JPH04362442A - エアーバッグ - Google Patents
エアーバッグInfo
- Publication number
- JPH04362442A JPH04362442A JP3163365A JP16336591A JPH04362442A JP H04362442 A JPH04362442 A JP H04362442A JP 3163365 A JP3163365 A JP 3163365A JP 16336591 A JP16336591 A JP 16336591A JP H04362442 A JPH04362442 A JP H04362442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- strength
- fiber
- airbag
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims abstract description 68
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 78
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 39
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 claims description 15
- 239000012210 heat-resistant fiber Substances 0.000 claims description 15
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 15
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 15
- 239000004760 aramid Substances 0.000 claims description 14
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 claims description 14
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 claims description 14
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 9
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 8
- 238000005979 thermal decomposition reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000001268 conjugating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 claims 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 abstract 1
- -1 polymetaphenylene isophthalamide Polymers 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 description 3
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229920000265 Polyparaphenylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001494 Technora Polymers 0.000 description 2
- 238000003490 calendering Methods 0.000 description 2
- 230000021615 conjugation Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 239000004950 technora Substances 0.000 description 2
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 2
- 229920002972 Acrylic fiber Polymers 0.000 description 1
- 229920000271 Kevlar® Polymers 0.000 description 1
- 239000004696 Poly ether ether ketone Substances 0.000 description 1
- 239000004697 Polyetherimide Substances 0.000 description 1
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- UCKMPCXJQFINFW-UHFFFAOYSA-N Sulphide Chemical compound [S-2] UCKMPCXJQFINFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- IDCBOTIENDVCBQ-UHFFFAOYSA-N TEPP Chemical compound CCOP(=O)(OCC)OP(=O)(OCC)OCC IDCBOTIENDVCBQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 150000008378 aryl ethers Chemical class 0.000 description 1
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 description 1
- YACLQRRMGMJLJV-UHFFFAOYSA-N chloroprene Chemical compound ClC(=C)C=C YACLQRRMGMJLJV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000010036 direct spinning Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000004761 kevlar Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 229920002530 polyetherether ketone Polymers 0.000 description 1
- 229920001601 polyetherimide Polymers 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000009991 scouring Methods 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
- 150000003457 sulfones Chemical class 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエアーバッグに
関する。更に詳しくは袋体の縫製強力利用率が著しく大
きいことを特徴とするエアーバッグに関する。
関する。更に詳しくは袋体の縫製強力利用率が著しく大
きいことを特徴とするエアーバッグに関する。
【0002】従来のエアーバッグはナイロン66などの
熱可塑性合成繊維からなる総繊度400〜1000de
の高強力フィラメントを平織またはリップストップ組織
の織物に織成し、該織物にクロロプレンまたはシリコン
などのエラストマーを多量にコーティングして二重環縫
製により袋体に縫製して使用されてきた。このときのバ
ッグ織物自体の強力に対する縫製部の強力である縫製強
力利用率はせいぜい50%以下であり非常に低い値であ
った。したがって、いくら織物の強力を上げても縫製部
の強力が低いためにバッグ全体の強力は低いものとなり
問題であった。一方縫製強力利用率が大きいとエアーバ
ッグを軽量で薄くすることも可能であり、この点からも
縫製強力利用率の大きいエアーバッグが望まれてきた。
熱可塑性合成繊維からなる総繊度400〜1000de
の高強力フィラメントを平織またはリップストップ組織
の織物に織成し、該織物にクロロプレンまたはシリコン
などのエラストマーを多量にコーティングして二重環縫
製により袋体に縫製して使用されてきた。このときのバ
ッグ織物自体の強力に対する縫製部の強力である縫製強
力利用率はせいぜい50%以下であり非常に低い値であ
った。したがって、いくら織物の強力を上げても縫製部
の強力が低いためにバッグ全体の強力は低いものとなり
問題であった。一方縫製強力利用率が大きいとエアーバ
ッグを軽量で薄くすることも可能であり、この点からも
縫製強力利用率の大きいエアーバッグが望まれてきた。
【0003】
【発明の目的】本発明は従来技術におけるかかる課題を
解決するためになされたものである。すなわち袋体を形
成する縫製強力利用率が著しく大きく、軽量で厚みの薄
いエアーバッグの提供を目的としている。
解決するためになされたものである。すなわち袋体を形
成する縫製強力利用率が著しく大きく、軽量で厚みの薄
いエアーバッグの提供を目的としている。
【0004】
【発明の構成】すなわち本発明は「(請求項1)ミシン
糸の総繊度が600〜1000de、2本のミシン線の
縫製幅が0.5〜2mm、縫製ピッチが1〜3mmで2
重環縫製により織物を袋状に縫製してなり、該縫製部の
縫製強力利用率が60%以上であることを特徴とするエ
アーバッグ。
糸の総繊度が600〜1000de、2本のミシン線の
縫製幅が0.5〜2mm、縫製ピッチが1〜3mmで2
重環縫製により織物を袋状に縫製してなり、該縫製部の
縫製強力利用率が60%以上であることを特徴とするエ
アーバッグ。
【0005】(請求項2)ミシン糸がパラ系芳香族ポリ
アミド繊維である請求項1のエアーバッグ。
アミド繊維である請求項1のエアーバッグ。
【0006】(請求項3)織物が単糸繊度2de以下、
強度16g/de以上、熱分解温度300℃以上の高強
力耐熱性繊維を含む糸条を用いて製織した織物である請
求項1または2のエアーバッグ。
強度16g/de以上、熱分解温度300℃以上の高強
力耐熱性繊維を含む糸条を用いて製織した織物である請
求項1または2のエアーバッグ。
【0007】(請求項4)高強力耐熱性繊維がパラ系芳
香族ポリアミド繊維である請求項3のエアーバッグ。
香族ポリアミド繊維である請求項3のエアーバッグ。
【0008】(請求項5)糸条中に単糸繊度5de以下
、ヤング率1300kg/mm2 以下の熱可塑性合成
繊維30〜90重量%が混繊されてなる請求項1〜4の
いずれかのエアーバッグ。
、ヤング率1300kg/mm2 以下の熱可塑性合成
繊維30〜90重量%が混繊されてなる請求項1〜4の
いずれかのエアーバッグ。
【0009】(請求項6)熱可塑性合成繊維がポリエス
テル繊維である請求項5のエアーバッグ。
テル繊維である請求項5のエアーバッグ。
【0010】(請求項7)織物を構成する糸条が牽切方
式による牽切紡績糸である請求項1〜6のいずれかのエ
アーバッグ。
式による牽切紡績糸である請求項1〜6のいずれかのエ
アーバッグ。
【0011】(請求項8)織物を構成する糸条が供給ロ
ーラーと牽切ローラーとの間で繊維の乱れを防ぎながら
引きちぎった後、空気ノズルで抱合することによって得
られた繊維糸条である請求項7のエアーバッグ。」であ
る。
ーラーと牽切ローラーとの間で繊維の乱れを防ぎながら
引きちぎった後、空気ノズルで抱合することによって得
られた繊維糸条である請求項7のエアーバッグ。」であ
る。
【0012】本発明におけるミシン糸は総繊度が600
〜1000deであり、好ましくは700〜900de
である。600de未満であれば糸強力が小さいために
縫製部の破損がミシン糸切断に起因することになり縫製
強力利用率が低下する。また1000deを越えると縫
製部が厚く嵩高になりバッグとしてのコンパクト性を低
下させる。
〜1000deであり、好ましくは700〜900de
である。600de未満であれば糸強力が小さいために
縫製部の破損がミシン糸切断に起因することになり縫製
強力利用率が低下する。また1000deを越えると縫
製部が厚く嵩高になりバッグとしてのコンパクト性を低
下させる。
【0013】ミシン糸に用いる繊維はナイロン66繊維
、ポリエステル繊維、メタ系芳香族ポリアミド繊維、パ
ラ系芳香族ポリアミド繊維などが好ましいがパラ系芳香
族ポリアミド繊維が耐熱性、強力の点で特に好ましい。
、ポリエステル繊維、メタ系芳香族ポリアミド繊維、パ
ラ系芳香族ポリアミド繊維などが好ましいがパラ系芳香
族ポリアミド繊維が耐熱性、強力の点で特に好ましい。
【0014】本発明における袋体を形成するための二重
環縫製は2本のミシン線の縫製幅が0.5〜2mmであ
る。エアーバッグの二重環縫製は2本のミシン針で平行
に円型の織物を縫製してなるが、縫製幅とはこの2本の
縫製ラインのミシン糸の中心間距離をいう。縫製幅が0
.5mm未満であるとミシン針がすでに縫製したミシン
糸の上をさらに縫製する可能性があり縫製障害となる。 また縫製幅が2mmを越えると充分な縫製強力利用率が
発現しない。最も良好な縫製幅は0.8〜1.2mmで
ある。
環縫製は2本のミシン線の縫製幅が0.5〜2mmであ
る。エアーバッグの二重環縫製は2本のミシン針で平行
に円型の織物を縫製してなるが、縫製幅とはこの2本の
縫製ラインのミシン糸の中心間距離をいう。縫製幅が0
.5mm未満であるとミシン針がすでに縫製したミシン
糸の上をさらに縫製する可能性があり縫製障害となる。 また縫製幅が2mmを越えると充分な縫製強力利用率が
発現しない。最も良好な縫製幅は0.8〜1.2mmで
ある。
【0015】本発明における二重環縫製の縫製ピッチは
1〜3mmである。縫製ピッチとはそれぞれの縫製ライ
ンにおけるミシン針の針穴の中心間距離をいう。縫製ピ
ッチが1mm未満であると縫製が困難である。また3m
mを越えると充分な縫製強力利用率が発現しない。最も
良好な縫製ピッチは1.5〜2.5mmである。
1〜3mmである。縫製ピッチとはそれぞれの縫製ライ
ンにおけるミシン針の針穴の中心間距離をいう。縫製ピ
ッチが1mm未満であると縫製が困難である。また3m
mを越えると充分な縫製強力利用率が発現しない。最も
良好な縫製ピッチは1.5〜2.5mmである。
【0016】本発明における二重環縫製は通常、円形の
2枚の織物を合わせてそのまま縫製するが、さらに縫製
強力利用率を大きくするために縫製部を折り返して縫製
してもよい。すなわち縫製部の織物が2枚、3枚、ある
いは4枚重ねになるように織り込んで縫製してもよいが
バッグの厚みが厚くなるので重ね枚数はあまり多くない
ほうが好ましい。
2枚の織物を合わせてそのまま縫製するが、さらに縫製
強力利用率を大きくするために縫製部を折り返して縫製
してもよい。すなわち縫製部の織物が2枚、3枚、ある
いは4枚重ねになるように織り込んで縫製してもよいが
バッグの厚みが厚くなるので重ね枚数はあまり多くない
ほうが好ましい。
【0017】本発明における高強力耐熱性繊維とは強度
16g/de以上、熱分解温度300℃以上の繊維をい
う。強度が16g/de未満では織物としたとき充分な
強度が得られないためインフレーション時にエアーバッ
グが破損することが多い。特に熱可塑性合成繊維を混繊
した繊維糸条の場合には18g/de以上の強度が好ま
しい。
16g/de以上、熱分解温度300℃以上の繊維をい
う。強度が16g/de未満では織物としたとき充分な
強度が得られないためインフレーション時にエアーバッ
グが破損することが多い。特に熱可塑性合成繊維を混繊
した繊維糸条の場合には18g/de以上の強度が好ま
しい。
【0018】熱分解温度が300℃未満ではたとえ強度
が16g/de以上であってもインフレーション時にエ
アーバッグが破損することが多い。したがって高強力耐
熱性繊維の熱分解温度は300℃以上が好ましく350
℃以上が更に良好である。
が16g/de以上であってもインフレーション時にエ
アーバッグが破損することが多い。したがって高強力耐
熱性繊維の熱分解温度は300℃以上が好ましく350
℃以上が更に良好である。
【0019】高強力耐熱性繊維は、例えばポリメタフェ
ニレンイソフタルアミド繊維、ポリパラフェニレンテレ
フタルアミド繊維、パラ系アラミドとメタ系アラミドと
の共重合体繊維、また芳香族エーテル、たとえば3,4
′−ジアミノジフェニルエーテルを共重合したパラ系ア
ラミド繊維、さらにポリパラフェニレンスルフォン繊維
、ポリパラフェニレンスルフィド繊維、ポリイミド繊維
、全芳香族ポリエステル繊維、ポリエーテルイミド繊維
、ポリエーテルエーテルケトン繊維など、またはこれら
の混合繊維をいう。
ニレンイソフタルアミド繊維、ポリパラフェニレンテレ
フタルアミド繊維、パラ系アラミドとメタ系アラミドと
の共重合体繊維、また芳香族エーテル、たとえば3,4
′−ジアミノジフェニルエーテルを共重合したパラ系ア
ラミド繊維、さらにポリパラフェニレンスルフォン繊維
、ポリパラフェニレンスルフィド繊維、ポリイミド繊維
、全芳香族ポリエステル繊維、ポリエーテルイミド繊維
、ポリエーテルエーテルケトン繊維など、またはこれら
の混合繊維をいう。
【0020】このうち、ポリパラフェニレンテレフタル
アミド繊維(ケブラー繊維:デュポン社製)や3,4′
−ジアミノジフェニルエーテルを共重合したパラ系アラ
ミド繊維(テクノーラ繊維:帝人社製)などが特に好ま
しい。
アミド繊維(ケブラー繊維:デュポン社製)や3,4′
−ジアミノジフェニルエーテルを共重合したパラ系アラ
ミド繊維(テクノーラ繊維:帝人社製)などが特に好ま
しい。
【0021】高強力耐熱性繊維の単糸繊度は2de以下
が好ましい。本来エアーバッグは小さく折り畳む必要性
から柔軟であることが極めて重要である。2deを越え
ると得られるエアーバッグは極めて粗剛なものになる。 さらに単糸繊度が小さく構成繊維本数が多い方が耐接炎
性があり、この点からも高強力耐熱性繊維の単糸繊度は
2de以下が好ましい。
が好ましい。本来エアーバッグは小さく折り畳む必要性
から柔軟であることが極めて重要である。2deを越え
ると得られるエアーバッグは極めて粗剛なものになる。 さらに単糸繊度が小さく構成繊維本数が多い方が耐接炎
性があり、この点からも高強力耐熱性繊維の単糸繊度は
2de以下が好ましい。
【0022】本発明における熱可塑性合成繊維とは通常
の熱可塑性合成樹脂からなる繊維であり、ポリエステル
繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊
維などであるが、このうち耐熱性や強力の点でポリエス
テル繊維が好ましい。
の熱可塑性合成樹脂からなる繊維であり、ポリエステル
繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊
維などであるが、このうち耐熱性や強力の点でポリエス
テル繊維が好ましい。
【0023】本発明における高強力耐熱性繊維を含む繊
維糸条は上記の熱可塑性合成繊維を単繊維のオーダーで
混繊したものでよい。熱可塑性合成繊維の単糸繊度は高
強力耐熱性繊維と同様の理由、および単糸繊度が大きい
と糸条を構成する繊維本数が少なくなり均一な混繊が得
られにくいとの理由のため、5de以下、更に好ましく
は2.5de以下にすることが好ましい。
維糸条は上記の熱可塑性合成繊維を単繊維のオーダーで
混繊したものでよい。熱可塑性合成繊維の単糸繊度は高
強力耐熱性繊維と同様の理由、および単糸繊度が大きい
と糸条を構成する繊維本数が少なくなり均一な混繊が得
られにくいとの理由のため、5de以下、更に好ましく
は2.5de以下にすることが好ましい。
【0024】また熱可塑性合成繊維のヤング率は130
0kg/mm2 以下にすることが好ましい。1300
kg/mm2 を越えると他の成分である高強力耐熱性
繊維が高ヤング率であるため、混繊した後の糸条のヤン
グ率が高くなりすぎ、織成後の布帛が粗剛なものになる
ので好ましくない。したがって熱可塑性合成繊維のヤン
グ率は1300kg/mm2 以下、更に好ましくは1
200kg/mm2 以下が良好である。
0kg/mm2 以下にすることが好ましい。1300
kg/mm2 を越えると他の成分である高強力耐熱性
繊維が高ヤング率であるため、混繊した後の糸条のヤン
グ率が高くなりすぎ、織成後の布帛が粗剛なものになる
ので好ましくない。したがって熱可塑性合成繊維のヤン
グ率は1300kg/mm2 以下、更に好ましくは1
200kg/mm2 以下が良好である。
【0025】本発明における織物に占める熱可塑性合成
繊維の比率は30〜90重量%が好ましい。特に好まし
くは40〜80重量%である。熱可塑性合成繊維の比率
は90重量%を越えると織物の耐熱性が低下する。また
糸条の太さをかなり太くしないと充分な強力が得られな
いため肉厚な織物となり好ましくない。また熱可塑性合
成繊維の比率が30重量%未満では高強力耐熱性繊維の
熱収縮が制限され通気度の小さい緻密な構造の織物が得
られにくい。
繊維の比率は30〜90重量%が好ましい。特に好まし
くは40〜80重量%である。熱可塑性合成繊維の比率
は90重量%を越えると織物の耐熱性が低下する。また
糸条の太さをかなり太くしないと充分な強力が得られな
いため肉厚な織物となり好ましくない。また熱可塑性合
成繊維の比率が30重量%未満では高強力耐熱性繊維の
熱収縮が制限され通気度の小さい緻密な構造の織物が得
られにくい。
【0026】本発明における織物はそのカバーファクタ
ーが1500以上、3900以下が好ましい。カバーフ
ァクターとは糸条繊度の平方根とインチあたりの糸条数
との積の経と緯との和をいう。カバーファクターは15
00未満では縫製強力利用率が低下する。また織物とし
ての隠蔽効果が低くインフレーターから噴出される高温
の爆風や火炎を充分に遮蔽しきれなくなる。またカバー
ファクターが3900を越えると織物の柔軟性が失われ
エアーバッグは粗剛なものになる。したがってカバーフ
ァクターは1500以上、3900以下が好ましく17
00以上、3500以下が更に好ましい。
ーが1500以上、3900以下が好ましい。カバーフ
ァクターとは糸条繊度の平方根とインチあたりの糸条数
との積の経と緯との和をいう。カバーファクターは15
00未満では縫製強力利用率が低下する。また織物とし
ての隠蔽効果が低くインフレーターから噴出される高温
の爆風や火炎を充分に遮蔽しきれなくなる。またカバー
ファクターが3900を越えると織物の柔軟性が失われ
エアーバッグは粗剛なものになる。したがってカバーフ
ァクターは1500以上、3900以下が好ましく17
00以上、3500以下が更に好ましい。
【0027】本発明における織物の繊維充填率は0.4
0以上、0.90以下が好ましい。繊維充填率とは織物
の嵩比重を真比重で除した値をいう。繊維充填率が0.
40未満では縫製強力利用率が低下する。また織物とし
ての遮蔽効果が低くインフレーターから噴出される高温
の爆風や火炎を充分には遮蔽しきれなくなる。また繊維
充填率が0.90を越えると織物の柔軟性が失われ得ら
れるエアーバッグは極めてフィルムライクなものになっ
てしまう。したがって繊維充填率は0.40以上、0.
90以下が好ましく、0.45以上、0.85以下が更
に好ましい。
0以上、0.90以下が好ましい。繊維充填率とは織物
の嵩比重を真比重で除した値をいう。繊維充填率が0.
40未満では縫製強力利用率が低下する。また織物とし
ての遮蔽効果が低くインフレーターから噴出される高温
の爆風や火炎を充分には遮蔽しきれなくなる。また繊維
充填率が0.90を越えると織物の柔軟性が失われ得ら
れるエアーバッグは極めてフィルムライクなものになっ
てしまう。したがって繊維充填率は0.40以上、0.
90以下が好ましく、0.45以上、0.85以下が更
に好ましい。
【0028】本発明における織物の糸条は牽切方式によ
る牽切紡績糸からなることが好ましい。牽切紡績糸は糸
形態上、特に毛羽などを有し繊維がランダマイズされて
いるため連続フィラメントに比べて特に織物組織間隙を
小さくして通気度を低減できる。また繊維間の摩擦抵抗
が大きく、縫製部の縫目スリップが生じにくいので縫製
強力利用率を高くすることができる。一方、従来の紡績
糸に比べて繊維の配列度が高く、かつ牽切で極限延伸さ
れるうえ繊維長が長いので高強力の糸条となり、エアー
バッグ用として極めて好適である。
る牽切紡績糸からなることが好ましい。牽切紡績糸は糸
形態上、特に毛羽などを有し繊維がランダマイズされて
いるため連続フィラメントに比べて特に織物組織間隙を
小さくして通気度を低減できる。また繊維間の摩擦抵抗
が大きく、縫製部の縫目スリップが生じにくいので縫製
強力利用率を高くすることができる。一方、従来の紡績
糸に比べて繊維の配列度が高く、かつ牽切で極限延伸さ
れるうえ繊維長が長いので高強力の糸条となり、エアー
バッグ用として極めて好適である。
【0029】次に高強力耐熱性繊維の牽切紡績糸の製造
方法の1例を図面とともに説明する。
方法の1例を図面とともに説明する。
【0030】図1は混繊装置を示す。1は供給ニップロ
ーラー、2はシューター、3は牽切ニップローラー、4
は吸引性空気ノズル、5は旋回性抱合ノズル、6はデリ
ベリーローラー、7は糸条である。高強力耐熱性繊維は
供給ニップローラー1の前で引き揃え重ね合わされなが
ら供給ニップローラー1を通過したのちシューター2の
中で牽切される。ついで吸引性空気ノズル4で牽切ロー
ラーから引きちぎられ、ついで旋回性抱合ノズル5によ
って絡みや毛羽巻付による抱合性を付与されたのちデリ
ベリローラー6により引きちぎられ、短繊維の毛羽が繊
維束側面にランダムに巻き付いた糸条7となる。
ーラー、2はシューター、3は牽切ニップローラー、4
は吸引性空気ノズル、5は旋回性抱合ノズル、6はデリ
ベリーローラー、7は糸条である。高強力耐熱性繊維は
供給ニップローラー1の前で引き揃え重ね合わされなが
ら供給ニップローラー1を通過したのちシューター2の
中で牽切される。ついで吸引性空気ノズル4で牽切ロー
ラーから引きちぎられ、ついで旋回性抱合ノズル5によ
って絡みや毛羽巻付による抱合性を付与されたのちデリ
ベリローラー6により引きちぎられ、短繊維の毛羽が繊
維束側面にランダムに巻き付いた糸条7となる。
【0031】得られた糸条を適度に撚糸後、これを経糸
と緯糸とに用いて所望密度で織成し精練、熱セット、リ
ラックス、カレンダ加工をした後、袋体に縫製してエア
ーバッグとする。
と緯糸とに用いて所望密度で織成し精練、熱セット、リ
ラックス、カレンダ加工をした後、袋体に縫製してエア
ーバッグとする。
【0032】
【発明の効果】本発明におけるエアーバッグは従来のエ
アーバッグに比べて下記の効果を有する。 (1)縫製強力利用率が大きい。 (2)柔軟で折り畳み性が優れている。 (3)軽量である。 (4)高温の爆風と火炎とに耐える耐熱性、高強力、気
密性を有する。 (5)展開時の衝撃、擦過抵抗が小さく破損しない。 (6)金属片やガラス片などで損傷されにくい。 (7)長期間経てもエアーバッグの性能変化が少ない。
アーバッグに比べて下記の効果を有する。 (1)縫製強力利用率が大きい。 (2)柔軟で折り畳み性が優れている。 (3)軽量である。 (4)高温の爆風と火炎とに耐える耐熱性、高強力、気
密性を有する。 (5)展開時の衝撃、擦過抵抗が小さく破損しない。 (6)金属片やガラス片などで損傷されにくい。 (7)長期間経てもエアーバッグの性能変化が少ない。
【0033】以下に実施例により本発明を説明する。な
お実施例における各評価はそれぞれ下記の方法に従って
評価した。
お実施例における各評価はそれぞれ下記の方法に従って
評価した。
【0034】織物強力:JIS L−1096のグラ
ブ法で測定した。
ブ法で測定した。
【0035】縫製強力:JIS L−1096のグラ
ブ法で測定した。
ブ法で測定した。
【0036】縫製強力利用率:上記縫製強力を織物強力
で除して100を乗じた値とした。
で除して100を乗じた値とした。
【0037】風合:織物表面の感触と柔軟性とについて
、衝突事故の際にエアーバッグに顔面が強く当たること
を想定して官能評価を行い、柔軟なものと粗剛なものと
に区分した。
、衝突事故の際にエアーバッグに顔面が強く当たること
を想定して官能評価を行い、柔軟なものと粗剛なものと
に区分した。
【0038】
【実施例1】図1に示す装置を用いて単糸繊度1.3d
e、強度7.2g/de、全繊度4000deのポリエ
ステル繊維(テトロン:帝人(株)製)と単糸繊度0.
75de、強度28g/de、全繊度1000deのパ
ラ系芳香族ポリアミド繊維(テクノーラ:帝人(株)製
)とを重ね合わせて引き揃え、ローラー間の距離が10
0cmの供給ニップローラー1とシューター2と牽切ニ
ップローラー3との間で約16倍で300m/分の速度
で同時に引きちぎり、細い単繊維束とした。続けて吸引
性を有する空気ノズル4と旋回流を有する抱合ノズル5
とに、牽切ニップローラー3とデリベリローラー6との
速度比100:97で通して絡みを付与するとともに単
繊維の毛羽を繊維束側面にランダムに巻付け30deの
糸条7を得た。
e、強度7.2g/de、全繊度4000deのポリエ
ステル繊維(テトロン:帝人(株)製)と単糸繊度0.
75de、強度28g/de、全繊度1000deのパ
ラ系芳香族ポリアミド繊維(テクノーラ:帝人(株)製
)とを重ね合わせて引き揃え、ローラー間の距離が10
0cmの供給ニップローラー1とシューター2と牽切ニ
ップローラー3との間で約16倍で300m/分の速度
で同時に引きちぎり、細い単繊維束とした。続けて吸引
性を有する空気ノズル4と旋回流を有する抱合ノズル5
とに、牽切ニップローラー3とデリベリローラー6との
速度比100:97で通して絡みを付与するとともに単
繊維の毛羽を繊維束側面にランダムに巻付け30deの
糸条7を得た。
【0039】得られた糸条のポリエステル繊維とパラ系
芳香族ポリアミド繊維との比率は80:20であった。 これらの糸条の平均繊維長はポリエステル繊維が42c
m、パラ系芳香族ポリアミド繊維が37cmであった。 また本糸条の強伸度はそれぞれ6.2g/de、5.6
%(いずれも400t/m撚糸後に測定)であった。次
いで、本糸条に250t/mの撚りを施して経89本/
インチ、緯68本/インチの織密度で平織に織成し、熱
セット、精練加工を実施した。次に金属ローラー表面温
度が180℃の一対の金属/弾性カレンダーローラーを
用い、線圧400kg/cm、速度10m/分で熱圧加
工した。得られた織物はカバーファクターが2719、
繊維充填率が0.70であった。
芳香族ポリアミド繊維との比率は80:20であった。 これらの糸条の平均繊維長はポリエステル繊維が42c
m、パラ系芳香族ポリアミド繊維が37cmであった。 また本糸条の強伸度はそれぞれ6.2g/de、5.6
%(いずれも400t/m撚糸後に測定)であった。次
いで、本糸条に250t/mの撚りを施して経89本/
インチ、緯68本/インチの織密度で平織に織成し、熱
セット、精練加工を実施した。次に金属ローラー表面温
度が180℃の一対の金属/弾性カレンダーローラーを
用い、線圧400kg/cm、速度10m/分で熱圧加
工した。得られた織物はカバーファクターが2719、
繊維充填率が0.70であった。
【0040】得られた織物を2枚、円状に切り二重環縫
製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。このときの
縫製条件および得られたエアーバッグの性能を表1に示
す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて大きく、か
つ柔軟で良好な風合であった。
製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。このときの
縫製条件および得られたエアーバッグの性能を表1に示
す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて大きく、か
つ柔軟で良好な風合であった。
【0041】
【実施例2】実施例1と同様な方法で糸条繊度200d
eのパラ系芳香族ポリアミド繊維100%の糸条を得た
。糸条の平均繊維長は40cmであった。また本糸条の
強伸度はそれぞれ22.3g/de、4.1%(いずれ
も490t/m撚糸後に測定)であった。次いで本糸条
に300t/mの撚りを施して経112本/インチ、緯
80本/インチの織密度で平織物を織成し、熱セット、
精練加工を実施した。次に、金属ローラーの表面温度が
185℃の一対の金属/弾性ローラーを用い、線圧44
0kg/cm、13m/分の速度でカレンダー加工を実
施した。得られた織物のカバーファクターは2715、
繊維充填率は0.71であった。
eのパラ系芳香族ポリアミド繊維100%の糸条を得た
。糸条の平均繊維長は40cmであった。また本糸条の
強伸度はそれぞれ22.3g/de、4.1%(いずれ
も490t/m撚糸後に測定)であった。次いで本糸条
に300t/mの撚りを施して経112本/インチ、緯
80本/インチの織密度で平織物を織成し、熱セット、
精練加工を実施した。次に、金属ローラーの表面温度が
185℃の一対の金属/弾性ローラーを用い、線圧44
0kg/cm、13m/分の速度でカレンダー加工を実
施した。得られた織物のカバーファクターは2715、
繊維充填率は0.71であった。
【0042】得られた織物を2枚、円状に切り二重環縫
製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。このときの
縫製条件および得られたエアーバッグの性能を表1に示
す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて大きく、か
つ柔軟で良好な風合であった。
製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。このときの
縫製条件および得られたエアーバッグの性能を表1に示
す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて大きく、か
つ柔軟で良好な風合であった。
【0043】
【実施例3】実施例1と同様な織物を2枚、円状に切り
二重環縫製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。こ
のときの縫製条件および得られたエアーバッグの性能を
表1に示す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて大
きく、かつ柔軟で良好な風合であった。
二重環縫製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。こ
のときの縫製条件および得られたエアーバッグの性能を
表1に示す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて大
きく、かつ柔軟で良好な風合であった。
【0044】
【比較例1】単糸繊度6de、強度9.1g/de、全
繊度840deのナイロン66繊維からなるフィラメン
トを経25本/インチ、緯25本/インチの織物密度で
平織物に織成した。次にクロロプレンゴムをトルエンに
溶解してこの織物の片面にコーティング加工した。
繊度840deのナイロン66繊維からなるフィラメン
トを経25本/インチ、緯25本/インチの織物密度で
平織物に織成した。次にクロロプレンゴムをトルエンに
溶解してこの織物の片面にコーティング加工した。
【0045】得られた基布を2枚、円状に切り二重環縫
製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。このときの
縫製条件および得られたエアーバッグの性能を表1に示
す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて低く、また
エアーバッグは粗剛な風合であった。
製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。このときの
縫製条件および得られたエアーバッグの性能を表1に示
す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて低く、また
エアーバッグは粗剛な風合であった。
【0046】
【比較例2】比較例1と同様の基布を2枚、円状に切り
二重環縫製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。こ
のときの縫製条件および得られたエアーバッグの性能を
表1に示す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて低
く、またエアーバッグは粗剛な風合であった。
二重環縫製により袋体を縫製しエアーバッグを得た。こ
のときの縫製条件および得られたエアーバッグの性能を
表1に示す。エアーバッグの縫製強力利用率は極めて低
く、またエアーバッグは粗剛な風合であった。
【0047】
【表1】
【図1】牽切方式直接紡績装置の側面図
1 供給ニップローラー
2 シューター
3 牽切ニップローラー
4 吸引性空気ノズル
5 旋回性抱合ノズル
6 デリベリーローラー
7 糸条
Claims (8)
- 【請求項1】 ミシン糸の総繊度が600〜1000
de、2本のミシン線の縫製幅が0.5〜2mm、縫製
ピッチが1〜3mmで2重環縫製により織物を袋状に縫
製してなり、該縫製部の縫製強力利用率が60%以上で
あることを特徴とするエアーバッグ。 - 【請求項2】 ミシン糸がパラ系芳香族ポリアミド繊
維である請求項1のエアーバッグ。 - 【請求項3】 織物が単糸繊度2de以下、強度16
g/de以上、熱分解温度300℃以上の高強力耐熱性
繊維を含む糸条を用いて製織した織物である請求項1ま
たは2のエアーバッグ。 - 【請求項4】 高強力耐熱性繊維がパラ系芳香族ポリ
アミド繊維である請求項3のエアーバッグ。 - 【請求項5】 糸条中に単糸繊度5de以下、ヤング
率1300kg/mm2 以下の熱可塑性合成繊維30
〜90重量%が混繊されてなる請求項1〜4のいずれか
のエアーバッグ。 - 【請求項6】 熱可塑性合成繊維がポリエステル繊維
である請求項5のエアーバッグ。 - 【請求項7】 織物を構成する糸条が牽切方式による
牽切紡績糸である請求項1〜6のいずれかのエアーバッ
グ。 - 【請求項8】 織物を構成する糸条が供給ローラーと
牽切ローラーとの間で繊維の乱れを防ぎながら引きちぎ
った後、空気ノズルで抱合することによって得られた繊
維糸条である請求項7のエアーバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163365A JPH04362442A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | エアーバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3163365A JPH04362442A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | エアーバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362442A true JPH04362442A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15772501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3163365A Pending JPH04362442A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | エアーバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362442A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0752345A2 (de) * | 1995-07-03 | 1997-01-08 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH | Gassack für ein Rückhaltesystem in Fahrzeugen |
WO1999028164A1 (fr) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Coussin pneumatique de securite leger |
US6886857B1 (en) | 1998-06-01 | 2005-05-03 | Takata Corporation | Airbag |
JP2005307391A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Teijin Techno Products Ltd | 耐熱制電性ミシン糸 |
JP2006248521A (ja) * | 2006-04-28 | 2006-09-21 | Toyobo Co Ltd | アンコートエアーバッグ |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3163365A patent/JPH04362442A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0752345A2 (de) * | 1995-07-03 | 1997-01-08 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH | Gassack für ein Rückhaltesystem in Fahrzeugen |
EP0752345A3 (de) * | 1995-07-03 | 1997-04-09 | Trw Repa Gmbh | Gassack für ein Rückhaltesystem in Fahrzeugen |
WO1999028164A1 (fr) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Coussin pneumatique de securite leger |
US6886857B1 (en) | 1998-06-01 | 2005-05-03 | Takata Corporation | Airbag |
JP2005307391A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Teijin Techno Products Ltd | 耐熱制電性ミシン糸 |
JP2006248521A (ja) * | 2006-04-28 | 2006-09-21 | Toyobo Co Ltd | アンコートエアーバッグ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5215795A (en) | Shock-absorbing air bag | |
JP3855775B2 (ja) | コ−トエアバッグ用基布 | |
WO1993005985A1 (en) | Airtight woven sheet for air bags and method of manufacturing the same | |
WO1999028164A1 (fr) | Coussin pneumatique de securite leger | |
WO2018181695A1 (ja) | ノンコートエアバッグ用織物およびエアバッグ | |
JP5254580B2 (ja) | 織物裏地 | |
JPH04362442A (ja) | エアーバッグ | |
JP4423853B2 (ja) | エアバッグ用基布およびエアバッグ | |
JPH04262938A (ja) | エアーバッグ | |
JP2002069790A (ja) | エアバッグ用基布およびエアバッグ | |
JP4799119B2 (ja) | 防護用布帛およびその製造方法 | |
JPH04262937A (ja) | エアーバッグ | |
JPH09302550A (ja) | エアバッグ用基布およびエアバッグ | |
JP2002212856A (ja) | 高密度織物 | |
JPH04143141A (ja) | エアーバッグ | |
JP3888495B2 (ja) | エアバッグ用織物 | |
JPH04163252A (ja) | エアーバッグ | |
JP3444533B2 (ja) | エアバッグ | |
US3378854A (en) | Lined necktie | |
JP2005138704A (ja) | エアバッグ | |
JP2000062563A (ja) | 側部用エアバッグ | |
JPH02277890A (ja) | 皮革様シート状物 | |
JPH0593340A (ja) | ベントクロスおよびそれを用いたエアーバツグ | |
JP2006316364A (ja) | ポリエステル系ストレッチ織物 | |
JP2004189102A (ja) | エアバッグ |