JPS6138930Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138930Y2 JPS6138930Y2 JP1981152584U JP15258481U JPS6138930Y2 JP S6138930 Y2 JPS6138930 Y2 JP S6138930Y2 JP 1981152584 U JP1981152584 U JP 1981152584U JP 15258481 U JP15258481 U JP 15258481U JP S6138930 Y2 JPS6138930 Y2 JP S6138930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- yarn
- decorative string
- weft
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 20
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 16
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 4
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
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- 238000009998 heat setting Methods 0.000 description 2
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 2
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
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- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、衣料用の飾り紐に関するものであ
る。従来衣料品を縫製する際、縫合する布帛の縁
を内側へ折り込み、この折り込み部を縫合するこ
とが行われているが、一部のものにおいては、縫
合部をかくす為、その縫合部に飾り紐を縫い込む
ことが行われている。この飾り紐１は、第１図及
び第２図に示すように、テープ状の扁平部２の一
側縁に、芯糸３を内包する袋織の筒状部４が形成
された織成飾り紐が多く使用されており、第１図
に示すように布帛５，６の折り込み部７，８間に
扁平部２を挾み、折り込み部７，８を飾り紐１の
偏平部２と共に縫着するものであつて、筒状部４
がその縫合部の外に現われて縫合部をかくすと共
に衣料品におけるアクセントとなり、美観を呈す
るものである。
る。従来衣料品を縫製する際、縫合する布帛の縁
を内側へ折り込み、この折り込み部を縫合するこ
とが行われているが、一部のものにおいては、縫
合部をかくす為、その縫合部に飾り紐を縫い込む
ことが行われている。この飾り紐１は、第１図及
び第２図に示すように、テープ状の扁平部２の一
側縁に、芯糸３を内包する袋織の筒状部４が形成
された織成飾り紐が多く使用されており、第１図
に示すように布帛５，６の折り込み部７，８間に
扁平部２を挾み、折り込み部７，８を飾り紐１の
偏平部２と共に縫着するものであつて、筒状部４
がその縫合部の外に現われて縫合部をかくすと共
に衣料品におけるアクセントとなり、美観を呈す
るものである。
ところで、折り込み部７，８を縫合する場合、
その折り込み部７，８の縁をカツターで切りそろ
えるのであるが、このとき縫製の仕方によつては
耳９を折り込み部７，８に合わせて切り落すこと
があり、そうでない場合においても曲線部分や角
の部分などにおいて縫合の方向が急激に変化する
部分では、往々にして飾り紐１の耳９が局部的に
切り落とされることがある。耳９が切り落とされ
ると、飾り紐１のよこ糸１０が抜け易くなり、表
面に露出した筒状部４が擦れたり、異物に引掛つ
たりするとよこ糸１０が脱落して芯糸３が露出
し、見苦しいものとなる。又耳９が長い範囲に亘
つて切り落される場合においては、その部分でた
て糸１１がほつれ、飾り紐１全体が縫合部から抜
け出してしまうことも少なくなかつたのである。
その折り込み部７，８の縁をカツターで切りそろ
えるのであるが、このとき縫製の仕方によつては
耳９を折り込み部７，８に合わせて切り落すこと
があり、そうでない場合においても曲線部分や角
の部分などにおいて縫合の方向が急激に変化する
部分では、往々にして飾り紐１の耳９が局部的に
切り落とされることがある。耳９が切り落とされ
ると、飾り紐１のよこ糸１０が抜け易くなり、表
面に露出した筒状部４が擦れたり、異物に引掛つ
たりするとよこ糸１０が脱落して芯糸３が露出
し、見苦しいものとなる。又耳９が長い範囲に亘
つて切り落される場合においては、その部分でた
て糸１１がほつれ、飾り紐１全体が縫合部から抜
け出してしまうことも少なくなかつたのである。
又、衣料品が摩擦されたような場合、飾り紐１
の筒状部４が衣料品の表面から突出しているため
に摩耗し易いのであるが、これが摩耗すると内包
された芯糸３が表面に引き出され、大きな毛玉を
作つて極めて見苦しいものとなる。
の筒状部４が衣料品の表面から突出しているため
に摩耗し易いのであるが、これが摩耗すると内包
された芯糸３が表面に引き出され、大きな毛玉を
作つて極めて見苦しいものとなる。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、飾り紐１を構成するよこ糸１０中に低融点糸
を混入し、これを該低融点糸の融点以上の温度で
熱セツトしてなるものである。第３図は本考案に
おいて使用するよこ糸１０の拡大図であつて、低
融点糸１２と通常の合成繊維糸１３（例えばナイ
ロン）とが引き揃えられている。そしてこの低融
点糸１２を混入したよこ糸１０と、通常のたて糸
１１とを使用して前述の構造の飾り紐１が織成さ
れ、然る後に前記低融点糸１２の融点以上の温度
に加熱して熱セツトされているのである。
て、飾り紐１を構成するよこ糸１０中に低融点糸
を混入し、これを該低融点糸の融点以上の温度で
熱セツトしてなるものである。第３図は本考案に
おいて使用するよこ糸１０の拡大図であつて、低
融点糸１２と通常の合成繊維糸１３（例えばナイ
ロン）とが引き揃えられている。そしてこの低融
点糸１２を混入したよこ糸１０と、通常のたて糸
１１とを使用して前述の構造の飾り紐１が織成さ
れ、然る後に前記低融点糸１２の融点以上の温度
に加熱して熱セツトされているのである。
本考案の飾り紐においては、低融点糸１２がよ
こ糸１０中に混入され且つ該低融点糸１２の融点
以上に加熱されている為、その低融点糸１２は一
旦溶融され、その周囲の糸条と融着された状態と
なつている。従つて、縫着時に扁平部２の耳９が
切り落とされても、たて糸１１とよこ糸１０とが
前記低融点糸１２によつて融着されているので、
よこ糸１０が脱落したり飾り紐１自体が縫合部か
ら抜け出るような不具合は生じないのである。又
筒状部４が摩耗を受けることがあつても、たて糸
１１とよこ糸１０とが融着されていて相互にずれ
ることがなく、芯糸３が露出したり筒状部４から
芯糸３が突出して毛玉を生じたりすることがない
のである。特にスポーツウエアにおいて使用する
飾り紐では、糸条３，１０，１１にウーリー糸を
用いて伸縮性を持たせることが行われており、こ
の場合摩耗による毛玉が特に生じ易いのである
が、本考案においてはこのような場合においても
毛玉を生じることがない。
こ糸１０中に混入され且つ該低融点糸１２の融点
以上に加熱されている為、その低融点糸１２は一
旦溶融され、その周囲の糸条と融着された状態と
なつている。従つて、縫着時に扁平部２の耳９が
切り落とされても、たて糸１１とよこ糸１０とが
前記低融点糸１２によつて融着されているので、
よこ糸１０が脱落したり飾り紐１自体が縫合部か
ら抜け出るような不具合は生じないのである。又
筒状部４が摩耗を受けることがあつても、たて糸
１１とよこ糸１０とが融着されていて相互にずれ
ることがなく、芯糸３が露出したり筒状部４から
芯糸３が突出して毛玉を生じたりすることがない
のである。特にスポーツウエアにおいて使用する
飾り紐では、糸条３，１０，１１にウーリー糸を
用いて伸縮性を持たせることが行われており、こ
の場合摩耗による毛玉が特に生じ易いのである
が、本考案においてはこのような場合においても
毛玉を生じることがない。
本考案において使用する低融点糸１２は飾り紐
１のよこ糸１０を構成する他の合成繊維糸１３や
たて糸１１、芯糸３の融点よりも充分に低い融点
を有するものであつて、好ましくはこれらの糸
３，１０，１１の通常の熱セツトの温度よりも低
い温度で溶融するものである。その一例として
は、エルダー（東レ株式会社商標名）やフローム
Ｍ（ユニチカ株式会社商標名）がある。
１のよこ糸１０を構成する他の合成繊維糸１３や
たて糸１１、芯糸３の融点よりも充分に低い融点
を有するものであつて、好ましくはこれらの糸
３，１０，１１の通常の熱セツトの温度よりも低
い温度で溶融するものである。その一例として
は、エルダー（東レ株式会社商標名）やフローム
Ｍ（ユニチカ株式会社商標名）がある。
これらの低融点繊維１２は、よこ糸１０中に引
き揃え又は混撚により混入せしめられるが、その
混入率は、よこ糸中の30〜70％程度が適当であ
り、好ましくは、よこ糸の約50％を低融点糸とす
るのがよい。
き揃え又は混撚により混入せしめられるが、その
混入率は、よこ糸中の30〜70％程度が適当であ
り、好ましくは、よこ糸の約50％を低融点糸とす
るのがよい。
第１図は、飾り紐の使用状態を示す横断面図、
第２図は飾り紐の斜視図、第３図は、本考案にお
いて使用するよこ糸の拡大平面図である。 １……飾り紐、２……扁平部、３……芯糸、４
……筒状部、１０……よこ糸、１２……低融点繊
維。
第２図は飾り紐の斜視図、第３図は、本考案にお
いて使用するよこ糸の拡大平面図である。 １……飾り紐、２……扁平部、３……芯糸、４
……筒状部、１０……よこ糸、１２……低融点繊
維。
Claims (1)
- テープ状の扁平部の一側縁に芯糸を内包した筒
状部を形成した織成飾り紐において、該織成飾り
紐を構成するよこ糸中に低融点糸を混入し、この
飾り紐を前記低融点糸の融点以上の温度で熱セツ
トしてなることを特徴とする飾り紐。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15258481U JPS5856882U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 飾り紐 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15258481U JPS5856882U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 飾り紐 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5856882U JPS5856882U (ja) | 1983-04-18 |
| JPS6138930Y2 true JPS6138930Y2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=29945225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15258481U Granted JPS5856882U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 飾り紐 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856882U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842174B2 (ja) * | 1979-08-22 | 1983-09-17 | 株式会社クラレ | ６，１０−ジメチル−６，９−ウンデカジエン−２−オン |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842174U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-19 | 芦森工業株式会社 | 飾り紐 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP15258481U patent/JPS5856882U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842174B2 (ja) * | 1979-08-22 | 1983-09-17 | 株式会社クラレ | ６，１０−ジメチル−６，９−ウンデカジエン−２−オン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5856882U (ja) | 1983-04-18 |
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