JPS6141591B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6141591B2
JPS6141591B2 JP12060077A JP12060077A JPS6141591B2 JP S6141591 B2 JPS6141591 B2 JP S6141591B2 JP 12060077 A JP12060077 A JP 12060077A JP 12060077 A JP12060077 A JP 12060077A JP S6141591 B2 JPS6141591 B2 JP S6141591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
push
spring body
down spring
movable blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12060077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5454757A (en
Inventor
Tetsuo Hamashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP12060077A priority Critical patent/JPS5454757A/ja
Publication of JPS5454757A publication Critical patent/JPS5454757A/ja
Publication of JPS6141591B2 publication Critical patent/JPS6141591B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は調髪器具、電気かみそりのトリマー刃
などに用いる往復式刃の押下げばね装置に関する
ものである。
従来のこの種の装置では第1図に示すように板
ばねや、プラスチツク弾性体等から形成された押
下げばね体3の後部を固定刃1の後部に固定し、
押下げばね体3の先部の押圧部6を固定刃1の上
面に摺動自在に載置した可動刃2の係止部7に係
止して可動刃2を固定刃1に押圧して切れ味を良
好にしていた。しかしこの従来例装置では、固定
刃1に直接押下げばね体3を取付固定しているた
め、押下げばね体3の押圧部6に無理な摩擦力が
生じて発熱し、この熱が刃先部へ伝導し大きな温
度上昇が生じるという問題があつた。また押下げ
ばね体3にプラスチツク弾性体を用いた場合、押
圧部6が熱によつて溶融され押圧力に変化が生じ
るという欠点があつた。尚図中8は取付ねじであ
る。上述の欠点を解消するために、軸部9に挿通
せるねじりばねを用いた押下げばね体3にて可動
刃2を押圧する第2図a,bに示した装置もある
が、かかる装置の場合、押下げばね体3が可動刃
2と固定刃1との押圧以外に可動刃2の摺動方向
へも弾性が働くため、一定振幅で可動刃2を駆動
さすと、刃の負荷が重くなつて、不必要な電気エ
ネルギーを必要とするという欠点がある。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは刃部をブロツク化し
て組み立てが簡易でコストが安価な構造を持た
せ、且つ可動刃の摺動方向に押下げばね体にねじ
り力が加わらないようにし、しかも発熱や、大き
な騒音が押下げばね体の垂直片の水平方向の回動
時に発生しにくいようにした往復式刃の押下げば
ね装置を提供するにある。
以下実施例により本発明を説明する。第3図は
一実施例の斜視図を示し、第4図はその断面図を
示すもので、図中4はプラスチツク、ダイキヤス
ト、板金等から形成された刃保持板であつて、こ
の刃保持板4の先上面部には固定刃1をかしめ等
の手段にて固定載置してある。また刃保持板4の
後部両側部には断面略L字状の柱部が立設されて
おり、固定刃1の上面に左右方向に摺動自在に載
置する可動刃2を固定刃1に対して押圧するため
の押下げばね体3を保持するばね保持部5を夫々
前記柱部にて構成している。即ち両ばね保持部5
の対向内側面には円柱状のボス10を突設してお
り、このボス10に押下げばね体3の水平片3a
の後端に設けたねじり部3cを挿着するようにな
つている。但しねじり部3cを揺動自在とするた
めにねじり部3cの内径よりボス10の外径を小
さくする必要がある。押下げばね体3は略L字状
に形成されたもので、その水平片3aの先端にて
形成した押圧部6を固定刃1上に載置した可動刃
2の押圧に適合した上面部に設けた押圧位置決め
部11の係止溝11aに係止して可動刃2を固定
刃1に押圧している。一方ばね保持部5の前方対
向面には略コ字状の溝12を上から下にかけて穿
設しており、この溝12には押下げばね体3の水
平片3aに対して略垂直な垂直片3bを左右方向
に回動自在に嵌め込んで、押下げばね体3を保持
装着している。但し溝12と垂直片3bの線径と
の隙間は回動が容易なように小さい方がよい。ま
た押下げばね体3の水平片3aの先端とねじり部
3cとの間の水平片3aの部位と、固定刃1及び
刃保持板4との間に空所B′を形成して、押下げば
ね体3の水平片3aの先端と、ねじり部3cとの
間の水平片3aの部位を固定刃1及び刃保持板4
に対して非接触としている。尚図中Bはばね保持
部5と刃保持板4との間の空所である。
しかして押下げばね体3、固定刃1、固定刃1
に対して押圧された可動刃2、押下げばね体3を
保持装着するとともに固定刃1を載置固定する刃
保持板4にて刃ブロツクAを構成し、固定刃1、
可動刃2の後部中央に設けた凹欠13に可動刃駆
動機構(図示せず)を装置する。
さて今可動刃2を駆動すると、可動刃2の往復
動と同方向に押下げばね体3は垂直片3bを軸と
して左右水平方向に揺動することになり、押圧部
6が可動刃2の往復摺動とほぼ同様に該運動に沿
つて移動することとなる。
尚上記実施例では溝12の形状はコ字状である
が第5図a,bに示すようにV字状であつても半
円状であつてもよく、またボス10は第6図a〜
cに示すように断面が楕円状でも四角形状でも三
角形状でもよい。更にまたばね保持部5の溝12
の代わりに第7図aに示すように貫通孔14を設
け、この貫通孔14に押下げばね体3の垂直片3
bを回動自在に挿通して保持してもよい。
また第7図bのように上部を閉塞した孔14′
を用いてもよい。また更に第7図cのように押下
げばね体3の垂直片3b上端を前方向に押圧し、
下端を後方向に押圧するように保持片15a,1
5bを設けてもよい。更にまた第7図dのように
押下げばね体3を殆どL字状に近い形状にしても
よく、また第7図eのように逆L字状に押下げば
ね体3を保持してもよい。
本発明は固定刃の上面に左右方向に摺動自在に
載置せる可動刃の上面部に略L字状の押下げばね
体の水平片先端を係止し、固定刃を保持した刃保
持板の後部にばね保持部を設け、このばね保持部
の内側面に突設したボスに上記押下げばね体の水
平片後端のねじり部を摺動自在に挿着するととも
に押下げばね体の垂直片をばね保持部に左右回動
自在に支持し、上記押下げばね体の水平片の先端
と上記ねじり部との間の上記水平片の部位を可動
刃、固定刃及び刃保持板に対して非接触となるよ
うに空所を介して配置してあるので、可動刃の往
復摺動と同方向に容易に押下げばね体が垂直片を
軸として揺動するため負荷が小さく無駄な電力消
費が少ないという利点を有し、更に可動刃の往復
動とほぼ同量だけ押下げばね体の水平片の先端が
押下げばね体の揺動により移動するので摩擦が少
なく且つ発熱が少なくて騒音が小さく、また上記
押下げばね体の水平片の先端と上記ねじり部との
間の前記水平片の部位を固定刃、可動刃及び刃保
持板に対して非接触としてあるので、押下げばね
体のばね力が分散されたりする影響を受けること
なく、刃保持板により押下げばね体に発生したば
ね力を可動刃に効率よく加えることができるとい
う効果を奏し、その上刃部がブロツク化している
ので組み立てが簡単でコストも安価であるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図a,bは従来例図、第3図は本
発明の一実施例の斜視図、第4図は同上の断面
図、第5図a,bは夫々同上の溝の別例の断面
図、第6図a,b,cは夫々同上のボスの別例の
側面図、第7図a乃至eは夫々同上のばね保持部
の別例の概略側断面図であり、1は固定刃、2は
可動刃、3は押下げばね体、3aは水平片、3b
は垂直片、4は刃保持板、5はばね保持部、B′は
空所である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定刃の上面に左右方向に摺動自在に載置せ
    る可動刃の上面部に略L字状の押下げばね体の水
    平片先端を係止し、固定刃を保持した刃保持板の
    後部にばね保持部を設け、このばね保持部の内側
    面に突設したボスに上記押下げばね体の水平片後
    端のねじり部を左右方向に揺動自在に挿着すると
    ともに押下げばね体の垂直片をばね保持部に左右
    回動自在に支持し、上記押下げばね体の水平片の
    先端と上記ねじり部との間の上記水平片の部位を
    可動刃、固定刃及び刃保持板に対して非接触とな
    るように空所を介して配置して成ることを特徴と
    する往復式刃の押下げばね装置。
JP12060077A 1977-10-06 1977-10-06 Spring device for pushing up reciprocating blade Granted JPS5454757A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12060077A JPS5454757A (en) 1977-10-06 1977-10-06 Spring device for pushing up reciprocating blade

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12060077A JPS5454757A (en) 1977-10-06 1977-10-06 Spring device for pushing up reciprocating blade

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5454757A JPS5454757A (en) 1979-05-01
JPS6141591B2 true JPS6141591B2 (ja) 1986-09-16

Family

ID=14790262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12060077A Granted JPS5454757A (en) 1977-10-06 1977-10-06 Spring device for pushing up reciprocating blade

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5454757A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106582U (ja) * 1983-12-23 1985-07-20 松下電工株式会社 ヘア−カツタ−刃
DE19708145C2 (de) * 1997-02-28 2001-09-06 Moser Elektrogeraete Gmbh Haarschneidemaschine mit Schnittlängen-Verstelleinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5454757A (en) 1979-05-01

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