JPS6142744A

JPS6142744A - デイスク再生装置のサ−ポシステム

Info

Publication number: JPS6142744A
Application number: JP16441584A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Ito; 武伊藤
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-08-06
Filing date: 1984-08-06
Publication date: 1986-03-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、例えばコンパクトディスク（ＣＤ）やビデ
オディスク（ＶＤ）等のディスクを再生するディスク再
生装置に係り、特にスピーカ内蔵のポータプル型のもの
に用いるピックアップのサーボシステムの改良に関する
。

［発明の技術的背景とその問題点］周知のように、ディスク再生装置、例えばＣＤ方式のＤ
ＡＤ　（デジタル・オーディオ・ディスク）再生装置で
は、ディスクにビット列になって記録されたデジタル化
データを誤りなく正確に読取るために、光学式ピックア
ップの半導体レーザから放射される光ビームを集光する
対物レンズに対して、上記光ビームの焦点（スポット）
、が常にディスクの信号記録面上に合うようにフォーカ
スサーボを施すと共に、上記スポットがビット列からデ
ィスクの半径方向にずれることなく正確にトレースする
ようにトラッキングサーボを施している。

第６図に３ビ一ム方式のピックアップに対するサーボシ
ステムの構成を示す。

すなわち、図中符号１１は上記光学式ピックアップに内
蔵される受光部で、この受光部１１は多分割（ここでは
４分割）フォトダイオード１１ａ及び単一フォトダイオ
ードｉｉｂ　、　ｉｌｃを有しており、多分割フォトダ
イ“オード１１ａの中央には主ビームスポットが照射さ
れ、単一フォトダイオード１１ｂ。

１１ｃにはそれぞれサブビームスポットが照射される。

ここで、上記各フォトダイオードＩｌａ〜１１ｃの各受
光領域をＡ−Ｆとし、各受光領域Ａ−Ｆで検出される周
波数信号（ビットの有無に対応）をａ−ｆとする。

まず、多分割フォトダイオード１１ａの対向位置にある
受光領域Ａ、Ｃ及びＢ、Ｄで検出された周波数信号ａ、
Ｃ及びす、ｄは、それぞれ加算されてａ＋ｃ、ｂ＋ｄと
なり、それぞれ電流電圧変換回路１２．１３により電圧
信号に変換された後、フォーカスエラー信号生成回路１
４に供給される。このフォーカスエラー信号生成回路１
４は、上記２信号ａ＋ｃ、ｂ＋ｄの差信号（ａ＋Ｃ）−
（ｂ＋ｄ）を生成することにより、ディスクの信号記録
面上における光ビームの焦点ずれに対応したフォーカス
エラー信号ＦＥを生成するもので、このフォーカスエラ
ー信号ＦＥは抵抗Ｒ１及び半固定抵抗ＶＲ１よりなるフ
ォーカスサーボゲイン調整回路１５に供給され、半固定
抵抗■Ｒ１の調整に応じてレベル設定される。ここでレ
ベル調整されたフォーカスエラー信号ＦＥは、位相ｍｍ
回路１６及び駆動回路１１を介して対物レンズをフォー
カス方向（ディスクに対して垂直方向）に駆動するため
のフォーカスアクチュエータコイル１８に供給される。

このため、対物レンズは常に光ビームの焦点が合う位置
に駆動制御され、ここにフォーカスサーボが行われるも
のである。

また、上記単一フォ］・ダイオード１１ｂ　、　１１ｃ
の受光領域Ｅ、Ｆで検出された周波数信号ｅ、ｆは、そ
れぞれ電流電圧変換回路１９．２０により電圧信号に変
換された後、トラッキングエラー信号生成回路２１に供
給される。このトラッキングエラー信号生成回路１４は
、上記２信号ｅ、ｆの差信号ｅ−ｆを生成することによ
り、上記スポットのビット列からのずれに対応したトラ
ッキングエラー信号ＴＥを生成するもので、このトラッ
キングエラー信号ＴＥは抵抗Ｒ２及び半固定抵抗Ｖ’Ｒ
２よりなるトラッキングサーボゲイン調整回路２２に供
給され、半固定抵抗ＶＲ２の調整に応じてレベル設定さ
れる。ここでレベル調整されたトラッキングエラー信号
ＴＥは、位相補償回路２３及び駆動回路２４を介して対
物レンズをトラッキング方向（ディスクに対して半径方
向）に駆動するためのトラッキングアクチュエータコイ
・ル２５に供給される。このため、上記対物レンズは、
常にスポットがビット列上に位−するように駆動制御さ
れ、ここにトラッキングサーボが行われるものである。

ところで、近時ポータプル型ディスク再生装置としてス
ピーカ内蔵のものが考えられているが、この場合、上記
のような従来のサーボシステムを用いると、次のような
問題が生じる。まず、傷等で誤動作しないようにサーボ
ゲインを低く設定すると、大音量で再生したときにスピ
ーカの振動によってピックアップの対物レンズに対する
フ１−カスサーボやトラッキングサーボがはずれる可能
性がある。逆に、スピーカの振動に強くするためにサー
ボゲインを高く設定すると、通常再生において傷に対し
て弱くなり、トラック飛び及びフォーカスずれを起こし
易くなる。

［発明の目的］この発明は上記のような問題を改善するためになされた
もので、大音ｍで内蔵スピーカを鳴動させてもピックア
ップに対して安定したサーボを施すことができ、内部振
動に極めて強いディスク再生装置のサーボシステムを提
供することを目的とする。

［発明の概要コすなわち、この発明に係るディスク再生装置のサーボシ
ステムは、ディスクに記録された情報信号をピックアッ
プで読み出し、この情報信号から音声信号を取出して内
蔵スピーカで音響再生し得るディスク再生装置に用いら
れ、前記ピックアップが常に情報信号を正確に読み出す
ようにサーボを施すものにおいて、前記内蔵スピーカの
音！調整に連動【）τｆｔｉ記サーボのゲインを！！！
ｌするようにしたものである。

［発明の実施例］以下、第１図乃至第２図を参照してこの発明の一実施例
を詳細゛に説明する。但し、第１図において、第６図と
同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。

第１図はその構成を示すもので、前記フォーカスサーボ
ゲイン調整回路１５は、入力端を抵抗Ｒ１、可変抵抗Ｖ
Ｒ３及び抵抗Ｒ３を介して接地し、可変抵抗ＶＲ３の可
動端子を出力端としており、またトラッキングサーボゲ
イン調整回路２２も同様に、入力端を抵抗Ｒ２、可変抵
抗ＶＲ４及び抵抗Ｒ４を介して接地して、可変抵抗ＶＲ
４の可動端子を出力端としている。

一方、前記多分割フォトダイオード１１ａで検出された
周波数信号ａ〜ｄは、図示しないが共に加算されてデジ
タル化データ復調回路２６に供給され、周知の信号処理
がなされて元のし及びＲチャンネル音声信号（アナログ
信号）に復調されるようになされている。そして、各音
声信号り、Ｒはそれぞれ必要に応じてディエンフアシス
を行なうディエンファシス回路２７．２８．２０ｋＨｚ
以上の不要周波数成分を除去するローパスフィルタ２９
．３０を介して音量調整回路３１．３２に供給される。

この音ｍ調整回路３１．３２は、可変抵抗ＶＲ５、ＶＨ
２で構成し、入力端をその抵抗器を介して接地し、可動
端子を出力端としたものである。ここで、上記した可変
抵抗ＶＲ３〜ＶＲｔ３には、第２図に示すような音ｔｉ
ｎ整つまみ３８の回転に応じて可動端子が連動する４連
可変抵抗器３７が用いられる。そして、上記音ｍ調整回
路３？、　３２でレベル調整された音声信号り、Ｒはパ
ワーアンプ３３．３４を介して内蔵スピーカ３５．３６
に供給され、音響再生されるようになっている。

すなわち、上記ディスク再生装置では、４連可変抵抗器
３７を用いたことにより、音ａｍ整つまみ３８を回転さ
せ、例えば音量再生回路３１．３２の可変抵抗ＶＲ５、
ＶＨ２の可動端子を接地側から入力端側に、または入力
端側から接地側に移動させたとき、この可変抵抗ＶＲ５
、ＶＨ２と連動してフォーカスサーボゲイン調整回路１
５及びトラッキングサーボゲイン調整回路２２の可変抵
抗ＶＲ３。

ＶＨ４の可動端子も同時に入力端側に、または接地側に
移動する。つまり、内蔵スピーカ３５．３６での再生音
ｍを大きくすると、フォーカスサーボゲイン及びトラッ
キングサーボゲインが増大し、逆に再生音量を小さくす
ると各サーボゲインが低下するようになる。

したがって、上記のように構成したディスク再生装置の
サーボシステムは、音量増大に比例してサーボゲインを
高めることができるので、大音量再生時でも内蔵スピー
カの振動によって生じるトラック飛びやフォーカスずれ
を防止することができ、安定した再生を行なうことがで
きるようになる。

第３図及び第４図はそれぞれこの発明の他の実施例を示
すもので、前記フォーカスサーボゲイン調整回路１５及
びトラッキングサーボゲイン調整回路２２に電圧制御型
増幅回路（ＶＣＡ回路）を用いたディスク再生ＨＴＩに
この発明を適用したものである。

すなわち、第３図において、音ｆｌｉ調整回路３１゜３
２の可変抵抗ＶＲ５、ＶＨ２（この場合２連可変抵抗器
を用いればよい）の出力は、それぞれ抵抗Ｒ５、Ｒ６を
介して加算された後、ピークレベル検波回路４１に供給
される。このピークレベル検波回路４１で検波されたピ
ークレベルエンベローブ信号は加算器４２．４３で基準
Ｎ源４４．４５からの基準電圧と加算され、上記サーボ
ゲイン調整回路１５．２２の各ＶＣＡ回路の制御入力端
に供給される。つまり、このサーボシステムでは、音量
増大に比例してサーボゲインを高めるだけでなく、音声
信号のピークレベルに応じてさらにサーボゲインを変化
させるので、音量を上げても小信号のときにはサーボゲ
インを低くし、大信号のときにはサーボゲインを高く設
定することができ、これによって傷によるトラック飛び
及びフォーカスずれに対する制御範囲を大きくすること
ができる。

また、第４図は音量調整回路３１．３２にＶＣＡ回路を
用いたディスク再生装置にこの発明を適用したもので、
音ｆｆｉ調整用可変抵抗ＶＲ７で１ｑられた音ｍ調整回
路３１．３２のＶＣＡ回路に供給される制御ｉｌｌ電圧
を利用して、この制ａｕ電圧を前記加算器４２゜４３に
供給するようにしたものである。つまり、このサーボシ
ステムは簡易な構成で音量及びサーボゲインの各調整を
連動させることができるものである。

尚、第５図（ａ）に示すように、ディスク５１の設置方
向が内蔵スピーカ５２．５３の振動方向ａに対して垂直
に設置される場合、振動がフォーカス方向ｆに大きくな
り、同図（ｂ）に示すように、ディスク５１がスピーカ
５２．５３の振動方向に対して水平に設置される場合゛
、振動はトラッキング方向ｔが大となる。したがって、
第５図（ａ）のような場合にはトラッキング方向ｔの振
動に比較的強いのでフォーカスサーボゲインを高めに設
定し、第５図（ｂ）のような場合にはフォーカス方向で
の振動に比較的強いのでトラッキングサーボゲインを高
めに設定すると、ざらにスピーカの振動に対して強くす
ることができるようになる。

［発明の効果］以上詳述したようにこの発明によれば、大音ｍで内蔵ス
ピーカを鳴動させてもピックアップに対して安定したサ
ーボを施すことができ、内部振動に極めて強いディスク
再生装置のサーボシステム□を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るディスク再生装置のサーボシス
テムの一実施例を示すブロック回路構成図、第２図は同
実施例に用いられる４連可変抵抗器を示す図、第３図乃
至第５図はそれぞれこの発明に係る他の実施例を示す図
、第６図は従来のディスク再生装置のサーボシステムを
示ずブロック回路構成図である。１１・・・受光部、１２．１３．１９．２０・・・電流
電圧変換回路、１４・・・フォーカスエラー信号生成回
路、１５・・・フォーカスサーボゲイン調整回路、１６
．２３・・・位相補償回路、１７．２４・・・駆動回路
、１８・・・フォーカスアクチュエータコイル、２１・
・・トラッキングエラー信号生成回路、２２・・・トラ
ッキングサーボゲイン調整回路、２５−・・トラッキン
グアクチュエータコイル、２６・・・デジタル化データ
復調回路、２７．２８・・・ディエンファシス回路、２
９．３０・・・ローパスフィルタ、３１゜３ス・・・音
量調整回路、３３．３４・・・パワーアンプ、３５゜３
６・・・内蔵スピーカ、３７・・・４連可変抵抗器、３
８・・・音ｆｌｉ調整つまみ、４１・・・ピークレベル
検波回路、４２゜４３・・・加算器、４４．４５・・・
基準電源。出願人代理人、弁理士　鈴江武彦第１図手続補正書（刀剣昭利５９年１ｚ月７　日特許庁長官　　　志　賀　　　学　　殿１、事件の表示特願昭５９−１６４４１５号２、発明の名称ディスク再生装置のサーボシステム３、補正をする者事件との関葆　　特許出願人（ａＯ？）　　株式会社　東芝４、代理人７、補正の内容図面第一葉中において、別紙図面に未配して示すように
「第」と「図」を加入して「第２図」とする。

Claims

【特許請求の範囲】

ディスクに記録された情報信号をピックアップで読み出
し、この情報信号から音声信号を取出して内蔵スピーカ
で音響再生し得るディスク再生装置に用いられ、前記ピ
ックアップが常に情報信号を正確に読み出すようにサー
ボを施すサーボシステムにおいて、前記内蔵スピーカの
音量調整に連動して前記サーボのゲインを制御するサー
ボゲイン制御手段を具備したことを特徴とするディスク
再生装置のサーボシステム。