JPH0711866Y2 - プレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置 - Google Patents
プレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置Info
- Publication number
- JPH0711866Y2 JPH0711866Y2 JP1989037059U JP3705989U JPH0711866Y2 JP H0711866 Y2 JPH0711866 Y2 JP H0711866Y2 JP 1989037059 U JP1989037059 U JP 1989037059U JP 3705989 U JP3705989 U JP 3705989U JP H0711866 Y2 JPH0711866 Y2 JP H0711866Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- plate
- sliders
- heat exchanger
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は間口がせまく底面が幅広となっている台形状の
プレート式熱交換器用熱交換板のガスケットの溝に対し
て同形状をもつガスケットをその片側縁部をガスケット
溝に陥し込んだ状態において圧入させるガスケットの装
着装置に関するものである。
プレート式熱交換器用熱交換板のガスケットの溝に対し
て同形状をもつガスケットをその片側縁部をガスケット
溝に陥し込んだ状態において圧入させるガスケットの装
着装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、真上から押圧してガスケットの両側縁部をガスケ
ット溝に一挙(同時)に圧入する形式のガスケット挿入
方法は知られている。(特開昭62−199324号公報参照) (考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術において述べたガスケット挿入方法は、
真上から押圧してガスケットの両側縁部をガスケット溝
に一挙(同時)に圧入するという頗る強引な方法であっ
て、ガスケットにキズが発生しては使いものにならない
プレート式熱交換器用熱交換板のガスケットの挿入(圧
入)には全く向かないものであり、採用もされていな
い。本願出願人の試験でも悉く失敗した。
ット溝に一挙(同時)に圧入する形式のガスケット挿入
方法は知られている。(特開昭62−199324号公報参照) (考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術において述べたガスケット挿入方法は、
真上から押圧してガスケットの両側縁部をガスケット溝
に一挙(同時)に圧入するという頗る強引な方法であっ
て、ガスケットにキズが発生しては使いものにならない
プレート式熱交換器用熱交換板のガスケットの挿入(圧
入)には全く向かないものであり、採用もされていな
い。本願出願人の試験でも悉く失敗した。
本考案は上記試験を基に案出したものであって、ガスケ
ットにキズをつけないで挿入(圧入)できる新規のプレ
ート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装
置を提供することを目的とするものである。
ットにキズをつけないで挿入(圧入)できる新規のプレ
ート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装
置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案に係わるプレート式熱
交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置は、間
口がせまく底面が幅広となっている台形状のプレート式
熱交換器用熱交換板のガスケットの溝に対して同形状を
もつガスケットをその片側縁部をガスケット溝に陥し込
んだ状態において圧入する際に用いるものであって、作
業台1の上面の両側に左右一対の前後向きレール2,2′
を、これ等両前後向きレール2、2′に自走型スライダ
ー3、3′を夫々設け、当該左右両側の自走型スライダ
ー3、3′にクロスバー4を介して左右向きレール5を
渡し設け、この左右向きレール5に左右一対の自走型サ
ドル6、6′を取付けると共に前記一方スライダー3の
側面に電気制御ボックス14を装備し、この制御ボックス
14からの指令によって前記スライダー3、3′およびサ
ドル6、6′をコントロールし、また各サドル6、6′
にエアーもしくは油圧モータ7、7′により上下復動す
る圧入装置8、8′を搭載し、この圧入装置8、8′の
作動下端に外周縁が薄い円盤状を呈する転向自在の押込
用ローラ9、9′を回転自在に軸承し、また作業台1の
上面にロケート10、10′を設けたものである。
交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置は、間
口がせまく底面が幅広となっている台形状のプレート式
熱交換器用熱交換板のガスケットの溝に対して同形状を
もつガスケットをその片側縁部をガスケット溝に陥し込
んだ状態において圧入する際に用いるものであって、作
業台1の上面の両側に左右一対の前後向きレール2,2′
を、これ等両前後向きレール2、2′に自走型スライダ
ー3、3′を夫々設け、当該左右両側の自走型スライダ
ー3、3′にクロスバー4を介して左右向きレール5を
渡し設け、この左右向きレール5に左右一対の自走型サ
ドル6、6′を取付けると共に前記一方スライダー3の
側面に電気制御ボックス14を装備し、この制御ボックス
14からの指令によって前記スライダー3、3′およびサ
ドル6、6′をコントロールし、また各サドル6、6′
にエアーもしくは油圧モータ7、7′により上下復動す
る圧入装置8、8′を搭載し、この圧入装置8、8′の
作動下端に外周縁が薄い円盤状を呈する転向自在の押込
用ローラ9、9′を回転自在に軸承し、また作業台1の
上面にロケート10、10′を設けたものである。
(作用) 本考案は上記の通りであるので、先ず作業台1の上にロ
ケート10、10′を利用して熱交換板11を載せ置くと共に
この熱交換板11のガスケット溝12の上にガスケット13を
配して当該ガスケット13の片側縁部をガスケット溝12に
陥入させ(第2図参照)たのちサドル6、6′をガスケ
ット13の装着始めの位置まで動かし、次いで圧入装置
8、8′をローラ9、9′の下端がガスケット13の近く
に位置するまで下降した状態(第3図参照)にさせ、然
るのち圧入装置8、8′を更に下降した状態とさせ、ロ
ーラ9、9′の下縁によりガスケット13の浮いている側
の一個所をガスケット溝12に押込み、この押込み状態
(第4図参照)においてローラ9、9′を押下状態のま
まガスケット溝12に沿って移動させ、斯くしてガスケッ
ト13の浮いている側の縁を溝12に対して連続して嵌着す
る等の用法に供するものである。
ケート10、10′を利用して熱交換板11を載せ置くと共に
この熱交換板11のガスケット溝12の上にガスケット13を
配して当該ガスケット13の片側縁部をガスケット溝12に
陥入させ(第2図参照)たのちサドル6、6′をガスケ
ット13の装着始めの位置まで動かし、次いで圧入装置
8、8′をローラ9、9′の下端がガスケット13の近く
に位置するまで下降した状態(第3図参照)にさせ、然
るのち圧入装置8、8′を更に下降した状態とさせ、ロ
ーラ9、9′の下縁によりガスケット13の浮いている側
の一個所をガスケット溝12に押込み、この押込み状態
(第4図参照)においてローラ9、9′を押下状態のま
まガスケット溝12に沿って移動させ、斯くしてガスケッ
ト13の浮いている側の縁を溝12に対して連続して嵌着す
る等の用法に供するものである。
尚、ローラ9、9′をガスケット溝12に沿って移動させ
る際しては前もって所々たとえばコーナ部分等を従来の
手に握り持って使う工具等により嵌着して置くと作業が
し易く能率的である。
る際しては前もって所々たとえばコーナ部分等を従来の
手に握り持って使う工具等により嵌着して置くと作業が
し易く能率的である。
(考案の効果) 本考案は上記のような構成であるので、プレート式熱交
換器用熱交換板に対してガスケットを装着する作業を機
械的に行うことができるものであって、労力の大幅軽減
を達成するものであり、また上記作用において述べたこ
とによって判るようにガスケットの縁を片側ずつ順に溝
に入れるものでキズがつかない(つきにくい)ものであ
って、ガスケットにキズをつけないで挿入(圧入)でき
る新規のプレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケ
ットの装着装置を提供するという所期の目的を達成する
ものである。
換器用熱交換板に対してガスケットを装着する作業を機
械的に行うことができるものであって、労力の大幅軽減
を達成するものであり、また上記作用において述べたこ
とによって判るようにガスケットの縁を片側ずつ順に溝
に入れるものでキズがつかない(つきにくい)ものであ
って、ガスケットにキズをつけないで挿入(圧入)でき
る新規のプレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケ
ットの装着装置を提供するという所期の目的を達成する
ものである。
(実施例) 図に示す実施例は下面にブレーキ付き自在キャスター
1′をもつ作業台の上面の両側に左右一対の前後向きレ
ール2、2′を、これ等両前後向きレール2、2′にス
ライダー3、3′を夫々設け、当該左右両側の自走型ス
ライダー3、3′にスロスバー4を介して左右向きレー
ル5を渡し設け、この左右向きレール5に左右一対の自
走型サドル6、6′を取付けると共に前記一方スライダ
ー3の側面に電気制御ボックス14を装備し、この制御ボ
ックス14からの指令によって前記スライダー3、3′お
よびサドル6、6′をコントロールするようにし、また
各サドル6、6′にエアーモータ7、7′により上下復
動する圧入装置8、8′を搭載し、この圧入装置8、
8′の作動下端に転向自在の押込用ローラ9、9′を回
転自在に軸承したものである。
1′をもつ作業台の上面の両側に左右一対の前後向きレ
ール2、2′を、これ等両前後向きレール2、2′にス
ライダー3、3′を夫々設け、当該左右両側の自走型ス
ライダー3、3′にスロスバー4を介して左右向きレー
ル5を渡し設け、この左右向きレール5に左右一対の自
走型サドル6、6′を取付けると共に前記一方スライダ
ー3の側面に電気制御ボックス14を装備し、この制御ボ
ックス14からの指令によって前記スライダー3、3′お
よびサドル6、6′をコントロールするようにし、また
各サドル6、6′にエアーモータ7、7′により上下復
動する圧入装置8、8′を搭載し、この圧入装置8、
8′の作動下端に転向自在の押込用ローラ9、9′を回
転自在に軸承したものである。
尚、第6図は押込用ローラを傾けたものである。
第1図は本考案の実施例を示す全体の斜視図、第2図乃
至第5図は作業工程を順に示す断面図、第6図は他の実
施例のローラ部分を示す正面図である。 1…作業台、1′…キャスター、2、2′…レール、
3、3′…スライダー、4…クロスバー、5…レール、
6、6′…サドル、7、7′…エアー、8、8′…圧入
装置、9、9′…ローラ、10、10′…ロケート、11…熱
交換板、12…溝、13…ガスケット、14…制御ボックス。
至第5図は作業工程を順に示す断面図、第6図は他の実
施例のローラ部分を示す正面図である。 1…作業台、1′…キャスター、2、2′…レール、
3、3′…スライダー、4…クロスバー、5…レール、
6、6′…サドル、7、7′…エアー、8、8′…圧入
装置、9、9′…ローラ、10、10′…ロケート、11…熱
交換板、12…溝、13…ガスケット、14…制御ボックス。
Claims (1)
- 【請求項1】間口がせまく底面が幅広となっている台形
状のプレート式熱交換器用熱交換板のガスケットの溝に
対して同形状をもつガスケットをその片側縁部をガスケ
ット溝に陥し込んだ状態において圧入する際に用いるも
のであって、作業台1の上面の両側に左右一対の前後向
きレール2、2′を、これ等両前後向きレール2、2′
に自走型スライダー3、3′を夫々設け、当該左右両側
の自走型スライダー3、3′にクロスバー4を介して左
右向きレール5を渡し設け、この左右向きレール5に左
右一対の自走型サドル6、6′を取付けると共に前記一
方スライダー3の側面に電気制御ボックス14を装備し、
この制御ボックス14からの指令によって前記スライダー
3、3′およびサドル6、6′をコントロールし、また
各サドル6、6′にエアーもしくは油圧モータ7、7′
により上下復動する圧入装置8、8′を搭載し、この圧
入装置8、8′の作動下端に外周縁が薄い円盤状を呈す
る転向自在の押込用ローラ9、9′を回転自在に軸承
し、また作業台1の上面にロケート10、10′を設けたこ
とを特徴とするプレート式熱交換器用熱交換板に対する
ガスケットの装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989037059U JPH0711866Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | プレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989037059U JPH0711866Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | プレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02126730U JPH02126730U (ja) | 1990-10-18 |
JPH0711866Y2 true JPH0711866Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31543831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989037059U Expired - Lifetime JPH0711866Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | プレート式熱交換器用熱交換板に対するガスケットの装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711866Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540726Y2 (ja) * | 1991-06-24 | 1997-07-09 | 三井精機工業株式会社 | ブッシュ圧入装置 |
TWI553149B (zh) * | 2014-12-09 | 2016-10-11 | The installation method of O-ring for semiconductor process equipment and the guide and fixture used in its installation |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62199324A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-03 | Toshiba Corp | ガスケツト插入方法 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1989037059U patent/JPH0711866Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62199324A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-09-03 | Toshiba Corp | ガスケツト插入方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02126730U (ja) | 1990-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |