JPS6142869Y2 - - Google Patents

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JPS6142869Y2
JPS6142869Y2 JP491682U JP491682U JPS6142869Y2 JP S6142869 Y2 JPS6142869 Y2 JP S6142869Y2 JP 491682 U JP491682 U JP 491682U JP 491682 U JP491682 U JP 491682U JP S6142869 Y2 JPS6142869 Y2 JP S6142869Y2
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JP
Japan
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writing instrument
cap
opening
synthetic resin
locking protrusion
Prior art date
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JP491682U
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JPS58107881U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばサインペン等の筆記具のキ
ヤツプに関するもので、クリツク嵌合と称する嵌
合方式のこの種キヤツプの寿命と確実性の向上を
図るようにしたことを目的とするものである。
従来のこの種キヤツプは、設計上、筆記具本体
との係合すなわちクリツク嵌合を行わせるために
開口部の内周面に係止突起を設けている。このよ
うな従来技術としては、例えば実公昭54−29849
号等があつた。この技術は、キヤツプ開口部の近
傍に筆記具本体と嵌合するための係止突起が形成
されているほか、開口部の弾性効果を向上させる
ために、係止突起を形成した開口部を肉薄部に形
成して、この肉薄部に内面に複数に係止突起を形
成したものである。そして、この係止突起を形成
するためには成形用金型に係止突起以上のアンダ
ーカツト部を設けておき、成形加工後にアンダー
カツト部と係止突起とを無理抜きと称する離型方
法によつてキヤツプの材質である合成樹脂の弾性
変形を応用して行つている。しかし、離型に当つ
て、キヤツプの材質が例えばポリプロピレン等の
比較的軟質性で変形し易いものであれば、ほぼ必
要な係止突起を得ることができるが、例えば
ABS、スチロール等の比較的硬質の合成樹脂の
場合には十分に係止機能が得られる係止突起を得
ることが難しく、場合によつては割れや白化現象
が生じて製品価値を著しく低下させるという不都
合があつた。しかしながら、実際の製品としては
硬質合成樹脂製キヤツプは、印刷適応性や美観の
点において軟質キヤツプより優れているため、係
止突起を若干不充分のまま成形せざるを得なかつ
た。
また、上記従来の技術によれば、キヤツプ開口
部の近傍の肉薄部の内面に係止突起が形成してあ
るので、クリツク嵌合による確実性は向上したも
のの、比較的軟質な合成樹脂により金型成形する
際には、離型が容易であるが、硬質の合成樹脂に
より成形する際には、離型が容易でないという欠
点があつた。
本考案は上記のような欠点を解決しようとする
もので、筆記具本体の筆記具を被着する開口側内
周面に、筆記具本体と係合する係止突起を形成す
るとともに、開口端の周方向における適宜間隔位
置から天冠側に向つてスリツトを形成しておき、
バネ性と離型の容易性とを向上させるようにした
硬質合成樹脂により形成して、係止突起の機能を
損なうことなくクリツク嵌合をより一層確実なも
のとし、しかも、離型の容易性を向上した筆記具
のキヤツプを提供せんとするものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案のキヤツプ1を有する筆記具
を示す断面図であり、少なくともキヤツプ1、あ
るいはキヤツプ1によつてその筆記部が被着され
る筆記具本体2のそれぞれは、硬質合成樹脂によ
り形成されている。そして、筆記具本体2は、軸
筒3内に中線4aを収容したインキ室4を具備
し、軸筒3の先端側すなわち筆記部側には口金5
が装着されるとともに、口金5内に嵌着された小
径のパイプ6を貫通した状態でペン先7が装着さ
れ、また、軸筒3の後端には尾栓8が嵌着されて
いる。
前記キヤツプ1は、第2図及び第3図に示すよ
うに、一端に天冠9を嵌着した筒状本体10の外
方にクリツプ部11を一体に形成して成り、前記
筆記具本体2の筆記部を被着する開口側内周面に
は適宜間隔をおいて係止突起12,12・・が形
成され、かつ、開口端の周方向における係止突起
12を除く適宜間隔位置から天冠9側に向つてス
リツト13・・を形成して成る。尚、当該スリツ
トは単数であつても適宜の間隔をおいた複数であ
つてもよいこと勿論である。
本考案は叙上のように、筆記具本体2の筆記具
を被着する開口側内周面に、筆記具本体2と係合
する係止突起12を形成するとともに、開口端の
周方向における適宜間隔位置から天冠9側に向つ
てスリツト13を形成しておき、バネ性と離型の
容易性とを向上させるようにした硬質合成樹脂に
より形成したものである。
そのためスリツトを利用したバネ性のある弾性
変形が得られることとなり、係止突起12の突出
量を充分に確保することができると共に、離型時
においても容易にキヤツプと金型とを分離するこ
とができ、製品の品質低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のキヤツプの使用状態を示す
断面図、第2図はこの考案のキヤツプの半部断面
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図であ
る。 1……キヤツプ、2……筆記具本体、9……天
冠、10……筒状本体、11……クリツプ部、1
2……係止突起、13……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筆記具本体の筆記具を被着する開口側内周面
    に、筆記具本体と係合する係止突起を形成すると
    ともに、開口端の周方向における適宜間隔位置か
    ら天冠側に向つてスリツトを形成しておき、バネ
    性と離型の容易性とを向上させるようにした硬質
    合成樹脂により形成したことを特徴とする筆記具
    のキヤツプ。
JP491682U 1982-01-18 1982-01-18 筆記具のキヤツプ Granted JPS58107881U (ja)

Priority Applications (1)

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JP491682U JPS58107881U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 筆記具のキヤツプ

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JP491682U JPS58107881U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 筆記具のキヤツプ

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Publication Number Publication Date
JPS58107881U JPS58107881U (ja) 1983-07-22
JPS6142869Y2 true JPS6142869Y2 (ja) 1986-12-04

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ID=30017740

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JP491682U Granted JPS58107881U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 筆記具のキヤツプ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3234514C2 (de) * 1982-09-17 1985-03-07 Rotring-Werke Riepe Kg, 2000 Hamburg Schreibgerät mit Verschlußkappe
JPH0633022B2 (ja) * 1985-01-28 1994-05-02 ぺんてる株式会社 筆記具のキャップ

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Publication number Publication date
JPS58107881U (ja) 1983-07-22

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