JPS6143184Y2 - - Google Patents

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JPS6143184Y2
JPS6143184Y2 JP17315080U JP17315080U JPS6143184Y2 JP S6143184 Y2 JPS6143184 Y2 JP S6143184Y2 JP 17315080 U JP17315080 U JP 17315080U JP 17315080 U JP17315080 U JP 17315080U JP S6143184 Y2 JPS6143184 Y2 JP S6143184Y2
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JP
Japan
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heater
hot water
temperature
storage tank
water storage
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JP17315080U
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JPS5795533U (ja
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、貯湯タンク内に設けたヒータにより
貯湯タンク内の水を加熱して湯沸を行なう電気湯
沸器に関するものである。
従来のこの種の電気湯沸器は、第6図および第
7図に示すように構成されていた。すなわち、2
1は湯沸器本体で、この湯沸器本体21内には断
熱材22を介して貯湯タンク23を装備してい
る。24は貯湯タンク23の下部に設けた給水
口、25は貯湯タンク23の上部に設けた給湯
口、26は貯湯タンク23の下部側壁に設けた開
口部で、この開口部26には取付フランジ27を
取付けている。28はU字状のヒータで、このヒ
ータ28はその両端子が取付フランジ27の左右
方向に位置するように、取付フランジ27に設け
られている。29はU字状のヒータ28の上方に
位置して取付フランジ27に取付けた温度過昇防
止器、30は貯湯タンク23内の湯の沸き上がり
温度を85℃に制御する高温サーモスタツトで、こ
の高温サーモスタツト30は前記U字状のヒータ
28の横に位置して取付フランジ27に取付けて
いるものである。そしてこの従来の電気湯沸器に
おいては、ヒータ28に通電することにより、貯
湯タンク23内の湯水はヒータ28の加熱により
撹拌されるため、ヒータ28の上部に位置する湯
水は全体が均一に沸き上がつていくが、ヒータ2
8の下部には前記ヒータ28の加熱による撹拌が
届かず、その結果、ヒータ28の下部の湯温は低
くて沸き上がらなかつた。したがつて、ヒータ2
8の上方に位置して取付けた温度過昇防止器29
は、貯湯タンク23内の均一な湯温に効果的に追
随するが、高温サーモスタツト30はU字状のヒ
ータ28の横または下しか取付けるスペースがな
く、従来はヒータ28の下部の低い湯温の影響を
少なくするために、ヒータ28の横に近接させて
取付けていたが、これにおいても、ヒータ28の
下部の低い湯温の影響を避けることはできず、そ
の結果、高温サーモスタツト30の動作が遅れて
貯湯タンク23内の湯温が高温サーモスタツト3
0の動作温度より高くなつてしまうという問題が
あつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、なされたも
ので、以下、本考案をその実施例を示す図面にも
とづいて説明する。第1図、第2図において、1
は湯沸器本体、2は湯沸器本体1内に装備された
貯湯タンクで、この貯湯タンク2の外側は断熱材
3により覆われている。4は貯湯タンク2の下部
に設けた給水口、5は貯湯タンク2の上部に設け
た給湯口、6は貯湯タンク2の下部側壁に設けた
開口部で、この開口部6には取付フランジ7を取
付けている。8はU字状のヒータで、このヒータ
8はその両端子が取付フランジ7の上下方向に位
置するように、取付フランジ7に設けられてい
る。9は貯湯タンク2内の湯の沸き上り温度を85
℃に制御する高温サーモスタツトで、この高温サ
ーモスタツト9は前記U字状のヒータ8の上に位
置して取付けられている。10は貯湯タンク2内
の湯の沸き上がり温度を65℃に制御する低温サー
モスタツトで、この低温サーモスタツト10は前
記U字状のヒータ8の横、すなわち左側に位置し
て取付けられている。11は温度過昇防止器で、
この温度過昇防止器11はU字状のヒータ8の
横、すなわち右側に位置して取付けられている。
第3図および第4図は前記高温サーモスタツト
9、低温サーモスタツト10、温度過昇防止器1
1等の具体的な取付構成を示したもので、12は
取付フランジ7の表面に2本のねじ13により取
付けた取付金具で、この取付金具12に、前記高
温サーモスタツト9、低温サーモスタツト10、
温度過昇防止器11をそれぞれねじ14により所
定の位置に取付けている。またU字状のヒータ8
を設けた取付フランジ7は貯湯タンク2のフラン
ジ部15に4本のねじ16により取付けられてい
る。また前記取付フランジ7は黄銅で構成し、か
つ貯湯タンク2のフランジ部15は鉄で構成して
いるもので、これらの間には絶縁材17を介在さ
せて電気的な絶縁をはかり、これにより防食がな
されるようにしている。
上記構成において、ヒータ8に通電すると、貯
湯タンク2内の湯水はヒータ8の加熱により撹拌
される。この場合、ヒータ8はその両端子が取付
フランジ7の上下方向に位置するように、取付フ
ランジ7に設けられているため、U字状のヒータ
8の下部ヒータ部は貯湯タンク2のより下部に位
置することになり、その結果、ヒータ8の加熱に
よる撹拌を貯湯タンク2の下部まで行なわせるこ
とができるため、貯湯タンク2内の沸き上がり湯
量を増加させることができる。また貯湯タンク2
内の湯温が65℃になると作動する低温サーモスタ
ツト10をU字状のヒータ8の上に位置して設け
ると、伝熱の影響で早く切れ過ぎるが、本考案の
実施例においては、U字状のヒータ8の横に設け
ているため、貯湯タンク2内の均一な湯温に効果
的に追随させることができる。そしてまた貯湯タ
ンク2内の湯温が85℃になると作動する高温サー
モスタツト9はU字状のヒータ8の上に位置して
取付けているため、貯湯タンク2内の均一な湯温
に効果的に追随させることができる。さらに温度
過昇防止器11もU字状のヒータ8の横に設けて
いるため、貯湯タンク2内の均一な湯温に効果的
に追随させることができる。
第5図は湯沸時間に対する湯温の上昇特性を示
したもので、高温サーモスタツト9の設定温度A
(85℃)と低温サーモスタツト10の設定温度B
(65℃)におけるU字状のヒータ8の上部での温
度上昇値イと、U字状のヒータ8の横部での温度
上昇値ロと、貯湯タンク2内の湯温上昇値ハとの
関係は、低温サーモスタツト10の設定温度Bで
はH1>H2で、U字状のヒータ8の横部での温度
上昇値ロの方がΔH=H1−H2だけ貯湯タンク2
内の湯温上昇値ハに近くなり、また高温サーモス
タツト9の設定温度Aでは、U字状のヒータ8の
上部での温度上昇値イとU字状のヒータ8の横部
での温度上昇値ロとの温度差はH3で示すように
ほとんどなく、これらは貯湯タンク2内の湯温上
昇値に近づくもので、これにより、U字状のヒー
タ8の上に位置して高温サーモスタツト9を取付
け、かつU字状のヒータ8の横に位置して低温サ
ーモスタツト10を取付けることにより、貯湯タ
ンク2内の湯温をサーモスタツトの動作温度に近
づけることができる。また本考案の実施例におい
ては、高温サーモスタツト9と低温サーモスタツ
ト10を備えているため、これらを適宜切換える
ことにより、流量、水温に関係なく年中適温の給
湯を行なうことができる。
以上のように本考案によれば、貯湯タンクの側
壁に開口部を設け、この開口部に取付フランジを
取付け、かつこの取付フランジには、両端子が上
下方向に位置するようにU字状のヒータを取付け
るとともに、このU字状のヒータの上に位置して
高温サーモスタツトを着脱自在に取付け、さらに
前記U字状のヒータの横に位置して低温サーモス
タツトと温度過昇防止器を対向した状態で着脱自
在に取付けているため、これらのサーモスタツト
は、ヒータの加熱による撹拌により均一に沸き上
がつた貯湯タンク内の湯温に効果的に追随させる
ことができ、その結果、確実なサーモスタツトの
動作を期待することができ、また高温サーモスタ
ツトと低温サーモスタツトを備えているため、こ
れらを適宜切換えることにより、流量、水温に関
係なく、年中適温の給湯を行なわせることがで
き、しかも高温サーモスタツト、低温サーモスタ
ツトおよび温度過昇防止器は、U字状のヒータを
取付けた取付フランジに着脱自在に取付けている
ため、サーモスタツトおよび温度過昇防止器の交
換も、U字状のヒータを取外すことなく、簡単に
行なうことができ、さらにこれらは取付フランジ
にユニツト化されているため、構造的にもシンプ
ル化されたものになるとともに、メンテナンスも
非常に優れたものを得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸器の
縦断面図、第2図は同湯沸器のヒータ等を取付け
た取付フランジの正面図、第3図は同湯沸器のヒ
ータ、サーモスタツト等の具体的な取付構成を示
す正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は湯
沸時間に対する湯温の上昇を示す特性図、第6図
は従来の電気湯沸器の縦断面図、第7図は同湯沸
器のヒータ等を取付けた取付フランジの正面図で
ある。 2……貯湯タンク、8……U字状のヒータ、9
……高温サーモスタツト、10……低温サーモス
タツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯湯タンクの側壁に開口部を設け、この開口部
    に取付フランジを取付け、かつこの取付フランジ
    には、両端子が上下方向に位置するようにU字状
    のヒータを取付けるとともに、このU字状のヒー
    タの上に位置して高温サーモスタツトを着脱自在
    に取付け、さらに前記U字状のヒータの横に位置
    して低温サーモスタツトと温度過昇防止器を対向
    した状態で着脱自在に取付けたことを特徴とする
    電気湯沸器。
JP17315080U 1980-12-02 1980-12-02 Expired JPS6143184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17315080U JPS6143184Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17315080U JPS6143184Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5795533U JPS5795533U (ja) 1982-06-12
JPS6143184Y2 true JPS6143184Y2 (ja) 1986-12-06

Family

ID=29531409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17315080U Expired JPS6143184Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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JPS5795533U (ja) 1982-06-12

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