JPS6142840Y2 - - Google Patents

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JPS6142840Y2
JPS6142840Y2 JP8198281U JP8198281U JPS6142840Y2 JP S6142840 Y2 JPS6142840 Y2 JP S6142840Y2 JP 8198281 U JP8198281 U JP 8198281U JP 8198281 U JP8198281 U JP 8198281U JP S6142840 Y2 JPS6142840 Y2 JP S6142840Y2
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JP
Japan
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sheet
roll
building board
board
back surface
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JP8198281U
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JPS57193532U (ja
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Publication of JPS6142840Y2 publication Critical patent/JPS6142840Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、折板板材の如き横断面略形状の溝
を有する建築板材に、断熱材等のシートを裏貼り
するための、チヤンネル状建築板材用シート裏貼
り装置に関するものである。
第1図〜第3図は、横断面略形状の溝を有す
る建築板材(俗に「折板」と指称される)の代表
的なものを示した正面図であるが、これら建築板
材の形状からも明らかなとおり、かゝる形状の建
築板材に断熱材等のシートを機械的に裏張りする
ことは著しく困難を極め、シートに皺を寄らせる
ことなく正確にピツタリと貼着することは不可能
に近いことだと云われている。それゆえ、従来に
おいては、かゝる裏張り作業は専ら人海戦術によ
り手作業に頼らざるを得ず、極めて非能率的であ
つたわけである。
本考案は、かゝる現況に鑑みてなされたもの
で、建築板材の裏面へシート材を皺や歪みを生じ
させることなく高能率に貼着することができる新
装置を提供しようとするものである。
即ち、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
れば、横断面略形状の溝を有する建築板材1の
裏面上を建築板材1の長尺方向に沿い相対的に移
動させることによつて建築板材1裏面にシート2
1を貼着する装置であつて、シート21を巻有せ
るシートビーム2を軸支したシート取付手段と;
前記シートビーム2から繰り出したシート21を
上方から対象とする建築板材1の底部裏面に対し
て押圧する天押ロール3と;この天押ロール3に
後続する如く配列され、天押しされた建築板材1
の側部裏面に対し同シート21を押圧する側押ロ
ール4、複数個とを具備し:これら2・3・4を
一体的フレーム6に組込んで成ることを特徴とす
る建築板材用シート裏貼り装置に係るものであ
る。
第4図〜第5図に図示する側は、何れも対象と
する建築板材1を裏返しにして機台7上に固定
し、シート裏貼り装置を移動させるようにしたも
のであるが、本考案にあつては装置自体を不動の
状態に定置させ建築板材1を走行させるように構
成することも当然予定している。
図示の装置で建築板材1にシート21を裏貼り
するに当たつては、建築板材1の後端部(第4図
の右方)に装置を位置させる一方、シートビーム
2から繰り出したシート21を先ず建築板材1の
底部裏面上へ貼着させた後、当該貼着箇所におけ
るシート21に対して天押ロール3が接触する位
置まで当該装置を前方へ移動させ、更にそのまま
装置を前進させればよいのである。尚、建築板材
1とシート21との接着は、機枠6の前部に取付
けた接着剤塗装器(図示せず)を用い、シート2
1又は建築板材1に接着剤を塗布して行うものと
する。
8は、建築板材1の底部裏面近くにあつて、水
平に機枠に固定されたエキスパンダーロールであ
り、繰り出されたシート21の皺を伸ばしつつ無
理のない安定な状態で天押ロール3の部分に供給
するために配設するものである。
9は、エキスパンダーロール8の両端に垂直向
きに設けた案内板であり、繰り出されたシート2
1の横振れを防止するものである。
天押ロール3は、シート21を均一に建築板材
1の底部裏面上へ押圧する作用を果たせばよいか
ら、一個でも充分こと足りよう。
図示例において、第1番目の天押ロール3の後
方に位置する第2番目の天押ロール3′は、ツバ
付のロールであつて、このツバにより建築板材1
の角部にシート21を完全に密着させることがで
きる。
側押ロール4は、図示例では、かなり広巾の部
分に互つてシート21を大きく折曲し、最終的に
建築板材1の側部裏面に押圧して接着しなければ
ならない。したがつて、1個の側押ロール4で斯
様な働きを行わせようとすると、シート21が側
押ロール4の下方にスムーズに誘導されず、仮に
誘導されたとしても皺や歪みを生ずることなく貼
着することは殆ど不可能と云えよう。そこで、図
示例においては、建築板材1の底部裏面に近いシ
ート部分を、先ず第1番目の側押ロール4によつ
て建築板材1の側部裏面に貼着し、第2番目の側
押ロール4、第3番目の側押ロール4によつて
徐々に建築板材1の底部裏面に遠いシート部分を
建築板材1の側部裏面に貼着するようになし、良
好なシートの貼着に至ることができたものであ
る。
ツバ押ロール5は、側押ロール4の後方にあつ
て更にシート21を折曲し、最終的に建築板材1
の頂部裏面上へシート21を押圧するものであ
る。
また、図示例にあつては、ツバ押しロール5に
対向してその下方に締ロール10を設けてツバ押
ロール5と締ロール10との間に建築板材1を挟
持せしめる構造を持つているが、かゝる構成によ
つて装置後部の浮き上がり防止とツバ押ロール5
による押圧力の確保が可能となる。もつとも、シ
ートビーム2の位置を、天押ロール3とツバ押ロ
ール5との中間上方位置に移動させたり、又は装
置における機枠6を建造物の天井に設けたレール
(図示せず)に連結する等の手段を採れば、装置
の部分的な浮き上がりも防止でき、またツバ押ロ
ール5による押圧力も確保できるので、前記した
締ロール10を含む構成は必須のものではないの
である。
以上説明したとおり、本考案装置によれば、非
能率的な手作業に頼らなくとも、建築板材裏面へ
の断熱材等の貼着作業を機械的に驚くほど高能率
に行えるうえに、シートの貼着状態も皺や歪みも
なく理想的な製品が得られるのであつて、極めて
実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案が加工対象とする建築
板材の正面図、第4図は本考案装置の側面図、第
5図は同装置の背配面図である。 1……建築板材、2……シートビーム、21…
…シート、3,3′……天押ロール、4……側押
ロール、5……ツバ押ロール、6……機枠、7…
…屋根載置台、8……エキスパンダーロール、9
……案内板、10……締ロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 横断面略形状の溝を有する建築板材1の裏面
    に対し、当該板材の長さ方向に沿い相対的に移動
    させることによつてこの板材裏面にシート21を
    貼着する装置であつて、 シート21を巻有せるシートビーム2を軸支し
    たシート取付手段と;前記シートビーム2から繰
    り出したシート21を上方から対象とする建築板
    材1の底部裏面に対して押圧する天押ロール3
    と;この天押ロール3に後続する如く配列され、
    天押しされた建築板材1の側部裏面に対し同シー
    ト21を押圧する側押ロール4、複数個とを具備
    し:これら2・3・4を一体的フレーム6に組込
    んで成ることを特徴とする建築板材用シート裏貼
    り装置。
JP8198281U 1981-06-02 1981-06-02 Expired JPS6142840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8198281U JPS6142840Y2 (ja) 1981-06-02 1981-06-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8198281U JPS6142840Y2 (ja) 1981-06-02 1981-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57193532U JPS57193532U (ja) 1982-12-08
JPS6142840Y2 true JPS6142840Y2 (ja) 1986-12-04

Family

ID=29877473

Family Applications (1)

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JP8198281U Expired JPS6142840Y2 (ja) 1981-06-02 1981-06-02

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JPS57193532U (ja) 1982-12-08

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