JPS6140412A - ケ−ス収容型エンジン発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

（産業上の利用分野） 本発明はケース内に空冷エンジン、発電機、補機類を収
容したケース収容型エンジン発電機の改良に関する。 （従来技術） 従来からケース収容型エンジン発電機が多用されている
が、従来のケース収容型エンジン発電機では発電機用の
電装部品が比較的熱に弱いので、エンジンや消音器等の
高温部分から離れた低温部分に配置し、断熱部材で覆っ
ているのが通例である。 このためケース内のスペースを有効に利用できず、ケー
スの外形がいたずらに大きくなるという不具合があり、
断熱部材のために部品点数が増加するという問題がある
。 （発明の目的） 本発明は上記の問題を解決するとともに、比較的熱に弱
い電装部品を効果的に冷却することができるケース収容
型エンジン発電機を提供することを目的としている。 （発明の構成） 本発明は、外形が略直方体をなすケース内に空冷エンジ
ン、発電機、補様類を収容したケース収容型エンジン光
電機において、ケース内部に空冷エンジンを配置し、エ
ンジンの一側面に発電機を配にし、発電機の外面を覆う
筒状のカバーを設け、カバーのエンジン側部分に発電機
冷却用の冷却ファンを配置し、前記筒状のカバーのケー
ス側板に面した端部とケース側板を密接させてケース側
板のルーパーから冷却風を流入さぜるＪ：うにしたこと
を特徴とするケース収容型エンジン発電機である。 （実施例） 本発明を適用したケース収容型エンジン発電機を′示ず
第１図において、２はケースであり、外形が略直方体の
ケース２内には後述するエンジンや発電機および補装類
が収容されている。ケース２の上面には燃料タンク４の
上部が露出しており、燃料タンク４の上方にはハンドル
６が設（プられている。燃料タンク４の上面前側には給
油口８および補足計１０が設けられている。 ケース２の前面板１２には運転および保守に必要な前面
パネル１４、エアークリーナカバー１６、スタータハン
ドル１８、潤滑油給油口２０（いずれも操作部）が集中
して配置されている。 ケース２は第２図に示すように前面板１２、後面板２２
、右側板２４、左側板２６および底板２８をビスどめに
よって上部が間口した略直方体状に組立てられるもので
、上部の間口は燃料タンク４で覆われるようになってい
る。前面板１２の上部には前面パネル１４を取付けるた
めの開口３０が形成され、下部にはスタータハンドル１
８の間口３１、潤滑油給油口２０の開口２０ａおよびル
ーパー１２８が形成されている。後面板２２、右側板２
４、左側板２６、にもそれぞれルーパー２２ａ、２４ａ
、２６ａが形成されている。底板２８にはエンジンおよ
び発電機取り付１ブ用の環状突起３２が設けられ、環状
突起３２に取付脚３４を位置決めしてボルト３４ａで固
定するようになっている。なお取付はボルト３６は底板
２８の底面側から締付けられるものである。底板２８に
は工具取付は孔３８が設けられており、工具取付

【プ孔
３８の突起３８ａに嵌合されるキャップ３８ｂに工具４
０の頭部４０ａを嵌込み、更に取付はゴム４２で工具４
０を着脱自在に取付けている。また底板２８の底面には
脚４４が固定されている。 組立て状態のケース収容型エンジン光電機から前面板１
２をとりのぞき前りから見た第３図において、燃料タン
ク４の下方中央部にはエンジン４６が配置されている。 エンジン４６は例えば側弁式単気筒のガンリンエンジン
であり、エンジン４６のシリンダ部はエンジンカバーの
役割をはたず板状のブラケット（図示せず）で覆われて
いる。 エンジン４６の一側面ずなわら第３図の右側面には発電
機５０が設けられており、発Ｔｉｎ５０はエンジン４６
の出力軸に接続されている。 第３図（ａ）、第３図（ｂ）に示１ように発電機５０の
回転軸５０ａのエンジン４６側には遠心ファン５０ｔ）
が設けられており、コイル５０Ｃや鉄芯５０ｄを冷却す
る様能をはたず。発電機５０のカバー５Ｃ１内の右側板
２４に面した部分には電圧調整器５０ｅ、整流器５０ｆ
等（電装部品）が収容され、円筒状のカバー５０ｇの外
面にはパツキン５０ｈが固着されており、パツキン５０
ｈは右側板２４に密接してルーパー２４ａ（第２図、第
３図）から遠心ファン５０ｂで吸込まれた空気をカバー
５Ｃ１内に案内するようになっている。 エンジン４６の伯側面すなわち第３図の左側面にはファ
ンカバー５２が設けられており、ファンカバー５２には
遠心ファン（冷却ファン）が収容されている。ファンカ
バー５２の更に左方には気化器５４おにびリコイルスタ
ータ５６が配置されている。 なお第３図の燃料タンク４にはエアーブリーザ４ａが設
けられており、エアーブリーザ４ａには例えば２＃程度
の細い内径の接続バイブ４ｂを介してビニールチューブ
４Ｃが夫々嵌合している。 ビニールチューブ４Ｃはハンドル６内に並んで配置され
、端部は大気に開口している。 組立て状態のケース収容型エンジン発電機から燃料タン
ク４、ハンドル６をとりのぞき上方から見た第４図にお
いて、発電機５０と燃料タンク４の間の後面板２２側の
空間部には消音器５日が配置されている。消音器５８に
は排気管５９が接続され、消音器５８の排気口６０は右
側面に設番ノられている。消音器５８の排気口６０には
全網製の火花防止管（図示せず）がｍｔＪられており、
火花の排出を防止している。 上部カバー６２は第３図に示ずように燃料タンク４との
間に隙間６３を隔てており、開口６２ａから流出する遠
心ファン５２ａにＪ：る冷７ＪＩ　川の一部を隙間６３
に流して燃料タンク４がｄ′ｌ音器５８の熱で高温とな
ることを防止している。隙間６３の冷却風は右側板２４
の上部のルーパー２４８から°排出され、遠心ファン５
２ａの大部分の冷却風および発電機５０の遠心ファン５
０ｂによる冷却風は後面板２２のルーパー２２ａから外
部に排出されるようになっている。 発電は５０、消音器５８、燃料タンク４で囲まれた空間
には前面パネル１４に取付りられる交流コンセント、電
圧計、直流コンセント、ブレーカ、パイロットランプ、
オイル警告ランプ等（いずれも図示せず）が収容されて
いる。また前面パネル１４にはヘルツ切換窓、逆り字型
満、間口（いずれも図示せず）が形成されている。逆り
字型）ｊｌｌにはエンジン操作用のノブが設けられてお
り、ノブを操作してエンジン操作を行なうＪ：うになっ
ている。 第４図に示すように気化器５４は略コ字状に屈曲した吸
気管６８に接続されており、気化器５４にはエアークリ
ーナ７０が取付けられている。気化器５４のスロットル
弁レバー５４８には引張りスプリング５４ｂを介したロ
ッド５４Ｃが連結され、ロッド５４Ｃはガバナーレバー
７２に連結されている。気化器５４のチョーク弁レバー
５４ｄにはチョークレバー５４ｅが接続され、チョーク
レバー５４ｅの先端部は前面板１２から露出しＣいる。 これらの吸気装置は吸気管６８のフランジ部に　　　　
１パツキン、インシュレータを介し、気化器５４とエア
ークリーナ７０の間に気化器支持板、パツキンを介して
第５図に示ずようにｒ】通ボルト７０ｂで固定されてお
り、エアークリーナ７ｏ内に突出した貫通ボルト７０ｂ
にはセンターボルト７０ｃが螺合し、センターポルｌ−
７０ｃの先端部には多孔板７Ｃ１，エアークリーナエレ
メント７０（３゜エアークリーナカバー１６を固定する
ボルト７゜９が螺合している。エアークリープカバー１
６は前面パネル１４の前記開口に位置し、エアークリー
ナ７０の吸気孔７０ｈは内方に向がって１７１１０して
いる。 第３図及び第４図に示ずようにファンカバー５２の周囲
にはウレタンシール７４（区画部材）が工月テられてい
る。ウレタンシール７４はケース２内の空間を区切るも
ので第２図に示すように前面板１２、後面板２２、底板
２８　ａ３　ｊ：び気化器５４に固着されている。した
がってウレタンシール７４で区切られた吸気装置側の空
間には高温どなるエンジン４６、消音器５８側の空気は
流入しないＪ：うになっている。なお引張りスプリング
５４ｂの通路部分はウレタンシール７４の間に隙間が隔
てられている（第４図）。 第６図に示ずようにエンジン４６の後面にはガバナー機
構７６が設けられている。ガバナー機構７６はガバナー
ギヤ７６ａ１リンク７６ｂ１スラスタ−７６ｃ１ガバナ
ー軸７６ｄ１等がらなり、ガバナーギヤ７６ａのガバナ
ーウェイト７６ｅの遠心力による移動をリンク７６ｂ１
スライダ７６Ｃでガバナー軸７６（ｊの回動に変換する
機能をはたず。ガバナー軸７−６ｄはエンジン４６の後
面側に突出している。なお４６ａはクランクケースの１
ナイドカバー、４６ｂはカム軸である。　　　　−エン
ジン４６を後面側斜め上方から見た第７図を参照してエ
ンジン制御部を説明する。前記ガバナー’Ｔｌ１ｌ　７
６　ｃｌはガバナーレバー７２の回動中心７２ｄに固定
され、ガバナーレバー７２の五端部は引張りスプリング
７２ｂでレギュレータ７２ａに゛連結されている。レギ
ュレータ７２ｃはエンジン４６にボルト７２ｄで回動自
在に取付けられている。レギュレータ７２ｃには接続ワ
イヤ７２ｅの一端が接続され、接続ワイｒ７２ｅはエン
ジン４６の下方を通ってエンジン４６の前面側に伸びて
いる。エンジン４６の前面側にはブラケット７８、コン
トロールレバー８０、コントロールシフトレバ−８２な
どが取付けられている。コントロールレバー８０はブラ
ケット７８に回動自在に取付はボルト８０ａで取付けら
れており、コントロールレバー８０のワイヤ接続部８０
ｂには接続ワイヤ７２ｅの他端が接続されている。コン
トロールレバー８０には係止部８０Ｇが形成されており
、ブーラケット７８の係止部７８ａと係止部８０ｃとの
間には引張りスプリング８０ｄが掛渡されている。 引張りスプリング８０ｄは第３図に示す組立て状態で取
付はボルト８０ａの右側を配置され、取付【ブーボルト
８０ａを中心としてコントロールレバー８０を右方へ回
動させる方向に付勢している。 ブラケット７８にはリミットスイッチ取付【プ板７８ｂ
、サブブラケット７８Ｃが形成されている。 コントロールレバー８０の長孔８０ｅにはコントロール
シフトレバ−８２の突起８２ａが１習動自在に取付けら
れている。コントロールシフトレバ−８２の下部には段
部８２ｂが形成され、上部前面にも突起８２ｃが設けら
れている。突起８２Ｇは前記前面パネルの逆１−字型満
に嵌まりこみ、前面から突出した突起８２ｃにはエンジ
ン操作用の前記ノブが固定されるようになっている。 また第３図に示すようにコントロールシフトレバ−８２
の下端部には燃料コック８４のレバー８４ａが連結され
ている。燃料コック８４には燃料フィルタ８４ｂが設け
られており、燃料コック８４には燃料タンク４からの燃
料を流すバイブ８４Ｃおよびバイブ８４ｄが接続されて
いる。さらにブラケット７８のサブブラケット７８Ｃに
はヘルツ切換ボルト８６が位置調整可能にナツト８６ａ
で固定されており、引張りスプリング８０ｄで右方へ回
動されるコントロールレバー８０の回動終端位置を規制
する機能をはたす。ブラケット７８のリミットスイッチ
取付は板７８ｂにはリミットスイッチ７８ｄが取付けら
れ°Ｃいる。リミットスイッチ７８ｄはイグナイタ５７
の点火回路を開閉する鍬能を有している。 次に動作を説明する。以上のようなケース収容型１２９
２発Ｔｘ　８１の運転中にはエンジン４６の回転によっ
て発電機５０の回転＠５０　ａが回転駆動され、遠心フ
ァン５０ｂ　（冷却ファン）でケース２外の低温の空気
をカバー５０ｇ内に吸込む。カバー５０ｏの右側板２４
に面した部分には電圧調整器５０ｅＳ整流′ａ５０ｒ等
が収容されているので、電圧調整器５０ｅ１整流器５０
１゛は遠心ファン５０１）で吸込まれる冷却風によって
冷却され、比較的熱に弱い電圧調整器５０ｅ、整流器５
０ｆを発電機５０と一体に設けても電圧調整器５０ｅ、
整流器５０ｆが損傷することはない。このときカバー５
０Ｑにはパツキン５０ｈが設けられているので、カバー
５ＯＣ１内にはケース２内部の高温の空気は流入せず、
外部の低温の空気のみが右側板２４のルーパー２４ａ（
第２図）からカバー５０Ｑ内に吸込まれることになり、
一層冷ＩＪ１効率がよい。 （発明の効果） 以上説明したＪ：うに本発明によれば、ケース２中央部
にエンジン４６を配置し、エンジン４６の一側面に発電
機５０を配置し、発電機５０の外面を覆うカバー５０Ｃ
１を設け、カバー５０Ｃｌ内部に発電機冷却用の遠心フ
ァン５０ｂを配置し、カバー５０ｇの右側板２４に面し
た部分に電圧調整器５０ｅ１整流器５０ｆのような電装
部品を設け、カバー５０ｑの右側板２４に面した切面と
右側板２４を密接させて右側板２４のルーパー２４ａか
ら冷却風を流入させ−るようにしたので、発電ｎ５０と
発Ｔｉ１ｉ５０の電装部品とを一体に設けることができ
、ケース２内の空間を有効に利用してケース収容型エン
ジン発電機の外形を小型化することができる。 カバー５Ｏｏ内の電圧調整器５０ｅ１整流器５０ｆは遠
心ファン５０Ｌで吸込まれる冷却風で冷却されるので、
発電機５０と電圧調整器５０さ、整流器５０ｆを一体に
設けても電圧調整器５０ｅ、整流器５０ｆが熱で損１セ
することを防止できる。 しかもカバー５０９と右側板２４は密接されているので
、カバー５０Ｃｌ内にはケース２内の高温の空気が流入
せず、外部の低温の空気のみが流入り゛ることになり、
一層電圧調？ｌ器５０ｅ、整流器５０ｆの冷却効率を向
上ざＵることができる。 （他の実り色例） カバー５００と右側板２４とはパツキン５０ｈで１話接
されるものに限らず、金属接触等の他の手段で密接させ
てもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したケース収容型エンジン発電機
の外観斜視図、第２図はケースの分解斜視図、第３図は
ケース収容型エンジン発電機から前面板を取除いた状態
の正面図、第３図（ａ＞は発雷はの一部破断正面図、第
３図（ｂ）は第３図（ａ）の■矢視図、第４図はケース
収容片！エンジン発電機から燃料タンクを取除いた平面
図（上面）、第５図は第３図の■−■断面図、第６図は
ガバナー機描を示ず分解斜視図、第７図はエンジン制御
部の分解斜視図である。２・・・ケース、４・・・燃料
タンク、６・・・ハンドル、１２・・・前面板、１４・
・・面画パネル、４６・・・エンジン、５２ａ・・・Ｋ
ｊ心ファン、５８・・・演音器、５０・・・発゛市機、
５０ａ・・・回転軸、５０ｂ・・・遠心ファン、５０Ｇ
・・・コイル、５０ｄ・・・鉄芯、５０ｃ＋・・・カバ
ー、５０ｈ・・・パツキン、５０ｅ・・・電圧調整器、
５０ｆ・・・整流器、５８・・・ｄ′１音器、５４・・
・気化器、５６・・・リコイルスタータ、７４・・・ウ
レタンシール

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外形が略直方体をなすケース内に空冷エンジン、
   発電機、補機類を収容したケース収容型エンジン発電機
   において、ケース内部に空冷エンジンを配置し、エンジ
   ンの一側面に発電機を配置し、発電機の外面を覆う筒状
   のカバーを設け、カバーのエンジン側部分に発電機冷却
   用の冷却フアンを配置し、前記筒状のカバーのケース側
   板に面した端面とケース側板を密接させてケース側板の
   ルーバーから冷却風を流入させるようにしたことを特徴
   とするケース収容型エンジン発電機。
2. （２）発電機の外面を覆う筒状カバー内部とケース側板
   とによつて形成される空洞部分に発電機の電装部品を設
   けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のケー
   ス収容型エンジン発電機。