.9添加して均一に混合して部分中和し、さらに
酸化亜鉛を1.6.5111加して均一に混合する。こ
の混合液に、水に対する酸解離指数が3.862で且つ
酸化亜鉛との金属塩の水に対する溶解度が521/lで
ある乳酸0.8Iを水IIK溶解した水溶液を添加して
均一に混合撹拌して、厚さ101nのトレーに流延して
ゲル化させ、シート状の透明な含水ゲルを得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)分子内にカルボキシル基及び/又はその塩を有する
    水溶性ポリマーと、水と、多価金属酸化物と、水に対す
    る酸解離指数が前記ポリマーよりも大きく且つ前記酸化
    物との金属塩の水に対する溶解度が少なくとも0.01
    g/lである酸とが必須成分として配合させてなること
    を特徴とする、透明性良好な含水ゲル。 2)前記水溶性ポリマーがポリアクリル酸又はその塩の
    群から選ばれた少なくとも一種である特許請求の範囲第
    1項記載の含水ゲル。 3)多価金属酸化物が酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸
    化カドミウムの群から選ばれた少なくとも一種である特
    許請求の範囲第1項記載の含水ゲル。 4)酸が酢酸、乳酸の群から選ばれた少なくとも一種の
    有機酸である特許請求の範囲第1項記載の含水ゲル。
JP16623384A 1984-08-07 1984-08-07 含水ゲル Granted JPS6143678A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001081442A1 (fr) * 2000-04-25 2001-11-01 Kansai Paint Co., Ltd. Gel de polyurethanne aqueux, son procede de production et son utilisation
JP2013177587A (ja) * 2012-02-10 2013-09-09 Sanyo Chem Ind Ltd 水性液用ゲル化剤、水性液ゲル、消臭及び/又は芳香剤並びに水性液ゲルの製造方法

Cited By (3)

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WO2001081442A1 (fr) * 2000-04-25 2001-11-01 Kansai Paint Co., Ltd. Gel de polyurethanne aqueux, son procede de production et son utilisation
US6528577B2 (en) 2000-04-25 2003-03-04 Kansai Paint Co., Ltd. Aqueous polyurethane gel, process for producing the same, and use thereof
JP2013177587A (ja) * 2012-02-10 2013-09-09 Sanyo Chem Ind Ltd 水性液用ゲル化剤、水性液ゲル、消臭及び/又は芳香剤並びに水性液ゲルの製造方法

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JPS6331517B2 (ja) 1988-06-24

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