JPS6140553Y2 - - Google Patents

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JPS6140553Y2
JPS6140553Y2 JP11080181U JP11080181U JPS6140553Y2 JP S6140553 Y2 JPS6140553 Y2 JP S6140553Y2 JP 11080181 U JP11080181 U JP 11080181U JP 11080181 U JP11080181 U JP 11080181U JP S6140553 Y2 JPS6140553 Y2 JP S6140553Y2
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JP
Japan
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batting
tip
barrel
outer skin
tail plug
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JP11080181U
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JPS5817186U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、通常サインペンと呼ばれている筆
記具の改良に関するものである。
一般のこの種の筆記具は、本件を構成する軸筒
内にインキを含浸する中綿を配設し、軸筒の先端
に装着される先軸を貫通する繊維条のペン芯後端
部を中綿と接触せしめて、毛細管現象により中綿
に含浸されたインキをペン芯に伝達し、そして、
筆記に供するようになつている。そして、軸筒の
端部には尾栓が設けられているものにあつた(実
開昭50−138124号)。
この従来例は、第5図に示すように、軸筒Aの
端部を閉ぐ頭部Bと軸筒A内に圧入される圧入嵌
合部Cとから成り、圧入嵌合部Cの中央には軸筒
Aの内面に密嵌し得る円環状の突条D,Dが形成
され、圧入嵌合部Cの前部は細身に形成されてサ
インペンのインキタンクEと衝接するその先端に
は軸筒A内の空気流通のための割溝Fが設けてあ
る。
しかし、従来の筆記具においては、衝撃や落下
等により軸筒内で中綿が横揺れあるいは軸方向に
移動することがあるため、中綿とペン芯との接触
不良をきたし、筆記に共せなくなるという不都合
がある。
本考案は上記のような問題点を解決することを
企図して成されたもので、軸筒の後端に装着され
る尾栓の挿入閉塞部の先端に、前記軸筒内に配設
される中綿の外皮内方へ嵌挿する挿入保持部を形
成するとともに、この挿入保持部と前記挿入閉塞
部との間における周方向に適宜間隔をおいて前記
外皮の端部と当接する複数の挿入案内兼用の段リ
ブを形成することにより、中綿とペン芯との接触
を維持できるようにし、中綿の横揺れ及び軸方向
の移動を防止すると共に、中綿内の空気抜き機能
をも果させることができる筆記具を提供するのが
目的である。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る筆記具の要部を断面で示
す正面図である。図において、1は筆記具本体を
構成する軸筒であつて、この軸筒1内には筒状の
外皮2で覆われた中綿3が軸方向に配設されてお
り、また、軸筒1の先端に先軸4が、後端には尾
栓5がそれぞれ嵌合状態で装着されている。そし
て、前記先軸5内を貫通する例えば通常用いられ
る筆記用ペン芯6の後端が図示しないが前記中綿
3と接触している。なお、7は先軸4の先端に装
着される口金である。
上記のように構成される筆記具において、前記
尾栓5は、第2図及び第3図に示されるように、
外部に露出する尾栓本体5aと、この尾栓本体5
aより小径に形成されて前記軸筒1内に嵌合する
挿入閉塞部5bと、この挿入閉塞部5bの先端に
更に小径状態で延在する挿入保持部5cとで構成
されており、この場合、挿入保持部5cは、前記
中綿3の外皮2の内径とほぼ同径状に形成され、
かつ、軸線に関して2分割に形成されると共に、
分割された各片を更に前記分割方向と直交する方
向に2分割に形成されて、全体が弾発性を有する
ように形成されている。そして、前記軸筒1の後
端に装着されると共に、挿入保持部5cが中綿3
の外皮2内に嵌挿し、外皮2の後端を挿入閉塞部
5b側の段部5dに当接することにより、中綿3
の横揺れ及び軸方向への移動を防止することがで
きるのである。また、この挿入保持部5cと前記
挿入閉塞部5bとの間における周方向に適宜間隔
をおいて、前記外皮2の端部が当接する複数の挿
入案内兼用の段リブ5eを設けておく。この挿入
案内兼用の段リブ5eは、中綿3への挿入保持部
5cの嵌入を容易にする案内役を果すと同時に、
当該挿入された挿入保持部6cと外皮2との間の
ガタツキをなくすようにするためと、中綿3及び
外皮2内からの空気抜き機能をも果すために設け
られたものである。
本考案は叙上のように、軸筒の後端に装着され
る尾栓の挿入閉塞部の先端に、前記軸筒内に配設
される中綿の外皮内方へ嵌挿する挿入保持部を形
成するとともに、この挿入保持部と前記挿入閉塞
部との間における周方向に適宜間隔をおいて前記
外皮の端部と当接する複数の挿入案内兼用の段リ
ブを形成したものである。
従つて、軸筒1の後端に装着される尾栓5の挿
入閉塞部5bの先端に形成した挿入保持部5cを
中綿の外皮2内に嵌挿せしめて、中綿3の横揺れ
及び軸方向の移動を防止することができるので、
万一、衝撃や落下等の現象を受けても中綿3は横
揺れや軸方向への移動を生じるおそれはなく、中
綿3とペン芯6とを常に接触状態に維持できると
いう効果が得られるものである。更に、挿入案内
兼用の段リブ5eにより、中綿外皮2と挿入保持
部5cとの間のガタツキを防止しながら中綿3内
の空気抜き機能をも果させることができ、その利
用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る筆記具の要部を断面で示
す正面図、第2図は本考案に係る後端部分の尾栓
を断面で示す拡大正面図、第3図はその側面図
で、第4図は当該尾栓を筆記具後部に装着使用す
る状態を示す要部拡大の半載断面図であり、第5
図はサインペンにおける従来の尾栓部分を示す縦
断側面図である。 1……軸筒、2……外皮、3……中綿、4……
先軸、5……尾栓、5a……尾栓本体、5b……
挿入閉塞部、5c……挿入保持部、5d……段
部、5e……段リブ、6……ペン芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒の後端に装着される尾栓の挿入閉塞部の先
    端に、前記軸筒内に配設される中綿の外皮内方へ
    嵌挿する挿入保持部を形成するとともに、この挿
    入保持部と前記挿入閉塞部との間における周方向
    に適宜間隔をおいて前記外皮の端部と当接する複
    数の挿入案内兼用の段ブリを形成したことを特徴
    とする筆記具。
JP11080181U 1981-07-24 1981-07-24 筆記具 Granted JPS5817186U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11080181U JPS5817186U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 筆記具

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JP11080181U JPS5817186U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 筆記具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5817186U JPS5817186U (ja) 1983-02-02
JPS6140553Y2 true JPS6140553Y2 (ja) 1986-11-19

Family

ID=29905159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11080181U Granted JPS5817186U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 筆記具

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JP (1) JPS5817186U (ja)

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JPS5817186U (ja) 1983-02-02

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