JPS6140594A - 高濃度ホウ酸の固化方法 - Google Patents
高濃度ホウ酸の固化方法Info
- Publication number
- JPS6140594A JPS6140594A JP15033685A JP15033685A JPS6140594A JP S6140594 A JPS6140594 A JP S6140594A JP 15033685 A JP15033685 A JP 15033685A JP 15033685 A JP15033685 A JP 15033685A JP S6140594 A JPS6140594 A JP S6140594A
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- JP
- Japan
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- boric acid
- weight
- waste
- sodium
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/04—Treating liquids
- G21F9/06—Processing
- G21F9/16—Processing by fixation in stable solid media
- G21F9/162—Processing by fixation in stable solid media in an inorganic matrix, e.g. clays, zeolites
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は30重量%以上のホウ酸を含有する廃棄物スラ
リーの固化方法に関する。
リーの固化方法に関する。
原子力設備からの放射性廃棄物の量を減少させることの
重要性が増大するにつれて、あらゆる種類の廃棄物の濃
縮が強く望まれている。このような廃棄物の一例はホウ
酸スラリーである。
重要性が増大するにつれて、あらゆる種類の廃棄物の濃
縮が強く望まれている。このような廃棄物の一例はホウ
酸スラリーである。
現在では原子力発電所において効率の高い蒸発器では5
00重量部上の濃度のホウ酸に濃縮することかできる。
00重量部上の濃度のホウ酸に濃縮することかできる。
高濃度のホウ酸含有廃棄物を固化するために現在側われ
ている方法はセメントによる固化である。この方法では
ポルトランドセメントのほかに、ホウ素によるセメント
の水利反応の遅延を防止するために必要な種々の添加物
を添加することが含まれる。セメント固化によって達成
される充填効率(廃棄物体積/固化物体積)は約0,8
0に限定されるし、固化物が搬送可能となるまでに数日
の期間が必要である。ホウ酸廃棄物スラリーにはイオン
交換樹脂が含まれていることがあり、これもセメントの
固化を妨害する。
ている方法はセメントによる固化である。この方法では
ポルトランドセメントのほかに、ホウ素によるセメント
の水利反応の遅延を防止するために必要な種々の添加物
を添加することが含まれる。セメント固化によって達成
される充填効率(廃棄物体積/固化物体積)は約0,8
0に限定されるし、固化物が搬送可能となるまでに数日
の期間が必要である。ホウ酸廃棄物スラリーにはイオン
交換樹脂が含まれていることがあり、これもセメントの
固化を妨害する。
イアランド(lff1and)らの米国特許第4.12
2,028号には、放射性ホウ酸塩含有液を固化し除去
する方法が記載されている。この方法では消石灰とポル
トランドセメントとをホウ素含有水溶液に添加する。3
0%までのセメントをシリカまたはケイン゛つ土で代替
することができる。強度を上げ、固化を速進し、耐浸出
性を改善するために、水ガラス及びリン酸または水素リ
ン酸塩を加えてもよい。ホウ酸塩は通常ホウ酸ナトリウ
ムの廃液中に存在しているが、ホウ酸カリウムまたはホ
ウ酸としても存在しうる。
2,028号には、放射性ホウ酸塩含有液を固化し除去
する方法が記載されている。この方法では消石灰とポル
トランドセメントとをホウ素含有水溶液に添加する。3
0%までのセメントをシリカまたはケイン゛つ土で代替
することができる。強度を上げ、固化を速進し、耐浸出
性を改善するために、水ガラス及びリン酸または水素リ
ン酸塩を加えてもよい。ホウ酸塩は通常ホウ酸ナトリウ
ムの廃液中に存在しているが、ホウ酸カリウムまたはホ
ウ酸としても存在しうる。
ピッツアー(Pitzer)の米国特許第5,298,
960号は剛質ゲルを用いて、廃液を処理する方法を記
載している。ゲル状生成物は金属洗浄廃液に珪酸ナトリ
ウムまたはホルムアルデヒドを添加することによって生
成される。この種の廃液にはヒドラジン及びEDTAに
溶解した金属腐食生成物が含有されている。
960号は剛質ゲルを用いて、廃液を処理する方法を記
載している。ゲル状生成物は金属洗浄廃液に珪酸ナトリ
ウムまたはホルムアルデヒドを添加することによって生
成される。この種の廃液にはヒドラジン及びEDTAに
溶解した金属腐食生成物が含有されている。
米国特許第3,507,801号はホウ酸ナトリウムを
用いて放射性廃水を封じ込む方法を記載している。廃水
にホウ酸ナトリウムを添加後、得られた混合物を加熱し
て該混合物中の残存水量がホウ酸ナトリウムに結晶水と
して結合できる量より多くなくなるまで濃縮増稠する。
用いて放射性廃水を封じ込む方法を記載している。廃水
にホウ酸ナトリウムを添加後、得られた混合物を加熱し
て該混合物中の残存水量がホウ酸ナトリウムに結晶水と
して結合できる量より多くなくなるまで濃縮増稠する。
この濃縮物を容器中に移し、冷却して結晶させて水を固
体結晶中に包含させる。
体結晶中に包含させる。
カーチ、t、 (Curtis)らの米国特許第3,9
88,258号には、固化可能なマトリックス形成性団
塊中l(放射性廃棄物を合体させるととによる放射性廃
棄物の処理方法が記載されている。アルカリ金属または
アルカリ土類金属の珪酸塩をセメント型結合材に加えて
マトリックス物質を生成させる。この方法は、原子力発
電工業において普通発生する、ホウ酸溶液を含めた、全
ての放射性廃棄物の固化を促進すると言われている。
88,258号には、固化可能なマトリックス形成性団
塊中l(放射性廃棄物を合体させるととによる放射性廃
棄物の処理方法が記載されている。アルカリ金属または
アルカリ土類金属の珪酸塩をセメント型結合材に加えて
マトリックス物質を生成させる。この方法は、原子力発
電工業において普通発生する、ホウ酸溶液を含めた、全
ての放射性廃棄物の固化を促進すると言われている。
前述したようにセメントを使用して固化物を生成させる
従来の廃棄物処理方法は、廃棄物の存在下(ぞセメント
の固化を早めるための反水利遅延剤を使用する。現用さ
れている反水和遅延剤の一例はメタ珪酸ナトリウムであ
り、これはホウ酸含有廃棄物だけでなく、他の種々の廃
棄物、例えば油にも使用されている。メタ珪酸ナトリウ
ムは、セメントに使用された場合、種々の廃棄物の存在
下に、セメントの固化を促進するように作用する。
従来の廃棄物処理方法は、廃棄物の存在下(ぞセメント
の固化を早めるための反水利遅延剤を使用する。現用さ
れている反水和遅延剤の一例はメタ珪酸ナトリウムであ
り、これはホウ酸含有廃棄物だけでなく、他の種々の廃
棄物、例えば油にも使用されている。メタ珪酸ナトリウ
ムは、セメントに使用された場合、種々の廃棄物の存在
下に、セメントの固化を促進するように作用する。
従って、本発明はメタ珪酸ナトリウムをホウ 7
酸含有スラリー中に、ホウ酸含有廃棄物スラリー1重量
部:メタケイ酸ナトリウム0.1〜0.4重量部の比で
添加し、混合することから々る、30重量%以上のホウ
酸含有廃棄物スラリーの固化方法にある。
酸含有スラリー中に、ホウ酸含有廃棄物スラリー1重量
部:メタケイ酸ナトリウム0.1〜0.4重量部の比で
添加し、混合することから々る、30重量%以上のホウ
酸含有廃棄物スラリーの固化方法にある。
本発明方法によれば、1種類の成分すなわちメタ珪酸ナ
トリウムの添加のみが必要とされる。
トリウムの添加のみが必要とされる。
本発明方法は存在しているホウ酸によって妨害されない
だけでなく、本発明方法が乾燥した硬い固化物を造るこ
とができるのは、このホウ酸と、その低pH環境のため
である。本発明方法により得られる充填効率は0.97
以上にすることができ、更にイオン交換樹脂スラリーも
イオン交換樹脂ビードをホウ酸と共に処理することによ
って固化マトリックス中に封じ込むことができる。これ
は40%以上のホウ酸濃度から達せられる。脱水された
ビーズ樹脂の割合((イ)は廃棄物の全量の40%とい
う高い値とすることができる。
だけでなく、本発明方法が乾燥した硬い固化物を造るこ
とができるのは、このホウ酸と、その低pH環境のため
である。本発明方法により得られる充填効率は0.97
以上にすることができ、更にイオン交換樹脂スラリーも
イオン交換樹脂ビードをホウ酸と共に処理することによ
って固化マトリックス中に封じ込むことができる。これ
は40%以上のホウ酸濃度から達せられる。脱水された
ビーズ樹脂の割合((イ)は廃棄物の全量の40%とい
う高い値とすることができる。
最初の一連の実験によって、シリカゲルとテトラホウ酸
ナトリウムとの生成機構についての定性的データを得る
ために、これらの化合物を別々に生成させた。シリカゲ
ルは幾つかの異なった濃度の珪酸ナトリウム溶液のpH
を下げることによって造った。珪酸ナトリウム溶液の濃
度は4.7〜28.6重量%であった。これらの溶液の
調製に使用したメタ珪酸ナトリウムは、メトソψビーズ
(1シetso Beado) 2 Q 48であった
。
ナトリウムとの生成機構についての定性的データを得る
ために、これらの化合物を別々に生成させた。シリカゲ
ルは幾つかの異なった濃度の珪酸ナトリウム溶液のpH
を下げることによって造った。珪酸ナトリウム溶液の濃
度は4.7〜28.6重量%であった。これらの溶液の
調製に使用したメタ珪酸ナトリウムは、メトソψビーズ
(1シetso Beado) 2 Q 48であった
。
硫酸を用いてpHを3〜6に調節した。この低pH環境
において、珪酸塩が解離し、普通にシリカゲルと呼ばれ
る長鎖状の5102が生成した。
において、珪酸塩が解離し、普通にシリカゲルと呼ばれ
る長鎖状の5102が生成した。
この反応はpHを高くすることによって容易に逆向きと
することができる。これらの試験によって生成させたシ
リカゲルは低溶解度特性を示したが、構造的品質は劣っ
ていた。
することができる。これらの試験によって生成させたシ
リカゲルは低溶解度特性を示したが、構造的品質は劣っ
ていた。
テトラホウ酸ナトリウムはホウ酸と水酸化ナトリウムと
を混合して溶解させることによって調製した。解離した
ホウ素とナトリウムイオンとは合体してテトラホウ酸ナ
トリウム(塩)を生成した。使用したホウ酸:水酸化ナ
トリウムの重量比は3:1であった。得られた生成物は
すぐれた構造的特性をもつが、かなり可溶性であった。
を混合して溶解させることによって調製した。解離した
ホウ素とナトリウムイオンとは合体してテトラホウ酸ナ
トリウム(塩)を生成した。使用したホウ酸:水酸化ナ
トリウムの重量比は3:1であった。得られた生成物は
すぐれた構造的特性をもつが、かなり可溶性であった。
メタ珪酸ナトリウムとホウ酸とを併用することによって
、前述した2つの反応が生ずる。シリカゲルはホウ酸を
用いて珪酸ナトリウム溶液のpHを降下させることによ
って生成され、テトラホウ酸ナトリウムはナトリウムイ
オンとホウ酸塩イオンとの結合によって生成される。シ
リカゲルとテトラホウ酸ナトリウムとの組合わせによっ
て所望の構造特性及び溶解度特性を備えた生成物が得ら
れる。60重量%以上のホウ酸を含む廃スラリーを使用
し、この廃ホウ酸スラリーにホウ酸スラリー1重量部当
ジメタ珪酸ナトリウム0.1〜0.4重量部の割合で添
加した場合に反応により許容しうる結果が得られる。
、前述した2つの反応が生ずる。シリカゲルはホウ酸を
用いて珪酸ナトリウム溶液のpHを降下させることによ
って生成され、テトラホウ酸ナトリウムはナトリウムイ
オンとホウ酸塩イオンとの結合によって生成される。シ
リカゲルとテトラホウ酸ナトリウムとの組合わせによっ
て所望の構造特性及び溶解度特性を備えた生成物が得ら
れる。60重量%以上のホウ酸を含む廃スラリーを使用
し、この廃ホウ酸スラリーにホウ酸スラリー1重量部当
ジメタ珪酸ナトリウム0.1〜0.4重量部の割合で添
加した場合に反応により許容しうる結果が得られる。
例えば50重量%のホウ酸スラリーを使用した場合、最
良の結果を与える混合比はホウ酸スラリー1.00重量
部当りメタ珪酸ナトリウム[125重量部である。
良の結果を与える混合比はホウ酸スラリー1.00重量
部当りメタ珪酸ナトリウム[125重量部である。
この反応を生ずる操作は混合を必要するのにすぎない。
スラリーは通常は絶えず攪拌された状態に保たれ、且つ
高温に保たれているので、温度及びpH調節は必要では
なく、所要の工程数は最小となる。ホウ酸を60重量%
以上含有する廃スラリーは環境温度において粘稠であり
、攪拌状態に保たねばならない。スラリーは加熱して粘
稠さを下げることはできるが、大気圧下において完全に
溶解することは々い。
高温に保たれているので、温度及びpH調節は必要では
なく、所要の工程数は最小となる。ホウ酸を60重量%
以上含有する廃スラリーは環境温度において粘稠であり
、攪拌状態に保たねばならない。スラリーは加熱して粘
稠さを下げることはできるが、大気圧下において完全に
溶解することは々い。
メタ珪酸ナトリウムは攪拌下に徐々にスラリーに添加す
る。酸とアルカリとの化合によシ熱が発生する。粘度が
急激に増大するまで混合を続ける。小さな試料の場合、
この増大のために、5〜10分間の完全な混合を必要と
する。一旦反応が開始すると、混合物が硬化するまでに
わずか数秒しか必要としない。数分後には生成物は乾燥
し、固くなり、移送可能となる。
る。酸とアルカリとの化合によシ熱が発生する。粘度が
急激に増大するまで混合を続ける。小さな試料の場合、
この増大のために、5〜10分間の完全な混合を必要と
する。一旦反応が開始すると、混合物が硬化するまでに
わずか数秒しか必要としない。数分後には生成物は乾燥
し、固くなり、移送可能となる。
X線回折を使用した生成物の分析により、生成した化合
物がテトラホウ酸ナトリウム・10水塩であることが示
された。反応によって生じ ・またシリカゲル
は結晶組織をもたない無定形の物質であるため、X線回
折装置によっては認められない。しかし、この項の最初
に述べた一連の実験は、低pH環境にメタ珪酸ナトリウ
ムがおかれた時にシリカゲルが生成することを示してい
る。
物がテトラホウ酸ナトリウム・10水塩であることが示
された。反応によって生じ ・またシリカゲル
は結晶組織をもたない無定形の物質であるため、X線回
折装置によっては認められない。しかし、この項の最初
に述べた一連の実験は、低pH環境にメタ珪酸ナトリウ
ムがおかれた時にシリカゲルが生成することを示してい
る。
固化50%ホウ酸試料について圧縮試験を行なった。第
1組の試料には固化剤としてセメントとメタ珪酸ナトリ
ウムとを使用し、第2組の固化試料にはメタ珪酸ナトリ
ウムのみを固化剤として使用した。これらの試料の組成
は次の通りである。
1組の試料には固化剤としてセメントとメタ珪酸ナトリ
ウムとを使用し、第2組の固化試料にはメタ珪酸ナトリ
ウムのみを固化剤として使用した。これらの試料の組成
は次の通りである。
水 25.15重量% 40.
0重量%ホウ酸 23.15重量%
40.0重量%セメント 46.50重量
% −メタ珪酸ナトリウム 7.41重量
% 20.0重量%各試料は、直径7.66m
C5インチ)、高さ15、’2 cIrL(6インチ)
の円筒体とした。これらの円筒体を水圧プレス中に配置
し、極限強さについて試験した。セメント及びメタ珪酸
ナトリラムを使用した試料の強度は、2kg/cm2(
100p81)よりも低く、メタ珪酸ナトリウムのみを
使用した試料の極限強さは、約35〜49 kg7dn
(500〜700psi) であった。
0重量%ホウ酸 23.15重量%
40.0重量%セメント 46.50重量
% −メタ珪酸ナトリウム 7.41重量
% 20.0重量%各試料は、直径7.66m
C5インチ)、高さ15、’2 cIrL(6インチ)
の円筒体とした。これらの円筒体を水圧プレス中に配置
し、極限強さについて試験した。セメント及びメタ珪酸
ナトリラムを使用した試料の強度は、2kg/cm2(
100p81)よりも低く、メタ珪酸ナトリウムのみを
使用した試料の極限強さは、約35〜49 kg7dn
(500〜700psi) であった。
スケールアップの問題が固化に際して存在するか否かを
確めるために、18907(500ガロン)のドラム中
において、フルスケールのコンテナ内封入試験を行なっ
た。水54.57 (14,4ガロン)とホウ酸54J
9(120ポンド)とから成る50重量%ホウ醗スラリ
ーをドラム中において調製した。混合羽根によってスラ
リーを5 Orpmで攪拌した。メタ珪酸ナトリウム約
27 k、jil (60ポンド)をスラリーに徐々に
加えた。混合物は20分間攪拌後に固化し始めた。
確めるために、18907(500ガロン)のドラム中
において、フルスケールのコンテナ内封入試験を行なっ
た。水54.57 (14,4ガロン)とホウ酸54J
9(120ポンド)とから成る50重量%ホウ醗スラリ
ーをドラム中において調製した。混合羽根によってスラ
リーを5 Orpmで攪拌した。メタ珪酸ナトリウム約
27 k、jil (60ポンド)をスラリーに徐々に
加えた。混合物は20分間攪拌後に固化し始めた。
この時に混合羽根を直ちに停止させ、ドラムから除去し
た。ドラムを24時間シールし、生成 □物の
品質を調べるために、半分に切断した。生成物はマトリ
ックス全体を通じて、完全に乾燥しており、固くなって
いた。混合物の密度は均質であり、ひび割れ又は膨潤の
徴候はなかった。
た。ドラムを24時間シールし、生成 □物の
品質を調べるために、半分に切断した。生成物はマトリ
ックス全体を通じて、完全に乾燥しており、固くなって
いた。混合物の密度は均質であり、ひび割れ又は膨潤の
徴候はなかった。
廃棄物体積:固化生成物体積の比(充填効率)は98チ
であった。
であった。
ホウ酸濃度が40重量係以上である限り、ホウ酸廃スラ
リー中のイオン交換樹脂ビーズの存在は、メタ珪酸ナト
リウムの添加によって得られる固化物の生成を阻害せず
、劣化もさせないことが、別の実験によって示された。
リー中のイオン交換樹脂ビーズの存在は、メタ珪酸ナト
リウムの添加によって得られる固化物の生成を阻害せず
、劣化もさせないことが、別の実験によって示された。
成る場合には、ホウ酸廃スラリーの発生者は水酸化ナト
リウムを添加して廃棄物の酸度を中和している。水酸化
ナトリウムでホウ酸を中和する場合にはpHを降下させ
ねばならないが、これは酸例えば硫酸の添加によって行
なうことができる。次にメタ珪酸ナトリウムを添加し、
反応を行なわせる。しかし中和したホウ酸廃スラリーを
固化する場合には、予め中和するレベルまでpH値を低
下させるために酸例えば硫酸を添加する前に、確実にメ
タ珪酸ナトリウムが十分に溶解させておくためにメタ珪
酸ナトリウムを最初に添加するのが最良の方策である。
リウムを添加して廃棄物の酸度を中和している。水酸化
ナトリウムでホウ酸を中和する場合にはpHを降下させ
ねばならないが、これは酸例えば硫酸の添加によって行
なうことができる。次にメタ珪酸ナトリウムを添加し、
反応を行なわせる。しかし中和したホウ酸廃スラリーを
固化する場合には、予め中和するレベルまでpH値を低
下させるために酸例えば硫酸を添加する前に、確実にメ
タ珪酸ナトリウムが十分に溶解させておくためにメタ珪
酸ナトリウムを最初に添加するのが最良の方策である。
その場合に1は固化が速やかにひき起こされ、前記(1
1ン のように許容できる生成物が得られる。
1ン のように許容できる生成物が得られる。
非常(/rC近い種類のメタ珪酸カリウムはホウ酸との
その反応によりメタ珪酸ナトリウムと同じ性状を備えた
最終生成物を生じないことが別の実験により示されてい
る。これはメタ珪酸カリウムの場合にはホウ酸との反応
によりテトラホウ酸カリウムのまわりに10水塩を生成
しえないためと考えられている。
その反応によりメタ珪酸ナトリウムと同じ性状を備えた
最終生成物を生じないことが別の実験により示されてい
る。これはメタ珪酸カリウムの場合にはホウ酸との反応
によりテトラホウ酸カリウムのまわりに10水塩を生成
しえないためと考えられている。
Claims (1)
- 30重量%以上のホウ酸を含有する廃スラリーを固化す
る方法において、メタ珪酸ナトリウムを廃スラリーに、
ホウ酸スラリー約1重量部当りメタ珪酸ナトリウム0.
1〜0.4重量部の割合で加え、混合することを特徴と
する、30重量%以上のホウ酸を含有する廃スラリーの
固化方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US629393 | 1984-07-10 | ||
US06/629,393 US4664895A (en) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | High concentration boric acid solidification process |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140594A true JPS6140594A (ja) | 1986-02-26 |
JPH0310918B2 JPH0310918B2 (ja) | 1991-02-14 |
Family
ID=24522817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15033685A Granted JPS6140594A (ja) | 1984-07-10 | 1985-07-10 | 高濃度ホウ酸の固化方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4664895A (ja) |
EP (1) | EP0168218B1 (ja) |
JP (1) | JPS6140594A (ja) |
BR (1) | BR8503257A (ja) |
DE (1) | DE3570794D1 (ja) |
ES (1) | ES8701517A1 (ja) |
FI (1) | FI852721L (ja) |
GB (1) | GB2161470B (ja) |
YU (1) | YU111885A (ja) |
ZA (1) | ZA855000B (ja) |
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FR2596909B1 (fr) * | 1986-04-08 | 1993-05-07 | Tech Nles Ste Gle | Procede d'immobilisation de dechets nucleaires dans un verre borosilicate |
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