JPS6143456B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6143456B2
JPS6143456B2 JP52153904A JP15390477A JPS6143456B2 JP S6143456 B2 JPS6143456 B2 JP S6143456B2 JP 52153904 A JP52153904 A JP 52153904A JP 15390477 A JP15390477 A JP 15390477A JP S6143456 B2 JPS6143456 B2 JP S6143456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
interlining
less
denier
weft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52153904A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5488364A (en
Inventor
Hiroshi Kono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAINITSUKU KK
Original Assignee
DAINITSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAINITSUKU KK filed Critical DAINITSUKU KK
Priority to JP15390477A priority Critical patent/JPS5488364A/ja
Publication of JPS5488364A publication Critical patent/JPS5488364A/ja
Publication of JPS6143456B2 publication Critical patent/JPS6143456B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Details Of Garments (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表地に接着使用した場合に、いわゆる
モアレ模様の発生しない接着性芯地に関するもの
である。ジヨーゼツト、ボイル等のごとき目の粗
い薄手生地を表地としてブラウス等を縫製するに
際して、接着性芯地を表地に接着した場合、表地
を透して、いわゆるモアレと呼ばれる現象(モア
レ模様)が見られ易い。このモアレ模様は良服に
おいてきわめて不愉快な外観を呈するため、一般
にきらわれるものであつて、縫製業界においては
大きな問題となつている。 モアレ模様は、糸の打込み数がある範囲で一致
した状態にある表地と芯地とを重ね合わせて透視
した場合に見られるものであつて、表地の織成糸
と芯地の織成糸とが互に干渉し合つて現われる干
渉縞である。 例えば、縦の打込み数40本/inの表地に対し
て、縦の打込み数45本/inの芯地をあるいは75本
の芯地を用いた場合にはきわめてはげしいモアレ
模様が現われる。したがつて、表地に対する芯地
の選定に際してそれぞれの糸の打込み数を厳密に
チエツクすればモアレ模様の発生を避けることは
不可能ではない。しかしながら、実際には一の芯
地を多くの種類の表地に使用するため、モアレ模
様を全く多く発生させることなく風合をも満足さ
せた衣服をどのような場合にでも提供するという
ことは不可能である。 本発明は、以上のごとき状況に鑑み種々実験検
討の結果、モアレ模様を発生せしめることなくた
いていの表地に対して適用し得る接着性芯地を提
供することに成功したものである。 本発明は、横糸には75デニール以下の合成繊維
嵩高加工糸が、縦糸には75デニール以下の合成繊
維嵩高加工糸又は横糸よりも細い普通糸が用いら
れ、縦横の打込み数が70〜140本/inで、重量20
〜50g/m2、厚さ0.2mm以下であつて、しかも縦横
各々の組織の区別が判然としない様にリラツクス
されている織布に熱接着性樹脂粉末をランダムに
付着せしめたことを特徴とする接着性芯地に関す
るものである。 モアレ模様の発生原因は表地と芯地との糸の打
込み数がある範囲で一致しており、これを表地か
ら透視した場合に見られるものであることを考慮
して、種々実験検討の結果、芯地として織り組織
の判然としない織布を用いることによつて、表地
に対する芯地の打込み数を特に厳密にチエツクし
なくても、モアレ模様の発生しない縫製が可能で
あることを見出したものである。判然としない織
り組織を普通糸のみによつて満足させようとすれ
ば打込み数を非常に多くしなければならず、どう
しても硬くなる。一方太糸を使用すれば、打込み
数を少くして判然としない織り組織とすることが
できるが、しかしこの場合には重くて肉厚の組織
となつてしまい、いづれも芯地には不向である。 本発明は、普通糸、太糸による場合に見られる
上記のごとき欠点を完全に解消した、織り組織の
判然としない織布を見出し、これを芯地として使
用することによつて目的を達成したものである。
すなわち、横糸には75デニール以下の合成繊維嵩
高加工糸を、縦糸には同じ75デニール以下の合成
繊維嵩高加工糸又は横糸である合成繊維嵩高加工
糸よりも細い普通糸を、縦横共に打込み数70〜
140本/inで織成し、しかもこれをリラツクス処
理した織布に熱接着性樹脂粉末をランダムに付着
せしめたものである。75デニール以下の合成繊維
嵩高加工糸を少くとも横糸において用い、しかも
これをリラツクス処理することによつて、判然と
しない織り組織が構成されているものである。し
かしながら縦横の打込み数が70本/inに満たない
場合にはたとえ縦横共に嵩高加工糸を用い、これ
をリラツクス処理したとしても、織り組織は判然
とし、反面140本/in以上であればやはり、風合
が硬くなるため、縦横の打込み数は70〜140本/
inでなければならない。 ところで、一般に芯地においては軽い、薄い、
ソフトの3点が基本的性質として要求される。た
めに、本発明において、用いる合成繊維嵩高加工
糸の打込み数70〜140本/inである織布は、その
構成糸が75デニール以下であると共に重量20〜50
g/m2で、かつ厚さ0.2mm以下でなければならな
い。 さらに、横糸に75デニール以下の合成繊維嵩高
加工糸を用い縦糸に普通糸を用いた織布の場合に
は、当該普通糸としては、その織布において横糸
に用いられている合成繊維嵩高加工糸よりも細い
普通糸を用いなければならないのであるが、これ
はもし縦糸(普通糸)を横糸(合成繊維嵩高加工
糸)よりも太ければ、縦糸の組織が判然となり、
モアレ模様を解消することができないからであ
る。 本発明の合成繊維嵩高加工糸としては、ポリエ
ステル、ナイロン等が一般的である。又織布とし
ては一般に平織りが用いられるが、綾織り、梨地
織り等でもかまわない。 又、使用される熱接着性樹脂粉末としてはボリ
エチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ナイロ
ン系樹脂等の粉末(80メツシユ以下)が適当であ
る。 実施例 縦糸に40デニール普通糸(打込み数120本/
in)、横糸に50デニールのポリエステル繊維嵩高
加工糸(打込み数75本/in)重量30g/m2でかつ
厚さ0.09mmとなるように織成し、しかもこれをリ
ラツクス処理して得た平織布の片面に、80〜200
μのエチレン酢酸ビニル共重合体粉末(住友化学
(株)製、スミリンクDR55S)を、付着量が5
g/m2となる様に、ランダムに散布付着せしめ
て、接着性芯地を得た。 比較例 縦糸に30デニール、横糸に30デニールのポリエ
ステル普通糸を用い、打込み数縦に120本/in横
90本/inで重量30g/m2厚さ0.08mmとなるよう
に、織成してなる平織布の片面に20〜200μのエ
チレン酢酸ビニル共重合体粉末を付着量が5g/
m2となる様にランダムに散布付着せしめて接着性
芯地を得た。 以上、実施例及び比較例により得られた接着性
芯地を表地(ポリエステル薄手ジヨーゼツト)と
して使用し、ブラウスを縫製したところ、その襟
部において、下記の通りの結果が認められた。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 横糸には75デニール以下の合成繊維嵩高加工
    糸が縦糸には75デニール以下の合成繊維嵩高加工
    糸又は横糸よりも細い普通糸が用いられ、縦横の
    打込み数が70〜140本/inで重量20〜50g/m2、厚
    さ0.2mm以下であつて、しかも縦横各々の組織の
    区別が判然としない様にリラツクスされている織
    布に熱接着性樹脂粉末をランダムに付着せしめた
    ことを特徴とする接着性芯地。
JP15390477A 1977-12-20 1977-12-20 Adhesive core cloth Granted JPS5488364A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15390477A JPS5488364A (en) 1977-12-20 1977-12-20 Adhesive core cloth

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15390477A JPS5488364A (en) 1977-12-20 1977-12-20 Adhesive core cloth

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Publication Number Publication Date
JPS5488364A JPS5488364A (en) 1979-07-13
JPS6143456B2 true JPS6143456B2 (ja) 1986-09-27

Family

ID=15572637

Family Applications (1)

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JP15390477A Granted JPS5488364A (en) 1977-12-20 1977-12-20 Adhesive core cloth

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015690A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Nitto Boseki Co Ltd 基布の製造方法、及び接着芯地

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JPS5488364A (en) 1979-07-13

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