JPS6143560Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143560Y2
JPS6143560Y2 JP18330381U JP18330381U JPS6143560Y2 JP S6143560 Y2 JPS6143560 Y2 JP S6143560Y2 JP 18330381 U JP18330381 U JP 18330381U JP 18330381 U JP18330381 U JP 18330381U JP S6143560 Y2 JPS6143560 Y2 JP S6143560Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tatami
injection
injection needle
injector
protective cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18330381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5886270U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18330381U priority Critical patent/JPS5886270U/ja
Publication of JPS5886270U publication Critical patent/JPS5886270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6143560Y2 publication Critical patent/JPS6143560Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は畳処理用噴射装置に関する。
従来畳の害虫が微生物を駆除する方法として、
畳特にその裏面を日光に晒し乾す方法や畳に殺虫
用薬剤を噴霧又は塗布する方法などが一般に採用
されているが、之等従来法ではいずれの場合であ
つても畳の外表面が単に処理されるだけで内層部
は依然として未処理のままであり、これでは到底
満足すべき防除効果は期待できない。
本考案はこのような畳の処理を高度の防除効果
のもとに、しかも極く簡単な操作でもつて行い得
ると共に、場合によつては通常の空中噴霧や壁板
と壁との間、タンスと壁との間、タンスとタンス
の間、床下などの狭い空間への噴霧などの用途に
も適用し得るような噴射装置を提供しようとする
目的でなされたもので以下に本考案の一実施例を
添付図面にもとづき説明すると次の通りである。
図に於て、1は畳処理剤噴射用のエアゾル噴射
器で、押ボタン2を介して弁杆3を復元バネ(図
示せず)に抗して押下げることにより放出バルブ
(図示せず)を開放しエアゾルを噴射できるよう
になつている。このような噴射器の構造そのもの
は、ハエ、ゴキブリなどの駆除に用いられている
通常のエアゾル噴射器と実質的に全く異なる所が
なく、連続噴射式は勿論、定量噴射にみられるよ
うな継続噴射式であつてもよい。
4は基端の接続部4aに於て、上記噴射器1の
噴射部に適宜接続される畳刺入用の噴射針であつ
て、その材質及び形状は畳に刺入できるものであ
れば特に限定されず、通常は金属製の管状体であ
つて畳に刺跡を残さない程度の太さのものが用い
られる。又有効長さも任意であり、例えば規格品
の畳(厚さ5cm)に適用する場合には、4cm前後
が適当である。噴射針4は伸縮又は折曲げ自在性
を有していてもよい。噴射針4に設けられる噴孔
4bの形成位置、形成数、形状及び開口面積も特
に限定されず、例えば第3〜4図に示すように噴
孔4bも噴射針4の側部の3個所に上下に多段的
に且つ各段に於て位相が120゜の間隙でずれるよ
うに形成される。この図示のものは側方噴射型で
あるが、これに代え垂直噴射型としてもよく、こ
の場合には、噴孔は噴射針4の上端に形成され
る。この形式のものは畳の側部から処理剤を噴入
する場合に有利である。噴孔4bの形状としては
広い拡散性を得るために、横長又は縦長のスリツ
ト状や十字型とすることができる。また噴射針4
の基端に設けられる接続部4aとしては、噴射器
1の噴射部と接続し得るものであればよく、図に
は弁杆3の外径に対応する内径の差込口4a1を形
成した場合が示され、この場合弁杆3は押ボタン
2を取り外した後に差込口4a1に差込まれ接続さ
れる。このような接続手段に代え、押ボタン2を
取り外すことなしに、押ボタン2の噴孔2aと噴
射針4内が接続されるように、押ボタン2を直
接、接続部4aに差込むようにしてもよいし、或
は押ボタン2が噴筒(図示せず)を有する場合に
は、噴筒を接続部4aに差込み接続するようにし
てもよい。また接続部4aと噴射器1の噴射部を
可撓性チユーブ(図示せず)を用いて接続するよ
うにしてもよい。
5は噴射器1の頭部に着脱自在に嵌装された保
護キヤツプで、該保護キヤツプ5は天板部5aの
上面、好ましくはその上面中央部に、上記噴射針
4を基端の接続部4aに於て着脱自在に挿着する
ための挿着部6が形成されている。挿着部6とし
ては図示のように天板部5aの上面に挿込穴を形
成しておいてこれに接続部4aを挿込むような構
造のものでもよいし、或はこれとは逆に図示され
ていないが、天板部5aの上面に突部を形成して
おいて、これに接続部4aをその差込穴4a1に於
て挿着するような構造のものでもよく、また之等
以外の構造でもよい。このような挿着は、必要時
に挿着を簡単に解き得るようにするために、緩る
い嵌め合いでよい。第1〜2図に示すように、保
護キヤツプ5の天板部5aの外周部の一部に噴射
針4の接続部4aを収納し得る程度の大きさの凹
段部7を形成すると共に、凹段部7底面7aに、
噴射針4挿通用の挿通穴7bを形成しておけば、
非使用時に噴射針4を保護キヤツプ5に収納保持
できるので便利である。
上述の構造を有する本考案装置に於て、第1図
に示す状態より保護キヤツプ5を取り外すことに
より、噴射器1を空中噴霧など通常の噴射器とし
て使用できる。
一方本考案装置を用いて畳aの害虫駆除などの
処理を施すに際しては、保護キヤツプ5の天板部
5a上面の挿着部6に噴射針4をその基端の接続
部4aに於て挿着し、この保護キヤツプ5を押込
み部材として利用し噴射針4を畳aに刺入する。
この状態が第5図に示されている。次に噴射針4
を畳aに残したまま、該噴射針4より保護キヤツ
プ5を取り外す。この取り外しは挿着部6の嵌め
合いを軽く摩擦保持される程度の甘い嵌め合いに
しておくことによつて容易になし得る。次に畳a
に刺入された噴射針4の基端の接続部4aに噴射
器1の噴射部、例えば第6図に示すように押ボタ
ン2を取り外した後の弁杆3を接続し、噴射器1
ひいては弁杆3を押下げることにより、畳処理剤
を噴射針4を通じて畳aの内層部に噴入できる。
このような噴入操作を終えた後、畳aより噴射針
4を引き抜くことにより次の操作に備えることが
できる。尚この噴射針4の引き抜きは、例えば弁
杆3と、接続部4aの差込み穴4a1との嵌め合い
を比較的堅くしておけば、噴射器1の引上げによ
つて噴射針4を畳aより引抜き得るので便利であ
る。
このように本考案装置は、畳処理用に加え通常
の空中噴射や狭い空間への噴射用に兼用できると
共に、畳処理に際しては処理剤を畳の内層部に直
接噴入でき、この噴入された処理剤は畳の内層部
の広い範囲に亘つて浸透拡散するので、このよう
な噴入操作を畳の一個所乃至数個所に亘つて実施
することにより、畳の内層部全体を均一に処理で
き、極めて高度の防除効果が得られる。しかもこ
のような処理を畳を敷いた状態のままで実施でき
るのみならず、畳への噴射針の刺入及び処理剤噴
射というような極めて簡単な操作でもつて実施で
き、しかも畳に対する噴射針の挿脱は、保護キヤ
ツプや噴射器を利用して容易に行うことができ、
このような畳の処理を家庭で煩雑な手数を伴うこ
となしに実施できる利点がある。
本考案に於て、噴射器1より噴射される畳処理
剤としては、この種用途に用いられている各種の
処理剤の少なくとも一種を適当に配合して用いら
れる。処理剤の一例を示すと次の通りである。
殺虫剤として 〇ジメチル(3−メチル−4−ニトロフエニル)
チオホスフエート 〇0,0−ジメチル−0−〔3−メチル−4−(メ
チルチオ)フエニル〕チオホスフエート 〇(2−イソプロピル−4−メチルピリミジル−
6)−ジエチルチオホスフエート 〇ジメチルジカルペトキシエチルジチオホスフエ
ート 〇ジメチルジクロルビニルホスフエート 〇dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2
−シクロペンテニルdl−シス/トランス−クリ
サンテマート 〇(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−
1,3−ジオキソ−2−イソインドリル)メチ
ルdl−シス/トランス−クリサンテマート 〇(6−ベンジル−3−フリル)メチルdl−シ
ス/トランス−クリサンテマート 〇3−フエノキシベンジルdl−シス−/トランス
−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチル−1−シクロプロパンカルボキシラート 〇3−フエノキシベンジルd−シス/トランス−
クリサンテマート 〇1エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,
2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカル
ボキシレート 〇1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル
2,2−ジメチル−3−(2′,2′−ジクロビニ
ル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート 〇1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル
2,2−ジメチル−3−(2′−メチル−1′−プ
ロプニル)−シクロプロパン−1−カルボキシ
レート 〇2−イソプロポキシフエニル−N−メチルカー
バメート 〇1−ナフチル−N−メチルカーバメート 殺ダニ剤として 〇3−メチル−1,5−ビス(24−キシリル)−
1,3,5−トリアサペンタ−1,4−ジエン 〇2,4−ジニトロ−6−セコンダリ−ブチルフ
エニルジメチルアクリレート 〇6−メチルキノキサリン−23−ジチオカーボネ
ート 〇ビス(クロルフエニル)トリクロルエタノール 〇4,4′−ジクロルベンジル酸エチル 〇1,2,4,5,6,7,8,8−オクタクロ
ル−2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−
4,7−メタノインデン 上記薬剤を適宜単剤もしくは混合剤として用い
ることによりシバンムシ、アリガタバチ、ゴキブ
リ、ナンキンムシ、シロアリ、クロアリなどの昆
虫類、コナダニ、ツメダニ、ホコリダニ、シラミ
ダニなどのダニ類等の発生を未然に有効に防除し
うる。殺菌剤としては、2,4,4′−トリクロロ
−2′−ハイドロキシジフエニールエーテル、2,
3,5,6−テトラクロロ−4(メチルスルフエ
ニル)ピリジン、アルキルベンジルジメチルアン
モニウムクロライド、ベンジルメチル{2−〔2
−(p−1,1,3,3−テトラメチルブチルフ
エノキシ)エトキシ〕エチル}アンモニウムクロ
ライド、4−イソプロピルトロポロン、N−ジメ
チル−N−フエニル−N′−(フルオロメチルチ
オ)スルフオンアミド、2−(4′−チアゾリン)
ベンズイミダゾール、N−(フルオロジクロロメ
チルチオ)−フタールイミド、6−アセトキシ−
2,4−ジメチル−m−ジオキシン等を用いるこ
とにより、アルペルギルス属、ペニシリウム属、
ケトミウム属などのカビ類を防除するのに有効で
ある。
上記害虫及びげつ菌類動物の忌避剤としては、
2,3,4,5−ビス(△−ブチレン)−テト
ラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−メタ
ートルアミド、ジ−ノルマル−プロピルイソシン
コロメート、ジ−ノルマル−ブチルサクシネー
ト、2−ハイドロキシエチルオクチルサルフアイ
ト、2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、シクロヘキシミド、β−ニトロスチレンシア
ノアクリルニトリル、トリブチル錫クロライド、
トリニトロベンゼン−アニリン複合体、ナフタリ
ン、消臭剤としては、ラウリル酸メタアクリレー
ト、芳香剤としては、イグサの精油成分、シトロ
ネラ、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカ
リ、ラベンダー等を例示しうる。
上記薬剤は、必要に応じて効力増強剤、乾燥剤
(高吸水性樹脂等)等の各種添加剤を用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す要部縦断面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図に
示された装置の噴射針の拡大断面図、第4図は第
3図の平面図、第5図及び第6図は、本考案装置
の一使用状況を示す要部縦断面図である。 図に於て、1は噴射器、2は押ボタン、3は弁
杆、4は噴射針、4aはその接続部、4bはその
噴孔、5は保護キヤツプ、5aはその天面、6は
挿着部、7は凹段部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 畳処理剤噴射用のエアゾル噴射器、基端の接続
    部に於て上記噴射器の噴射部に適宜接続されてエ
    アゾルの供給を受ける畳刺入用噴射針及び上記噴
    射器の頭部に対し嵌脱自在であつて上記噴射針を
    基端の接続部に於て挿脱自在に挿着するための挿
    着部を有する保護キヤツプとの組合せからなる畳
    処理用噴射装置。
JP18330381U 1981-12-08 1981-12-08 畳処理用噴射装置 Granted JPS5886270U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18330381U JPS5886270U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 畳処理用噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18330381U JPS5886270U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 畳処理用噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5886270U JPS5886270U (ja) 1983-06-11
JPS6143560Y2 true JPS6143560Y2 (ja) 1986-12-09

Family

ID=29982441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18330381U Granted JPS5886270U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 畳処理用噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5886270U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023809Y2 (ja) * 1984-10-26 1990-01-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5886270U (ja) 1983-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5979108A (en) Pest control device
US4945673A (en) Centralized extermination system
US20050091911A1 (en) Insect suppression station
CA1279036C (en) Method for application of substances and apparatus therefor
JPS6143560Y2 (ja)
JP2925081B2 (ja) 木材害虫防除剤
JPS6143567Y2 (ja)
JPS6135254Y2 (ja)
JPS6135256Y2 (ja)
JPS6143559Y2 (ja)
JP4677672B2 (ja) 殺虫組成物
JPS6135255Y2 (ja)
JPS63363Y2 (ja)
JPS6240237A (ja) 害虫、ダニ類の駆除方法
JPS64769Y2 (ja)
JPH0625165U (ja) 表面機能帯
JP2003164248A (ja) 衛生害虫忌避装置
JPH02283229A (ja) 害虫の防除方法およびそれに用いる容器
JPH02149504A (ja) ダニ防除方法
JPS632909A (ja) 室内用ダニ防除剤
JPH0112615Y2 (ja)
JP2000007508A (ja) 害虫忌避剤
JPH08256658A (ja) 害虫誘殺器
JP2003230348A (ja) ゴキブリ捕獲兼用駆除器
JPH047123Y2 (ja)