JPH05144044A - 光学式デイスク再生装置 - Google Patents

光学式デイスク再生装置

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JPH05144044A
JPH05144044A JP30618491A JP30618491A JPH05144044A JP H05144044 A JPH05144044 A JP H05144044A JP 30618491 A JP30618491 A JP 30618491A JP 30618491 A JP30618491 A JP 30618491A JP H05144044 A JPH05144044 A JP H05144044A
Authority
JP
Japan
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servo
signal
speaker
circuit
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30618491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Moriaki
雅之 森明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小レベルで記録されたディスクの再生時、音
量レベルを増大したときに、スピーカにより発せられる
振動及び音圧等によりサーボ系が乱れ、ピックアップ、
ディスク等が振動して針飛び等の誤動作を防止する。 【構成】 アナログアンプ(5)により増幅されスピー
カ回路(6)に入力される直前の音声信号の電圧レベル
をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ(10)
と、そのデジタルデータを装置の筐体に応じて設定され
たデータ値と比較し、前記電圧レベルが所定レベルを越
えたことを判定する制御回路(11)と、その制御信号
によりアンプゲインを増大するフォーカスコイル駆動回
路(8)及びトラッキングコイル駆動回路(9)とより
構成され、再生音の音量ボリウムを増大せしめた際に、
フォーカス及びトラッキング制御のサーボ量を上げ、振
動及び音圧等に対するサーボ追従能力を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録された
情報トラックを光学的に読取るデイスク再生装置に係
り、特に読取られた情報を再生して音声として出力する
スピーカを一体に有するデイスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光学式デイスク再生装置の筐体
は、半導体回路の高集積度化による電子回路構成の縮
小、或るいはピックアップ部の精密加工等に伴って装置
の小型化が進み、これにより、装置の筐体にスピーカを
内蔵し、又は、スピーカ回路を有してイヤホン等を構造
的に係合する構成となっており、所望の場所で再生を行
なうことができ、且つ持ち運びが可能なデイスク再生装
置が賞用されている。
【0003】このため、デイスク再生装置の再生時に、
スピーカからの再生出力が大きい場合等による機械的振
動がCDプレーヤ部のピックアップ等に印加され、ピッ
クアップがディスク上の情報トラックに追従できなくな
り、針飛び等の誤動作が生じる要因となっている。
【0004】この様な問題を解決するため、従来では、
例えば特開昭64−76577号公報(G11B 21/1
0)に示されるように、ピックアップによって読出され
た信号をRFアンプと信号処理回路を介し、信号処理回
路からD/Aコンバータに入力されるデジタルデータの
値が所定のデジタル値に達したときに、アナログ信号の
標本値が所定レベルを越えたとみなす様に、あるレベル
を越えるデータを検出するレベル検出回路を設け、この
レベル検出回路の検出結果に基づいてサーボ回路の特性
を変更する技術が開示されている。
【0005】しかし、この技術では、前記D/Aコンバ
ータでアナログ変換された音声信号は、音量ボリウムに
よって任意のゲインで動作するアナログアンプにより増
幅されるため、記録されたレベルの小さい音声信号を再
生し、音量ボリウムによってアナログアンプのゲインを
上げ、大音量でスピーカから再生する場合には効果が得
られないという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した欠点
に鑑みなされたもので、装置の筐体内にスピーカ又はス
ピーカ回路を有し、再生音声がピックアップと機械的に
係合される構造の光学式ディスク再生装置であって、小
レベルで記録されたディスクの音声信号を再生し、その
音声信号の音量レベルを音量ボリウムで増大したとき
に、スピーカにより発せられる振動及び/又は音圧によ
りサーボ系が乱れ、ピックアップ、ディスク等が振動し
て針飛び等誤動作が生じるという問題を解決せんとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに記
録された情報トラックから光ピックアップで情報の読取
りを行ない、この情報信号から前記光ピックアップの前
記情報トラックに対する位置ずれ量を示すエラー信号を
作成し、このエラー信号に基づいて前記光ピックアップ
の位置制御を行なうサーボコントロール回路を有し、更
に情報信号を再生及び増幅して音声信号を出力するスピ
ーカ回路を有する光学式デイスク再生装置に於いて、前
記増幅された音声信号をデジタル変換するA/Dコンバ
ータと、該デジタルデータに基づいて音声が所定レベル
を越えたことを判定する制御回路と、前記判定信号に応
じてトラッキング量を補正する駆動回路とを設けたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、前記のような構成で、アナログアン
プにより増幅された音声信号の電圧レベルは、A/Dコ
ンバータによってデジタルデータに変換される。そし
て、制御回路により前記デジタルデータが装置の筐体に
応じて設定されたデータ値と比較され、該比較により前
記音声信号の電圧レベルが所定のレベルを越えたことが
判定されると、これに応じて駆動回路のアンプゲインが
増大される。
【0009】
【実施例】以下図面に従い本発明の実施例について説明
する。図1は実施例の回路ブロック図、図2は実施例の
詳細を示す回路図である。
【0010】図1で、ピックアップ(1)によってディ
スク(D)に記録された情報トラックから読出された信
号は、RFアンプ(2)により増幅及び波形整形された
後、信号処理回路(3)により信号処理され、更にD/
Aコンバータ(4)によりアナログ音声信号に変換され
る。その後、前記アナログ音声信号は、図示省略する音
量ボリウムにより音声の音量レベルが設定され、その音
量レベルにゲインを調整するアナログアンプ(5)によ
り音声信号の電圧レベルが増幅され、該増幅された音声
信号がスピーカ又はスピーカ等を駆動するスピーカ回路
(6)から出力される。
【0011】また、再生中はピックアップ(1)、RF
アンプ(2)から得られたフォーカス信号及びトラッキ
ングエラー信号がサーボコントロール回路(7)で調整
され、然る後調整されたフォーカス及びトラッキングサ
ーボ信号がピックアップ(1)のアクチュエータ(図示
省略するフォーカス及びトラッキングコイル等)を駆動
するフォーカスコイル駆動回路(8)及びトラッキング
コイル駆動回路(9)に入力される。そして、前記各駆
動回路により夫々に所定のゲイン(利得)で増幅された
フォーカス及びトラッキングサーボ量が前記アクチュエ
ータに供給される。これにより、ピックアップ(1)に
よるディスク(D)の情報トラックの位置制御がなされ
る。
【0012】一方、前記アナログアンプ(5)により任
意の音量レベル、即ち任意の電圧レベルに増幅されたア
ナログ音声信号は、A/Dコンバータ(10)を介して
その電圧レベルがデジタルデータに変換される。そし
て、前記デジタルデータは、制御回路(11)、例えば
マイクロコンピュータに入力される。
【0013】そして、前記制御回路にて、ディスク再生
装置の筐体構造及び/又は音圧源の構成等に応じて振動
の大きさ、即ち振動の許容レベルを予め設定されたデジ
タル値と比較され、その比較により前記音声信号の電圧
レベルが所定のレベルを越えたことをプログラム処理等
により判定される。
【0014】そして、前記デジタルデータが前記デジタ
ル値に達し、該デジタル値を越えたことが判定される
と、前記制御回路(11)から前記フォーカス及びトラ
ッキングコイル駆動回路(8)(9)のアンプゲインを
増大する制御信号が出力される。これにより、フォーカ
ス及びトラッキングサーボ量が増大され、前記アクチュ
エータによるサーボが追従できるように、前記サーボコ
ントロール回路(7)による情報トラックの位置制御の
出力特性が変更される。
【0015】この様に、本発明は再生音の音量ボリウム
を増大せしめた際に、アナログアンプにより増幅されス
ピーカに入力される直前の音声信号の電圧レベルを、A
/Dコンバータによってデジタルデータに変換し、その
デジタルデータを装置の筐体に応じて設定されたデータ
値と比較し、その比較により前記電圧レベルが所定レベ
ルを越えたことが判定されると、フォーカス及びトラッ
キング制御のサーボ量を上げ、振動及び音圧等に対する
サーボ追従能力を向上させる技術である。
【0016】図2は、フォーカス及びトラッキングコイ
ル駆動回路(8)(9)を同じ回路構成として示した一
実施例であり、図2に示した回路構成に限定することな
く、他の構成によっても実施できる。
【0017】図2で、アクチュエータ駆動アンプ(1
2)は、非反転入力にサーボコントロール回路(7)で
調整されたサーボ量の制御信号が入力される。Zf は、
その一端が駆動アンプ(12)の出力に接続され、且つ
他端をインピーダンスZs の一端に接続されたインピー
ダンス、Zs は、前記接続点にその一端が接続され他端
が接地されたインピーダンスで、前記接続点を前記駆動
アンプ(12)の反転入力に接続している。
【0018】また、前記接続点には、一端が前記接続点
に接続され他端がトランジスタ(14)のコレクタ出力
に接続される抵抗(13)と、前記トランジスタ(1
4)とによるスイッチ回路が接続される。そして、制御
回路(11)から音声信号の電圧レベルが所定レベルを
越えたことを判別した信号が、前記トランジスタ(1
4)のベースに入力されると前記スイッチ回路がON動
作し、前記抵抗(13)が前記インピーダンスZs と並
列に接続される。これにより、前記アクチュエータ駆動
アンプ(12)のアンプゲインが増大される。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明の光学式デイスク再生装置
に依れば、再生時のスピーカに入力される直前の音声信
号の電圧レベルを判定し、該電圧レベルが装置の筐体に
応じて設定された所定のレベルを越えたとき、ピックア
ップ駆動回路によるサーボ追従能力を向上させるように
したので、小レベルで記録されたディスクを再生して、
音量ボリウムで音量レベルを増大した場合でも、前記ス
ピーカによって発せられる振動及び音圧によりサーボ系
が乱れ及びピックアップ、ディスク等が振動して針飛び
等の誤動作が生じることがなく、以って安定したディス
クの再生が実現出来る。しかも、前記音声信号の電圧レ
ベルの判定は、装置の筐体に応じて設定されるデジタル
値によりマイクロコンピュータを用いてソフト処理で行
なわれるため、簡単な構成で実施することができ、その
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例のフォーカス及びトラッキング
コイル駆動回路である。
【符号の説明】
8 フォーカスコイル駆動回路 9 トラッキングコイル駆動回路 10 A/Dコンバータ 11 制御回路 12 アクチュエータ駆動アンプ 13 抵抗 14 トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録された情報トラックから
    光ピックアップで情報の読取りを行ない、この情報信号
    から前記光ピックアップの前記情報トラックに対する位
    置ずれ量を示すエラー信号を作成し、このエラー信号に
    基づいて前記光ピックアップの位置制御を行なうサーボ
    コントロール回路を有し、更に情報信号を再生及び増幅
    して音声信号を出力するスピーカ回路を有する光学式デ
    イスク再生装置に於いて、 前記増幅された音声信号をデジタル変換するA/Dコン
    バータと、該デジタルデータに基づいて音声が所定レベ
    ルを越えたことを判定する制御回路と、前記判定信号に
    応じてトラッキング量を補正する駆動回路とを設けたこ
    とを特徴とする光学式デイスク再生装置。
JP30618491A 1991-11-21 1991-11-21 光学式デイスク再生装置 Pending JPH05144044A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30618491A JPH05144044A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 光学式デイスク再生装置

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JP30618491A JPH05144044A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 光学式デイスク再生装置

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JPH05144044A true JPH05144044A (ja) 1993-06-11

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ID=17954039

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JP30618491A Pending JPH05144044A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 光学式デイスク再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7075863B2 (en) * 2001-02-26 2006-07-11 Teac Corporation Method of determining optimum tracking offset value during optimum power control (OPC) for optical disk drive

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6142744A (ja) * 1984-08-06 1986-03-01 Toshiba Corp デイスク再生装置のサ−ポシステム

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