JP2003041453A - 図柄の織物を織る方法 - Google Patents
図柄の織物を織る方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、表側に現れる図柄に対し、裏側に
おいて、その図柄が判らないように織る方法である。 【構成】 縦糸に図柄縦糸1、2、3、4…とその図柄
縦糸の所定数毎に裏地縦糸A、B、C、D…を配列し、
横糸に図柄横糸a、b、c、d…とその図柄横糸の所定
数毎に裏地横糸100、101…を配列し、図柄縦糸
1、2、3、4…と図柄横糸a、b、c、d…で図柄を
織ると共に、裏地縦糸A、B、C、D…と裏地横糸10
0、101…で裏地を織る。
おいて、その図柄が判らないように織る方法である。 【構成】 縦糸に図柄縦糸1、2、3、4…とその図柄
縦糸の所定数毎に裏地縦糸A、B、C、D…を配列し、
横糸に図柄横糸a、b、c、d…とその図柄横糸の所定
数毎に裏地横糸100、101…を配列し、図柄縦糸
1、2、3、4…と図柄横糸a、b、c、d…で図柄を
織ると共に、裏地縦糸A、B、C、D…と裏地横糸10
0、101…で裏地を織る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄の織物を織る
方法であり、より詳細には表側に現れる図柄に対し、裏
側において、その図柄が判らないように織る方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、織物として、例えば、図2(A)
に示す竜の図柄を描く図柄の製作は、図2(B)に示す
ように、前記図柄の色に対応して選定された縦糸1、
2、…と横糸a、b、c…を図柄に合わせて、縦糸又は
横糸が表側になったり、裏側になったりして織られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記のように、縦糸と
横糸で図柄を織ると、できあがった図柄地の裏側には、
図2(C)に示すように、図柄が薄く現れ、美観を損な
っている。そのため、製品とするには、前記図柄地に、
予め製作された裏地を重ね合わせ、且つ、それらの端部
を共に内側に折り曲げ、その箇所をミシン縫いしてい
る。この様に、図柄地に裏地加工を行う必要があると共
に、図柄地と裏地は分離して袋形状となっているので、
持ち上げたときの美観を損なう。そこで、本発明は、前
記課題を解消できる、表側に図柄が鮮明に現れ、裏側に
その図柄が殆ど判らない状態になる図柄を織る方法を提
供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1の織物に図柄を
縦糸と横糸で織る方法は、縦糸に図柄縦糸とその図柄縦
糸の所定数毎に裏地縦糸を配列し、横糸に図柄横糸とそ
の図柄横糸の所定数毎に裏地横糸を配列する。そして、
図柄縦糸と図柄横糸で図柄を織ると共に、裏地縦糸と裏
地横糸で裏地を織る、即ち、図柄と裏地を一体で織るこ
とによって、裏側には図柄が現れず、美観の向上を図る
ことができる。 【0005】 【発明の実施の形態】図1は、図2(A)に示す図柄を
織るために、配列された縦糸と横糸によって織る一方法
の概念であり、裏地側を示す図である。そこで、縦糸
は、左から1、2、3、A、4、5、6、B、7、8…
の様に、図柄縦糸1、2、3、…と、この図柄縦糸1、
2、…の縦所定数(ここでは3本とする)毎に、裏地縦
糸A、B…を配列する。尚、前記図柄縦糸1、2、3、
4、5、6…の色は、織る図柄の色に合わせて選定し、
裏地縦糸A、B、C、D…の色は裏地となる色を選定す
る。 【0006】一方、横糸として、上からa、b、c、1
00、d、e、f、101、…の様に、図柄横糸a、
b、c…と、この図柄横糸a、b、c…の横所定数(こ
こでは3本とする)毎に、裏地横糸100、101…を
配列する。尚、前記図柄横糸a、b、c、d…の色は、
織る図柄の色に合わせて選定し、裏地横糸100、10
1、102…の色は裏地となる色を選定する。尚、前記
縦所定数と横所定数は、一定である必要はなく、場所に
よって異なる数を選択してもよい。 【0007】次に、前記縦糸と横糸で織る方法について
説明すると、図柄縦糸1、2、3、4、5、6…と図柄
横糸a、b、c、d…は、図柄に対応して表側又は裏側
になるように織る。従って、これらの図柄縦糸と図柄横
糸によって、従来と同じように、表側に図柄が作成され
る。 【0008】一方、裏地縦糸A、B、C、D…と裏地横
糸100、101、102…は、主として、裏地となる
様に織る。例えば、裏地横糸100は、図柄縦糸1、
2、3においては裏側になり、裏地縦糸Aにおいては表
側とし(図1:Y)、以下、同様に、図柄縦糸に対して
は裏側、裏地縦糸に対しては表側になるように織ると、
裏地縦糸と裏地横糸が裏地に現れる。 【0009】また、前記裏地縦糸A、B、C…を固定す
るために、前記裏地横糸100、101、102…にお
ける交点(図1:Y)の状態を考慮して、例えば、裏地
横糸100、101、102…の1本前、又は1本後に
おける図柄横糸c、f、i…(又は、d、g、j)は、
裏地縦糸A、B、C…に対して裏側になるように織る
(図1:X)。この結果、裏地縦糸A、B、C…は、図
柄横糸c(又はd)に対して表側に(図1:X)、裏地
横糸100に対して裏側になって固定される(図1:
Y)。尚、この裏地縦糸A、B、C…の固定方式は、必
ずしも、この方式に限定されず、図柄との関係で、何れ
かの図柄横糸a、b、c、d…で固定可能に織ればよ
い。 【0010】以上のように、縦糸には図柄縦糸と裏地縦
糸、横糸も図柄横糸と裏地横糸に区別し、図柄縦糸と図
柄横糸で図柄が表側になるように、従来と同様に織ると
共に、裏地縦糸と裏地横糸を主として裏側に現れるよう
に織ることによって、裏側には図柄がほとんど現れ難い
状態になり、美観の向上を図ることができる。 【0011】尚、前記における裏地縦糸と裏地横糸は、
図柄縦糸と図柄横糸が3本毎に配列する状態で説明した
が、具体的な例として、150デニールの糸を使用して
図柄縦糸(180本/inch)と裏地縦糸(10本/
inch)を配列し、150〜300デニールの糸を使
用して図柄横糸(100本/inch)と裏地横糸(5
0本/inch)を配分する。尚、図柄縦糸に対する裏
地縦糸、図柄横糸に対する裏地横糸を配列する間隔数
は、図柄の部分によって選定し、例えば、図柄縦糸(1
80本/inch)に対して裏地縦糸(10本/inc
h)は、図柄縦糸18本毎に1本の割合の均等に配列し
たりする。又、前記各糸の太さは、描く図柄等によって
種々の口径を選択することはいうまでもない。 【0012】以上のように、図柄縦糸と図柄横糸で図柄
を織り、裏地縦糸と裏地横糸で裏地を織ると、これらの
裏地縦糸(裏地横糸)は、裏地横糸(裏地縦糸)で固定
する他、図柄を考慮して図柄横糸又は図柄縦糸で固定す
ることもある。また、使用する糸の口径が小さいため、
実際には平面的に織られるのでなく、3〜4層に重なり
合って織られるため、図柄縦糸と図柄横糸は図柄として
表側に現れ、裏地縦糸と裏地横糸は表側に現れず、裏側
に現れる。 【0013】図3は、表側に複雑な図柄を織るための一
例であり、横糸として、裏地横糸100、図柄横糸a、
b、裏地横糸101、図柄横糸c、d、裏地横糸10
2、図柄横糸e、f、裏地横糸103が配列してある。
そして、前記横糸に対して、図柄縦糸1は、裏地横糸1
00に対して表側に、図柄横糸aに対しては裏側に、図
柄横糸b、裏地横糸101と図柄横糸c、dと裏地横糸
102に対しては表側に、図柄横糸e、fに対しては裏
側に、裏地横糸103に対しては表側になるように織
る。又、図柄縦糸2は、裏地横糸100に対して表側
に、図柄横糸a、bに対しては裏側に、裏地横糸101
に対しては表側に、図柄横糸cに対しては裏側に、図柄
横糸dと裏地横糸102と図柄横糸eに対しては表側
に、図柄横糸fに対しては裏側に、裏地横糸103に対
しては表側になるように織る。以下、図柄縦糸3、裏地
縦糸Aについても、同様な概念で織ることによって、縦
糸と横糸は3〜4層に重なりあい、図柄縦糸と図柄横糸
は図柄として表側に現れ、裏地縦糸と裏地横糸は殆ど表
側に現れず、裏側に現れる。 【0014】又、前記の方法で織った織物を適宜の長さ
に切断するときに、ハサミやナイフ等を使用して切断す
ると、切断部における多層に織られた糸(図柄縦糸、図
柄横糸、裏地縦糸、裏地横糸)は固定されず、ほぐれて
くるので、縁部を織り返し、ミシン縫いをして仕上げ
る。しかし、この作業は手間暇がかかるため、高周波発
熱器等で熱溶断すると、切断部は固化されると共に、奇
麗に仕上げることができ、省力化を図ることができる。
以上のように、図柄と裏地を一体に織ることによって、
裏側には図柄が現れず、美観の向上を図ることができ
る。尚、本発明は、前記実施例に限定されず、描く図柄
等によって条件を変更することはいうまでもない。 【0015】 【発明の効果】本発明は、縦糸には図柄縦糸と裏地縦
糸、横糸も図柄横糸と裏地横糸に区別し、図柄縦糸と図
柄横糸で図柄を織ると共に裏地縦糸と裏地横糸で裏側を
一体に織ることによって、裏側にはほとんど図柄が現れ
ず、美観の向上を図ることができる。
方法であり、より詳細には表側に現れる図柄に対し、裏
側において、その図柄が判らないように織る方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、織物として、例えば、図2(A)
に示す竜の図柄を描く図柄の製作は、図2(B)に示す
ように、前記図柄の色に対応して選定された縦糸1、
2、…と横糸a、b、c…を図柄に合わせて、縦糸又は
横糸が表側になったり、裏側になったりして織られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記のように、縦糸と
横糸で図柄を織ると、できあがった図柄地の裏側には、
図2(C)に示すように、図柄が薄く現れ、美観を損な
っている。そのため、製品とするには、前記図柄地に、
予め製作された裏地を重ね合わせ、且つ、それらの端部
を共に内側に折り曲げ、その箇所をミシン縫いしてい
る。この様に、図柄地に裏地加工を行う必要があると共
に、図柄地と裏地は分離して袋形状となっているので、
持ち上げたときの美観を損なう。そこで、本発明は、前
記課題を解消できる、表側に図柄が鮮明に現れ、裏側に
その図柄が殆ど判らない状態になる図柄を織る方法を提
供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1の織物に図柄を
縦糸と横糸で織る方法は、縦糸に図柄縦糸とその図柄縦
糸の所定数毎に裏地縦糸を配列し、横糸に図柄横糸とそ
の図柄横糸の所定数毎に裏地横糸を配列する。そして、
図柄縦糸と図柄横糸で図柄を織ると共に、裏地縦糸と裏
地横糸で裏地を織る、即ち、図柄と裏地を一体で織るこ
とによって、裏側には図柄が現れず、美観の向上を図る
ことができる。 【0005】 【発明の実施の形態】図1は、図2(A)に示す図柄を
織るために、配列された縦糸と横糸によって織る一方法
の概念であり、裏地側を示す図である。そこで、縦糸
は、左から1、2、3、A、4、5、6、B、7、8…
の様に、図柄縦糸1、2、3、…と、この図柄縦糸1、
2、…の縦所定数(ここでは3本とする)毎に、裏地縦
糸A、B…を配列する。尚、前記図柄縦糸1、2、3、
4、5、6…の色は、織る図柄の色に合わせて選定し、
裏地縦糸A、B、C、D…の色は裏地となる色を選定す
る。 【0006】一方、横糸として、上からa、b、c、1
00、d、e、f、101、…の様に、図柄横糸a、
b、c…と、この図柄横糸a、b、c…の横所定数(こ
こでは3本とする)毎に、裏地横糸100、101…を
配列する。尚、前記図柄横糸a、b、c、d…の色は、
織る図柄の色に合わせて選定し、裏地横糸100、10
1、102…の色は裏地となる色を選定する。尚、前記
縦所定数と横所定数は、一定である必要はなく、場所に
よって異なる数を選択してもよい。 【0007】次に、前記縦糸と横糸で織る方法について
説明すると、図柄縦糸1、2、3、4、5、6…と図柄
横糸a、b、c、d…は、図柄に対応して表側又は裏側
になるように織る。従って、これらの図柄縦糸と図柄横
糸によって、従来と同じように、表側に図柄が作成され
る。 【0008】一方、裏地縦糸A、B、C、D…と裏地横
糸100、101、102…は、主として、裏地となる
様に織る。例えば、裏地横糸100は、図柄縦糸1、
2、3においては裏側になり、裏地縦糸Aにおいては表
側とし(図1:Y)、以下、同様に、図柄縦糸に対して
は裏側、裏地縦糸に対しては表側になるように織ると、
裏地縦糸と裏地横糸が裏地に現れる。 【0009】また、前記裏地縦糸A、B、C…を固定す
るために、前記裏地横糸100、101、102…にお
ける交点(図1:Y)の状態を考慮して、例えば、裏地
横糸100、101、102…の1本前、又は1本後に
おける図柄横糸c、f、i…(又は、d、g、j)は、
裏地縦糸A、B、C…に対して裏側になるように織る
(図1:X)。この結果、裏地縦糸A、B、C…は、図
柄横糸c(又はd)に対して表側に(図1:X)、裏地
横糸100に対して裏側になって固定される(図1:
Y)。尚、この裏地縦糸A、B、C…の固定方式は、必
ずしも、この方式に限定されず、図柄との関係で、何れ
かの図柄横糸a、b、c、d…で固定可能に織ればよ
い。 【0010】以上のように、縦糸には図柄縦糸と裏地縦
糸、横糸も図柄横糸と裏地横糸に区別し、図柄縦糸と図
柄横糸で図柄が表側になるように、従来と同様に織ると
共に、裏地縦糸と裏地横糸を主として裏側に現れるよう
に織ることによって、裏側には図柄がほとんど現れ難い
状態になり、美観の向上を図ることができる。 【0011】尚、前記における裏地縦糸と裏地横糸は、
図柄縦糸と図柄横糸が3本毎に配列する状態で説明した
が、具体的な例として、150デニールの糸を使用して
図柄縦糸(180本/inch)と裏地縦糸(10本/
inch)を配列し、150〜300デニールの糸を使
用して図柄横糸(100本/inch)と裏地横糸(5
0本/inch)を配分する。尚、図柄縦糸に対する裏
地縦糸、図柄横糸に対する裏地横糸を配列する間隔数
は、図柄の部分によって選定し、例えば、図柄縦糸(1
80本/inch)に対して裏地縦糸(10本/inc
h)は、図柄縦糸18本毎に1本の割合の均等に配列し
たりする。又、前記各糸の太さは、描く図柄等によって
種々の口径を選択することはいうまでもない。 【0012】以上のように、図柄縦糸と図柄横糸で図柄
を織り、裏地縦糸と裏地横糸で裏地を織ると、これらの
裏地縦糸(裏地横糸)は、裏地横糸(裏地縦糸)で固定
する他、図柄を考慮して図柄横糸又は図柄縦糸で固定す
ることもある。また、使用する糸の口径が小さいため、
実際には平面的に織られるのでなく、3〜4層に重なり
合って織られるため、図柄縦糸と図柄横糸は図柄として
表側に現れ、裏地縦糸と裏地横糸は表側に現れず、裏側
に現れる。 【0013】図3は、表側に複雑な図柄を織るための一
例であり、横糸として、裏地横糸100、図柄横糸a、
b、裏地横糸101、図柄横糸c、d、裏地横糸10
2、図柄横糸e、f、裏地横糸103が配列してある。
そして、前記横糸に対して、図柄縦糸1は、裏地横糸1
00に対して表側に、図柄横糸aに対しては裏側に、図
柄横糸b、裏地横糸101と図柄横糸c、dと裏地横糸
102に対しては表側に、図柄横糸e、fに対しては裏
側に、裏地横糸103に対しては表側になるように織
る。又、図柄縦糸2は、裏地横糸100に対して表側
に、図柄横糸a、bに対しては裏側に、裏地横糸101
に対しては表側に、図柄横糸cに対しては裏側に、図柄
横糸dと裏地横糸102と図柄横糸eに対しては表側
に、図柄横糸fに対しては裏側に、裏地横糸103に対
しては表側になるように織る。以下、図柄縦糸3、裏地
縦糸Aについても、同様な概念で織ることによって、縦
糸と横糸は3〜4層に重なりあい、図柄縦糸と図柄横糸
は図柄として表側に現れ、裏地縦糸と裏地横糸は殆ど表
側に現れず、裏側に現れる。 【0014】又、前記の方法で織った織物を適宜の長さ
に切断するときに、ハサミやナイフ等を使用して切断す
ると、切断部における多層に織られた糸(図柄縦糸、図
柄横糸、裏地縦糸、裏地横糸)は固定されず、ほぐれて
くるので、縁部を織り返し、ミシン縫いをして仕上げ
る。しかし、この作業は手間暇がかかるため、高周波発
熱器等で熱溶断すると、切断部は固化されると共に、奇
麗に仕上げることができ、省力化を図ることができる。
以上のように、図柄と裏地を一体に織ることによって、
裏側には図柄が現れず、美観の向上を図ることができ
る。尚、本発明は、前記実施例に限定されず、描く図柄
等によって条件を変更することはいうまでもない。 【0015】 【発明の効果】本発明は、縦糸には図柄縦糸と裏地縦
糸、横糸も図柄横糸と裏地横糸に区別し、図柄縦糸と図
柄横糸で図柄を織ると共に裏地縦糸と裏地横糸で裏側を
一体に織ることによって、裏側にはほとんど図柄が現れ
ず、美観の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】裏地側の配列された縦糸と横糸を示す図であ
る。 【図2】(A)は表地の図柄を示す図、(B)は図柄を
織る従来の縦糸と横糸の配列の図、(C)は従来の図柄
の裏側を示す図である。 【図3】多層織りの縦糸と横糸の概念を示す図である。 【符号の説明】 1、2、3、4… 図柄縦糸 a、b、c、d… 図柄横糸 A、B、C、D… 裏地縦糸 100、101… 裏地横糸
る。 【図2】(A)は表地の図柄を示す図、(B)は図柄を
織る従来の縦糸と横糸の配列の図、(C)は従来の図柄
の裏側を示す図である。 【図3】多層織りの縦糸と横糸の概念を示す図である。 【符号の説明】 1、2、3、4… 図柄縦糸 a、b、c、d… 図柄横糸 A、B、C、D… 裏地縦糸 100、101… 裏地横糸
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 図柄を縦糸と横糸で織る方法であって、 縦糸には図柄縦糸とその図柄縦糸の所定数毎に裏地縦糸
を配列し、 横糸には図柄横糸とその図柄横糸の所定数毎に裏地横糸
を配列し、 前記図柄縦糸と図柄横糸で図柄を織ると共に、前記裏地
縦糸と裏地横糸で裏地を織る方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163671A JP2003041453A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-31 | 図柄の織物を織る方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156502 | 2001-05-25 | ||
JP2001-156502 | 2001-05-25 | ||
JP2001163671A JP2003041453A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-31 | 図柄の織物を織る方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003041453A true JP2003041453A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=26615695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001163671A Pending JP2003041453A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-31 | 図柄の織物を織る方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003041453A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102560809A (zh) * | 2012-02-17 | 2012-07-11 | 涟水天宫云锦织造有限公司 | 双面云锦 |
CN102943334A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-02-27 | 吴江东旭纺织布行 | 一种镂空纺织面料 |
CN105297237A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-02-03 | 桐乡市蒙泰增强复合材料有限公司 | 具有立体视觉效果的新型织物及其编织方法 |
-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001163671A patent/JP2003041453A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102560809A (zh) * | 2012-02-17 | 2012-07-11 | 涟水天宫云锦织造有限公司 | 双面云锦 |
CN102943334A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-02-27 | 吴江东旭纺织布行 | 一种镂空纺织面料 |
CN105297237A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-02-03 | 桐乡市蒙泰增强复合材料有限公司 | 具有立体视觉效果的新型织物及其编织方法 |
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