JPS6143228Y2 - - Google Patents

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JPS6143228Y2
JPS6143228Y2 JP9598881U JP9598881U JPS6143228Y2 JP S6143228 Y2 JPS6143228 Y2 JP S6143228Y2 JP 9598881 U JP9598881 U JP 9598881U JP 9598881 U JP9598881 U JP 9598881U JP S6143228 Y2 JPS6143228 Y2 JP S6143228Y2
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JP
Japan
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driving
vehicle speed
vehicle
engine
economical
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JP9598881U
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JPS582674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の経済運転表示警告装置に関す
る。
燃料の消費量を低減して車両の維持コストを改
善するために、近年では種々の経済運転表示警告
装置が提案され、実用化されつつある。ところ
が、従来のものはいずれも運転状態の適否をラン
プ等で表示するのみであつたために、いかなる操
作を原因として非経済運転となつているか即座に
判断することが因難となるために全走行距離に占
める経済運転での走行距離の割合が小さく、燃料
消費量の減少割合が小さくなる欠点があつた。
又、変速機のシフト位置を適正化させて経済運
転を行なわせるために、例えば特開昭56−149451
号公報あるいは特開昭55−31669号公報に見られ
るように、車速、エンジン回転速度、スロツトル
開度等に応じてシフトアツプ、シフトダウンを指
令表示するようにしたものがあるが、この場合に
も必ずしも経済運転を行ない得ない場合が生じて
しまう。
本考案は上記に鑑み、エンジン回転速度、シフ
ト位置、車速のうちの少なくとも二つの要素とエ
ンジン負荷と車速の加速度とから経済運転である
か否かを判定してその結果を表示するとともに、
非経済運転であると判定した時はその原因となつ
た事項を具体的に表示して運転者に不適当操作を
具体的に警告表示し、もつて、経済運転への戻し
時間を短縮させて全走行距離に経済走行距離の割
合を増加させて燃料消費量を大幅に減少して経済
効率を向上できるようにした車両の経済運転表示
警告装置を提供するものである。
以下に本考案を図示された一実施例に基づいて
詳細に説明する。
図において、エンジン1の前端面には該エンジ
ン1の回転速度(エンジンのクランク軸の回転速
度をいう。以下同じ)を検出する回転速度センサ
2を取り付ける。エンジン1の後端に一体結合し
た変速機3の後端面には、その出力軸4の回転数
を介して車両の走行速度(以下車速という)を検
出する車速センサ5を取り付けると共に、運転者
によつて操作されるアクセルペダル6の踏込角度
を介してエンジン1の負荷を検出する負荷センサ
7を設ける。そして、各センサの出力をそれぞれ
信号変換して運転状態判定回路8に供給すること
により車速の運転状態が経済的であるか否かを判
定してその結果をデイスプレイ9に表示するよう
にしている。
ここに、前記回転速度センサ2からは、エンジ
ン1の回転速度に比例したパルスが出力される。
このようにして出力されたパルスは、増巾部10
で増巾された後にシユミツト回路11で波形が整
形され、エンジン回転速度−車速演算回路12の
一方の入力端子に入力される。又この演算回路1
2の他方の入力端子には車速センサ5から増巾部
13、シユミツト回路14を介して車速に応答す
る周波数のパルスが供給され、これら両パルスに
応じて変速機3のシフト位置を演算するようにし
ている。尚、この演算には、回転速度センサ2か
ら増巾部10及びシユミツト回路11を介して供
給された回転パルスを分周し、この出力と車速パ
ルスとを比較してシフト位置を演算するようにし
ているが、例えば、一方のパルスをそのままで基
準パルスとして使用してこの基準パルスの周期間
に他方のパルスをカウント値からシフト位置を演
算するようにしても良い。そして、上記演算結果
をシフト位置検出回路15に供給することによ
り、前記演算回路12の出力に応答してシフト位
置を判定し、この判定結果を運転状態判定回路8
に供給するようにしている。
又、車速センサ5の出力パルスを整形するシユ
ミツト回路14の出力は、周波数−電圧変換器1
6に供給される。そして、この変換器16の出力
電圧を増巾器17を介して運転状態判定回路8に
供給することにより、車速に応答した電圧を判定
回路8に入力される。尚、前記増巾器17の出力
は加速度検出回路18にも供給され、この回路1
8の出力、つまり、車速の加速度に応答する信号
を判定回路8に供給するようにしている。19は
増巾器である。
即ち、前記判定回路8は、アクセルペダル6に
対応させた負荷センサ7から出力されたエンジン
負荷に対応する信号と、シフト位置検出回路15
から出力されたシフト位置信号と、周波数−電圧
変換器16から増巾器17を介して出力された車
速に応答する電圧信号と、加速度検出回路18か
ら増巾器19を介して出力された加速度信号とに
基づいて車両の運転状態が経済的であるか否かを
判定する。そして、その判定結果をデイスプレイ
9に表示すると共に、経済運転時にゲート20を
作動させて経済走行距離を積算表示するようにし
ている。21は車速から走行距離を演算する回
路、22は該回路21の出力を積算する経済走行
距離積算回路、23は数字表示器、24は車両の
走行距離を常時演算する回路、25は同じく積算
回路、26は数字表示器であり、車両の全走行距
離と経済走行の距離とを別々に積算表示できるよ
うにしている。
即ち、車両が経済的な条件で運転されているか
否かをエンジンの負荷と車速と車速の加速度と、
変速シフト位置とで判定してその結果を表示し、
非経済運転であると判定した時はその原因を、あ
るいは不適当事項を解消する手段を具体的に表示
するので、デイスプレイ9の表示から直ちに不適
当事項(原因)を見い出すことができる。尚、こ
の不適当事項(原因)とはシフト位置が低すぎる
時、つまり、エンジン負荷と車速との関係から負
荷に余裕がある時に点灯するシフトアツプ指示
灯、車速の加減速度が所定レベル以上になつた時
に点灯する加減速オーバー表示灯、エンジン負荷
が過大である時に点灯するアクセル警報表示灯、
車速が所定値以上に達した時に点灯するスピード
オーバー警告灯、及びこれらの警告(表示)灯が
点灯した時に音響警告を行なうブザー、チヤイム
等であるが、アクセル警報表示灯に代えてシフト
ダウン指示灯等を設け、あるいは、ブザー、チヤ
イム等の音響警告を省略しても良い。
ちなみに、シフトアツプ指示灯の点灯領域、よ
まり、エンジン回転速度と車速とシフト位置とか
ら非経済運転であると判定される領域は第2図に
示す斜線の領域であり、各シフト位置に応じて最
高速度とエンジン回転速度、車速の許容範囲を決
めている。又、加減速度の適正範囲は、第3図に
示す4th、5th、6thの領域であり、他の部分(斜
線部分)はいかなる変速シフト位置での不適当で
あると判定するが、アクセル開度がアイドル又は
フルである時は、各領域の直下の部分をも許容領
域と見なして運転性を確保する。
上記実施例では、前進6段の変速機を用い、4
速、5速、6速である時にのみ運転状態を判定し
てそれ以外のシフト位置、いまり、後退、1速、
2速、3速の時は判定を除外するようにしたもの
であるが、すべてのシフト位置で判定するように
して発進加速時の経済時の経済性をも向上させる
ことができる。
又、実施例では、車速とエンジン回転速度とか
らシフト位置を演算するようにしたものである
が、シフト位置を直接検出するようにした場合
は、エンジン回転速度又は車速のいずれか一方の
検出を省略してこれを演算で求めることができる
が、構成を簡素化するには実施例のようにパルス
回転速度と車速とを検出してシフト位置を演算で
求めることが望ましい。更に、実施例ではアクセ
ルペダルの踏込量を介してエンジン負荷を検出す
るようにしているが、エンジンがデイーゼルエン
ジンである時はコントロールラツクの位置、燃料
噴射期間など、燃料の噴射量に関連する事項から
負荷を検出することができ、エンジンがいわゆる
ガソリンエンジンである時は吸入負圧、吸入空気
量、燃料供給量等から負荷を検出することもでき
る。
以上説明したように本考案によれば、エンジン
の回転速度と車速とシフト位置とのうちの少なく
とも二つの要素とエンジン負荷と車速の加速度と
を検出して車両が経済運転されているか否かを判
定してその判定結果を表示すると共に、非経済運
転であると判定した時はその原因(不適当事項)
を具体的に表示するようにしたものであるから、
非経済運転の原因を運転者が即座に知ることがで
きる。従つて、非経済運転であると判定された時
はその原因を直ちに排除してすみやかに経済運転
に移行できるため、全走行距離に対する経済走行
距離の割合を増加でき、燃料消費量を大幅に減少
して車両の維持コストを低減できる。
しかも、最も非経済的な加速運転状態を監視し
てシフト毎に適正な加速度条件を与えるようにし
ているため、省燃費化を図る上でより一層多大な
効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク回路
図、第2図は経済運転範囲を例示した走行性能
図、第3図は経済運転範囲を例示した加減速度と
車速との関係図である。 1……エンジン、2……回転速度センサ、3…
…変速機、5……車速センサ、6……アクセルペ
ダル、7……負荷センサ、8……運転状態判定回
路、9……デイスプレイ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの回転速度を検出する回転速度センサ
    と、車両の走行速度を検出する車速センサと、変
    速機のシフト位置を検出するシフトセンサのうち
    の少なくとも二つのセンサ、及びエンジンの負荷
    の検出する負荷センサと、車速センサの車速信号
    に基づいて加速度を検出する加速度検出回路と、
    これら各センサ及び加速度検出回路の出力を入力
    して経済運転であるか否かを判定し、かつ非経済
    運転と判定した時にその原因を判定する運転状態
    判定回路と、該回路に接続され運転状態の判定結
    果及び前記原因毎の表示が可能なデイスプレイ
    と、を備えたことを特徴とする車両の経済運転表
    示警告装置。
JP9598881U 1981-06-30 1981-06-30 車両の経済運転表示警告装置 Granted JPS582674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598881U JPS582674U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 車両の経済運転表示警告装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598881U JPS582674U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 車両の経済運転表示警告装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582674U JPS582674U (ja) 1983-01-08
JPS6143228Y2 true JPS6143228Y2 (ja) 1986-12-06

Family

ID=29890872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9598881U Granted JPS582674U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 車両の経済運転表示警告装置

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JP (1) JPS582674U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187289U (ja) * 1983-05-27 1984-12-12 トヨタ自動車株式会社 車両用音場コントロ−ラ
JPH0528878Y2 (ja) * 1985-10-09 1993-07-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS582674U (ja) 1983-01-08

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